最終更新:2025.05.15

肩こりと目の疲れに効くツボ7選!正しい押し方と即効性のある対処法

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

パソコンやスマートフォンを長時間使用する現代社会では、肩こりと目の疲れに悩まされている方が急増しています。特に目の疲れが慢性化した眼精疲労は、単なる目の不調だけではなく、肩こりや頭痛などの全身症状も引き起こすことがあります。そんな辛い症状を緩和する方法として、古くから実践されてきたのが「ツボ押し」です。

本記事では、肩こりと目の疲れの関連性や、効果的なツボとその正しい押し方、さらに日常生活での予防法まで詳しく解説します。ツボ押しは正しい位置と方法で行うことで効果が格段に高まりますので、ぜひ最後までお読みください。

「目の疲れからくる肩こりの多くは、目の周りの筋肉や首の後ろにある筋肉の緊張が原因です。適切なツボ刺激は血行を促進し、緊張した筋肉をほぐす効果があります」

目次

なぜ目の疲れと肩こりは関連しているのか?

肩こり 目の疲れ ツボ

多くの方が経験している目の疲れと肩こりの密接な関係について、まずは医学的な視点から解説します。

眼精疲労のメカニズム

眼精疲労とは、目の疲れが進行した状態を指します。一時的な目の疲れなら休息で回復しますが、眼精疲労は休んでも十分に回復しないのが特徴です。

目にはピント調節をするための「毛様体筋」という筋肉があり、近くを見るときには収縮し、遠くを見るときには緩む仕組みになっています。パソコンやスマホなど近くのものを長時間見続けると、この毛様体筋が緊張状態のままとなり、血流が悪くなって疲労物質が蓄積します。

この状態が続くと自律神経のバランスが崩れ、首や肩の筋肉にも影響を及ぼすようになります。つまり、目の疲れが肩こりを引き起こす大きな要因となっていることが考えられます。

後頭部と首の筋肉の関係

後頭部には「後頭下筋群」という小さな筋肉群があり、これらは目の動きと連動して働いています。目を酷使すると、この筋肉群も過剰に働いて硬くなり、その結果として首の筋肉の緊張を引き起こし、肩こりにつながる可能性があります。

この後頭下筋群は自律神経とも密接に関わっているため、この部分の緊張は全身の不調にも影響する可能性があるのです。

症状主な原因関連するツボ
目の疲れ・かすみ毛様体筋の緊張、ドライアイ睛明、攅竹、魚腰
肩こり姿勢不良、筋肉の緊張風池、天柱、肩井
頭痛血行不良、自律神経の乱れ太陽、風池、天柱

