最終更新:2025.05.23

【専門家監修】脊柱管狭窄症の禁忌・やってはいけないこと完全ガイド

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

脊柱管狭窄症を抱える方にとって、日常生活での「やってはいけないこと」を知ることは症状管理に役立つ可能性があります。本記事では、腰に負担をかける3つのNG習慣を中心に、症状を悪化させる行動と安全な代替方法を解説します。特に腰を反らす姿勢、重いものを持ち上げる動作、長時間同じ姿勢を続けることは要注意。これらを避けることで、痛みやしびれの悪化を防げる可能性があり、日常生活の質の向上が期待できます。

「腰に負担がかかることをやっちゃいけないよということなんですね。そのポイントというのは3つあります。」

理学療法士 笹川先生(動画 01:07)

目次

脊柱管狭窄症とは?まず知っておきたい基本知識

脊柱管狭窄症 禁忌

脊柱管狭窄症は、背骨の中を通る神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、神経が圧迫されることで痛みやしびれなどの症状が現れる疾患です。この状態は主に加齢による背骨の変形や椎間板の変性などが原因で発生する可能性があります。

代表的な症状としては以下が挙げられます:

  • 腰痛
  • 足のしびれや痛み
  • 間欠性跛行(一定の距離を歩くと痛みが出て、休むと楽になる現象)
  • 前かがみになると症状が軽減する

脊柱管狭窄症は適切な対処をしないと症状が進行する可能性があるため、生活習慣の見直しが重要です。特に腰に負担をかける行動を避けることが症状管理の鍵となると考えられています。

症状特徴注意点
腰痛立っているときや歩行時に悪化長時間の立ち仕事は避ける
下肢のしびれ歩行で悪化、前かがみで軽減無理な歩行を続けない
間欠性跛行一定距離歩くと痛みが出現症状が出たら休息を取る
排尿障害重度の場合に出現することも出現したら緊急で医師に相談

【重要】脊柱管狭窄症で絶対にやってはいけないNG行動リスト

脊柱管狭窄症 禁忌

脊柱管狭窄症の症状を悪化させる可能性がある行動には特に注意が必要です。以下で詳しく解説します。

1. 長時間同じ姿勢を続けること

同じ姿勢を長時間続けることは、たとえ「良い姿勢」であっても脊柱に負担をかけてしまう可能性があります。姿勢を維持するために筋肉が常に緊張状態になり、結果的に腰への負担が増大することが考えられます。

「良い姿勢であってもこれじゃあ2時間ずっと同じ姿勢をとってくださいって言われるとめちゃくちゃ腰に負担かかっているんですね」

理学療法士 笹川先生(動画 01:30)

デスクワークやテレビ視聴時には30分〜1時間ごとに姿勢を変えたり、軽く立ち上がって腰を動かすことが重要です。特に立ち仕事の場合は、定期的に腰を軽く曲げてリラックスさせる時間を設けましょう。

2. 腰を反らす姿勢や動作

腰を反らす動作は脊柱管を狭くし、神経への圧迫を増加させる可能性があるため、症状悪化の要因となる場合があります。特に注意すべき動作としては:

  • 上を向いて物を取る際に腰を反らすこと
  • ゴルフやテニスのスイング動作
  • 重いものを持ち上げるときに腰に力を入れること
  • 仰向けで寝るときに腰を反らせること

これらの動作を避け、腰への負担を軽減することが重要と考えられています。特に高いところのものを取る際は、脚立などを使って目線の高さまで上げることをお勧めします。

3. 重いものを持ち上げる動作

重量物の持ち上げは腰に大きな負担をかける可能性があります。特に腰を使って持ち上げる動作は避けるべきと考えられています。

重いものを持ち上げる必要がある場合は、膝を曲げて腰ではなく脚の力を使うようにしましょう。また、可能であれば重いものの運搬は避け、分割して運ぶか、台車やカートを利用することをお勧めします。

台所での作業など、前かがみの姿勢が多い場合は、膝を曲げて作業する、または作業台の高さを調整するなどの工夫が効果的と考えられています。

4. 急激な運動や無理なリハビリ

痛みがあるにもかかわらず無理して運動やリハビリを行うことは、症状を悪化させる危険性がある可能性があります。特に注意すべき点は:

  • 痛みを我慢しての長距離歩行
  • 高強度の有酸素運動
  • 重量トレーニング
  • 腰を捻るヨガのポーズ

運動やリハビリは専門家の指導のもと、症状に合わせて行うことが重要です。痛みやしびれが増す場合は、すぐに中止して医師に相談しましょう。

5. 悪い姿勢での座位保持

座っているときの姿勢も重要です。特に腰を丸めた「猫背」の姿勢は、脊柱全体のバランスを崩し、腰への負担を増大させる可能性があります。

「座っている姿勢、悪い姿勢でこう座るというのが一番腰に負担がかかると言われています。科学的には腰をかがめてかがめる姿勢よりも負担かかるとかって言われてるんですね」

理学療法士 笹川先生(動画 02:20)

座るときは腰を適切にサポートするクッションや椅子を使用し、背中全体が支えられるようにしましょう。これだけでも腰への負担が大きく軽減される可能性があります。

日常生活で注意すべき禁忌事項と正しい体の使い方

脊柱管狭窄症 禁忌

脊柱管狭窄症の症状管理には、日常生活での適切な体の使い方が不可欠と考えられています。以下に具体的な注意点と代替方法をご紹介します。

家事や料理での注意点

台所に立ち続ける作業は腰に負担がかかりやすいです。以下の工夫を取り入れましょう:

  • 作業台の高さを適切に調整する
  • 足元にクッションを置いて片足ずつ乗せ替える
  • 30分ごとに休憩を取り、腰を伸ばす
  • 重い鍋やフライパンは両手で持つ

長時間の家事は分散して行い、一度に終わらせようとしないことも重要です。また、掃除機をかける際は腰を曲げすぎず、膝を使って体重移動しながら行いましょう。

睡眠時の姿勢と寝具選び

睡眠中の姿勢も症状に影響する可能性があります。最適な睡眠環境のポイントは:

  • 仰向けで寝る場合は膝の下に枕を置く
  • 横向きで寝る場合は膝の間に枕を挟む
  • 腰をサポートする適度な硬さのマットレスを選ぶ
  • 高すぎる枕は避け、首と肩がリラックスできる高さを選ぶ

寝返りが打ちやすいように滑らかなシーツを使用することも効果的です。腰への負担が少ない楽な姿勢で眠ることで、朝の痛みやこわばりを軽減できる可能性があります。

腰が重くてだるい腰痛の原因とは?痛みがあるときの対処法や治療法についても解説

車の運転と長時間移動での注意

車の運転や長時間の移動は腰に負担をかけやすいです。以下の点に注意しましょう:

  • 運転席は腰をサポートする形状のものを選ぶ
  • ランバーサポートクッションを使用する
  • 1時間ごとに休憩を取り、車から降りて軽く体を動かす
  • 長距離移動は可能であれば分割して行う

公共交通機関を利用する場合も、長時間同じ姿勢を続けないよう意識し、可能であれば立ち上がって体を動かす時間を作りましょう。

【即効で楽になる】腰痛・首痛を改善する効果的なストレッチ6選| 専門家監修

日常動作避けるべき方法推奨される方法
物を持ち上げる腰を使って持ち上げる膝を曲げて脚の力で持ち上げる
立ち仕事長時間同じ姿勢で立つ30分ごとに姿勢を変える、足元にクッション
デスクワーク猫背での長時間作業背もたれのある椅子、定期的な休憩
睡眠腰を反らした仰向け姿勢膝下に枕、または横向きで膝間に枕

症状悪化を防ぐ!推奨される運動と安全なストレッチ方法

脊柱管狭窄症 禁忌

脊柱管狭窄症があっても、適切な運動やストレッチは筋力維持や症状改善に役立つ可能性があります。以下に安全で効果的な方法をご紹介します。

水中運動の効果

水中での運動は浮力により腰への負担が軽減され、脊柱管狭窄症の方に特におすすめです。

  • 水中ウォーキング
  • 水中エアロビクス
  • 水泳(特に背泳ぎは避ける)

水中運動は全身の筋力強化と柔軟性向上に効果的で、かつ腰への負担が少ないため理想的な運動方法です。地域のプールやスポーツクラブのプログラムを活用するとよいでしょう。

自宅でできる安全なストレッチ

以下のストレッチは腰への負担が少なく、自宅で安全に行える可能性があります。

膝抱えストレッチ(背中の緊張緩和)

  1. 仰向けに寝て、両膝を胸に向かって抱える
  2. 腰を丸める感覚で15〜30秒キープ
  3. ゆっくり脚を戻す
  4. 3〜5回繰り返す

腸腰筋ストレッチ(股関節の柔軟性向上)

