最終更新:2025.05.23

脊柱管狭窄症でリリカが効かない?5つの原因と7つの代替療法を専門家が解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

脊柱管狭窄症の痛みやしびれに対して処方されるリリカ(プレガバリン)。しかし、「飲んでも効果がない」「症状が改善しない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。実は、リリカが効かない理由にはいくつかの可能性があり、個人の体質や痛みの原因によって効果に差が出ることがわかっています。

本記事では、脊柱管狭窄症におけるリリカの限界と、効かない場合の代替療法について詳しく解説します。薬物療法だけでなく、運動療法や他の治療法を組み合わせることで、つらい症状の緩和を目指しましょう。

筋肉がなぜ固くなるかというと、働いていない筋肉があるとその筋肉を補おうとするために固くなる筋肉というのが出てきます。ですのでストレッチだけやるというのは僕はあまりおすすめしないです。

理学療法士 笹川先生(動画 00:01:07)

目次

脊柱管狭窄症とリリカの基本:効果と作用機序

脊柱管狭窄症 リリカ 効かない

リリカ(一般名:プレガバリン)は、神経伝達を抑制することで神経障害性疼痛を緩和する薬です。脊柱管狭窄症では、神経が圧迫されて起こる神経障害性の痛みやしびれに対して処方されることが多くあります。

リリカの主な作用は、神経細胞のカルシウムチャネルに作用し、神経の過剰な興奮を抑えることで痛みを和らげることです。坐骨神経痛や脊柱管狭窄症による神経性の痛みには効果が期待できますが、すべての痛みに万能というわけではありません。

リリカの有効率とは?

医学的な研究によると、リリカの有効率は約60~70%程度とされています。つまり、3人に1人は十分な効果を得られない可能性があるのです。また、効果が現れるまで数週間かかることもあり、すぐに効果を実感できない方も少なくありません。

なぜ?リリカが脊柱管狭窄症に効かない5つの主な原因

脊柱管狭窄症 リリカ 効かない

脊柱管狭窄症でリリカが効かない理由には、いくつかのパターンがあります。主な原因を理解することで、より適切な治療法を選ぶ参考になります。

1. 痛みの原因が神経障害以外の場合

脊柱管狭窄症では、神経の圧迫による痛みだけでなく、筋肉や関節由来の痛みを伴うことがあります。リリカは神経障害性疼痛に特化した薬であり、筋肉痛や炎症性の痛みには効果が限定的です。

特に腰が悪い方というのはこの横腰の筋肉が働きにくくなっている状況になっていますので、背中の腰の方はすごくガチガチなのにこの横腰の方はあまり働いてないということがよく起きてます。

理学療法士 笹川先生(動画 00:04:25)

2. 神経圧迫の程度が重度の場合

神経の圧迫が強すぎる場合、薬物療法だけでは対応しきれないことがあります。特に長期間にわたって症状が進行している場合や、脊柱管の狭窄が高度に進んでいる場合は、リリカだけでは痛みを十分にコントロールできないケースがあります。

3. 個人の体質による薬の効きにくさ

同じ薬でも、個人の体質や代謝の違いによって効き目に差が出ることがあります。特に高齢者や腎機能が低下している方は、リリカの作用が弱まったり、逆に副作用が強く出たりする可能性があります。

4. 複合的な痛みメカニズムの存在

脊柱管狭窄症の痛みは、神経障害性要素だけでなく、炎症性・機械的・心理的要因など複数の要素が絡み合っていることが少なくありません。リリカは主に神経障害性疼痛にのみ作用するため、他の痛みメカニズムには効果が限られます。

5. 投与量や服用期間の不適切さ

リリカは効果が現れるまでに時間がかかることがあり、また適切な投与量も個人差があります。投与量が不十分であったり、効果発現前に服用を中止してしまったりすると、十分な効果を得られないことがあります。

効かない原因特徴対処法
神経障害以外の痛み筋肉や関節の痛み、炎症性の痛みが主体消炎鎮痛剤、運動療法、物理療法
神経圧迫が重度しびれや痛みが強く、歩行困難神経ブロック、手術検討
個人の体質高齢者や腎機能低下者に多い用量調整、他の薬剤への変更
複合的な痛みメカニズム神経・炎症・機械的要因の混在多角的アプローチ、複数薬剤の併用
投与量・期間の問題不十分な量、短すぎる服用期間医師と相談し用量・期間の最適化

リリカが効かない時の7つの代替療法:医師に相談すべき選択肢

脊柱管狭窄症 リリカ 効かない

リリカが効かない場合でも、他の治療法が効果を発揮することがあります。ただし、薬の変更や併用は必ず医師の指導のもとで行いましょう。

1. 消炎鎮痛剤(NSAIDs)

ロキソニンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、炎症を抑える作用があり、特に筋肉や関節由来の痛みに効果的とされています。脊柱管狭窄症の初期段階や、軽度から中等度の痛みに対して使用されることがあります。

2. トラマドールなどの麻薬性鎮痛薬

トラムセットやトラマールといった弱オピオイド系の鎮痛薬は、リリカでコントロールできない強い痛みに対して処方されることがあります。ただし、依存性や副作用のリスクがあるため、医師の厳密な管理のもとで使用します。

3. 漢方薬による治療

体質に合わせた漢方療法も、脊柱管狭窄症の症状緩和に役立つ可能性があります。特に長期間服用する場合は、副作用が比較的少ない漢方薬が選択肢となることも。代表的なものには牛車腎気丸や疎経活血湯などがあります。

4. 神経ブロック注射

神経ブロック療法は、痛みを伝える神経の働きを一時的に遮断する可能性がある治療法とされています。局所麻酔薬やステロイド剤を神経の周囲に注射することで、短期間で痛みを軽減する効果が期待できます。

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5. 理学療法・運動療法

腰部や下肢の筋力強化、ストレッチなどの運動療法は、脊柱管狭窄症の症状改善に効果的です。特に体幹の筋肉を強化することで、脊柱にかかる負担を軽減し、痛みの緩和につながることが期待されます。

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腰のつらさだるさを改善するためにも、ストレッチのほかに筋肉を働かせるということを頭に入れてやっていただければなと思います。特に腰が悪い方というのは横腰の筋肉が働きにくくなっている状況になっています。

理学療法士 笹川先生(動画 00:00:07)

6. 物理療法

温熱療法、電気刺激療法、超音波療法などの物理療法も、脊柱管狭窄症の痛みやしびれの緩和に効果的な場合があります。特に筋肉の緊張を和らげ、血流を改善する効果が期待できます。

7. 手術療法

保存的治療で十分な効果が得られず、日常生活に重大な支障をきたしている場合には、手術療法が検討されることもあります。手術法には、椎弓切除術、椎間板切除術、固定術などがありますが、手術の適応は専門医が慎重に判断します。

薬だけじゃない!脊柱管狭窄症の痛みを和らげるセルフケア

脊柱管狭窄症 リリカ 効かない

薬物療法だけでなく、他の治療アプローチを組み合わせることで症状改善の可能性が高まります。特に運動療法は、脊柱管狭窄症の症状改善に重要な役割を果たします。

脊柱管狭窄症では運動療法と薬物療法の併用が症状改善の鍵となります。日常生活での工夫も大切です。姿勢の改善や適度な運動、腰への負担を減らす生活習慣の見直しなどが症状改善につながります。

専門家推奨のセルフケアエクササイズ

脊柱管狭窄症に効果的なエクササイズには以下のようなものがあります:

  • インナーマッスルである腸腰筋を鍛えるエクササイズ
  • 横腰の筋肉を働かせるストレッチ
  • 肩甲骨周りの筋肉を強化する運動
  • お尻の筋肉を伸ばすストレッチ
  • バランスボールを使った体幹トレーニング

これらの運動を継続的に行うことで、腰への負担が軽減され、脊柱管狭窄症の症状改善につながる可能性があります。

日常生活での注意点

  1. 長時間の同じ姿勢を避け、定期的に体を動かす
  2. 重いものを持つときは膝を曲げて腰に負担をかけない
  3. 適切な姿勢を心がける(特に座っているとき)
  4. 体重管理で腰への負担を減らす
  5. 質の良い睡眠と適度な休息を取る

脊柱管狭窄症におけるリリカの副作用と注意点

脊柱管狭窄症 リリカ 効かない

リリカによる治療を検討する際は、期待される効果だけでなく、起こり得る副作用についても理解しておくことが大切です。

リリカの主な副作用

リリカで報告されている可能性のある副作用には以下のようなものがあります:

  • 眠気やめまい(最も一般的)
  • ふらつきや転倒リスクの増加
  • 浮腫(むくみ)
  • 体重増加
  • 口の渇き
  • 視力の一時的な変化
  • 思考力や集中力の低下
  • 吐き気や消化器症状

特に高齢者では副作用が出やすい傾向があるため、慎重な投与が必要とされています。副作用が気になる場合は、自己判断で服用を中止せず、必ず医師に相談しましょう。

リリカを安全に使用するためのポイント

リリカを処方された場合、以下の点に注意して服用することで、安全性を高めることができます:

  • 医師の指示通りの用量を守る
  • 効果が実感できるまで最低でも2週間程度は継続する
  • 自動車の運転など、注意力を要する作業は避ける
  • アルコールとの併用は避ける
  • 急に服用を中止せず、医師の指示に従って徐々に減量する
  • 他の薬との相互作用に注意する

脊柱管狭窄症とリリカに関するよくある質問

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Q. リリカはどのくらいの期間で効果が出ますか?

