最終更新:2025.07.01

変形性膝関節症の保険請求完全ガイド【2025年版】手術費用と申請方法

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

変形性膝関節症と診断されて「治療費はいくらかかるのか」「保険金は請求できるのか」と不安な方へ。変形性膝関節症の治療費は健康保険の適用範囲内で、手術や入院費用は3割負担で済み、高額療養費制度適用後は月額4万円~18万円程度に軽減される可能性があります。さらに人工関節置換術を受けた場合、障害年金3級(年額約60万円)の受給対象となる傾向があります。本記事では変形性膝関節症の保険請求で損をしないための完全ガイドを、専門家の知見と具体的な金額とともに解説します。

目次

変形性膝関節症の保険請求で知っておくべき基本知識

変形性膝関節症 保険請求

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が徐々にすり減り関節が変形する疾患で、加齢とともに発症する可能性が高くなります。国内では約1,000万人が罹患していると推定され、50歳以降の方に多く見られる傾向があります。

この膝の関節症において重要なのは、早期の適切な治療と経済的負担を軽減する制度の活用です。変形性膝関節症の治療には複数の保険制度が関わるため、それぞれの特徴を理解することが大切です。

変形性膝関節症の治療において最も重要なのは、早期の適切な治療と、患者さんの経済的負担を軽減する制度の活用です。

診断を受けた際に理解しておくべき保険の基本は以下の通りです:

保険の種類適用範囲自己負担割合特記事項
健康保険診察、検査、薬物療法、手術1-3割年齢により負担割合が変動
高額療養費制度月額上限額を超えた医療費所得に応じて設定限度額適用認定証の事前申請推奨
民間医療保険契約内容による既往症による制限の可能性あり

変形性膝関節症の保険請求における公的医療保険制度の詳細

変形性膝関節症 保険請求

健康保険の適用範囲と自己負担の仕組み

変形性膝関節症の治療は、基本的に全て健康保険の適用範囲内となる可能性があります。70歳未満の場合は3割負担、70歳以上は原則2割負担(現役並み所得者は3割)で治療を受けることが期待できます。

具体的な適用範囲は以下の通りです:

  • 初診・再診料
  • X線検査、MRI検査
  • 薬物療法(内服薬、湿布、注射)
  • 理学療法
  • 手術(関節鏡視下手術、高位脛骨骨切り術、人工関節置換術)
  • 入院費用(差額ベッド代除く)

一方で、厚生労働省の医療保険制度によると、保険適用外となる項目もあるため注意が必要です。

高額療養費制度の活用方法と限度額認定

手術を伴う治療では医療費が高額になる傾向があるため、高額療養費制度の活用が重要です。この制度により、年齢や所得に応じて1ヶ月の医療費上限が設定され、超過分は保険から支給される可能性があります

さらに、限度額適用認定証を事前に申請することで、窓口での支払い負担を軽減することが期待できます。

所得区分自己負担限度額多数回該当時
年収約1,160万円以上252,600円+(総医療費-842,000円)×1%140,100円
年収約770~1,160万円167,400円+(総医療費-558,000円)×1%93,000円
年収約370~770万円80,100円+(総医療費-267,000円)×1%44,400円
年収約370万円以下57,600円44,400円
住民税非課税世帯35,400円24,600円

【手術別】変形性膝関節症の保険請求における手術費用と自己負担額

変形性膝関節症 保険請求

変形性膝関節症の手術には複数の選択肢があり、それぞれ費用が異なる傾向があります。以下に主要な手術の費用を詳しく解説します。

関節鏡視下手術(内視鏡による膝関節手術)

関節鏡視下手術は、小さな切開で内視鏡を挿入し、関節内の清掃や軟骨の整形を行う手術です。比較的負担の少ない手術として選択される場合があります。

  • 総医療費:約15万円~25万円程度
  • 3割負担:約4万5千円~7万5千円程度
  • 入院期間:1~3日程度が一般的

高位脛骨骨切り術(HTO)による関節負荷軽減

脛骨を切って角度を調整し、膝関節の負荷バランスを改善する手術です。比較的若い方や関節の変形が軽度の場合に検討される可能性があります。

  • 総医療費:約80万円~120万円程度
  • 3割負担:約24万円~36万円程度
  • 高額療養費適用後:約4万円~18万円程度(所得により変動)
  • 入院期間:2~3週間程度が目安

人工関節置換術(全置換・部分置換)

