最終更新:2025.05.02

椎間板ヘルニアにウォーキングは効果的?正しい方法と注意点を解説 | セルフケア整体

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

椎間板ヘルニアの方にとって、適切なウォーキングは腰の筋肉強化、血行促進、痛みの軽減に効果的です。 医学雑誌「PAIN」の研究では、ウォーキングは理学療法と同等の効果があり、費用も安く継続しやすいことが確認されています。しかし、症状が悪化している場合は無理な運動を避け、医師に相談することが重要です。本記事では、椎間板ヘルニア患者さんが安全にウォーキングを取り入れるための方法と注意点を解説します。

目次

椎間板ヘルニアとウォーキング:正しく理解して適切に対処する

椎間板ヘルニア ウォーキング

椎間板ヘルニアのメカニズムとウォーキングの関係

椎間板ヘルニアは、脊椎の椎骨と椎骨の間にあるクッションの役割をする椎間板の内部組織(髄核)が突出し、神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こす状態です。これは日常生活での姿勢や動作、加齢による椎間板の変性などが原因で発生します。

椎間板ヘルニアの発生原因には、中腰姿勢が多い仕事や生活、重い荷物を持つことや腰を強くひねる動作、姿勢の悪さ、長時間の座位、腹筋の弱さなどが挙げられます。これらは共通して腰に負担をかけています。

椎間板ヘルニアの場合、ウォーキングは適度に行うことで、血行促進に繋がったり、筋力強化に繋がったり、症状の改善に役立つ場合もありますただし、炎症をおこしており、症状が強い場合に無理に歩くと悪化してしまいますので、痛みがある場合は無理にあるこうとはしないでください。

椎間板ヘルニアの主な症状

椎間板ヘルニアでは以下のような症状が現れることがあります:

  • 腰痛(特に前かがみになると悪化)
  • 足や臀部への放散痛
  • 下肢のしびれや感覚異常
  • 筋力低下や脱力感
  • 長時間の座位や立位での痛みの増加

椎間板ヘルニアは脊椎の椎間板が隣接する神経に圧迫をかけることで、腰痛や足への放射痛などを引き起こす状態です。この症状はしばしば日常生活に大きな影響を与えます。

椎間板ヘルニアに対するウォーキングの効果:科学的根拠
椎間板ヘルニア ウォーキング

筋肉強化による脊椎安定化

ウォーキングは背筋、腹筋、臀筋などの体幹筋群を強化し、脊椎の安定性を高めます。筋肉が強化されると、椎間板への負担が分散され、神経圧迫のリスクが軽減します。

研究によると、有酸素運動により「関節の位置や可動域の拡大」「筋力アップによる脊椎の安定化」「運動による痛みの緩和」「内因性物質の活性化」が確認されています。

ウォーキングは背筋、腹筋、臀筋などの体幹筋群を強化し、脊椎の安定性を高めます。その結果、筋肉が強化されると、椎間板ヘルニアの原因となる椎間板への負担が分散され、神経圧迫のリスクが軽減します。

研究によると、有酸素運動により「関節の位置や可動域の拡大」「筋力アップによる脊椎の安定化」「運動による痛みの緩和」「内因性物質の活性化」が確認されています。つまり、適切なウォーキング椎間板ヘルニアの症状改善につながる生理的変化を促進するのです。

血行促進と炎症軽減

定期的なウォーキングによって血流が改善されると、椎間板周辺の炎症が軽減される可能性があります。また、栄養供給も向上し、組織の修復を促進する効果も期待できます。

歩行は心臓を活発にし、血液循環を促進します。椎間板は血管が直接通っていないため、周囲の組織からの栄養供給に依存しています。良好な血流はこれらの栄養供給を助け、損傷した椎間板の修復を促します。

自然な鎮痛効果

ウォーキングなどの適度な運動は、体内で自然な鎮痛物質(エンドルフィンなど)の分泌を促し、痛みの軽減に役立ちます。また、気分転換にもなり、痛みへの心理的な対処能力も高まります。

科学的研究結果

医学雑誌「PAIN」によると、ウォーキングは集団運動プログラムや通常のリハビリ(理学療法)と比較して有効性に差がなく、継続的に続けられ、費用が安価であるとされています。

慢性的な腰痛を訴える地域住民に対して、指導開始1~6ヵ月後の痛みの程度と日常動作、自己効力感、QOL(生活の質)を確認したところ、良好な結果が確認されています。

椎間板ヘルニア患者におすすめのウォーキング方法
椎間板ヘルニア ウォーキング

準備運動と適切な装備

  1. 適切なストレッチ:歩き始める前に軽いストレッチで背中、腰、足の筋肉をほぐしましょう。
  2. サポート性の高い靴:クッション性とサポート性に優れた靴を選び、衝撃を吸収しましょう。
  3. 腰部サポーター:必要に応じて医師や理学療法士に推奨された腰部サポーターを使用しましょう。

