最終更新:2025.06.23

【専門家監修】腱鞘炎のリハビリ方法とストレッチ5選|痛みの原因から改善策まで徹底ガイド

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

腱鞘炎のリハビリによる手首や指の痛み改善は、日常生活の質向上に直結します。本記事では、専門家が監修する効果的な腱鞘炎リハビリ方法とストレッチを詳しく解説し、痛みの軽減と機能回復を目指すための具体的な方法をご紹介します。また、自宅で実践できる安全なリハビリから、症状が改善しない場合の整形外科受診の目安まで、腱鞘炎の総合的な対策をお伝えします。さらに、予防策や日常生活での注意点についても詳細に説明いたします。

目次

腱鞘炎とは?主な原因と症状を専門家が解説

腱鞘炎 リハビリ

腱鞘炎は、手や指の腱を包む腱鞘という組織に炎症が生じる疾患です。

腱は筋肉と骨をつなぐ組織で、腱鞘はその腱を保護するトンネルのような構造をしています。この腱鞘に炎症が起こることで、手首や指に痛みや動きの制限が生じます。また、腱と腱鞘の間で摩擦が増加し、滑走性が低下することが症状悪化の主な要因となります。

腱鞘炎の主な原因と発症メカニズム

腱鞘炎の発症原因は以下のような要因が考えられます。また、これらの要因が複合的に作用することで症状が悪化する場合もあります。特に現代社会では、デジタルデバイスの長時間使用による発症が増加傾向にあります。

原因詳細対策
反復動作長時間のパソコン作業、スマートフォンの使用、楽器演奏などによる手首や指の酷使定期的な休憩と姿勢改善
加齢変化加齢により腱の柔軟性が低下し、腱鞘との摩擦が増加日常的なストレッチ習慣
ホルモンの影響妊娠・出産時のホルモンバランス変化による腱や関節への影響適切な負荷調整とケア
外傷手首や指への直接的な外力による腱鞘の損傷早期の医療機関受診

代表的な症状と進行段階

腱鞘炎の症状は段階的に進行することが多く、早期発見・早期対応が症状悪化を防ぐ重要なポイントとなります。そのため、以下の症状を理解し、適切なタイミングでの対応を心がけることが大切です。

  • 初期症状:手首や指の動きにくさ、軽微な痛み、朝のこわばり、握力の軽度低下
  • 進行期:手首の腫れ、指を曲げる際の痛み増強、動作時の引っかかり感、日常動作での不便
  • 重症期:安静時痛、夜間痛、日常動作の著しい制限、手指の変形や可動域制限

さらに、症状の程度に応じた対応方法についても理解を深めることが重要です。

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自分でできる腱鞘炎のセルフチェック方法

腱鞘炎 リハビリ

腱鞘炎の早期発見には、以下のセルフチェック方法が有効です。ただし、これらは参考程度に留め、気になる症状がある場合は専門家にご相談することをお勧めします。また、セルフチェックは定期的に行い、症状の変化を把握することが大切です。

ドケルバン病のセルフチェック(親指側の腱鞘炎)

このテスト方法は、親指側の腱鞘炎の診断に広く使用されている検査法です。フィンケルシュタインテストとも呼ばれ、医療現場でも用いられる信頼性の高い方法です。

  1. 親指を握りこんで拳を作る
  2. 手首を小指側にゆっくりと曲げる
  3. 親指側の手首に強い痛みがあれば陽性の可能性
  4. 無理に行わず、痛みが強い場合は中止する
  5. 左右両方で実施し、比較検討する

ばね指のセルフチェック

ばね指は腱鞘炎の一種で、特に朝の症状が特徴的です。指の腱鞘が狭くなることで、腱の滑走が阻害される状態です。

  1. 指の曲げ伸ばしをゆっくりと行う
  2. 指がカクカクと引っかかる感覚の有無を確認
  3. 朝起きた時に指のこわばりが強いかチェック
  4. 指を動かす際に痛みや違和感があるか評価
  5. 症状のある指と正常な指を比較する

手首の可動域チェック

手首の動きを客観的に評価することで、腱鞘炎の程度を把握できます。

  1. 手首を上下左右に動かし、可動域を確認
  2. 動作時の痛みの有無と程度を評価
  3. 左右の手首で比較検討
  4. 日常動作での制限を具体的に把握

これらの症状に心当たりがある場合は、適切なリハビリや治療を早期に開始することが重要です。

【専門家監修】腱鞘炎の改善を目指す基本のリハビリ・ストレッチ5選

腱鞘炎 リハビリ

ここでは、専門家が監修する腱鞘炎のリハビリとストレッチ方法をご紹介します。無理のない範囲で継続することが効果を得るためのポイントです。また、各ストレッチには適切な実施方法と注意点があります。

