最終更新:2025.05.19

頚椎椎間板ヘルニアの症状と自宅でできる効果的なセルフケア方法

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

頚椎椎間板ヘルニアは、首に持続的なストレスがかかることで発症し、腕のしびれや痛み、力が入らないなどの症状を引き起こす疾患です。このページでは、頚椎椎間板ヘルニアの原因と症状、そして自宅でできる効果的なセルフケア方法について詳しく解説します。適切なストレッチや筋トレを行うことで、症状の緩和が期待できます。ただし、症状が重い場合は、必ず医療機関での適切な治療を受けることが重要です。

頚椎ヘルニアで首にずーっとストレスがかかる場合、どこの筋肉が働かないために首に負担がかかるかというと、首を鍛えればいいんじゃないかって思われがちなんですけど、実は肩甲骨を鍛えないといけないんです。

理学療法士 笹川先生(動画 01:07)

頚椎椎間板ヘルニアとは?症状の特徴と原因

首痛 ヘルニア

頚椎椎間板ヘルニアは、首の骨(頚椎)と骨の間にあるクッションの役割をする椎間板の中身が飛び出し、周囲の神経を圧迫することで様々な症状を引き起こす疾患です。特に首の骨に過度なストレスがかかることで、椎間板が正常な位置から逸脱してしまうのが主な原因となります。

頚椎椎間板ヘルニアの主な症状

頚椎椎間板ヘルニアの症状は、神経が圧迫される場所や程度によって異なりますが、一般的には以下のような症状が現れます:

  • 首の痛み
  • 肩こり
  • 腕や手のしびれ
  • 指先までの痛み
  • 握力の低下
  • 重症化すると歩行障害が起こることも

これらの症状は、首を後ろに反らしたり、特定の方向に首を傾けたりすると悪化することが多いのが特徴です。特に腕が上がらない、常にしびれがある、力が入らないといった強い症状がある場合は、専門医療機関での診察が必要です。

頚椎椎間板ヘルニアの原因

頚椎椎間板ヘルニアの主な原因には以下のようなものがあります:

  • 加齢による椎間板の変性
  • 長時間の不良姿勢(特にデスクワークやスマホ・PCの長時間使用)
  • 首に過度な負担をかける動作の繰り返し
  • 過度な筋肉疲労やストレス
  • 急激な外傷や事故

頚椎の構造を理解して頚椎椎間板ヘルニアを知ろう

首痛 ヘルニア

首の骨である頚椎は、脊髄を保護する重要な役割を担っています。頚椎は7つの骨で構成され、その間には椎間板というクッションの役割をする組織があります。頚椎椎間板ヘルニアは、このクッションに異常が生じる疾患です。

椎間板は、外側が繊維輪という固い組織で囲まれ、内側には髄核というゲル状の柔らかい組織が入っています。この髄核が何らかの原因で外側に飛び出してしまうのが椎間板ヘルニアです。頚椎椎間板ヘルニアは特に頚部の神経に影響を及ぼし、様々な症状を引き起こします。

頚椎の部位影響を受ける神経主な症状
C4/C5頚神経5番肩の痛み、上腕二頭筋の筋力低下
C5/C6頚神経6番前腕から親指・人差し指のしびれ
C6/C7頚神経7番中指・薬指のしびれ、握力低下
C7/T1頚神経8番小指側のしびれ、手の細かい動作の障害

自宅でできる頚椎椎間板ヘルニアのセルフケア方法

首痛 ヘルニア

頚椎椎間板ヘルニアの症状を緩和するためには、日常的な肩こり対策も重要です。また、腰痛予防のストレッチと併せて行うことで、全体的な姿勢改善につながります。首の痛みに悩む方にも役立つエクササイズを取り入れましょう。

頚椎椎間板ヘルニアの症状緩和に役立つ、自宅でできるセルフケア方法をご紹介します。これらのエクササイズやストレッチは、首にかかる負担を軽減し、症状の改善に役立ちます。

頚椎ヘルニアで首に負担がかかっているからといって首を無理にひねったり、首を無理にストレッチすると症状が悪化する可能性がありますので、そこはやらないでください。

理学療法士 笹川先生(動画 02:16)

肩甲骨を鍛える効果的なエクササイズ(菱形筋・僧帽筋強化)

頚椎椎間板ヘルニアの症状改善には、首の筋肉ではなく肩甲骨周りの筋肉(特に菱形筋と僧帽筋)を強化することが重要です。以下のエクササイズを行うことで、首への負担を軽減できます。頚椎椎間板ヘルニアに関する詳しい医学的情報は日本整形外科学会のウェブサイトでも確認できます。

1. 肘内側エクササイズ

手のひらを前に向け、肘をなるべく前に出した状態で力を入れます。反対の手で肘が内側に行かないように押さえながら行いましょう。このエクササイズは、胸から脇にかけての筋肉を鍛え、肩甲骨の安定性を高めます。

  • 回数:10回×3セット
  • 頻度:1日1〜2回

2. 肩甲骨引き寄せエクササイズ

手のひらを後ろに向けて、肘を内側に引き寄せるようにします。このとき、肩甲骨が背骨の方に寄っていくのを意識しましょう。力を入れて数秒間保持します。

  • 回数:10回×3セット
  • 頻度:1日1〜2回

3. 手首強化エクササイズ

手首の柔軟性と筋力を高めることも、頚椎椎間板ヘルニアの症状改善に効果的です。以下のエクササイズを行いましょう:

  1. 手首を曲げた状態で、指に軽く力を入れる(招き猫の形)
  2. 親指を含めた全ての指にしっかりと力を入れる
  3. 第一関節を曲げずにしっかりと握る

これらのエクササイズにより、手首の固さが取れ、首の筋肉も柔らかくなります。

胸と背中のストレッチ

頚椎椎間板ヘルニアの症状緩和には、胸と背中の筋肉のストレッチも効果的です。

1. 背中のストレッチ

手のひらを内側に向け、背中を丸めるようにしてストレッチします。肩甲骨の外側に伸びを感じるように行いましょう。

  • 回数:8〜9回
  • 保持時間:各10秒

2. 胸のストレッチ

手のひらを外側に向け、腕を広げるようにして胸を伸ばします。胸の筋肉が伸びるのを感じましょう。

  • 回数:8〜9回
  • 保持時間:各10秒

頚椎椎間板ヘルニアの治療法と予防方法

首痛 ヘルニア

自宅でのセルフケアに加えて、症状が重い場合は医療機関での適切な治療が必要になる可能性があります。また、日常生活での予防方法も重要です。

医療機関での治療法

頚椎椎間板ヘルニアの症状が強い場合は、以下のような治療法が行われることがあります:

  • 薬物療法(消炎鎮痛剤、筋弛緩剤など)
  • 物理療法(超音波療法、電気療法など)
  • 頚椎カラーの装着
  • 牽引療法
  • 神経ブロック注射
  • 重症の場合は手術治療

日常生活での予防法

頚椎椎間板ヘルニアを予防するための日常生活での注意点:

  • 長時間の同じ姿勢を避ける
  • デスクワークの合間に首や肩のストレッチを行う
  • スマートフォンやパソコン使用時の姿勢に気をつける
  • 適切な枕と寝具を使用する
  • 重いものを持つ際は腰を下ろし、腕を体に近づけて持つ
  • ストレスを溜めない生活習慣を心がける

専門家の見解:頚椎椎間板ヘルニアの理解と対処法

首痛 ヘルニア

頚椎椎間板ヘルニアの治療には、正しい知識と適切なアプローチが重要です。

専門家の見解によると、首への負担を軽減するためには、首だけでなく肩甲骨や手首の筋肉を強化することが効果的とされています。特に首に負担がかかる原因は肩甲骨の動きの悪さにあり、肩甲骨周りの筋肉(特に菱形筋と僧帽筋)を鍛えることが重要です。リハビリテーション医学の研究でも、頚椎疾患における肩甲骨の安定性の重要性が指摘されています。

また、手首の動きも首の負担に影響するため、手首の柔軟性を高めるエクササイズも有効です。

症状が重い場合は、必ず専門医の診察を受け、適切な治療を行うことが大切です。早期の対応により、症状の悪化を防ぎ、日常生活への影響を最小限に抑えることができる可能性があります。

頚椎椎間板ヘルニアに関するよくある質問

首痛 ヘルニア

Q. 頚椎椎間板ヘルニアとは何ですか?

A. 頚椎椎間板ヘルニアは、首の骨(頚椎)の間にあるクッションの役割をする椎間板の内部にある髄核が外側に飛び出し、神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こす疾患です。首や肩の痛み、腕や手のしびれなどの症状が特徴的です。

Q. 頚椎椎間板ヘルニアの主な症状は何ですか?

A. 主な症状には、首や肩の痛み、腕や手のしびれ、握力の低下、腕を上げづらい、指先の痺れ感などがあります。症状は神経の圧迫部位によって異なり、重症化すると歩行に障害が出ることもあります。

Q. 自宅でできる効果的なセルフケア方法はありますか?

A. 肩甲骨周りの筋肉(菱形筋、僧帽筋)を鍛えるエクササイズや、胸と背中のストレッチが効果的です。また、手首の柔軟性を高めるエクササイズも首の負担軽減に役立ちます。ただし、首に直接負担をかけるストレッチは避けるべきです。

Q. 頚椎椎間板ヘルニアの予防法はありますか?

A. 予防法としては、正しい姿勢の維持、長時間同じ姿勢を避ける、定期的な首や肩のストレッチ、適切な枕の使用、スマートフォンやパソコン使用時の姿勢に気をつけることなどが挙げられます。また、肩甲骨周りの筋肉を定期的に鍛えることも有効です。

Q. どのような場合に医療機関を受診すべきですか?

A. 腕や手のしびれが持続する、握力が明らかに低下している、痛みが強く日常生活に支障をきたす、症状が徐々に悪化している、などの場合は早めに整形外科やペインクリニックなどの専門医療機関を受診することをお勧めします。

Q. 治療に手術は必要ですか?

A. 多くの頚椎椎間板ヘルニアは保存療法(薬物療法、リハビリテーション、神経ブロックなど)で改善が見られます。手術が必要になるのは、保存療法で改善が見られない場合や、神経症状が進行している場合、脊髄の圧迫による重度の症状がある場合などに限られます。

Q. 頚椎椎間板ヘルニアの回復にはどれくらいの時間がかかりますか?

A. 回復期間は症状の重さや個人差によって異なります。軽度の場合は数週間から数ヶ月で改善することが多いですが、重度の場合や手術を要する場合はさらに時間がかかることがあります。適切な治療とセルフケアを継続することが重要です。

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笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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