  1. 片膝を立て、もう片方の脚を後ろに伸ばす
  2. 上体を少し前に倒し、後ろ脚の股関節部分の伸びを感じる
  3. 15〜30秒キープし、反対側も同様に行う

ヒップリフト(お尻と体幹の筋力強化)

  1. 仰向けに寝て膝を立てる
  2. お尻を持ち上げて腰から肩までが一直線になるようにする
  3. 5〜10秒キープしてゆっくり下ろす
  4. 10回を1セットとして2〜3セット行う

これらのストレッチは痛みが出ない範囲で行い、無理はしないようにしましょう。痛みやしびれが増す場合はすぐに中止してください。

脊柱管狭窄症のリハビリ:やってはいけない禁忌事項と安全に行う方法

推奨される自転車運動

自転車やエアロバイクなどの自転車型トレーニング器具は、前かがみの姿勢で行えるため脊柱管狭窄症の方にも比較的安全とされています。

  • ハンドルを高めに設定し、前かがみにならないよう注意
  • サドルの高さを適切に調整し、膝に負担がかからないようにする
  • 最初は5〜10分から始め、徐々に時間を延ばす

室内用エアロバイクであれば天候に左右されず、安全に運動を継続できる可能性があります。適切な運動療法については理学療法協会でも詳しく解説されています。

脊柱管狭窄症の治療法と専門医に相談するタイミング

脊柱管狭窄症 禁忌

脊柱管狭窄症の治療は、症状の程度や生活への影響によって異なります。一般的な治療アプローチを紹介します。

保存療法(非手術的治療)

軽度から中等度の症状には、まず保存療法が試みられることが多いです:

  • 薬物療法(消炎鎮痛剤、筋弛緩剤など)
  • 理学療法(適切な運動指導、マッサージなど)
  • コルセットなどの装具療法
  • 神経ブロック注射

これらの治療法を組み合わせることで、多くの場合症状の改善が期待できるとされています。ただし、効果には個人差があります。

手術療法が検討されるケース

以下のような場合には手術が検討されることがあります:

  • 保存療法で十分な効果が得られない場合
  • 進行性の神経障害がある場合
  • 膀胱・直腸障害などの重篤な症状がある場合
  • 日常生活に著しい支障をきたしている場合

手術では、脊柱管を拡げて神経の圧迫を解除します。現在は低侵襲手術も発達し、以前より回復期間の短縮や手術リスクの軽減が図られているとされています。脊柱管狭窄症の最新研究については医学ジャーナルを参考にしてください。

専門医に相談すべきタイミング

以下のような症状がある場合は、早めに整形外科や脊椎専門医に相談しましょう:

  • 歩行距離が著しく制限される
  • 薬でコントロールできない強い痛みがある
  • 足の筋力低下や感覚異常が進行している
  • 排尿や排便のコントロールに問題が生じている

特に排尿障害や足の急激な筋力低下などの症状は、緊急性が高い場合があるため、速やかに医療機関を受診してください

診断には、MRIやCTなどの画像検査が用いられます。症状と画像所見を総合的に評価し、最適な治療方針が決定されることが一般的です。

まとめ:脊柱管狭窄症とうまく付き合うために

脊柱管狭窄症 禁忌

脊柱管狭窄症の管理における「やってはいけないこと」を理解し、日常生活に取り入れることで、症状の悪化を防ぎ、生活の質を維持できる可能性があります。

本記事で解説した主な禁忌事項をおさらいしましょう:

  1. 長時間同じ姿勢を続けることを避け、定期的に姿勢を変える
  2. 腰を反らす動作や姿勢を控える
  3. 重いものを持ち上げる際は膝を使い、腰への負担を減らす
  4. 痛みを我慢しての無理な運動やリハビリを避ける
  5. 猫背などの悪い姿勢での座位を改善する

これらの点に注意しながら、水中運動や適切なストレッチを取り入れ、必要に応じて専門医に相談することが大切です。脊柱管狭窄症は完全に治すことが難しい場合もありますが、適切な管理により症状をコントロールし、充実した日常生活を送ることが期待できるとされています。

症状や体調は個人差が大きいため、本記事の情報を参考にしつつも、ご自身の状態に合わせた対応を心がけてください。不安や疑問がある場合は、専門医に相談することをお勧めします。

