最終更新:2024.04.30

リリカは腰痛治療に効果なし 薬の効果や副作用について徹底解説

今回は、坐骨神経痛の方が病院で診療を受けたときに処方される「リリカ」という薬が腰痛に効くのか?ということについて徹底解説します。

 

下記に該当する方は、ぜひこの記事を最後までご覧ください。

 

  • 自分の腰痛の原因が何かを知りたい
  • 腰痛にリリカは効くのか知りたい
  • リリカを使用することで得られる3つの効果を知りたい
  • リリカを使用する危険性や副作用はあるのか?

 

結論からお伝えすると、リリカに腰痛の鎮痛効果は一部で認められていますが、根本原因を解決する薬ではありません。

 

この記事ではリリカ情報について知らない人でも短時間で理解できるように、基礎的な部分から解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

はじめに:腰痛を引き起こすよくある3つの原因

腰痛 リリカ

まずは、腰痛を引き起こす原因について解説します。腰痛と一口に言っても、その原因はさまざまで、対処法も異なってくるのです。

 

腰痛は多くの人々にとって、日常生活に不快感を与える嫌な症状の一つです。しかし、腰痛の約85%は検査してもその原因が特定できません

 

そのような、どこが痛みの原因なのか特定しきれない腰痛を「非特異的腰痛」と呼びます。一般的に呼ばれている「腰痛症」とはこのことです。

 

「整形外科に行ったけど治らない…」「スポーツしているけど腰痛になった…」など多くの方が十人十色の悩みを抱えていることでしょう。とは言え、多くの場合、腰痛の原因は様々な要因によって引き起こされますが、その中でも特によくあるのは下記の3つです。

 

  • 筋肉の緊張や炎症
  • 椎間板の障害
  • 神経の圧迫

 

ひとつずつ見ていきましょう。

原因①:筋肉の緊張や炎症

1つ目の原因は、筋肉の緊張や炎症です。運動する習慣の少なさや長時間の座り仕事、不適切な姿勢などによって、腰回りの筋肉が緊張したり炎症することで腰痛が次第に引き起こされます

 

実際、職場環境によって腰痛を発症する人は非常に多く、労働災害全体の6割以上を占めているのです。多くの人は工事現場などの肉体労働を行うと腰痛になると思っていますが、デスクワークのし過ぎも原因となるため、普段の生活から改善策を考える必要があるでしょう。

原因②:椎間板の障害

2つ目の原因としては、椎間板の機能の低下が挙げられます。

 

椎間板」は背骨と背骨の間にあり、クッションの役割を果たしています。その椎間板の形が変形したり、圧迫されることで、椎間板ヘルニアなどが引き起こされ、腰痛の原因となります。

 

通常、椎間板の構造は下記のようになっています。

 

  • 内側:ゼリー状で柔らかい
  • 外側:硬い「線維輪」で覆われている

 

しかし、加齢などにより線維輪が変性・断裂してしまい、中のゼリー状の部分が飛び出し、脊髄神経根を圧迫することで痛みが引き起こされるのです。

 

椎間板ヘルニアの原因も1つと断定することはできませんが、悪い姿勢の状態で長時間のデスクワークを行うことは避けたほうが良いでしょう。

原因③:神経の圧迫

最後、3つ目の原因は、神経の圧迫による腰痛です。

 

腰には脊柱管という神経を入れた管があり、1対ずつ左右に神経が分かれて出ています。その神経の基部を「神経根」と呼ぶのです。

 

その神経根が圧迫されることで、腰に痛みやしびれが生じてしまいます。また、腰椎や仙骨部分にある神経が圧迫されることで、腰痛が生じる場合もあります。

 

文字で読むと理解しにくいですが、以下のような経験は誰しもがあるのではないでしょうか。

 

  • 長時間の中腰の姿勢で腰が痛くなった
  • 冬の寒さで筋肉が硬くなって腰が痛くなった
  • 運動不足で腰が痛くなった

 

このような腰痛も、神経痛に由来している場合が多いです。以上が、腰痛を引き起こすよくある3つの原因でした。

 

これらの原因によって引き起こされる腰痛は、患者の日常生活や仕事に大きな影響を与えることがあります。

リリカとは?