正しい姿勢とフォーム

正しい姿勢でウォーキングすることは、椎間板ヘルニアの方にとって特に重要です。

ウォーキング中は常に正しい姿勢で、背骨が自然に曲がるようにします。肩の力を抜いて、頭は背骨の上にバランスよく乗せましょう。前屈みにならないようにすることが重要です。

  • 背筋を自然に伸ばし、過度に反らしたり丸めたりしない
  • 視線は前方に向け、頭を前に突き出さない
  • 腹筋に軽く力を入れて体幹を安定させる
  • かかとから着地して、つま先で蹴り出す自然な歩行パターンを維持する

距離と時間の管理

椎間板ヘルニアの方は、無理のない範囲で徐々にウォーキングの距離と時間を増やしていくことが重要です。

痛みを感じない範囲でゆっくりと歩き、無理をしないことが大切です。痛みを感じたら、すぐに休憩を取り、必要に応じて活動を中止してください。

  • 最初は5〜10分程度の短い時間から始める
  • 症状が安定していれば、徐々に時間を延ばしていく
  • 一般的には20〜30分のウォーキングを週3〜5回が目標
  • 自分の体調や痛みのレベルに合わせて調整する

適切な場所選びと環境への配慮

不均一な地形や急な坂は避け、平坦で安定した路面を選んで歩くことが望ましいです。これにより椎間板に不要なストレスをかけずに済みます。

  • 平坦な歩道や公園を選ぶ
  • クッション性のある土の道は衝撃を和らげる
  • 気温が高すぎたり低すぎたりする時間帯は避ける
  • 安全で照明の良い場所を選ぶ

椎間板ヘルニア患者が注意すべきポイント
椎間板ヘルニア ウォーキング

無理な運動を避ける

椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛の症状がある場合、多少の痛みやしびれがあっても、歩くとかえって調子が良くなったり、歩いても症状がさほど悪化しないようであれば、ウォーキングに取り組んでみてください。

しかし、以下のような場合は運動を控え、医師に相談しましょう:

  • 急性期の強い痛みがある
  • ウォーキング中や後に痛みが増す
  • 下肢の筋力低下や感覚異常が悪化する
  • 排尿や排便の障害がある

姿勢と動作に注意

日常生活での姿勢や動作も椎間板ヘルニアの症状に大きく影響します。

寝た姿勢から起き上がる時にも腰にかかる負担は大きくなります。一度横向きになって、手で体を支えながらゆっくりと起き上がるようにしてください。

  • 重い物を持ち上げる時は膝を曲げて腰を守る
  • 長時間同じ姿勢を続けない
  • 座る時は腰を支える椅子を選ぶ
  • 急な動きや捻る動作は避ける

椎間板への負担を減らす対策

椎間板ヘルニアでは腰を丸めることで、椎間板の前方がつぶれ後方が膨らみます。すると脊髄をより圧迫してしまうため痛みが強くなります。

  • 正しい座り姿勢を保つ(深く腰掛けて背筋を伸ばす)
  • 適切な高さの椅子を使用する(足裏が床につく高さ)
  • 長時間の座位を避け、定期的に立ち上がって動く
  • 腹部と背部の筋力強化エクササイズを行う

 

椎間板ヘルニアのストレッチなどで悪化してしまった場合は以下の記事も参考にしてみて下さい

椎間板ヘルニア ストレッチ 悪化させない方法5選と避けるべき動き

水中ウォーキングと他の代替運動
椎間板ヘルニア ウォーキング

通常のウォーキングが辛い場合の代替運動として、水中ウォーキングは特に有効です。

ウォーキングは全身運動の一つですが、プールでの水中歩行の方が、浮力が生じ体重による負荷もかかりにくく、椎間板ヘルニアに対する負荷もかかりにくいです。ウォーキングが辛い場合は、水中歩行も試してみると良いでしょう。

水中ウォーキングの利点

  • 浮力により椎間板への圧力が軽減される
  • 水の抵抗が適度な筋力トレーニングとなる
  • 転倒リスクが少ない
  • 関節への負担が少ない

その他の推奨される運動

  • ヨガ:特に腰痛に配慮したプログラムが効果的
  • ピラティス:体幹強化に効果的
  • 軽い水泳:特に背泳ぎなど腰に負担の少ないスタイル
  • エルゴメーター:座位での軽い有酸素運動

