最終更新:2025.06.02

変形性膝関節症に整体は効果ある?期待できること・注意点・施術内容を徹底解説

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

変形性膝関節症の痛みや膝関節の可動域向上に、整体が有効な場合があります。整体では、筋肉や神経のバランスを整え、体全体の歪みを改善することで、膝関節への負担を軽減できる可能性があります。ただし、変形した関節そのものを治すことはできないため、医師の診断と治療を基本としつつ、整体を補助的に活用することが望ましいとされています。本記事では、変形性膝関節症に対する整体のメリット、注意点、整体院の選び方のポイント、そして効果的なセルフケア方法まで専門的知見を交えて徹底解説します。

目次

変形性膝関節症とは?原因と主な症状

変形性膝関節症 整体

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減り、関節に変形や炎症が生じる疾患です。主な症状として、膝の痛み、腫れ、可動域の制限、歩行困難などが現れる傾向があります。

特に階段の昇り降りや正座が困難になることが多く、日常生活に大きな支障をきたす場合があります。また、朝起きた時の膝のこわばりや、長時間座った後の立ち上がり時の痛みも特徴的な症状として知られています。

この疾患の原因は多岐にわたります。加齢による軟骨の老化が最も一般的な要因とされ、その他に肥満による膝への負担増加、過去の外傷、筋力低下、O脚などの骨格の歪みが関係している可能性があります。女性に多く発症する傾向があり、年齢とともに発症リスクが高まることが報告されています。

変形性膝関節症と診断されて、ほぼ末期ということで、その時が55歳ぐらいでした。本来であれば今の症状であれば即手術ということでしたが、年齢的なことを考えて65歳まで手術を延ばしたいということでした。

セルフケア整体(動画 00:00:05)

整体で変形性膝関節症は改善する?期待できる効果と限界

変形性膝関節症 整体

変形性膝関節症に対する整体のメリット

変形性膝関節症に対する整体では、以下のような効果が期待できる可能性があります:

効果詳細メカニズム
痛みの緩和膝関節の周りの筋肉の緊張をほぐし、痛みを軽減する血液循環の改善、筋緊張の緩和
可動域の向上関節の動きを改善し、膝の可動域を広げる関節周囲組織の柔軟性向上
体全体のバランス調整膝関節への負荷の原因となる体全体の歪みを整える姿勢改善、重心バランス最適化
筋肉や神経の働きを良くする筋肉や神経の働きを正常化し、膝関節をサポートする神経伝達改善、筋協調性向上

整体の限界と重要な注意点

一方で、整体には明確な限界があることを理解しておく必要があります。変形性膝関節症の治療の基本は、医師による適切な診断と治療です。

整体は、痛みの緩和や可動域の向上に補助的な効果が期待できる可能性がありますが、変形した関節そのものを治すことはできません。また、健康保険は変形性膝関節症の整体治療には使えないため、自費診療となります。

痛みの原因が特定できていない場合は、整形外科を受診し、適切な診断と治療を受けることをおすすめします。

しゃがむ際の膝痛の根本原因とセルフケア方法

変形性膝関節症 整体

変形性膝関節症の症状の中でも、しゃがむ際の膝の痛みは特に日常生活に影響を与えます。専門家によると、この痛みには特定の筋肉の機能低下が関係している可能性があります。

しゃがむ際に膝が痛む原因は、二つの専門的な筋肉がサボって怠けたままになっているからです。一つ目の筋肉は、背骨、骨盤、股関節、そして太ももの内側までつながり、そこを支える専門的な筋肉である腸腰筋です。二つ目の筋肉が骨盤、股関節、そして膝までつながり、そこを支える専門的な筋肉の内側ハムストリングスです。

森下 信英(nobu先生)(動画 00:02:13)

専門家が推奨するセルフケア方法

これらの筋肉を効果的に刺激するセルフケア方法が紹介されています:

まず最初に家で足の裏を合わせて座禅を組みます。次にこの状態で足の指を天井の方に少し持ち上げます。背もたれがあるなら後ろにもたれても構いませんが、少し胸は張っていただく方が良いです。そのままの状態で、かかとをつけたまま足をすぼめます。これをすると太ももの裏と股関節の前などに力が入りますので、その状態で30秒間行います。

森下 信英(nobu先生)(動画 00:05:31)

このセルフケアにより、腸腰筋と内側ハムストリングスを計画的に刺激し、膝の安定性向上が期待できるとされています。

整形外科と整体院の違いと適切な選択

変形性膝関節症 整体

整形外科での治療アプローチ

整形外科では、レントゲンやMRIなどの画像診断により正確な診断を行い、病気の進行度を客観的に評価します。治療法として、薬物療法(消炎鎮痛剤、ヒアルロン酸注射)、理学療法、重症例では人工関節置換術などの手術を提供します。保険適用となるため、経済的負担が軽減されるというメリットがあります。

整体院での施術アプローチ

整体院では、手技による筋肉や関節へのアプローチを中心とした施術を行います。体全体のバランスを重視し、膝だけでなく腰や股関節、足首などの関連部位も含めて総合的に調整する傾向があります。ただし、基本的に自費診療となり、健康保険は適用されません。

どちらを選ぶべきか?

