最終更新:2025.06.24

腱鞘炎が悪化する5つの原因とは?放置リスクと今日からできる予防・対処法

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

腱鞘炎が悪化すると、痛みや腫れが広がり、指の動きが制限されて日常生活に大きな支障をきたします。最悪の場合、ばね指のような症状が現れ、手術が必要になることもあります。この記事では、腱鞘炎 悪化の主な原因5つと、症状の進行を防ぐための具体的な対処法、さらに専門家が推奨するセルフケア方法について詳しく解説します。早期の適切な対応で腱鞘炎の悪化を防ぎ、快適な日常を取り戻す方法をお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

腱鞘炎とは?悪化する前に知っておきたい基本知識

腱鞘炎 悪化

腱鞘炎(けんしょうえん)は、指や手首の腱とそれを包む腱鞘の間で起こる炎症性の疾患です。腱は筋肉と骨をつなぐ重要な組織で、腱鞘はその腱を保護するトンネルのような構造をしています。

主な症状として、指や手首の痛み、腫れ、動かしにくさなどが現れます。特に親指の付け根や手首に症状が出やすく、朝の起床時に強い痛みを感じることが多いのが特徴です。関節の炎症が進行すると、筋肉や骨の組織にも影響を及ぼし、さらに症状が悪化する可能性があります。

腱鞘炎の種類主な症状好発部位悪化した場合
ドケルバン病親指側の手首の痛み、腫れ親指の付け根から手首親指が動かしにくくなる
ばね指(狭窄性腱鞘炎)指がひっかかる、曲げ伸ばしの制限手のひら側の指の付け根指が完全に固まってしまう

なぜ腱鞘炎は悪化する?主な原因5つと放置するリスク

腱鞘炎 悪化

1. 手首や指の使いすぎ(オーバーユース)による腱鞘炎悪化

最も多い原因が、繰り返しの動作による腱への過度な負担です。パソコン作業、スマートフォンの長時間操作、楽器の演奏、スポーツなどで同じ動作を繰り返すことで、腱と腱鞘の間に摩擦が生じ、炎症が悪化します。特に現代人は、デジタルデバイスの使用時間が長く、指や手首を酷使する傾向にあります。

2. 不適切なセルフケアが腱鞘炎悪化を招く

痛い時、腫れた時に患部を伸ばしたり、冷やしたり、関節を揉んだりしても改善しません。大事なのは手首の動きです。

理学療法士 笹川先生(動画 00:00:15)

多くの人が行いがちな間違ったケア方法が、かえって症状を悪化させています。痛みがある時に無理にストレッチしたり、患部を強く揉んだりすると、炎症が拡大し、腱鞘炎が悪化する可能性があります。正しいケア方法を知ることが重要です。

3. ホルモンバランスの変化

女性の場合、妊娠、出産、更年期などでエストロゲンなどの女性ホルモンが変化すると、腱鞘が厚くなったり硬くなったりして、腱鞘炎が悪化しやすくなります。この時期は特に注意が必要で、予防的なケアを心がけることが大切です。

4. 全身の血流不良が局所の炎症を悪化させる

腰痛や肩こりなどで全身の血流が悪化すると、腕や手首の血液循環も悪くなり、炎症の回復が遅れて症状が長引く原因となります。特に腰の深部筋肉の硬さが、手首の症状に影響することが専門家の間で知られています。全身のバランスを整えることが、局所的な腱鞘炎の改善につながります。

5. 「ズボラ筋」の機能低下による負担集中

専門家が「ズボラ筋」と呼ぶ、普段使わなくなった筋肉の機能低下も腱鞘炎悪化の重要な要因です。手首や手の指などの末端部分の筋肉がうまく働かなくなると、特定の腱に負担が集中し、炎症が悪化しやすくなります。筋肉のバランスを整えることが、根本的な改善には不可欠です。

腱鞘炎が悪化する時の応急処置とサインを見逃さない方法

腱鞘炎 悪化

腱鞘炎が悪化すると、以下のような深刻な症状が現れる可能性があります

  • 痛みや腫れの拡大:初期の局所的な痛みから、手全体や前腕まで痛みが広がります
  • 指の動きが制限される:指を曲げ伸ばしすることが困難になり、力が入らなくなります
  • ばね指の発症:指がひっかかって「カクン」と動く状態になり、最悪の場合動かなくなります
  • 日常生活への支障:重いものを持つ、指先を使う細かい作業などが困難になります
  • 手術が必要になる状態:保存的治療で改善しない場合、腱鞘切開術などの手術が必要になることもあります