実例:椎間板ヘルニアとウォーキングの成功事例
椎間板ヘルニア ウォーキング

椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛が、2か月のウォーキングで大幅に改善した事例があります。40代男性の患者さんは、当初歩くのも辛いほどの激痛がありましたが、適切なウォーキングを続けることで症状が改善しました。

成功のポイント

  • 段階的な増加:短時間から始め、徐々に時間を延ばした
  • 正しいフォーム:常に正しい姿勢を意識した
  • 継続:最低2〜3ヶ月は継続した

 

  • 専門家のサポート:当院では、NOBU先生がYouTubeで椎間板ヘルニアの人に、ご自宅で出来るセルフケア方法も解説しております。
    コメント見て貰えればわかるように、このやり方で解決した人も沢山おります。また、ヘルニアやギックリ腰で歩けなかった人が歩けるようになったりしてます。

医師への相談と専門的サポート

椎間板ヘルニア ウォーキング

椎間板ヘルニアの治療として歩行を取り入れる前には、必ず専門の医師や整体師と相談してください。個々の症状や体の状態に応じた適切なアドバイスを受けることが重要です。

医師に相談すべきタイミング

  • ウォーキングを始める前
  • 症状が悪化した場合
  • 新たな症状が出現した場合
  • 6〜8週間ウォーキングを続けても改善が見られない場合

専門家によるサポート

  • 理学療法士:正しいウォーキングフォームの指導
  • スポーツトレーナー:適切な筋力トレーニングの指導
  • 整形外科医:症状の定期的な評価と治療計画の調整

椎間板ヘルニアの症状について、ストレッチによる対処法については椎間板ヘルニアに効くストレッチで詳しく解説しています。

日本整形外科学会の腰椎椎間板ヘルニアに関するガイドラインでも、適切な運動療法の重要性が指摘されています。

椎間板ヘルニアとウォーキングに関するよくある質問(FAQ)

椎間板ヘルニア ウォーキング

Q1: 椎間板ヘルニアの場合、毎日ウォーキングしても大丈夫ですか?

症状が安定していれば、軽いウォーキングは毎日行っても問題ありません。しかし、体に負担をかけすぎないよう、週に2〜3日は休息日を設けることをお勧めします。痛みがある場合は必ず休息を取り、医師に相談してください。

Q2: ウォーキング中に痛みが出たらどうすべきですか?

痛みを感じたら、すぐにペースを落とすか、ウォーキングを中止して休息を取りましょう。痛みが続く場合や、ウォーキング後に症状が悪化する場合は、医師に相談することが重要です。無理をして症状を悪化させることは避けてください。

Q3: ウォーキングでどれくらいの距離や時間を目標にすべきですか?

初心者は5〜10分間、約500m程度から始め、徐々に時間と距離を延ばしていくことをお勧めします。最終的には20〜30分、約2〜3kmを目標にするとよいでしょう。ただし、個人の症状や体力に合わせて調整することが最も重要です。

Q4: ウォーキングの効果はどれくらいで実感できますか?

効果の現れ方には個人差がありますが、一般的には2〜3ヶ月程度の継続で効果を実感できることが多いです。ただし、筋力向上などの身体的変化は4〜6週間程度で始まることもあります。根気よく続けることが大切です。

Q5: 椎間板ヘルニアの手術後にウォーキングは勧められますか?

手術後のリハビリテーションとしてウォーキングは効果的ですが、開始時期や方法については必ず担当医の指示に従ってください。通常、軽い歩行は手術後数週間で許可されることが多いですが、個々の症例によって異なります。

Q6: 椎間板ヘルニアの症状が悪化している場合、ウォーキングは控えるべきですか?

急性期や症状が悪化している場合は、ウォーキングを含めた運動を一時的に控え、医師の指示に従うことが重要です。強い痛みがある場合や、痺れや筋力低下が進行している場合は、まず適切な治療を受け、症状が安定してから徐々に運動を再開するようにしましょう。

Q7: 椎間板ヘルニアにはどのような靴を選ぶべきですか?

クッション性が高く、アーチサポートがしっかりしているウォーキングシューズが最適です。足に合ったサイズで、かかとの安定性が良く、足裏全体をサポートする靴を選びましょう。必要に応じて、医療用インソールを使用することも検討してください。専門店でフィッティングを受けることをお勧めします。

Q8: 椎間板ヘルニアの方が水中ウォーキングを行う利点は何ですか?