※図解画像については、各ストレッチの詳細な手順を視覚的に示すイラストを配置予定

1. 指のストレッチ(腱の滑走性改善)

目的:指の筋肉の柔軟性向上と腱の滑走性改善、関節可動域の維持

方法:

  1. 肘を伸ばして手のひらを上に向ける
  2. 反対の手で指を1本ずつゆっくりと後ろに反らす
  3. 痛みのない範囲で10秒間キープ
  4. 各指2-3セット実施
  5. 小指から親指まで順番に行う
  6. 呼吸を止めずにリラックスして実施

注意点:急激な動作は避け、痛みが増強する場合は中止してください。

2. 手首のストレッチ(前腕筋群の柔軟性向上)

目的:手首周囲の筋肉の緊張緩和と可動域改善、血液循環の促進

方法:

  1. 肘を伸ばし、手のひらを前に向ける
  2. 反対の手で手首をゆっくりと手前に引く
  3. 前腕に心地よい伸張感を感じる位置で15-30秒間キープ
  4. 手の甲側も同様に行う(手の甲を前に向けて実施)
  5. 各方向3セット実施
  6. 呼吸を止めずにリラックスして実施

注意点:過度な力は避け、自然な範囲での伸張を心がけてください。

3. 前腕のストレッチ(筋膜リリース効果)

目的:前腕の筋肉の柔軟性向上と負担軽減、筋膜の癒着改善

方法:

  1. 肘を伸ばし、手のひらを下に向ける
  2. 反対の手で手の甲を押し、手首を曲げる
  3. 前腕に伸張感を感じる位置で20秒キープ
  4. 3セット実施
  5. ストレッチ後は軽く手首を回す
  6. 左右交互に実施し、効果を比較

注意点:手首に負担をかけすぎないよう、適度な強度で行ってください。

4. 腱滑走エクササイズ(機能的リハビリ)

目的:腱と腱鞘の滑走性改善、動作の滑らかさ向上、機能的な動きの回復

方法:

  1. 手をまっすぐ伸ばした状態から開始
  2. 指先を曲げる → 指の付け根を曲げる → 拳を作る
  3. この動きを逆順で行い、ゆっくりと10回繰り返す
  4. 1日3セット実施
  5. 動作は滑らかに、痛みがある場合は中止
  6. 各段階で2-3秒間保持する

注意点:急激な動作は腱鞘炎を悪化させる可能性があるため、ゆっくりとした動作を心がけてください。

5. 親指のストレッチ(ドケルバン病特化型)

目的:親指の腱の柔軟性向上と炎症軽減、機能改善

方法:

  1. 親指を手のひらに付けるように内側に曲げる
  2. 他の4本の指で親指を包み込む
  3. 手首を小指側にゆっくりと傾ける
  4. 痛みのない範囲で15秒キープを3セット
  5. 強い痛みがある場合は無理をしない
  6. 症状に応じて角度を調整する

注意点:ドケルバン病の急性期は症状を悪化させる可能性があるため、専門家に相談してから実施してください。

リハビリは短期間で終わるものではなく、継続することが重要です。毎日少しずつでも続けることで、症状の改善が期待できます。

腱鞘炎リハビリの効果的な実践方法

腱鞘炎 リハビリ

ストレッチの効果を最大限に引き出すためには、正しい方法で実施することが不可欠です。また、継続的な実践により、症状の改善だけでなく再発予防効果も期待できます。そのため、以下のポイントを理解し、日常生活に取り入れることが重要です。

1. 適切なタイミングと頻度の設定

入浴後や軽い温熱療法の後に実施すると筋肉の柔軟性が高まり効果的です。1日2-3回、無理のない範囲で継続しましょう。

さらに、朝起きた時と就寝前の実施は、症状の軽減に特に効果的とされています。朝のこわばりを防ぎ、夜間の痛みを軽減する効果が期待できます。また、仕事の合間に短時間のストレッチを取り入れることで、予防効果も高まります。

