最終更新:2025.05.27

ぎっくり腰のメカニズムを徹底解説!3つの原因から症状、最新の対処法と予防まで

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

ぎっくり腰は突然の激痛で日常生活を困難にする可能性がある「魔女の一撃」とも呼ばれる急性腰痛症です。実際には腰を支える筋肉や靭帯の急激な損傷により神経が刺激されることで発症します。本記事では、理学療法士の専門知見を基に、ぎっくり腰の発症メカニズムから症状、対処法、予防策まで包括的に解説します。慢性腰痛や急性腰痛に悩む方が根本的な改善を目指せる実践的な情報をお届けし、再発防止まで完全サポートいたします。

目次

ぎっくり腰とは?そのメカニズムと「魔女の一撃」の正体

ぎっくり腰 メカニズム

ぎっくり腰は医学的には「急性腰痛症」と診断される症状で、腰部に突然発生する激しい痛みを特徴とします。欧米では「魔女の一撃(Witch’s Shot)」とも呼ばれるほど、その激痛は予期せぬタイミングで襲いかかります。

発症の背景には筋肉バランスの崩れが大きく関与しています。年齢とともに運動量が減少し、筋肉量の低下により筋肉のバランスが崩れることで、腰痛が引き起こされやすくなります。

これらは全て筋肉の不均等なバランスが原因です。年を取ってくると運動量が減って筋肉量も落ち筋肉のバランスが崩れてしまっている方が多くなっていきます

理学療法士 笹川先生(動画 00:00:25)

ぎっくり腰が起こるメカニズムと3つの主要原因

ぎっくり腰の発症には、以下の3つの主要なメカニズムが関与していると考えられています。また、これらの損傷は単独で起こることもあれば、複合的に発生することもあります。

損傷部位発症メカニズム主な症状回復期間
筋肉・靭帯急激な負荷により断裂し神経を刺激激しい腰痛、動作制限1-2週間
椎間板椎骨間のクッションが損傷し神経を圧迫痛みとしびれ2-4週間
関節包椎骨関節周辺の関節包が損傷関節の可動域制限1-3週間

要注意!ぎっくり腰の典型的な症状と危険なサイン

ぎっくり腰 メカニズム

ぎっくり腰の症状は単なる腰痛とは明確に異なります。突然の激痛により日常動作が著しく制限される特徴的な症状が現れる傾向があります。

ぎっくり腰の主な症状と特徴

以下の症状が複合的に現れることが一般的です。また、症状の程度は個人差があり、軽度から重度まで幅広く見られます。

  • 激しい腰の痛み:突然の激痛が特徴で、「魔女の一撃」と表現されるほどの強烈な痛みが発生します
  • 動作制限:痛みのために立ち上がる、歩く、前かがみになるなどの基本的な動作が困難になります
  • 神経症状:神経が圧迫されると、お尻や足に痺れや感覚異常が生じることがあります
  • 炎症反応:患部の筋肉の硬さ、炎症、腫れなどがみられることがあります
  • 筋肉の痙攣:腰部の筋肉が強く収縮し、動かすことができない状態になる場合があります

腰がずっと痛くて歩くだけでも痛くて、一番何よりも電車に乗ってる時に立ったままもう耐え切れないんですよ。電車降りたらもう痛くて歩けない

セルフケア整体(動画 00:00:35)

医療機関への受診が必要な危険なサイン

以下の症状がある場合は、重篤な疾患の可能性があるため、すぐに専門医に相談することが大切です:

  • 38度以上の発熱を伴う腰痛(感染症の可能性)
  • 下肢の著しい筋力低下や麻痺症状
  • 排尿・排便の困難やコントロール不能
  • 激痛が72時間以上続く場合
  • 安静時にも痛みが治まらない場合
  • 体重減少や夜間痛を伴う場合

【図解】ぎっくり腰はなぜ起こる?考えられる原因と発生メカニズム

ぎっくり腰 メカニズム

ぎっくり腰の発生メカニズムを理解するためには、腰部の解剖学的構造と筋肉バランスの関係を知ることが重要です。また、腰痛改善の基本的な知識も症状の理解に役立ちます。

筋肉バランスの崩れによる発症メカニズム

現代の理学療法では、筋肉の役割を「サボり筋」と「頑張り筋」に分類して理解することが重要視されています。この概念は、ぎっくり腰の根本的な原因解明に大きく貢献しています。

弱くなってる場所があると必ず硬くなる筋肉っていうのが出てきます。それを私は弱くなってる筋肉をサボり筋、硬くなってる筋肉を頑張り筋という風に名付けているのですが、このバランスを取らない限り腰痛を改善させるっていうことが難しい

理学療法士 笹川先生(動画 00:03:15)