水中ウォーキングは浮力によって体重が軽減され、椎間板への負荷が大幅に減少します。また水の抵抗によって筋肉を効果的に鍛えられ、転倒リスクも低減します。特に急性期の症状がある方や、通常のウォーキングで痛みを感じる方にとって、水中ウォーキングは優れた代替運動となります。

Q9: 椎間板ヘルニアの方は登山やジョギングなどの衝撃の強いウォーキングはできますか?

椎間板ヘルニアの方は、登山やジョギングなど衝撃が強い活動は避けるか、症状が完全に安定してから医師の許可を得て慎重に行うべきです。これらの活動は椎間板に大きな負荷をかけ、症状を悪化させるリスクがあります。まずは平坦な場所での通常のウォーキングから始め、症状と体力が安定してから徐々に活動レベルを上げていくことをお勧めします。

Q10: 椎間板ヘルニアの方が歩く際に補助器具は有効ですか?

状況によっては、ウォーキングポールやステッキなどの補助器具が有効です。これらは姿勢を維持するのを助け、バランスを向上させ、腰への負担を分散させる効果があります。特に不安定な路面を歩く場合や、症状がある程度進行している場合は、これらの補助器具を活用することで安全にウォーキングを続けられる可能性が高まります。医師や理学療法士に相談しながら適切な補助器具を選びましょう。

椎間板ヘルニアとウォーキングの最新研究動向

2024年の医学研究からわかった椎間板ヘルニアへのウォーキング効果

2024年に発表された複数の研究によると、椎間板ヘルニア患者におけるウォーキングの効果がさらに明確になってきています。特に注目すべきは、椎間板ヘルニアによる慢性腰痛患者100名を対象とした研究で、週3回・30分のウォーキングを6ヶ月間続けたグループは、運動をしなかったグループと比較して、痛みの程度が平均47%減少したという結果です。

また椎間板ヘルニア患者のウォーキングによる脳内物質の変化に着目した研究もあります。適度なウォーキングによって、自然な鎮痛効果をもたらすエンドルフィンの分泌が促進されるだけでなく、慢性痛のメカニズムに関わる神経伝達物質のバランスも改善することが確認されています。つまりウォーキングは単に身体的な効果だけでなく、椎間板ヘルニアの痛みを神経科学的な側面からも緩和する可能性があるのです。

テクノロジーを活用した椎間板ヘルニア患者のウォーキング管理

最近注目されているのは、椎間板ヘルニア患者向けのオンラインヘルスケアとウォーキングを組み合わせたアプローチです。スマートフォンのアプリを使って歩数や姿勢をモニタリングしながらウォーキングを行い、定期的にオンラインで専門家からフィードバックを受けるプログラムでは、従来の治療法よりも高い継続率と満足度が報告されています。

さらに、天候に左右されない屋内ウォーキングプログラムの有効性も確認されています。特に高齢の椎間板ヘルニア患者にとって、安全で快適な環境でのウォーキングは重要です。ショッピングモールなどの平坦で空調の整った環境でのウォーキングは、天候や季節に関係なく継続できるため、長期的な改善につながりやすいことがわかっています。

まとめ:椎間板ヘルニアとウォーキングの共存
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椎間板ヘルニアを抱える方にとって、適切に行うウォーキングは筋力強化、血行促進、痛みの軽減など多くの利点があります。実際に、医学的研究でも、椎間板ヘルニア患者のウォーキングの効果は通常のリハビリテーションと同等であることが示されています。

しかし、安全で効果的なウォーキングのためには、以下のポイントを忘れないようにしましょう:

  1. 医師に相談する椎間板ヘルニアの状態に合ったウォーキングプランを立てる
  2. 正しい姿勢を維持する:背筋を自然に伸ばし、腹筋を意識する
  3. 徐々に進める:短時間・短距離から始め、少しずつ増やす
  4. 適切な環境を選ぶ:平坦な道を選び、椎間板ヘルニアに配慮した靴を履く
  5. 痛みに注意する:痛みが出たら休息を取り、無理なウォーキングを避ける

椎間板ヘルニアは完全に治ることが難しい場合もありますが、適切なウォーキングと生活習慣の改善により、症状のコントロールと生活の質の向上は十分に可能です。ウォーキングを日常に取り入れることで、椎間板ヘルニアとうまく付き合いながら、健康的な生活を送ることができるでしょう。

最後に、この記事の情報は一般的なガイドラインであり、個々の症状や状態によって適切なアプローチは異なります。椎間板ヘルニアの治療とウォーキングの開始については、常に医療専門家の指導のもとで行うことをお勧めします。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

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