2. 痛みの管理と負荷調整

ストレッチ中に痛みが増強する場合は、かえって炎症を悪化させる可能性があります。「気持ちよい」と感じる程度の伸張感に留めることが大切です。

一方で、全く負荷を感じない場合は効果が期待できないため、適度な伸張感を目安に調整することが重要です。療法の進行に応じて、段階的に負荷を調整していきましょう。また、痛みの評価には10段階スケールを用いると客観的な管理が可能です。

3. 段階的な負荷調整と進行管理

症状の改善に応じて、ストレッチの強度や時間を段階的に調整します。急激な負荷増加は症状悪化の原因となるため注意が必要です。

初期段階では軽い負荷から始め、症状の改善に伴い徐々に強度を上げていきます。また、日々の症状変化を記録し、効果的なプログラムを継続することが重要です。

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日常生活での腱鞘炎リハビリのコツと予防策

腱鞘炎 リハビリ

リハビリと併行して行う対策により、より効果的な症状改善が期待できます。日常のちょっとした工夫が、大きな改善につながる可能性があります。そのため、生活習慣の見直しと継続的な予防策の実践が重要です。

温熱療法と冷却療法の使い分け

急性期の炎症には冷却療法、慢性期の筋肉の緊張には温熱療法が有効とされています。症状に応じて使い分けることが重要です。

冷却療法では氷嚢やアイスパックを15-20分程度患部に当て、温熱療法では温かいタオルや湯たんぽを同様に使用します。また、温冷交代浴も血液循環の改善に効果的です。ただし、感覚が鈍い状態では火傷のリスクがあるため、適切な温度管理が必要です。

日常生活での予防策と作業環境の改善

毎日の生活習慣を見直すことで、腱鞘炎の予防と症状改善を図ることができます。特に現代社会では、デジタルデバイスの使用が避けられないため、適切な使用方法を身につけることが重要です。

  • 作業環境の改善:パソコン作業時の姿勢や机の高さ調整、キーボードの角度調整、マウスパッドの活用
  • 休憩の取り入れ:1時間に5-10分程度の手首休憩、ストレッチタイムの設定、タイマーの活用
  • 動作の工夫:力の入れ方や道具の使い方の見直し、握り方の改善、両手の使い分け
  • 筋力トレーニング:手首や前腕の筋力強化、バランス改善エクササイズ、持久力向上

装具療法とサポーターの適切な活用

症状や日常生活に応じて、手首用サポーターや親指用装具の使用も検討されます。ただし、長期間の使用は筋力低下を招く可能性があるため、専門家と相談の上で適切に使用することが大切です。

装具の選択では、症状の部位や重症度、職業や趣味などの活動レベルを考慮する必要があります。また、装具に頼りすぎず、適切なケアと併用することが重要です。さらに、装具の着脱時期や使用時間についても専門家の指導を受けることをお勧めします。

栄養と生活習慣の管理

炎症の軽減と組織修復を促進するために、適切な栄養摂取も重要です。オメガ3脂肪酸やビタミンCなどの抗炎症作用のある栄養素を積極的に摂取しましょう。また、十分な睡眠と水分摂取も組織の回復に不可欠です。

症状が改善しない場合の専門的治療オプション

腱鞘炎 リハビリ

セルフケアを継続しても症状が改善しない場合は、専門的な治療が必要かもしれません。早期の受診により、より効果的な治療選択肢が期待できます。また、症状の重症化を防ぐためにも、適切なタイミングでの受診が重要です。

整形外科受診を検討すべき症状と目安

以下の症状が見られる場合は、専門家への相談をお勧めします。また、症状が軽微でも長期間続く場合は、早期の相談が有効です。

  • 2週間以上のセルフケアでも症状が改善しない
  • 安静時にも痛みがある、または痛みが増強している
  • 夜間痛で睡眠が妨げられる状態が続く
  • 日常生活に著しい支障があり、ADL(日常生活動作)が制限される
  • 手指の変形や可動域制限が進行している
  • しびれや感覚異常が現れている
  • 握力の著明な低下が認められる

専門的な治療選択肢と効果

整形外科では、症状や重症度に応じて以下の治療法が選択される可能性があります。それぞれの治療法には特徴があり、患者の状態に応じて最適な方法が選択されます。また、複数の治療法を組み合わせることで、より高い効果が期待できる場合もあります。

治療法適応・効果期間・注意点
薬物療法消炎鎮痛剤による炎症と痛みの軽減、NSAIDs使用1-2週間、胃腸障害に注意
注射療法ステロイド注射による局所的な炎症抑制、即効性効果持続3-6ヶ月、感染リスク
物理療法超音波療法や電気刺激による組織修復促進2-4週間、継続的通院必要
手術療法保存的治療で改善しない重症例、腱鞘切開術回復期間1-3ヶ月、術後リハビリ必要

