最終更新:2025.04.30

レントゲン検査で異常なしの腰痛とは?原因不明の危険性を徹底解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

レントゲンで異常がなくても腰が痛い主因は?

  1. 筋膜性疼痛症候群(MPS) ─ 筋膜のトリガーポイントが痛覚を刺激。
  2. 筋肉の緊張 & 関節可動域の低下 ─ 座り姿勢や運動不足で腰部が固まる。
  3. ストレスによる自律神経バランスの乱れ ─ 血流悪化で痛みが慢性化。
  4. 画像に写りにくい軟部組織・神経の障害 ─ 椎間板ヘルニア/狭窄症などはMRIで初めて分かる。

すぐ出来るセルフケア 3ステップ

  • 温め > ストレッチ > 体幹エクササイズ で血流+可動域UP
  • ストレスコントロール ─ 深呼吸・入浴・好きな事で副交感神経を優位に
  • 72時間以上痛む/しびれ併発 ⇒ 専門医へ(MRIやブロック注射を検討)

「レントゲン検査で腰痛が異常なかったし大丈夫だ」と腰痛を軽く考えていませんか?

レントゲンを撮っても異常が見つからない確率は85%といわれています。

その中で、何度も原因不明の腰痛を経験し、「痛いと感じても少し安静にしていれば治まる」と軽く考えている人は要注意です。

この記事では、レントゲンで分からない腰痛の原因や腰痛の治療法についてご紹介します。

ぜひ最後までお読みください。

レントゲン検査で異常なしの腰痛とは?実は医学的には珍しくない現象

腰痛 レントゲン 異常なし

 

整形外科での受診でも、腰の痛みの原因が特定できないことはよくあります。

腰痛はがんや脊椎炎などの重篤な疾患ではないため、整形外科では腰の痛みの原因が特定されないことが一般的です。

腰痛の中で、医師の診察やレントゲン、MRI検査などで原因が分からないものを「非特異的腰痛」と呼びます。

厚生労働省の腰痛対策」によると、85%は検査では原因が特定できない非特異的腰痛として考えれます。

レントゲンで特定できない腰痛の原因には、日常生活での「前傾姿勢」や「神経の過敏さ」などの影響で発症する可能性があります。

異常なしでも放置はNG?原因不明に隠れた腰痛の危険性

レントゲンやMRIで異常が見つからなくても、腰痛や坐骨神経痛がないとは限りません。

なぜなら、これらの痛みは主に筋肉や神経の問題によるものであり、画像検査では見えないからです。

そのため、異常がないからと腰痛を放置すると、足のしびれや他の腰痛の合併等、症状が悪化するリスクも避けられません。

したがって、腰に痛みがあれば、安心せずに病院で相談することが大切です。

【異常あり?】MRI・レントゲン検査で分かる腰痛の種類

腰痛 レントゲン 異常なし

 

特異的腰痛とは、レントゲンやMRI、血液検査で具体的な異常が見つかる腰痛のことです。

厚生労働省の腰痛対策」によると、腰痛や坐骨神経痛の原因が特定できるのはわずか15%とが「特異的腰痛」と考えられています。

ここからは、特異的腰痛の症状で考えられる腰痛の症状や原因などをまとめましたので、自分に当てはまるかどうか、ご一覧ください。

 

腰痛の種類特徴症状原因
椎間板ヘルニア背骨と背骨の間の「椎間板」が傷んで突出する状態・腰痛

・脚のしびれ

・老化

・姿勢の悪さ

腰椎圧迫骨折腰の骨が外からの圧力で潰れる骨折のこと・強い腰の痛み

・下肢の麻痺

・ホルモンの影響による骨密度の低下

・スポーツでの外傷

脊椎分離症・脊椎すべり症・分離を伴う「分離すべり症」

・分離を伴わない「変性分離症」

・腰痛

・背中の痛み

・しびれ

・変性分離症:骨の老化や劣化

・分離すべり症:脊椎の骨が前後にずれる

変形性腰椎症腰骨が変形し、椎間板がすり減ることで、神経が刺激される状態・腰のだるさ

・慢性的痛みの継続

・老化
脊柱管狭窄症脊柱管が狭まり、腰の神経が圧迫されること・腰痛

・歩行時の脚の痛み

・脚のしびれ

・感覚異常

・老化

・椎間関節の肥大

骨粗しょう症中年以降の女性によく見られる、骨が弱くなる病気・腰や背中の痛み・閉経による卵巣機能が低下

 