また、腱鞘炎悪化の初期サインとして、朝の手のこわばり、握力の低下、夜間の痛みなどが挙げられます。これらの症状に気づいたら、早めの対処が重要です。

腱鞘炎を悪化させないために今日からできる予防策とセルフケア

腱鞘炎 悪化

正しい手首のセルフケア方法で腱鞘炎悪化を防ぐ

専門家が推奨する効果的なセルフケア方法をご紹介します。重要なのは、痛い部分を直接刺激するのではなく、手首の動きを改善することです。これにより、腱鞘炎の悪化を防ぎ、症状の改善を期待できます。

手首運動の正しい方法:

  1. 軽く指をつまんだ状態にします
  2. つまんだまま手首をゆっくりと返します
  3. 10秒間その状態をキープし、前腕に力を入れます
  4. 反対側も同様に行います
  5. この運動を1日3セット、毎日継続することが重要です

日常生活での予防策

作業・動作予防のポイント悪化させない工夫
パソコン作業30分に1回休憩、キーボードの高さ調整マウスパッドの使用、手首の角度に注意
スマートフォン操作両手での操作、画面の高さ調整長時間使用の回避、定期的な休憩
育児・家事抱っこの仕方を変える、道具の活用重い物は体全体で持ち上げる

専門家の見解:効果的なセルフケアのコツ

セルフケア整体の専門家によると、腱鞘炎の改善には「ズボラ筋」と呼ばれる使わなくなった筋肉を再活性化することが重要です。67歳の女性患者の事例では、適切なセルフケアにより痛みレベルが10から2-3まで大幅に改善しました。

施術では、押し返したり、動かしたりするだけの簡単な作業でしたが、これだけでこんなに動くようになったのは驚きました。

セルフケア整体(動画 00:04:19)

重要なのは、激しいトレーニングではなく、日常生活の中で簡単に取り入れられる動作で筋肉の機能を回復させることです。継続性が何よりも大切で、無理をせずに続けることが症状改善の鍵となります。

悪化してしまった腱鞘炎の治療法と医療機関での対処

腱鞘炎 悪化

医療機関を受診すべきタイミング

以下の症状が現れた場合は、腱鞘炎が悪化している可能性が高いため、早めに整形外科などの専門医を受診することをおすすめします:

  • 痛みが2週間以上続く場合
  • 指が曲がらない、伸ばせない状態が続く場合
  • 腫れや熱感が強い場合
  • 日常生活に著しい支障が出る場合
  • しびれや感覚異常がある場合
  • 夜間痛で睡眠が妨げられる場合

医療機関での治療法

医療機関では、腱鞘炎の悪化程度に応じて以下のような治療が行われます:

  • 保存的治療:安静、固定、消炎鎮痛剤の使用、物理療法
  • 理学療法:専門的なリハビリテーション、運動療法
  • ステロイド注射:炎症の強い場合に限定的に使用
  • 手術療法:保存的治療で改善しない場合の最終手段

ただし、ステロイド注射を頻繁に行うと腱が弱くなり、最悪の場合切れてしまうリスクがあるため、悪化させない早期対応が重要です。

その他の治療選択肢と関連する疾患について

腱鞘炎 悪化

PRP療法(多血小板血漿療法)

腱鞘炎の症状が悪化した場合、再生医療の一種であるPRP療法を検討することもできます。これは患者自身の血液から血小板を濃縮して患部に注入する治療法で、自然治癒力を高める効果が期待されています。保険適用外の治療ですが、従来の治療で改善しない症例に有効な場合があります。

ツボ押しと東洋医学的アプローチ

ツボ押しなどの民間療法も、腱鞘炎の改善に役立つ可能性があります。ただし、症状が急性期の場合は炎症を悪化させる可能性もあるため、専門家に相談してから行うことが大切です。

腱鞘炎と関連する疾患として、手首の痛みや指の腱鞘炎なども同様のメカニズムで発症することが知られています。

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腱鞘炎の悪化に関するよくある質問

腱鞘炎 悪化

Q. 腱鞘炎が悪化するとどうなりますか?

A. 腱鞘炎が悪化すると、痛みや腫れが広がり、指の動きが制限されます。さらに進行すると、ばね指のような症状が現れ、日常生活に支障をきたす場合があります。重症化すると手術が必要になることもあります。早期の対処により、このような悪化を防ぐことが可能です。