早期受診により、より簡単な治療で症状改善が期待できる場合が多いため、症状が長引く場合は遠慮なく専門家にご相談ください。

腱鞘炎の詳細については日本整形外科学会の公式情報もご参照ください。また、厚生労働省でも職業性疾患としての腱鞘炎について詳しい情報を提供しています。

リハビリテーション専門機関での治療

理学療法士や作業療法士による専門的なリハビリテーションも有効な選択肢です。個人の症状や生活スタイルに応じたオーダーメイドのプログラムにより、より効果的な改善が期待できます。また、正しいリハビリ方法の指導により、自宅でのセルフケアの質も向上します。

腱鞘炎のリハビリに関するよくある質問

腱鞘炎 リハビリ

Q. 腱鞘炎のリハビリはどのくらいの期間続ければ効果が現れますか?

A. 一般的には2-4週間程度の継続で効果が現れ始めることが多いですが、症状の重症度や個人差により異なります。軽度の症状では1-2週間で改善が見られることもありますが、重症例では数ヶ月を要する場合もあります。毎日継続することが重要で、改善が見られない場合は専門家への相談をお勧めします。

Q. ストレッチ中に痛みが出る場合はどうすればよいですか?

A. ストレッチ中に痛みが増強する場合は、強度を下げるか一時的に中止してください。痛みを我慢して続けると、かえって症状が悪化する可能性があります。「気持ちよい」程度の伸張感に留めることが大切です。また、炎症が強い急性期には、ストレッチよりも安静を優先する場合もあります。

Q. 仕事でパソコンを使う時間が長いのですが、予防法はありますか?

A. 1時間に5-10分程度の休憩を取り、手首のストレッチを行うことが効果的です。また、キーボードの高さや角度を調整し、手首に負担のかからない姿勢を保つことも重要な予防策です。さらに、エルゴノミクスキーボードやマウスパッドの使用、定期的な姿勢変更も推奨されます。

Q. サポーターは症状改善に効果がありますか?

A. サポーターは症状の軽減に一定の効果が期待できますが、長期間の使用は筋力低下を招く可能性があります。症状や生活スタイルに応じて適切に使用し、可能であれば専門家に相談することをお勧めします。また、サポーターは治療の補助手段であり、根本的な改善にはリハビリが重要です。

Q. 温めるのと冷やすの、どちらが良いですか?

A. 急性期の腫れや熱感がある場合は冷却療法、慢性期の筋肉の緊張や硬さには温熱療法が一般的に推奨されます。症状に応じて使い分けることが重要ですが、迷った場合は専門家にご相談ください。また、温冷交代浴という方法もあり、血液循環の改善に効果的です。

Q. 子育て中に腱鞘炎になりました。特別な注意点はありますか?

A. 子育て中の腱鞘炎は、抱っこや授乳の姿勢が原因となることが多いです。可能な限り手首に負担のかからない抱き方を心がけ、パートナーや家族と育児を分担することも大切です。抱っこ紐の活用や授乳クッションの使用も効果的です。症状が重い場合は産婦人科や整形外科にご相談ください。

まとめ:効果的な腱鞘炎リハビリの実践に向けて

腱鞘炎 リハビリ

腱鞘炎のリハビリは、正しい方法で継続的に行うことで症状改善が期待できる治療法です。今回ご紹介したストレッチ5選を中心に、日常生活での予防策も併せて実践することで、より効果的な結果が得られるでしょう。

ただし、症状が2週間以上続く場合や日常生活に著しい支障がある場合は、セルフケアだけでなく専門的な治療が必要な可能性があります。そのため、整形外科などの専門機関を受診し、適切な診断と治療を受けることをお勧めします。

また、腱鞘炎は多くの人が経験する疾患ですが、適切な知識と対策により改善が可能です。この記事の内容を参考に、ご自身の症状に合わせたリハビリを実践し、快適な日常生活を取り戻しましょう。さらに、予防的なケアを継続することで、再発防止にも効果が期待できます。

最後に、リハビリの効果を最大化するためには、専門家との連携も重要です。定期的な評価と指導により、より安全で効果的なリハビリが実現できます。症状の改善だけでなく、生活の質の向上を目指して、継続的な取り組みを心がけてください。

森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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