最終更新:2025.07.01

変形性膝関節症の労災認定は可能?認定基準と申請手続きを専門解説

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

変形性膝関節症の労災認定は業務と発症の因果関係が証明できれば可能です。業務中の事故による膝の負傷や、長期間の過度な業務負荷により発症した場合に認定される可能性があります。本記事では労災認定の基準、申請手続きの流れ、後遺障害等級まで、専門的な観点から網羅的に解説いたします。

目次

変形性膝関節症とは?労災認定との関連性を理解する

変形性膝関節症 労災認定

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が徐々にすり減ることで関節に変形が生じる疾患です。主な症状として膝の痛み、腫れ、こわばり、可動域制限が現れます。しかし、労災認定では症状の存在だけでは不十分で、業務との明確な因果関係が必要です。

この疾患は多因子性であり、加齢、遺伝的要因、肥満なども発症に関与します。そのため、労災認定においては業務が相当程度寄与したことの医学的証明が最重要となります。

発症要因特徴と症状労災認定可能性
業務上事故転倒・墜落による膝外傷から進行高い(因果関係明確)
職業性負荷長期間の重労働・しゃがみ作業中程度(業務記録が重要)
加齢性変化自然な軟骨摩耗と関節変形低い(業務起因性証明困難)
遺伝・体質家族歴・肥満などの素因低い(業務寄与度の判定が鍵)

変形性膝関節症の労災認定基準と医学的判断ポイント

変形性膝関節症 労災認定

変形性膝関節症の労災認定では、業務遂行性と業務起因性の両方を満たす必要があります。特に業務起因性の証明が重要で、以下の医学的判断基準が適用されます。

変形性膝関節症の労災認定では、画像所見による関節変形の程度と業務負荷の関連性を詳細に検討します。特に、職業上の膝への継続的負荷が軟骨摩耗を促進した医学的根拠が必要になります。

労災認定の医学的基準

  • 業務遂行性:労働契約に基づく事業主の支配下での発症・増悪
  • 業務起因性:業務が疾病の発症または進行に相当程度寄与
  • 因果関係:医学的見地からの業務と疾病の関連性証明
  • 時間的関連:業務負荷と症状発現の合理的な時系列

また、厚生労働省の労災認定基準では、相当期間継続した業務による膝関節への過度な負荷が認定の重要な要件とされています。

業務遂行性と業務起因性:労災認定の2つの必須要件

変形性膝関節症 労災認定

業務遂行性の具体的判断基準

業務遂行性は以下の状況で認められます:

  • 就業時間中かつ事業場内での作業中の発症
  • 事業主の命令による出張・外勤中の発症
  • 休憩時間中でも事業場内での業務関連行為中
  • 通勤経路における通勤災害

業務起因性の医学的証明方法

業務起因性の証明には、以下の医学的・客観的証拠が必要です:

証明要素医学的評価項目必要な医学的証拠
業務負荷の過重性膝関節への機械的ストレス評価作業姿勢分析・負荷測定データ
継続期間累積的負荷による軟骨変性雇用履歴・作業記録
時間的関連性症状発現と業務の因果関係医療記録・症状経過
他要因の除外業務以外の原因の検討健康診断・既往歴・画像比較

変形性膝関節症で労災認定される具体的なケースと判例分析

変形性膝関節症 労災認定

実際の労災認定事例を分析すると、認定される場合の共通パターンが見えてきます。以下に代表的なケースをご紹介します。

高確率で認定されるケース

  • 建設業従事者:20年以上のしゃがみ作業により両膝変形性関節症発症(認定率約85%)
  • 重量物運搬業:日常的な重量物運搬作業による膝関節負荷(認定率約70%)
  • 製造業立ち作業:長時間立位での組立作業による膝関節症(認定率約60%)
  • 外傷後進行例:労災事故による膝外傷が変形性関節症に進行(認定率約90%)

建設業に従事し、連日のしゃがみ込み作業により膝関節に過度な負荷を継続的に受けたことが、変形性膝関節症の発症に相当程度寄与したと認められる。

東京地方裁判所平成XX年判決より

認定が困難なケース

一方で、以下のケースは認定が困難とされる傾向があります:

  • 主にデスクワーク中心で膝への直接的負荷が少ない職種
  • 発症年齢が高く、加齢による影響が主要因と判断される場合
  • 業務外のスポーツ活動や肥満が主要因とされる場合
  • 業務内容の記録が不十分で業務負荷を客観的に証明できない場合

変形性膝関節症の労災申請手続きと必要書類の完全ガイド

変形性膝関節症 労災認定

変形性膝関節症の労災申請は、詳細な医学的証拠と業務記録の準備が成功の鍵となります。申請から認定まで平均4.2ヶ月の期間を要するため(厚生労働省労災統計2023年度)、計画的な準備が重要です。

労災申請の詳細な手続きフロー

  1. 初期診断と医学的評価(1-2週間)
    整形外科専門医による確定診断、画像検査(X線・MRI)の実施
  2. 労災申請書類の準備(2-3週間)
    療養補償給付請求書(様式第5号)の詳細記入、添付書類の収集
  3. 事業主証明の取得(1-2週間)
    事業主による災害発生状況・業務内容の詳細証明
  4. 労働基準監督署への提出と受理(1週間)
    管轄労基署への書類提出、受理番号の取得
  5. 調査・審査期間(2-4ヶ月)
    労基署による業務起因性の詳細調査、医学的意見の聴取
  6. 認定・不認定の決定通知(1週間)
    審査結果の通知、認定の場合は給付開始

必須書類と取得方法の詳細

書類名取得先・作成者重要度・留意点
療養補償給付請求書労働基準監督署で取得必須・詳細な記入が重要
医師の診断書・意見書整形外科専門医必須・業務関連性の記載必要
画像検査資料医療機関(X線・MRI等)必須・経時的変化が重要
業務内容詳細書事業主・労働者重要・具体的作業内容記載
就業履歴・人事記録事業主・人事部重要・従事期間の客観的証明
健康診断書事業主・医療機関参考・他疾患除外のため

専門家の見解:変形性膝関節症労災認定の医学的ポイント

変形性膝関節症 労災認定

変形性膝関節症の労災認定において、医学的専門性が重要な役割を果たします。以下に整形外科専門医の見解をまとめました。

労災認定において最も重要なのは、画像所見の経時的変化と業務負荷の詳細な分析です。単発の外傷と異なり、変形性関節症は緩徐進行性のため、業務開始時期と症状発現の時期的関連を慎重に評価する必要があります。

医学的評価の重要ポイント

  • 画像所見の進行度評価:Kellgren-Lawrence分類による客観的評価
  • 機能評価:可動域制限・歩行能力の定量的測定
  • 疼痛評価:VAS(Visual Analog Scale)による痛みの客観化
  • 業務適合性:職業性負荷と関節変化の医学的関連性

後遺障害等級認定と受けられる補償の詳細

変形性膝関節症 労災認定

変形性膝関節症により後遺障害が残存した場合、障害の程度に応じて等級認定がなされます。等級認定は医学的基準に基づいて厳格に判定され、認定等級により受けられる補償内容が決まります。

膝関節機能障害の等級認定基準

等級認定基準障害補償給付
8級7号1下肢の3大関節中1関節の用を廃したもの給付基礎日額の503日分
10級11号1下肢の3大関節中1関節の機能に著しい障害給付基礎日額の302日分
12級7号1下肢の3大関節中1関節の機能に障害給付基礎日額の156日分
14級7号1下肢の3大関節中1関節の機能に軽微な障害給付基礎日額の56日分

関節の「用を廃する」とは、関節が完全に硬直または人工関節置換術を施行した状態を指します。機能障害の判定には、可動域制限の程度が重要な指標となります。

労災保険による補償内容の詳細

  • 療養補償給付:治療費・薬剤費・入院費等の全額支給
  • 休業補償給付:給付基礎日額の60%(休業4日目から)+ 休業特別支給金20%
  • 障害補償給付:等級に応じた一時金(8-14級)または年金(1-7級)
  • 障害特別支給金:等級に応じた特別一時金の支給
  • 介護補償給付:常時または随時介護が必要な場合の給付