Q. 腱鞘炎の悪化を防ぐにはどうすればよいですか?

A. 腱鞘炎の悪化を防ぐには、早めの医療機関受診、患部の安静、適切なリハビリテーション、指や手首の酷使を避けることが重要です。また、パソコン作業などでは適度な休憩を取り、正しい姿勢を心がけ、専門家が推奨するセルフケアを継続することが効果的です。

Q. パソコン作業で腱鞘炎が悪化しないための対策は?

A. パソコン作業では、30分に1回の休憩、キーボードとマウスの高さ調整、手首を支えるパッドの使用が効果的です。また、マウス操作時は手首ではなく肘から動かし、指先だけでタイピングしないよう注意しましょう。定期的な手首の運動も悪化予防に重要です。

Q. 女性に腱鞘炎が多いのはなぜですか?

A. 女性に腱鞘炎が多い主な理由は、女性ホルモン(エストロゲン)の変化です。妊娠、出産、更年期などでホルモンバランスが変わると、腱鞘が厚くなったり硬くなったりして、炎症が起こりやすくなります。この時期は特に予防的なケアを心がけることが大切です。

Q. 腱鞘炎で手術が必要になるのはどんな場合ですか?

A. 保存的治療(安静、薬物療法、理学療法など)を3〜6ヶ月続けても改善せず、日常生活に著しい支障がある場合に手術が検討されます。手術は腱鞘を切開して腱の通り道を広げる比較的簡単な処置ですが、早期対応で回避できることが多いため、悪化する前の対処が重要です。

Q. セルフケアで改善しない場合はどうすればいいですか?

A. セルフケアを2週間続けても症状が改善しない、または悪化している場合は、早めに整形外科を受診してください。専門家による正確な診断と適切な治療により、症状の進行を防ぎ、早期回復を目指すことができます。自己判断での治療継続は悪化のリスクを高める可能性があります。

Q. 腱鞘炎の再発を防ぐにはどうすればよいですか?

A. 腱鞘炎の再発防止には、適切な作業環境の整備、定期的な休憩とストレッチ、全身の血流改善(腰痛・肩こりの解消)、「ズボラ筋」の活性化が重要です。また、症状が軽いうちに早めに対処することで、重症化を防ぐことができます。継続的なセルフケアも再発予防に効果的です。

重要な注意点

腱鞘炎 悪化

  • 症状が急に悪化したり、患部に赤みや熱がある場合は、すぐに整形外科を受診しましょう
  • 腱鞘炎の症状は、人によって様々です。自己判断せずに、専門家の指示に従って治療しましょう
  • 腱鞘炎 悪化の予防には、日常生活での小さな工夫の積み重ねが重要です

これは情報提供のみを目的としています。医学的なアドバイスや診断については、専門家にご相談ください。AIの回答には間違いが含まれている場合があります。

まとめ:腱鞘炎の悪化を防ぎ、早期回復を目指しましょう

腱鞘炎 悪化

腱鞘炎が悪化する主な原因は、手首や指の使いすぎ、不適切なセルフケア、ホルモンバランスの変化、全身の血流不良、そして「ズボラ筋」の機能低下です。早期の適切な対応により、症状の進行を防ぎ、日常生活への影響を最小限に抑えることが可能です。

専門家が推奨するセルフケア方法を日常生活に取り入れ、症状が改善しない場合は早めに医療機関を受診することが重要です。特に女性の場合は、妊娠や更年期などのホルモン変化の時期に注意が必要で、予防的なケアを心がけることが腱鞘炎悪化の防止につながります。

また、腱鞘炎は単独で発症することもありますが、全身の筋肉バランスや血流状態と密接に関係しています。そのため、局所的な治療だけでなく、全身の健康状態を整えることも重要な要素となります。

適切な予防策とケアにより、腱鞘炎の悪化を防ぎ、快適な日常生活を送ることができます。症状でお困りの方は、専門家に相談し、一人ひとりに適した治療方法を見つけることをお勧めします。継続的なケアと早期対応が、腱鞘炎悪化の予防と改善の鍵となります。

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森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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