変形性膝関節症の症状が悪化している場合は、早めに医療機関を受診することが推奨されます。まず整形外科で正確な診断を受けた上で、医師の治療と併行して整体を補助的に活用するアプローチが効果的とされています。

整体と並行して、医師の指導する運動療法や理学療法などを行うと、より効果的である可能性があります。

【専門家が解説】変形性膝関節症にスクワットは危険?安全な運動法と注意点

変形性膝関節症に対する整体院での施術内容

変形性膝関節症 整体

初回カウンセリングと検査

整体院では、まず詳細な問診を行い、痛みの部位、程度、日常生活への影響などを確認します。その後、姿勢や歩行の観察、関節可動域の測定、筋力検査などを実施し、身体全体の状態を評価します。

過去の怪我や手術歴、現在服用中の薬、他の医療機関での治療状況なども詳しく聞き取り、個々の患者に適した施術方針を決定していきます。

手技療法による筋肉調整

マッサージやストレッチにより、膝周囲の筋肉の緊張を緩和します。特に大腿四頭筋、ハムストリングス、ふくらはぎの筋肉に対してアプローチし、血液循環の改善を図ります。

筋膜リリースという手技により、筋肉を包む膜の癒着を改善し、筋肉の動きをスムーズにする施術も行われることがあります。

関節調整と骨盤矯正

膝関節だけでなく、股関節や足首の動きを改善することで、膝への負担を軽減します。骨盤矯正により、下肢全体のアライメントを整えることも重要な施術の一つです。

身体は全体が連動しているため、一部分の問題が他の部位に影響を与えることが多く、膝の痛みであっても全身のバランスを考慮した治療が必要になる場合があります。

運動療法とセルフケア指導

筋力強化やストレッチの方法を指導し、自宅でできるセルフケアをアドバイスします。太ももの筋肉を強化することで、膝関節への負担を軽減できる可能性があります。

日常生活での注意点や、膝に負担をかけない動作方法なども詳しく説明し、患者自身が症状の改善と予防に積極的に取り組めるようサポートします。

整体院選びのポイントと注意点

変形性膝関節症 整体

整体院の選び方のポイント

変形性膝関節症の施術を受ける整体院を選ぶ際は、以下の点を確認することが重要です:

  • 柔道整復師や整体師の資格を持つ専門家が施術を行うか
  • 変形性膝関節症の経験豊富な施術者がいるか
  • 患者の症状や状態に合わせた施術を提供できるか
  • カウンセリングをしっかりと行い、施術内容を説明してくれるか
  • 清潔で落ち着ける環境であるか

継続的な研修や勉強を行っているかどうかも確認のポイントです。医学の進歩により新しい治療法や知見が日々更新されているため、最新の情報に基づいた施術を受けることができます。

料金と通院頻度の考慮

自費診療のため、料金体系を事前に確認し、継続的な通院が可能かどうか検討する必要があります。無理な通院を勧めない、患者の経済状況を考慮してくれる院を選ぶことが大切です。

治療計画や期間の目安を明確に示してくれる院を選ぶことで、安心して治療を受けることができます。一般的には、症状の程度により異なりますが、初期は週1〜2回、症状が安定してきたら月1〜2回程度の通院が目安とされています。

【実例紹介】変形性膝関節症で整体を受けた方の改善事例

変形性膝関節症 整体

実際に変形性膝関節症で整体を受けた61歳女性の体験事例をご紹介します。この方は、長年にわたり様々な治療を試されましたが、専門的なアプローチにより大幅な改善を実感されています。

治療前の状況

膝を伸ばすこともできなくて、曲げることもできなくて、ここへ来院した頃は既にしゃがむことができない状態で、右の膝が全く曲がらない、90度ぐらいまでしか曲がらないのでしゃがめませんでした。歩くのも困難で、引きずりながら歩くような状態でした。

セルフケア整体(動画 00:01:07)

6回の施術後の劇的な変化

6回目が終わった頃には、スタスタと、膝が悪くなる前ほどには戻ってはいませんが、少なくともここへ来る前よりは全然良くなっているのが自分でも分かりましたし、足を引きずりながら歩くということが今ほとんどありません。

セルフケア整体(動画 00:09:51)

手術回避という結果

最初に来た時は確かに65歳になったら手術しなくちゃいけないけれど、できればそれを何年か後に延ばせないかなという気持ちで来ていました。ここに通うようになって、多分半ばぐらいからもう手術しないでいこうと自分で思っていました。

セルフケア整体(動画 00:17:31)