発症のきっかけとなる動作や状況

ぎっくり腰は様々な動作や状況で発症する可能性があります。特に以下のような場面で注意が必要です。

重い物を持ち上げる動作

重量物の持ち上げ時に突然の負荷が筋肉や靭帯に加わると、組織の損傷原因となる可能性があります。一方で、正しい持ち上げ方法を習得することで予防効果が期待できます。

中腰の姿勢での作業

中腰姿勢は椎間板内圧を著しく高める姿勢として知られています。さらに、この姿勢からの急激な動作はぎっくり腰を引き起こしやすいとされています。

長時間の同一姿勢

長時間のデスクワークや立ち仕事は、特定の筋肉に持続的な負荷をかけ、筋肉疲労を蓄積させます。また、血流の悪化により筋肉の柔軟性が低下し、ぎっくり腰のリスクを高める傾向があります。

運動不足による筋力低下

定期的な運動不足により筋力が低下すると、日常動作での腰部への負担が相対的に増加します。さらに、理学療法の観点からも、適切な運動習慣の維持が推奨されています。

疲労の蓄積と睡眠不足

慢性的な疲労や睡眠不足は、筋肉の回復機能を低下させ、組織の修復能力を阻害します。また、栄養不足も筋肉の健康維持に悪影響を与える可能性があります。

くしゃみや咳などの急激な動作

くしゃみや咳の際の急激な腹圧上昇により、予期せぬ腰部への負荷が発生し、ぎっくり腰の引き金となることがあります。

ぎっくり腰になってしまったら?段階別の正しい対処法

ぎっくり腰 メカニズム

ぎっくり腰の対処法は、発症からの経過時間によって適切なアプローチが大きく異なります。また、日本整形外科学会のガイドラインも治療方針の参考となります。

急性期(発症~72時間)の対処法

急性期は炎症反応が最も強い時期であり、適切な対処により症状の悪化を防ぐことが可能です。

安静の重要性と注意点

激痛が持続する間は無理な動作を避け、安静にすることが重要です。一方で、完全なベッド安静は筋力低下や回復の遅延を招く可能性があるため、痛みの範囲内での軽い動作は推奨されています。

冷却療法(アイシング)の実施

患部の冷却により血管収縮を促し、炎症反応や腫れを抑制する効果が期待できます。15-20分間のアイシングを2-3時間おきに実施することが一般的です。

適切な鎮痛剤の使用

医師の指示に従い、非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)などの適切な鎮痛剤を使用します。ただし、長期使用は副作用のリスクがあるため注意が必要です。

亜急性期(3日~2週間)の対処法と注意点

亜急性期には炎症が徐々に軽減し、組織の修復過程が始まります。この時期の適切な対処が、その後の回復に大きく影響します。

段階的な活動の再開

痛みが軽減してきたら、段階的に日常活動を再開します。また、完全な安静よりも、痛みの許容範囲内での軽い活動が推奨されています。

温熱療法への切り替え

急性期の冷却から温熱療法に切り替えることで、血流改善と筋肉の柔軟性向上が期待できます。

理学療法の開始

専門的な理学療法により、筋肉の機能回復と再発防止を目指します。

段階期間推奨される対処法避けるべき行動
急性期0-72時間安静、冷却、鎮痛剤マッサージ、温熱療法
亜急性期3日-2週間軽い動作、温熱療法完全な安静、激しい運動
慢性期2週間以降運動療法、筋力強化過度の安静、不適切な運動

再発させない!ぎっくり腰の予防策と日常生活のポイント

ぎっくり腰 メカニズム

ぎっくり腰の予防には、日常的な筋肉バランスの維持と正しい動作習慣が重要です。さらに、予防運動を継続することで、再発リスクを大幅に軽減する効果が期待できます。

専門家推奨のサボり筋トレーニング

理学療法士が開発した「サボり筋トレーニング」は、短時間で効果的に筋肉バランスを整える革新的な方法です。

1回10秒力を入れるだけでピンポイントで筋肉を働かせることができるサボリ筋トレーニングを、今回は3つご紹介いたします。簡単な動作でできますし道具も入りません。寝たままでも椅子に座ってでもできる

理学療法士 笹川先生(動画 00:01:25)

日常生活での予防策

以下の予防策を習慣化することで、ぎっくり腰のリスクを大幅に軽減できる可能性があります。

正しい姿勢の維持習慣

立位、座位、歩行時の正しい姿勢を意識することが基本となります。また、デスクワーク時の環境整備も重要な予防要素です。

適度な運動の継続

腹筋、背筋、股関節周囲筋のバランスの良い強化が推奨されています。一方で、過度な運動は逆効果となる可能性もあるため、適度な強度での継続が重要です。

疲労管理と生活習慣の改善

十分な睡眠と栄養バランスの良い食事により、筋肉の回復と維持を支援します。また、ストレス管理も筋肉の緊張緩和に効果的です。

水分補給の重要性

適切な水分補給により、椎間板の健康維持と筋肉の柔軟性保持が促進されます。さらに、代謝活動の正常化にも寄与します。

ストレス軽減対策

心理的ストレスは筋肉の緊張を悪化させ、ぎっくり腰の発症リスクを高める可能性があります。リラクゼーション技法や趣味活動によるストレス解消が推奨されています。

専門家によるぎっくり腰の治療法とは?(医療機関・整骨院)