【異常なし?】MRI・レントゲン検査で分からない腰痛の種類

腰痛 レントゲン 異常なし

 

腰痛の多くは、医者も原因を特定できない「非特異的腰痛」です。

レントゲンでは見つけられない腰痛の原因としては、普段の生活でよく前かがみになる姿勢を取ることや、神経が過敏に反応しやすいことなどが挙げられます。

ここからは、異常なしと言われてしまう腰痛の特徴や症状などをまとめましたので、自分に当てはまるかどうかご一覧ください。

 

腰痛の種類特徴症状原因
椎間関節性腰痛腰の関節の炎症や動きの悪化による腰痛・腰を後ろに反らす動作での痛み

・腰をひねる際の痛み

・老化

・繰り返しによる腰の曲げ伸ばし

椎間板性腰痛椎間板が硬くなり、中心部が周囲の部分を突き破る状態・前屈みになる瞬間の痛み

・長時間座っているとき

・加齢

・長時間、同じ姿勢を取りやすい

仙腸関節炎体の中心部や股関節周囲の筋力低下による腰痛・腰、背中、足、お尻の痛み

・階段の上り下りによる痛み

長時間の立ち上がりによる痛み

・骨盤の不安定

・転落や交通事故などの外傷

筋筋膜性腰痛腰周りの筋肉の疲れによる腰痛・腰とお尻の痛み・急に重いものを持つ動作

・無理な伸ばし方をしたとき

梨状筋症候群腰痛は少なく、お尻に痛みが集中する状態・臀部の痛み

・足のしびれ

・梨状筋の炎症

・臀部の外傷

上殿皮神経障害寝ているときや体を動かすときに腰が痛む状態・腰から足にかけての痛み・上殿皮神経の圧迫・炎症
ぎっくり腰骨や椎間板に異常が起こることで非常に強い痛みが生じる状態・激痛を生じる腰痛・腰の靭帯や筋肉の損傷

・前かがみで重い物を持ったりするとき

 

腰痛治療は鍼灸がおすすめ?あなたに合った治療法8つを解説

腰痛 レントゲン 異常なし

 