最も一般的な手術の一つで、損傷した関節を人工関節に置き換える手術です。人工関節置換術の場合、3割負担で約43万8千円程度、1割負担で約14万6千円程度が目安となる傾向があります。

手術種類総医療費目安3割負担額高額療養費適用後(年収370万円以下)
人工関節全置換術約146万円約43万8千円約11万7千円
人工関節部分置換術約100万円約30万円約8万7千円

変形性膝関節症のステージ分類とは?【KL分類グレード0~4】症状・治療法を専門家が徹底解説

専門家が解説する手術選択のポイント

変形性膝関節症の手術選択においては、患者の年齢、活動レベル、関節の変形程度などを総合的に判断する必要があります。人工関節置換術は長期的な効果が期待できる一方で、関節鏡視下手術は低侵襲で回復が早い傾向があります。高位脛骨骨切り術は自分の関節を温存できる利点がありますが、適応となる症例は限られる可能性があります。最終的な術式の決定は、整形外科専門医との十分な相談の上で行うことが重要です。

民間の医療保険・共済は使える?変形性膝関節症の保険金請求のポイント

変形性膝関節症 保険請求

民間の医療保険や共済における変形性膝関節症の取り扱いは、保険会社や契約内容によって大きく異なる傾向があるため、個別の確認が必要です。

保険金支払いの可否判断基準と対象範囲

一般的に、以下のような基準で判断される場合が多いです:

  • 支払い対象となる可能性があるケース:
    • 手術給付金:人工関節置換術、高位脛骨骨切り術など
    • 入院給付金:手術に伴う入院
    • 通院給付金:手術後の通院(契約内容による)
  • 支払い対象外となる可能性があるケース:
    • 薬物療法のみの治療
    • 理学療法のみの治療
    • 既往症として除外されている場合

民間保険の請求においては、診断書の記載内容が重要になります。必ず保険会社の指定する診断書を使用し、正確な情報を記載してもらいましょう。

民間保険請求時の注意点と必要書類

民間保険の請求を行う際は、以下の点に注意が必要です。診断書は保険会社指定のものを使用し、治療の経緯や手術の詳細を正確に記載してもらうことが大切です。また、契約時期と初診日の関係、既往症の有無についても事前に確認しておく必要があります。

変形性膝関節症の保険請求と障害年金制度の活用方法

変形性膝関節症 保険請求

変形性膝関節症は障害年金の認定対象疾患とされています。人工関節を挿入した場合、原則として障害等級3級に認定される可能性があり、年間約60万円の受給が期待できます

障害年金受給の要件と申請手続き

障害年金を受給するためには、以下の3つの要件を満たす必要があります:

  1. 初診日要件:初診日に国民年金または厚生年金の被保険者であること
  2. 保険料納付要件:一定期間の保険料を納付していること
  3. 障害状態要件:法令で定められた障害の状態にあること

変形性膝関節症における障害等級認定の目安

障害等級認定基準年金額の目安
1級両下肢の全ての関節に高度の機能障害年額約97万円
2級両下肢に著しい機能障害年額約78万円
3級人工関節挿入、一下肢の著しい機能障害年額約59万円

さらに、障害年金の申請手続きについては専門的なサポートが重要です。

特殊ケース:労災保険と交通事故による変形性膝関節症の保険請求

変形性膝関節症 保険請求

労災保険の適用条件と給付内容

業務上の事故や災害が原因で変形性膝関節症を発症した場合、労災保険の適用を受けることができる可能性があります。労災保険が適用されると治療費は全額支給され、休業補償も受けることが期待できます

労災保険では、業務との因果関係が認められれば、治療費だけでなく休業給付、障害給付なども対象となる場合があります。申請には労働基準監督署での手続きが必要です。

交通事故による二次性変形性膝関節症の取り扱い

交通事故による膝の怪我から変形性膝関節症を発症した場合、特別な取り扱いがある可能性があります:

  • 事故の示談成立後でも追加の損害賠償請求ができる場合がある
  • 自賠責保険、任意保険からの補償の可能性
  • 後遺障害等級認定による一時金の支給の可能性

一方で、これらのケースでは交通事故による変形性膝関節症の専門相談も重要になります。

変形性膝関節症の保険請求に関する相談先と窓口情報

変形性膝関節症 保険請求

変形性膝関節症の保険請求で困った際の主な相談先をまとめました:

相談内容相談先連絡先・受付時間
高額療養費制度加入する健康保険組合平日9:00-17:00
障害年金年金事務所平日8:30-17:15
労災保険労働基準監督署平日8:30-17:15
民間保険各保険会社コールセンター24時間対応が多い
介護保険市区町村の福祉課平日8:30-17:15

無料相談を利用する際は、以下の書類を準備しておくとスムーズに進められる可能性があります:

  • 診断書または医師の意見書
  • 健康保険証
  • 医療費の領収書
  • 年金手帳(障害年金相談の場合)

変形性膝関節症の保険請求における注意点と対策

変形性膝関節症 保険請求

変形性膝関節症の保険請求を行う際は、以下の点に注意が必要です。まず、初診日の記録をしっかりと保管しておくことが重要です。障害年金の申請では初診日が基準となるため、カルテの保存期間中に手続きを進める必要があります。

また、複数の保険制度を組み合わせて活用することで、経済的負担をより軽減できる可能性があります。健康保険、高額療養費制度、民間保険、障害年金などを適切に活用することで、変形性膝関節症の治療における金銭的な負担を大幅に軽減することが期待できます。

まとめ:変形性膝関節症の保険請求で損をしないための重要ポイント

変形性膝関節症 保険請求

変形性膝関節症の保険請求において、知識があるかないかで経済的負担に大きな差が生まれる可能性があります。以下のポイントを押さえて、適切な制度活用と請求を行いましょう:

  1. 健康保険は適用される傾向:変形性膝関節症の標準的治療は保険適用の可能性が高い
  2. 高額療養費制度の活用:限度額適用認定証の事前申請で窓口負担を軽減できる可能性
  3. 人工関節挿入なら障害年金3級の可能性:年間約60万円の受給が期待できる
  4. 民間保険は個別確認が必須:契約内容により大きく異なる傾向
  5. 専門家への早期相談:制度の組み合わせで最大限の経済的サポートを獲得できる可能性

適切な制度活用により、変形性膝関節症の治療における経済的負担を大幅に軽減できる可能性があります。診断を受けた際は、まず医療機関のソーシャルワーカーや各制度の相談窓口に相談し、自分に適用される制度を確認することから始めることをおすすめします。

変形性膝関節症の保険請求に関するよくある質問

変形性膝関節症 保険請求

Q. 変形性膝関節症の治療費はいくらかかりますか?

A. 治療内容により大きく異なりますが、人工関節置換術の場合、総医療費は約146万円程度、3割負担で約43万8千円程度、高額療養費制度適用後は所得に応じて約4万円~18万円程度になる可能性があります。保存療法中心の場合は月数千円~数万円程度が目安です。

Q. 変形性膝関節症で健康保険は使えますか?

A. はい、変形性膝関節症の標準的な治療(診察、検査、薬物療法、手術、入院)は健康保険の適用範囲内となる可能性があります。年齢に応じて1~3割の自己負担で治療を受けることが期待できます。

Q. 高額療養費制度とは何ですか?

A. 1ヶ月の医療費が一定額を超えた場合、超過分が保険から支給される制度です。所得に応じて自己負担限度額が設定されており、手術を伴う治療では大幅な負担軽減が期待できます。事前に限度額適用認定証を申請することをおすすめします。

Q. 変形性膝関節症で障害年金は受給できますか?

A. はい、変形性膝関節症は障害年金の認定対象となる可能性があります。特に人工関節を挿入した場合、原則として障害等級3級に認定される傾向があり、年間約60万円の受給が期待できます。初診日や保険料納付などの要件を満たす必要があります。

Q. 労災保険は適用されますか?

A. 業務上の事故や災害が原因で変形性膝関節症を発症した場合、労災保険の適用を受けることができる可能性があります。労災保険が適用されると治療費は全額支給され、休業補償も受けることが期待できます。労働基準監督署にご相談ください。

Q. 交通事故が原因の場合の保険請求はどうなりますか?

A. 交通事故による膝の怪我から変形性膝関節症を発症した場合、示談成立後でも追加の損害賠償請求ができる場合があります。自賠責保険や任意保険からの補償、後遺障害等級認定による一時金の支給なども検討できる可能性があります。専門家にご相談ください。

Q. 民間の医療保険は使えますか?

A. 契約内容により大きく異なる傾向があります。一般的に手術給付金(人工関節置換術など)や入院給付金は対象となることが多いですが、薬物療法のみの治療や既往症として除外されている場合は対象外となる可能性があります。保険会社に個別確認が必要です。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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