ぎっくり腰 メカニズム

症状の程度や持続期間によって、最適な治療アプローチが異なります。また、痛みが持続する場合や神経症状を伴う場合は、速やかに専門医に相談することが大切です。

医療機関での治療アプローチ

医療機関では、科学的根拠に基づいた診断と治療が実施されます。また、重篤な疾患の除外診断も重要な役割を果たします。

  • 画像診断:X線、MRI、CT等による詳細な画像診断で原因を特定します
  • 薬物療法:消炎鎮痛剤、筋弛緩剤、神経障害性疼痛治療薬の適切な使用
  • ブロック注射:局所麻酔薬や抗炎症薬による神経ブロック療法
  • 理学療法:専門的な理学療法による機能回復と再発防止
  • 運動療法:個別性を考慮した段階的な運動プログラム

整骨院での施術内容

整骨院では、手技療法を中心とした総合的なアプローチが実施されます。また、日常生活指導も重要な治療要素となります。

  • 手技療法:筋肉の調整、関節の可動域改善、血流促進
  • 物理療法:電気治療、温熱療法、超音波治療による症状緩和
  • テーピング:患部の固定と動作サポートによる治癒促進
  • 運動指導:個別の状態に応じた運動プログラムの提供
  • 生活指導:再発防止のための日常生活動作の改善指導

治療効果の実例

適切な治療とセルフケアの組み合わせにより、多くの患者様が症状の改善を実感されています。

3回目ぐらいからですかね。電車全然乗れるようになりました。電車に乗ってても辛くないどころか満員電車でもずっと立っていられるぐらい耐久性ができました

セルフケア整体(動画 00:08:50)

ぎっくり腰に関するよくある質問

ぎっくり腰 メカニズム

Q. ぎっくり腰のメカニズムとは何ですか?

A. ぎっくり腰は腰を支える筋肉や靭帯に急激な負荷がかかり、断裂を起こして神経を刺激することで激しい痛みが生じると考えられています。椎間板の損傷や関節包の炎症も関与する可能性があり、これらが複合的に作用することで症状が現れます。

Q. ぎっくり腰になった時の最初の対処法は?

A. 発症直後の急性期(72時間以内)は安静にして患部を冷やすことが重要です。15-20分間のアイシングを2-3時間おきに行い、激痛が続く場合は医師の指示に従い適切な鎮痛剤を使用します。無理に動かさず、痛みが軽減するまで安静を保つことが大切です。

Q. ぎっくり腰の予防に効果的な運動はありますか?

A. 腹筋、背筋、股関節周囲の筋肉をバランスよく鍛えることが重要です。特に「サボり筋」と呼ばれる弱った筋肉を強化し、「頑張り筋」の緊張を緩和するトレーニングが効果的とされています。1回10秒程度の短時間で行える運動でも継続することで予防効果が期待できます。

Q. ぎっくり腰は何日くらいで治りますか?

A. 一般的に軽度の場合は1週間から2週間程度で自然に回復していく傾向があります。ただし、損傷の程度や個人の回復力により期間は異なります。適切な治療とリハビリテーションを行うことで、回復を早め再発を防ぐことが期待できます。

Q. ぎっくり腰を起こしやすい動作は?

A. 重い物を持ち上げる動作、中腰での作業、長時間の同じ姿勢、くしゃみや咳などの急激な動作が発症のきっかけとなりやすいとされています。また、運動不足による筋力低下や慢性的な疲労の蓄積も発症リスクを高める可能性があります。

Q. ぎっくり腰の痛みと普通の腰痛の違いは?

A. ぎっくり腰は突然の激しい痛みが特徴で、「魔女の一撃」と呼ばれるほどの強烈な症状です。立ち上がりや歩行などの基本的な動作が著しく制限され、日常生活に大きな支障をきたします。普通の腰痛とは明らかに痛みの強度と機能制限の程度が異なります。

Q. ぎっくり腰の再発を防ぐにはどうすればいいですか?

A. 日常的な筋力トレーニング、正しい姿勢の維持、適度な運動習慣、ストレス管理が重要です。特に筋肉バランスを整えるサボり筋トレーニングを継続し、急激な動作を避けることで再発リスクを大幅に軽減できる可能性があります。また、十分な睡眠と栄養管理も予防に効果的です。

まとめ:ぎっくり腰の正しい理解と対策

ぎっくり腰 メカニズム

ぎっくり腰は適切な理解と対処により、症状の改善と再発予防が十分に期待できる疾患です。筋肉バランスの改善、正しい動作習慣の習得、継続的な予防運動の実践が、長期的な腰部の健康維持につながります。

また、症状が重い場合や改善が見られない場合は、速やかに専門医に相談することが重要です。早期の適切な治療により、慢性化を防ぎ、より良い予後が期待できます。

継続的なセルフケアと専門家の指導を組み合わせることで、ぎっくり腰に悩まされない健康な腰を維持することが可能です。

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笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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