この事例では、8年以上他の整体院に通っても改善しなかった症状が、専門的なアプローチにより6回で大幅に改善したことが報告されています。

自宅でできるセルフケアと予防法

変形性膝関節症 整体

筋力強化エクササイズ

大腿四頭筋の強化は膝関節の安定性向上に重要です。仰向けに寝て片足を伸ばしたまま上げ下げする運動や、椅子に座った状態で膝を伸ばす運動を定期的に行うことが推奨されています。

スクワットやウォーキングなども効果的ですが、膝に負担をかけすぎないよう注意が必要です。痛みがある場合は無理をせず、専門家の指導を受けることをおすすめします。

効果的なストレッチ方法

ハムストリングス、ふくらはぎ、太ももの前面の筋肉を柔軟に保つことで、膝への負担を軽減できる可能性があります。入浴後の身体が温まった状態で行うと効果的とされています。

無理に伸ばそうとすると逆に筋肉を痛める可能性があるため、気持ちよく感じる程度に留めることが大切です。

生活習慣の改善

体重管理は膝への負担軽減に重要な要素です。また、長時間の正座や膝に負担のかかる動作を避け、階段の昇り降りでは手すりを使用するなど、日常生活での配慮も必要です。

冷えは血行不良を招き症状を悪化させる可能性があるため、膝を冷やさないよう注意し、適度な運動により血液循環を促進することも大切です。

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医療機関との連携の重要性

変形性膝関節症 整体

変形性膝関節症の治療において、整体院と医療機関の連携は重要な要素です。日本整形外科学会では、患者の症状に応じた適切な治療選択を推奨しています。

定期的な画像検査により症状の進行を確認し、必要に応じて治療方針を調整することが推奨されています。整体を受ける場合も定期的に整形外科を受診し、症状の変化を医師と共有することが重要です。

変形性膝関節症診療ガイドラインでは、運動療法や物理療法の有効性について詳しく解説されており、これらの情報も参考にしながら総合的な治療アプローチを検討することが重要です。

変形性膝関節症と整体に関するよくある質問

変形性膝関節症 整体

Q. 変形性膝関節症に整体は効果がありますか?

A. 整体は痛みの緩和や可動域の向上に補助的な効果が期待できる可能性がありますが、変形した関節そのものを治すことはできません。医師の診断と治療を基本として、整体を補助的に活用することが望ましいとされています。

Q. 整体で変形性膝関節症は完治しますか?

A. 整体では変形した関節そのものを治すことはできません。しかし、痛みの緩和、可動域の向上、体全体のバランス調整により、症状の改善が期待できる可能性があります。軟骨の再生や骨の変形の修復は医学的に困難とされています。

Q. 変形性膝関節症の整体治療に保険は使えますか?

A. 健康保険は変形性膝関節症の整体治療には使えません。基本的に自費診療となりますので、事前に料金を確認することをおすすめします。整形外科での治療は保険適用となります。

Q. 整体院を選ぶ際のポイントは何ですか?

A. 柔道整復師や整体師の資格を持つ専門家がいるか、変形性膝関節症の経験豊富な施術者がいるか、患者の症状に合わせた施術を提供できるか、しっかりとカウンセリングを行ってくれるかなどを確認することが重要です。

Q. 整体とセルフケアはどちらが重要ですか?

A. 両方とも重要とされています。整体院での専門的な施術により症状の改善を図り、自宅でのセルフケアにより効果を維持・向上させることが理想的です。継続的なセルフケアが長期的な改善につながる可能性があります。

Q. どのくらいの頻度で整体に通えばよいですか?

A. 症状の程度や個人差により異なりますが、初期は週1〜2回、症状が安定してきたら月1〜2回程度が一般的とされています。施術者と相談しながら、自分に適した通院頻度を決めることが大切です。

Q. 整体を受ける前に整形外科を受診すべきですか?

A. はい、まず整形外科で正確な診断を受けることが推奨されています。レントゲンやMRIにより病気の進行度を把握し、適切な治療方針を立てた上で、整体を補助的な治療として活用することが安全で効果的とされています。

まとめ:変形性膝関節症と整体の適切な活用法

変形性膝関節症 整体

変形性膝関節症に対する整体は、痛みの緩和や可動域の向上、体全体のバランス調整に有効な補助的治療法として位置づけられています。ただし、変形した関節そのものを治すことはできないため、医師による適切な診断と治療を基本とし、その上で整体を活用することが重要です。

整体院を選ぶ際は、専門的な資格を持つ施術者がいるか、患者一人ひとりの症状に合わせた施術を提供できるかを確認することが大切です。また、整体院での施術と併せて、自宅でのセルフケアを継続的に行うことが、長期的な症状改善につながる可能性があります。

変形性膝関節症でお悩みの方は、まず整形外科で正確な診断を受けた上で、信頼できる整体院での補助的な治療を検討してみてください。適切なアプローチにより、痛みの軽減と生活の質の向上が期待できます。

※本記事の内容は情報提供を目的としており、医学的なアドバイスや診断に代わるものではありません。症状が悪化している場合は、早めに医療機関を受診してください。

森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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