脊柱管狭窄症に関するよくある質問

脊柱管狭窄症 禁忌

Q. 脊柱管狭窄症で注意すべき日常生活での動作は何ですか?

A. 腰を反らす動作、重いものを持ち上げる動作、長時間同じ姿勢を続けることは特に注意が必要です。これらは脊柱管を狭める原因となり、神経圧迫を悪化させる可能性があります。また、急激な運動や症状を無視したリハビリも避けるべきです。日常生活では、こまめに姿勢を変え、物を持ち上げる際は膝を使い、腰に負担をかけないように工夫しましょう。

Q. 脊柱管狭窄症があっても安全に行える運動はありますか?

A. はい、脊柱管狭窄症の方でも安全に行える運動はあります。水中ウォーキングや水泳などの水中運動は浮力で腰への負担が軽減されるため特におすすめです。また、エアロバイクなどの自転車型運動器具も前かがみの姿勢で行えるため比較的安全です。さらに、腰への負担の少ない軽いストレッチや体幹強化エクササイズも症状改善に役立つ可能性があります。ただし、いずれも痛みが出ない範囲で行い、無理をしないことが重要です。

Q. 脊柱管狭窄症の症状が悪化したらどうすれば良いですか?

A. 症状が悪化した場合は、まず無理な活動を中止し、安静にすることが大切です。腰を前かがみにした姿勢で休息を取ると症状が和らぐことがあります。市販の消炎鎮痛剤で一時的に痛みを緩和することも選択肢の一つですが、薬でコントロールできない強い痛み、足の筋力低下の進行、排尿障害などの症状がある場合は、早急に整形外科や脊椎専門医を受診してください。特に排尿障害は緊急性が高い可能性があるので注意が必要です。

Q. 脊柱管狭窄症は完治するのでしょうか?

A. 脊柱管狭窄症は加齢による変性疾患であるため、完全に元の状態に戻すことは難しい場合が多いです。しかし、適切な治療や生活習慣の改善により、症状をコントロールし、生活の質を維持・向上させることは十分可能と考えられています。保存療法(薬物療法、理学療法、装具療法など)で多くの方の症状は改善します。保存療法で効果が不十分な場合は手術も選択肢となり、神経圧迫を解除することで症状改善が期待できます。病状の進行を防ぎ、うまく付き合っていくことが重要です。

Q. 脊柱管狭窄症で長時間同じ姿勢でいることがなぜ悪いのですか?

A. 長時間同じ姿勢を続けると、その姿勢を維持するために特定の筋肉が常に緊張状態になります。この持続的な筋緊張は筋肉の疲労や血流の悪化を引き起こし、結果的に腰への負担が増大する可能性があります。笹川先生の解説によると、良い姿勢であっても2時間同じ姿勢を続けることは腰に大きな負担がかかることがあるとのこと。定期的に姿勢を変え、腰を動かすことで筋肉の緊張をほぐし、血流を改善することが重要です。30分〜1時間ごとに立ち上がる、軽いストレッチをするなどの習慣を取り入れましょう。

Q. 座る姿勢で気をつけるべきポイントはありますか?

A. 座る姿勢では、腰を丸めた猫背の姿勢が最も腰に負担がかかる可能性があります。笹川先生によれば、科学的にも示唆されているとのこと。座るときは背もたれのある椅子を選び、腰椎が自然なカーブを維持できるよう、必要に応じてクッションなどでサポートすることが重要です。また、足が床にしっかりつく高さの椅子を選び、両膝が90度になるよう調整しましょう。デスクワークでは、パソコンモニターの高さも重要で、目線がやや下向きになるよう調整することで、首や肩への負担も軽減できる場合があります。さらに、長時間座り続けず、30分〜1時間ごとに立ち上がって腰を動かす習慣をつけることが効果的です。

Q. 脊柱管狭窄症に効果的なサプリメントはありますか?

A. 脊柱管狭窄症に特化したサプリメントの効果を示す確立された科学的証拠は限られています。一般的に、抗炎症作用が期待されるオメガ3脂肪酸やターメリック(クルクミン)、軟骨の健康をサポートするとされるグルコサミンやコンドロイチンなどが関節や脊椎の健康のためにしばしば使用されますが、効果には個人差があります。また、ビタミンDとカルシウムは骨の健康に重要とされていますが、サプリメントの摂取を検討する場合は、必ず医師に相談し、処方薬との相互作用がないか確認することが重要です。サプリメントは治療の補助として考え、主治医の指導のもとで適切に利用することをお勧めします。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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