腰痛の治療には手術と保存療法の2つがありますが、異常が見つからない場合は、まず保存療法が考えられます。

次の項目では、異常なしの腰痛におすすめの保存療法について詳しく紹介します。

鍼灸治療

鍼灸治療は、皮膚に細い針を刺して神経や筋肉を刺激し、痛みを和らげる「鍼」と、温熱刺激を与えて痛みの緩和や血行促進を図る「灸」を用いた治療法です。

鍼灸治療は、副作用が少なく、痛みを軽減する効果があります。

薬物療法

湿布や塗り薬は一般的ですが、薬物療法は腰痛の症状に合わせて内服薬も処方される治療法です。

ただし、内服薬は胃を荒らす場合があるので、胃腸が弱い人は医師に相談しましょう。

運動療法

安静が必要でなければ、運動療法は体操やストレッチが腰痛改善に役立つ治療法です。

初めての方は不安かもしれませんが、指示を受ければ安全に行うことができます。

自宅で行って運動療法する場合もありますが万が一、症状が出たり、やり方を忘れたりした場合は、早めに医師に相談しましょう。

装具療法

腰痛治療の「理学療法」には、適切なコルセットを着用して腰を支え痛みを軽減する「装具療法」があります。

装具療法は、一定期間、コルセットを着用して日常生活をサポートします。

医師が治療用装具を必要と判断した場合、医療保険が適用されて、料金の3割を負担することで手に入れることができます。

物理療法

「理学療法」の一環として、腰痛を温めて筋肉の血流を良くし、痛みを和らげる方法です。

温める方法には、保温パックやレーザー、遠赤外線機器を使うことがあります。

また、骨盤にベルトを装着し、腰椎の間を広げて筋肉の緊張を緩和することも有効です。

認知療法

認知療法とは、腰に何かするのではなく、考え方や意識を変えて、腰痛を少なくする方法です。

患者のネガティブな考え方を改善し、活動量を増やすプログラムを実施して、腰痛を改善するのが特徴です。

マッサージ療法

マッサージ療法は、筋肉の緊張をほぐして腰痛を和らげる方法です。

すべての病院で行われているわけではありませんが、筋肉の血流を回復させるマッサージ療法を用いる病院もあります。

神経ブロック療法

神経ブロック療法は、椎間板ヘルニアなどで下肢の激しい痛みがある場合に、局所麻酔を使って痛みを直接抑え、悪循環を断ち切る治療法です。

また、直接注射する方法だけでなく、神経の周囲に麻酔薬を注入する方法もあります。

MRI・レントゲンでは「異常なし」? 当院で腰痛問題を改善!

腰痛 レントゲン 異常なし

 

 

この動画は、10年間も腰痛や股関節痛、肩こり、頭痛に悩んできた方々のリアルな体験を紹介しています。

異常なしの腰痛に10年間も悩み続けてきた女性が、当院でわずか6回の施術を受けた結果、驚くほどの改善が見られ、生活の質が飛躍的に向上しました。

 

当院では、従来のマッサージや骨格矯正とは違う施術を行っています。

内側の筋肉を鍛えて筋肉の硬直をほぐし、関節の動きを改善する運動療法を採用しています。

これにより、腰痛の根本原因を特定し、即座に体の不調を緩和します。

最後には、あなたに合ったセルフケアを指導し、継続することでさらなる改善が期待できます。

腰痛だけでなく、首や肩の痛みにも対応していますので、ご予約はWebサイト、LINE、電話からお気軽にご相談ください。

【まとめ】レントゲン異常なしでも治療を軽視するのはNG

腰痛 レントゲン 異常なし

 

今回は、「レントゲンで異常なしの腰痛の原因や治療法」について紹介しました。

異常なしの腰痛は「非特異的腰痛」とされ、MRIやレントゲンではわからないまま診断されることが多いです。

日本人の腰痛は、仕事や日常のストレス・肩こり・首こり等の体の不調と関係しており、日頃から適切なケアやストレッチ、運動メニューが重要です。

また、薬や認知療法などを取り入れることで、健康を保ちつつ、生活習慣病のリスクを減らせます。

特定の症状が出なくても、放置すると問題が生じる可能性がありますので、症状が出たら早めに医師へ相談することが大切です。

腰痛の相談や治療を続けても「体の不調が改善しないとき、どこに相談すればいいのかわからない…。」そんな悩みがあれば、当院での治療をおすすめします。

腰痛はもちろん、体全体の不調に詳しいスタッフが、あなたの健康を全力でサポートします。

ぜひ、お気軽にご相談ください。

腰痛×レントゲン異常なし – よくある質問

Q. レントゲンでは異常がないのに腰が痛い…原因は?

A. 筋膜性疼痛症候群(MPS)、筋肉の緊張・関節機能不全、ストレス性疼痛などレントゲンには写らない軟部組織のトラブルが主因です。

Q. まず自分で出来る対処は?

A. 温熱で血流を促した後に腰背部のストレッチと体幹エクササイズを行い、睡眠とストレス管理にも気を配りましょう。

Q. 何日続いたら病院に行くべき?

A. 強い痛みが72時間以上続く/下肢のしびれや排尿障害が出る/夜間痛がある場合は、整形外科やペインクリニックで追加検査を受けてください。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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