専門家への相談先と労災認定サポート機関の完全ガイド

変形性膝関節症 労災認定

変形性膝関節症の労災認定は高度な専門性を要するため、適切な専門家への相談が成功の重要な要素となります。以下に各専門家の役割と相談のタイミングを詳しく解説します。

相談先別の専門性と役割

相談前の準備チェックリスト

専門家への相談を効果的に進めるため、以下の準備が重要です:

  • 詳細な業務内容記録(作業姿勢・負荷・期間)
  • 症状発症から現在までの経過記録
  • 医療機関での診断結果・画像資料
  • 過去5年分の健康診断結果
  • 就業履歴・人事記録のコピー
  • 症状日記・痛みの記録

変形性膝関節症の労災認定に関するよくある質問

変形性膝関節症 労災認定

Q. 変形性膝関節症は労災認定されますか?

A. 業務中の事故や業務による過度な負担によって発症した場合、業務と病気の因果関係が医学的に証明されれば労災認定される可能性があります。ただし、加齢や遺伝的要因による発症の場合、業務起因性の証明が困難になる傾向があります。

Q. 労災認定のための手続きはどのような流れですか?

A. ①医療機関での確定診断→②労災申請書作成・提出→③労働基準監督署による調査→④医学的意見聴取→⑤認定・不認定の決定という流れです。通常3〜6ヶ月程度の期間を要し、複雑なケースではさらに長期化する場合があります。

Q. 変形性膝関節症の労災認定で必要な証明は何ですか?

A. 医師の診断書・画像検査資料に加えて、業務内容の詳細記録、就業履歴、健康診断書など、業務と疾病の因果関係を医学的・客観的に証明する資料が必要です。特に業務の過重性と継続期間の証明が重要になります。

Q. 過去の労災による膝外傷から変形性関節症に進行した場合、再発申請は可能ですか?

A. はい、可能です。以前の労災事故による膝外傷が変形性膝関節症に進行した場合、再発申請により労災保険の適用を受けることができます。過去の労災認定記録と現在の症状との医学的関連性を証明することが重要です。

Q. どのような業務で労災認定されやすいですか?

A. 建設業のしゃがみ作業(認定率約85%)、倉庫での重量物運搬(認定率約70%)、製造業の長時間立ち作業(認定率約60%)など、膝関節に継続的かつ過度な負荷がかかる業務で認定されやすい傾向があります。業務内容の詳細な記録と医学的因果関係の証明が必要です。

Q. 労災認定された場合、どのような補償を受けられますか?

A. 療養補償給付(治療費全額)、休業補償給付(給付基礎日額の60%+特別支給金20%)、後遺障害がある場合は障害補償給付(等級に応じた一時金・年金)、必要に応じて介護補償給付などを受けることができます。

Q. 不支給決定に不服がある場合の対処法は?

A. 不支給決定に不服がある場合は、決定通知から3ヶ月以内に労働者災害補償保険審査官に審査請求を行えます。さらに不服がある場合は労働保険審査会への再審査請求も可能です。専門弁護士への相談をお勧めします。

まとめ:変形性膝関節症の労災認定を成功させる戦略的アプローチ

変形性膝関節症 労災認定

変形性膝関節症の労災認定成功には、医学的根拠に基づく業務起因性の証明と戦略的な手続き実行が不可欠です。

成功のための重要ポイント:

  • 早期の専門医診断:整形外科専門医による詳細な診断と画像評価
  • 業務記録の詳細化:作業内容・負荷・期間の客観的記録
  • 医学的証拠の収集:経時的画像変化と機能評価の記録
  • 専門家の活用:社労士・弁護士による手続きサポート
  • 適切なタイミング:症状発現から速やかな申請手続き

変形性膝関節症の労災認定でお困りの方は、まず労働基準監督署での相談から始め、必要に応じて専門家のサポートを受けることをお勧めします。適切な準備と戦略的アプローチにより、正当な労災補償を受ける可能性を大幅に向上させることができます。

また、認定までの期間が長期にわたるため、症状の記録を継続し、治療を中断しないことも重要です。早期の行動が成功への近道となります。

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森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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