最終更新:2025.07.02

【2025年版】腱鞘炎とガングリオンの違いとは?症状・原因から治療法まで専門家が詳しく解説

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

手や指に痛みやしこりを感じて「これは腱鞘炎?それともガングリオン?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。腱鞘炎は腱鞘の炎症による痛みが主症状となる可能性が高く、ガングリオンは関節や腱鞘にできるゼリー状のしこり(腫瘤)が特徴的です。どちらも手や指の腱鞘に関わる疾患ですが、病態・症状・治療法が大きく異なります。この記事では、両者の違いを明確にし、適切な診断と治療選択のポイントを専門家の視点から詳しく解説いたします。

腱鞘炎とガングリオンの基本的な違い

腱鞘炎 ガングリオン

腱鞘炎とは何か?

腱鞘炎は、腱を包む腱鞘という組織が炎症を起こす疾患です。腱とは、筋肉と骨をつなぐ線維状の組織で、腱鞘は腱が滑らかに動くためのベルト通しのような役割を果たしています。また、使いすぎや繰り返し動作により腱鞘が炎症を起こすと、指の曲げ伸ばしで痛みや引っかかりが生じる可能性があります。

さらに、腱鞘炎は女性に多く発症する傾向があり、特に手や指を多く使う職業の方や、妊娠・更年期のホルモン変化の影響を受けやすいことが知られています。

ガングリオンとは何か?

一方、ガングリオンは、関節や腱鞘の周囲にできる袋状の腫瘤です。この袋の中には、関節液や滑液が濃縮されたゼリー状の物質が入っています。多くは良性の腫瘤で、手首の甲側や指の付け根にできやすく、硬いしこりとして触れることができる傾向があります

しかし、ガングリオンの原因は完全には解明されておらず、関節包や腱鞘からの滑液の漏出が関与していると考えられています。また、無症状の場合も多く、約半数は自然に治ることもあります。

比較項目腱鞘炎ガングリオン
病態腱鞘の炎症性疾患袋状の腫瘤形成
主な症状痛み、腫れ、動きの制限、しびれ硬いしこり、圧迫感、時に痛み
好発部位指の付け根、手首、手関節手首の甲側、指の関節付近
触診所見腫れ、熱感、圧痛硬い瘤状の腫れ
再発の可能性使いすぎで再発しやすい摘出術後も再発の可能性あり

腱鞘炎・ガングリオンの症状の違いと見分け方

腱鞘炎 ガングリオン

腱鞘炎の症状

腱鞘炎の症状として、以下のような特徴が挙げられます。これらの症状は、日常生活に大きな支障をきたす可能性があるため、早期の適切な診断が重要です:

  • 動作時の痛み:指を曲げ伸ばしする際の痛みや引っかかり感(ばね指現象)
  • 朝のこわばり:起床時に指がうまく動かない状態が続く
  • 圧痛:指の付け根や手首を押すと強い痛みを感じる
  • 腫れ:炎症による軽度から中等度の腫れが生じる可能性
  • しびれ:神経圧迫による指先のしびれや感覚異常(まれ)
  • 機能障害:握力低下や細かい作業が困難になる

腱鞘炎は使いすぎが主な原因となりますが、女性に多く、特に手や指を多く使う職業の方に発症しやすい傾向があります。また、妊娠中や更年期のホルモン変化も発症に関与している可能性があります。

ガングリオンの症状

ガングリオンの症状には、以下のような特徴があります。そのため、これらの症状を感じた場合は、整形外科での検査を受けることをお勧めします

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  • 硬いしこり:米粒大からピンポン玉大の硬い腫瘤が触れる
  • 可動性:皮膚の下で動く(関節包につながっている場合は固定)
  • 圧迫感:周囲組織を圧迫することによる違和感や不快感
  • 神経症状:神経を圧迫した場合のしびれや痛み、運動障害
  • 無症状:約半数は痛みがなく、外見上の問題のみ
  • サイズ変化:関節の動きや使用頻度により大きさが変わることがある

ガングリオン・腱鞘炎の原因と発症メカニズム

腱鞘炎 ガングリオン

腱鞘炎の原因

腱鞘炎の主な原因は以下の通りです。また、これらの要因は複合的に作用することが多く、日本整形外科学会でも詳しく解説されています:

  • 使いすぎ(オーバーユース):手や指の繰り返し動作による機械的刺激
  • 加齢による変化:腱鞘の柔軟性低下と組織の変性
  • ホルモンの影響:妊娠・出産・更年期におけるホルモン変化
  • 基礎疾患:糖尿病、関節リウマチ、甲状腺疾患など
  • 外傷:手首や指の外傷による二次的な炎症
  • 職業的要因:キーボード作業、楽器演奏、手工業など

ガングリオンの原因

ガングリオンの発生原因について、現在のところ明確には解明されていませんが、以下の要因が関与していると考えられています:

  • 関節の使いすぎ:関節や腱鞘への過度な負荷による滑液の漏出
  • 外傷:関節包や腱鞘の微細な損傷
  • 先天的要因:関節包の構造的な脆弱性や異常
  • 性別・年齢:20~40代の女性に多い傾向(約3:1の比率)
  • 関節の構造異常:関節包の一部が袋状に突出する現象
  • 滑液の性状変化:関節液の粘性増加や成分変化

整形外科での診断方法と検査

腱鞘炎 ガングリオン

整形外科での診断プロセス

適切な診断のためには、整形外科専門医による詳細な診察と必要に応じた画像検査が重要です。そのため、症状がある場合は早期に信頼できる整形外科医を受診することをお勧めします。

身体所見による診断

  • 視診:腫れ、変形、しこりの有無、皮膚の色調変化を確認
  • 触診:圧痛、硬さ、可動性、温度、脈拍の有無を評価
  • 機能検査:関節可動域、筋力テスト、握力測定
  • 誘発テスト:特定の動作での症状再現、ばね指テスト
  • 神経学的検査:感覚検査、反射検査、神経伝導速度測定

画像検査

  • 超音波検査(エコー):腱鞘の厚み、ガングリオンの内容物と血流確認
  • MRI検査:詳細な軟部組織の評価、関節包との連続性確認
  • レントゲン検査:骨の異常や関節変形、石灰化の除外
  • 穿刺検査:ガングリオン内容物の性状確認(必要に応じて)

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腱鞘炎・ガングリオンの治療法の選択肢

腱鞘炎 ガングリオン

腱鞘炎の治療法

保存的治療

まず、以下の保存的治療から開始することが一般的です。また、治療方法の詳細については、専門医と十分に相談することが大切です:

  • 安静・固定:副子やサポーターによる患部の安静、日帰り可能な処置
  • 薬物療法:非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の内服・外用
  • 注射療法:ステロイド注射による炎症抑制、局所麻酔併用
  • 理学療法:ストレッチ、温熱療法、超音波治療
  • 作業療法:日常生活動作の指導、道具の工夫

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手術治療

保存的治療で改善しない場合、腱鞘切開術を行います。日帰り手術で可能で、局所麻酔下で腱鞘を切開し、腱の滑走を改善する可能性があります。また、手術費用や保険適用についても事前に確認しておくことが大切です。

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しかし、手術後も再発の可能性があるため、術後の生活指導や定期的なフォローアップが重要となります。

ガングリオンの治療法

経過観察

無症状のガングリオンの場合、約半数は自然に治ることもあります。そのため、定期的な経過観察を行い、症状の変化を確認します。

穿刺吸引

  • 方法:注射器と針でガングリオン内容物を吸引
  • メリット:外来で簡単に実施可能、侵襲性が低い
  • デメリット:再発率が高い傾向(約50~80%)
  • 適応:症状が軽度で、患者の希望がある場合

手術治療

再発を繰り返す場合や、神経圧迫症状がある場合は手術を検討します。ガングリオン摘出術では、袋状の腫瘤を根部まで完全に切除することで再発リスクを最小限に抑える可能性があります。

また、手術は日帰りまたは短期入院で行われ、局所麻酔下での施術が一般的です。術後の機能回復には個人差がありますが、多くの場合で良好な予後が期待できます。

専門家が教える腱鞘炎・ガングリオンの予防法と日常生活での注意点

腱鞘炎 ガングリオン

腱鞘炎の予防法

腱鞘炎の予防には、以下の点に注意することが重要です。また、効果的な予防ストレッチ方法を日常的に取り入れることをお勧めします:

  • 適度な休息:手や指を多く使う作業の合間に定期的な休憩を取る
  • 正しい姿勢:パソコン作業時の手首の角度と肩の位置に注意
  • ストレッチ:定期的な手首・指のストレッチと関節可動域訓練
  • 道具の工夫:握りやすい道具の使用、エルゴノミクス対応器具
  • 環境整備:作業環境の改善、照明や机の高さ調整
  • ウォーミングアップ:作業前の手指の準備運動

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ガングリオンの予防法

ガングリオンの明確な予防法は確立されていませんが、以下の点に注意することが推奨されます:

  • 関節への負荷軽減:過度な手首の使用や無理な姿勢を避ける
  • 外傷予防:スポーツ時の手首保護具着用、安全な環境づくり
  • 早期発見:しこりを見つけた場合の速やかな医療機関受診
  • 関節の柔軟性維持:適度な運動と関節可動域訓練
  • 全身の健康管理:基礎疾患の管理、栄養バランスの維持

いつ医療機関を受診すべきか

腱鞘炎 ガングリオン

以下の症状がある場合は、整形外科専門医への受診を強く推奨します

  • 日常生活に支障をきたす痛みや機能障害が続く場合
  • 急速に大きくなるしこりや腫れが認められる場合
  • しびれや感覚異常を伴う症状が出現した場合
  • 保存的治療で改善しない症状が持続する場合
  • 仕事や趣味活動に著しい影響を与える症状がある場合
  • 発熱や全身症状を伴う場合(感染の可能性)
  • 外傷後に症状が悪化した場合

早期診断・早期治療により、多くの場合で良好な予後が期待できます。症状を我慢せず、専門医に相談することが大切です。特に、症状が長期間続く場合や日常生活に支障をきたす場合は、迷わず受診してください。

さらに、適切なクリニックの選び方についても事前に確認しておくことで、より良い治療を受けることができます。

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腱鞘炎とガングリオンに関するよくある質問

腱鞘炎 ガングリオン

Q. 腱鞘炎とガングリオンは同時に発症することはありますか?

A. はい、同時に発症する可能性があります。ガングリオンが腱鞘を圧迫することで腱鞘炎を引き起こしたり、腱鞘炎による炎症が関節包に影響してガングリオンが形成されることがあります。症状が複雑な場合は、専門医による詳細な診察が必要です。

Q. ガングリオンは放置しても自然に治りますか?

A. ガングリオンの約半数は無症状で、放置していても自然に治ることがあります。しかし、大きくなったり痛みが強くなったりする場合は治療が必要です。定期的な経過観察を行い、症状の変化に注意することが重要です。

Q. 腱鞘炎の注射治療は痛いですか?

A. ステロイド注射は局所麻酔を使用するため、注射時の痛みは最小限に抑えられます。注射後数日間は軽度の痛みや腫れが生じることがありますが、多くの場合で症状の改善が期待できます。

Q. 手術後の回復期間はどの程度ですか?

A. 腱鞘炎の腱鞘切開術では約2~4週間、ガングリオン摘出術では約3~6週間で日常生活への復帰が可能です。完全な回復には個人差がありますが、多くの場合で良好な機能回復が期待できます。

Q. 再発を防ぐためにはどうすればよいですか?

A. 腱鞘炎の再発予防には、適度な休息とストレッチが重要です。ガングリオンは完全摘出により再発リスクを下げることができますが、日常生活での手首への負荷軽減も大切です。定期的なフォローアップも推奨されます。

Q. 妊娠中でも治療は受けられますか?

A. 妊娠中は薬物療法に制限がありますが、物理療法や装具療法などの保存的治療は可能です。手術が必要な場合でも、局所麻酔下での施術により安全に行うことができます。必ず産婦人科医と連携した治療計画を立てます。

Q. どちらも女性に多いと聞きましたが、理由はありますか?

A. 女性に多い理由として、ホルモンの影響、手の構造的な違い、家事や育児による手の使用頻度の高さなどが挙げられます。特に妊娠・出産期や更年期のホルモン変化は、腱鞘や関節包に影響を与える可能性があります。

森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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