肩こりと目の疲れに効くツボ7選

肩こり 目の疲れ ツボ

ここからは、肩こりと目の疲れに効果的なツボを7つご紹介します。位置を正確に把握し、適切な強さで押すことで効果を実感できる可能性が高まります。

1. 風池(ふうち)- 眼精疲労と肩こりの解消に

風池は、首の後ろ、髪の生え際にある大きな筋肉の外側に位置するツボです。眼精疲労をはじめ、肩こり、頭痛、めまいなどに効果が期待できます。

位置:首の後ろ側の髪の生え際にある左右の大きな筋肉の外側のくぼみにあります。

押し方:両手を組んで、両側の親指を風池に当て、体の上半身の重みを利用して軽く3~5秒間押し、これを3回繰り返します。

目の疲れに関連する症状については、ドライアイの症状と対策もご参照ください。

2. 天柱(てんちゅう)- 肩こりと目の疲れの緩和に

天柱は後頭部、髪の生え際の両側にある太い筋肉の外側にあるツボです。肩こり、眼精疲労、自律神経の安定に効果的とされています。

位置:後頭部の髪の生え際、中央のくぼみから左右に触れる太い筋線維の外側にあります。

押し方:両手の親指で左右の天柱を同時に押します。強さは心地よく感じる程度で、3秒押して2秒離す動作を5回ほど繰り返します。

3. 肩井(けんせい)- 肩こりの緩和に

肩井は首と肩を結んだ線の中間あたりにあるツボで、肩こりや目の疲れによる肩の緊張に効果が期待できます。

位置:首の骨の根元と肩先を結んだ線の中間点にあります。

押し方:人差し指・中指・薬指の3本をそろえて、肩井を左右交互に3秒×3回押します。デスクワークの休憩時に行うと効果的です。

4. 太陽(たいよう)- 眼精疲労からくる頭痛に

太陽は、こめかみ付近にあるツボで、眼精疲労による頭痛や目の疲れの緩和に効果が期待できます。

位置:眉尻と目尻の間のくぼみ(こめかみ部分)にあります。

押し方:両手の親指を両側の太陽に当て、ゆっくりと円を描くように指圧します。強さは気持ちよく感じる程度で、1分程度続けると良いでしょう。

5. 攅竹(さんちく)- 目の疲れやまぶたの痙攣に

攅竹は眉の内側のくぼみにあるツボで、眼精疲労に効果が期待できます。特にパソコン作業後の目の疲れに試してみる価値があります。

位置:眉頭の内側(鼻に近い方)のくぼみにあります。

押し方:親指で軽く数秒間押します。あまり強く押さないよう注意しましょう。

6. 睛明(せいめい)- 目の疲れとかすみ目に

睛明は目頭の内側と鼻の付け根の間にあるツボで、視力回復や目のかすみ改善に効果が期待できるとされています。

位置:目頭(目のいちばん内側)と鼻の付け根の間のくぼみにあります。

押し方:目を閉じ、親指と人差し指で睛明をつまむようにします。やさしく円を描くように押しながら、ぎゅっと目を閉じると効果的です。

7. 魚腰(ぎょよう)- ドライアイや眼精疲労に

魚腰は眉毛の真ん中あたりにあるくぼみで、ドライアイや眼精疲労の改善に効果が期待できます。

位置:眉毛の真ん中あたりにあるくぼみです。

押し方:親指や人差し指で軽く押します。1分程度、気持ちよく感じる強さで押し続けると良いでしょう。

肩こりと目の疲れに効くツボの正しい押し方と注意点

肩こり 目の疲れ ツボ

効果的なツボ押しのためには、正しい方法で行うことが大切です。以下のポイントに注意しましょう。

基本的な押し方

ツボ押しは、指の腹を使って優しく押すのが基本です。痛気持ちいい程度の強さで、3〜5秒押して2秒緩めるというリズムで行います。一つのツボにつき、この動作を3〜5回繰り返すと効果的です。

強く押せば効果が高まるというわけではありません。特に顔周りのツボは、脂肪や筋肉が少なく敏感な部分なので、力加減に十分注意してください。

肩こりの根本的な解消法については肩こり改善エクササイズも効果的です。

効果を高めるコツ

ツボ押しの効果を高めるには、以下のコツを意識しましょう:

  • リラックスした状態で行う
  • 呼吸を意識しながら押す(押すときは息を吐く)
  • 入浴後など体が温まっているときに行うと効果的
  • マッサージオイルや温めたタオルを併用するとさらに効果的

注意すべき点

ツボ押しは基本的に安全な方法ですが、以下のような場合は注意が必要です:

  • 妊娠中の方は専門家に相談してから行う
  • 皮膚に炎症や傷がある部分は避ける
  • 強い痛みを感じる場合はすぐに中止する
  • 目の周りのツボを押す際は、眼球を押さないよう注意する

目の疲れと肩こりを予防するための日常習慣

肩こり 目の疲れ ツボ

ツボ押しと併せて、日常生活での予防策も大切です。以下の習慣を取り入れることで、目の疲れと肩こりの予防につながります。

デスクワーク中の対策

長時間のデスクワークは目と肩に大きな負担をかけます。以下の対策を心がけましょう:

  • 1時間に1回は休憩を取り、遠くを見る習慣をつける
  • モニターと目の距離は40cm以上、スマートフォンは30cm以上離す
  • 画面の明るさと室内の照明を適切に調整する
  • 正しい姿勢を保つ(背筋をまっすぐに、肩の力を抜く)

眼球体操でリフレッシュ

眼球体操は、目の周りの筋肉をほぐし、血行を促進する効果があります。1日に数回、以下の体操を行いましょう:

  1. まっすぐ前を見る状態から、顔は動かさず目だけを上下左右に動かす
  2. 時計回りと反時計回りに目を大きく回す
  3. 遠くと近くを交互に見る(20秒遠くを見て、10秒近くを見る)

栄養面からのサポート

目の健康を維持するためには、適切な栄養素の摂取も重要です:

  • ビタミンA・βカロテン:レバー、ニンジン、ほうれん草などに含まれる
  • ビタミンB群:豚肉、レバー、玄米、納豆などに含まれる
  • ビタミンE:アーモンド、アボカド、オリーブオイルなどに含まれる
  • ルテイン・ゼアキサンチン:ケール、ほうれん草、ブロッコリーなどに含まれる
  • オメガ3脂肪酸:青魚、亜麻仁油などに含まれる

目薬の活用と専門医への相談

肩こり 目の疲れ ツボ

ツボ押しや日常習慣の改善と併せて、症状に合った目薬の使用も効果が期待できます。一部の研究では、適切な目薬の使用が眼精疲労の症状緩和に寄与する可能性が示されています。

目の疲れに効果的な目薬

目の疲れのタイプによって、適した目薬が異なります:

  • 疲れ目:ビタミンB12などの栄養成分配合の目薬
  • ドライアイ:保湿成分配合の目薬
  • 充血:血管収縮成分配合の目薬

ただし、目薬の使用は対症療法であり、根本的な解決にはならないことを理解しておきましょう。使用前に説明書をよく読み、使用期限や使用回数を守ることが大切です。

専門医への相談を検討すべき症状

次のような症状がある場合は、眼科医や鍼灸師などの専門家への相談を検討しましょう:

  • 目の痛みや充血が続く
  • 視力の急激な低下を感じる
  • ツボ押しや休息をとっても症状が改善しない
  • 頭痛や吐き気などの全身症状を伴う

肩こりと目の疲れに関するよくある質問

肩こり 目の疲れ ツボ

Q. ツボ押しはどのくらいの頻度で行うべきですか?

A. ツボ押しは基本的に毎日行って問題ありません。特に目の疲れや肩こりを感じたときにすぐに行うと効果的です。デスクワーク中なら1時間に1回程度、短時間(1〜3分程度)のツボ押しを取り入れると、疲れの蓄積を防げます。ただし、強く押しすぎると逆効果になることもあるので、心地よく感じる強さで行うことが大切です。

Q. 肩こりや目の疲れに効果的な入浴法はありますか?

A. 38〜40度程度のお湯に15〜20分程度浸かることで、全身の血行が促進され、肩こりや目の疲れの緩和に効果が期待できます。入浴中に首や肩を温めながら軽くマッサージすると、さらに効果が高まります。また、入浴前後にツボ押しを行うと、血行が良くなっているため通常よりも効果を感じやすくなります。入浴剤に生姜やヒノキなどを使用すると、リラックス効果も得られます。ただし、個人の体調や持病によって適温は異なる可能性がありますので、ご自身の体調に合わせて調整することをおすすめします。

Q. 目の疲れからくる肩こりと通常の肩こりは違いますか?

A. 目の疲れからくる肩こりは、首の後ろから肩にかけての筋肉に特に強く出る傾向があります。特徴として、目を酷使する作業(長時間のパソコン作業やスマホの使用など)の後に症状が悪化し、休息を取っても完全には回復しないことが多いです。一方、通常の肩こりは姿勢の悪さや運動不足、ストレスなどが主な原因で、症状の出方や部位が若干異なります。どちらの場合も、原因に合わせた対策が重要です。

Q. 子供も眼精疲労になりますか?

A. はい、子供も眼精疲労になることがあります。特に現代はタブレットやスマートフォンの使用が低年齢化しており、子供の眼精疲労も増加傾向にあります。子供の場合、自分から症状を訴えないこともあるため、目をよくこする、集中力が続かない、頭痛を訴えるなどの兆候に注意が必要です。子供向けには、デジタル機器の使用時間を制限し、定期的に目を休ませる習慣をつけさせることが大切です。症状が気になる場合は小児眼科を受診しましょう。

Q. ツボ押しで目の視力は改善しますか?

A. ツボ押しには血行促進効果があり、目の疲れを和らげることが期待できますが、視力そのものの回復については科学的証拠が限られています。ただし、眼精疲労が原因で一時的に視力が低下している場合は、ツボ押しによって疲れが解消されることで、視力が元の状態に戻ることはあります。視力の問題がある場合は、ツボ押しだけに頼らず、適切な眼鏡やコンタクトレンズの使用、眼科医の診察を受けることをおすすめします。視力回復を謳う民間療法には科学的根拠が乏しいものも多いので注意が必要です。

Q. パソコン作業中にできる簡単なツボ押しはありますか?

A. パソコン作業中の短い休憩時間にできる簡単なツボ押しとしては、太陽(こめかみ)のツボ押しがおすすめです。両手の中指でこめかみを軽く円を描くようにマッサージするだけで、目の疲れの緩和に効果的です。また、目を閉じて親指と人差し指で目頭の睛明を軽く押したり、眉間を優しくマッサージするのも効果的です。これらは座ったままでも気軽にできるため、1時間に1回程度、30秒〜1分間行うと良いでしょう。長時間のデスクワーク中は、こまめに姿勢を正して肩の力を抜くことも忘れないようにしましょう。

Q. 目の疲れと肩こりを予防するためのストレッチはありますか?

A. 目の疲れと肩こりを予防するストレッチとしては、首や肩のストレッチが効果的です。例えば、首を左右にゆっくり傾ける、肩を大きく回す、両手を組んで頭上に伸ばすなどの簡単なストレッチが役立ちます。また、眼球ストレッチとして、目を大きく上下左右に動かしたり、遠くと近くを交互に見る運動も効果的です。これらのストレッチは1時間に1回程度、数分間行うだけでも予防効果があります。長時間同じ姿勢を続けないよう、意識的に体を動かす習慣をつけることが重要です。

関連記事

「デスクワークで慢性的に目が疲れていてつらい…」眼精疲労と肩こりの深い関係性と今すぐできる解消法

肩こりの悩みは自身でも改善できます!セルフケア整体 新宿本店 nobu先生流エクササイズ

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

最新の記事はこちら

よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

近くの店舗を探す
24時間スマホで簡単に予約可能 さっそく予約する