A. リリカの効果は個人差がありますが、多くの場合2〜4週間程度の継続服用で効果が現れ始めます。すぐに効果が実感できなくても、医師の指示に従って継続することが重要です。効果が不十分な場合は用量調整が必要なこともあります。

Q. リリカを服用中に運動療法を行っても大丈夫ですか?

A. リリカ服用中でも運動療法は併用できます。むしろ、薬物療法と運動療法を組み合わせることで、より効果的に症状を改善できる可能性があります。ただし、めまいやふらつきなどの副作用が出ている場合は、転倒に注意し、無理のない範囲で行いましょう。

Q. 脊柱管狭窄症で筋肉の痛みが主な症状の場合、どんな治療が効果的ですか?

A. 筋肉由来の痛みが主な症状の場合、リリカよりも消炎鎮痛剤(NSAIDs)や筋弛緩剤の方が効果的なことがあります。また、理学療法で筋肉のバランスを整えることや、正しい姿勢・動作の指導を受けることも重要です。特に脊柱管狭窄症では、腹部や背部の筋力強化が症状改善に役立つことが多いです。

Q. リリカの副作用が強く出た場合、どうすればよいですか?

A. 副作用が強く出た場合は、自己判断で服用を中止せず、必ず処方医に相談してください。医師は用量の調整や代替薬への切り替えなど、適切な対応を検討します。特に眠気やめまいが強い場合は、車の運転などの危険を伴う作業は避けるべきです。

Q. 脊柱管狭窄症の痛みを和らげるための日常生活での工夫はありますか?

A. 脊柱管狭窄症の痛みを和らげるための日常生活での工夫としては、正しい姿勢の維持、長時間の同じ姿勢を避ける、適度な休息を取る、腰に負担をかけない動作(重いものを持つ際に膝を曲げるなど)を心がける、適度な運動(水中ウォーキングなど低負荷の運動)を継続するなどがあります。また、体重管理も腰への負担軽減に重要です。

Q. インナーマッスルとは何ですか?脊柱管狭窄症との関係を教えてください。

A. インナーマッスルとは、体の深層部にある筋肉で、姿勢の維持や関節の安定に重要な役割を果たします。脊柱管狭窄症では、特に腹部と背部のインナーマッスル(腸腰筋や多裂筋など)が弱まることで脊柱の安定性が低下し、症状が悪化することがあります。これらの筋肉を強化することで、脊柱にかかる負担を減らし、症状の改善につながる可能性があります。

Q. 脊柱管狭窄症でリリカが効かない場合、手術は必要ですか?

A. リリカが効かないからといって、すぐに手術が必要になるわけではありません。他の保存療法(神経ブロック、他の薬物療法、運動療法など)を試してみることが先決です。手術が検討されるのは、保存療法で十分な効果が得られず、日常生活に著しい支障がある場合や、排尿・排便障害などの深刻な神経症状がある場合です。手術の必要性は、症状の程度や画像診断の結果、患者さんの全体的な健康状態などを総合的に判断して決定されます。

まとめ:リリカが効かない脊柱管狭窄症と向き合い、最適な治療法を見つけるために

脊柱管狭窄症 リリカ 効かない

脊柱管狭窄症の治療において、リリカが効かない場合があることを理解し、その5つの主な原因(神経障害以外の痛み、神経圧迫の重度化、個人の体質、複合的な痛みメカニズム、投与量や期間の問題)について見てきました。

リリカが効かない場合でも、7つの代替療法(消炎鎮痛剤、トラマドールなどの麻薬性鎮痛薬、漢方薬、神経ブロック注射、理学療法・運動療法、物理療法、手術療法)など、さまざまな対処法があります。

重要なのは、一つの治療法に固執せず、医師と相談しながら複数のアプローチを組み合わせることです。特に、薬物療法だけでなく、運動療法を取り入れることで、筋肉のバランスを整え、腰への負担を軽減することが症状改善の鍵となります。さらに詳しい治療法については日本整形外科学会の情報も参考にしてください。

症状や体質は個人によって異なるため、あなたに最適な治療法を見つけるためには、医師との継続的な相談が必要です。焦らずに、長期的な視点で症状改善に取り組んでいきましょう。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

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    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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