いよいよ、本題です。「リリカ」とは一般名が「プレガバリン」で知られている、神経障害が原因で引き起こされる神経痛を和らげる薬です。

 

リリカに含まれる主な成分としてプレガバリンが含まれているため、プレガバリンとも呼ばれています。

 

プレガバリンは中枢神経系に作用して神経の興奮を抑制する効果があり、神経痛やてんかんなどの症状の治療に用いられることが多いです。リリカはリリカカプセルという形で服用します。そのため、コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲みましょう。

 

インターネット上では「リリカが腰痛に効く!」と謳っている記事もたくさんあるため、リリカを使って腰痛を治したい人々に注目されています。

 

実際、リリカを服用することで神経からくる痛みを和らげることが可能です。そして、それは坐骨神経痛にも当てはまります。

 

しかし、リリカはあくまで「痛みを和らげる薬」であって「病気を治す薬」ではありません
そのため、薬を服用することで坐骨神経痛の症状が楽になるという方はいますが、坐骨神経痛の原因そのものが治るわけではないのです。

つまり、服用中は痛みを感じないが、服用をやめれば痛みが再発することになります。

 

また、現時点ではリリカを使用するには「末梢性神経障害性疼痛の病名」が必要となり、その診断結果がないと処方されることはないのです。

 

次に、より詳しくリリカを使用することで得られる3つの効果を見ていきましょう。

リリカを使用することで得られる3つの効果

腰痛 リリカ

ここからは、具体的にリリカを使用することで得られる効果を3つ紹介します。その効果というのがこちら。

 

  • 神経痛の緩和
  • 筋肉の緊張の緩和
  • 睡眠の改善

 

ひとつずつ詳しく解説します。

効果①:神経痛の緩和

リリカを使用することで、神経痛を緩和できます。

 

前述したように、リリカに含まれるプレガバリンという主成分に神経の興奮を抑制する作用があり、神経痛の緩和が期待できるのです。実際、帯状疱疹後の神経痛にも使われる場合があります。

 

特に慢性的な腰痛や坐骨神経痛など、神経に関連する疼痛に対して有効だと言われています。
ただし、リリカはあくまで「痛み止め」的な効果が期待できるのであって、症状を根本から改善する効果はないことを覚えておきましょう。

 

効果②:筋肉の緊張の緩和

また、筋肉の緊張を緩和する効果もリリカにはあります。これにより、腰痛が筋肉の緊張によって引き起こされている場合にも、症状の改善が期待できるでしょう。

 

同じ姿勢をとり続けるなどの筋肉への負担によって、筋肉が収縮して硬くなり、コリやはりが生じます。

 

腰痛の原因が「神経痛によるものなのか」「筋肉の緊張によるものなのか」を明らかにすることは簡単ではありません。普段の生活を振り返ってみて、可能性として考えられるものがどちらかであるなら、リリカ服用による痛み止めは効果があるでしょう。

 

そのため、腰痛だけでなく肩こりなどの”筋肉が収縮することで引き起こされる痛み”にも十分に効果があるでしょう。

効果③:睡眠の改善

また、リリカを服用した後、腰痛以外の部分にもポジティブな効果が期待できます。

 

その1つが、睡眠の改善です。

 

といっても、この睡眠改善というのは「腰痛などの神経痛によって睡眠障害が引き起こされている人の睡眠を改善する」という意味になります。

 

つまり、神経痛などによって睡眠障害が引き起こされている場合、リリカを服用することで、疼痛が軽減されて睡眠の質が向上する場合があるのです。

 

以上が、リリカの服用で得られる3つの効果でした。

 

ここまででリリカの仕様に興味を持っている方も多くいるかも知れません。しかし、リリカを使用することで得られる効果は良いものばかりではありません。

 

次の項目では、リリカ服用で生じる副作用やデメリットについて徹底的に解説します。

危険性は?リリカの使用で起こる副作用について解説

腰痛 リリカ

リリカは神経痛やそれが原因の睡眠障害を改善する効果が期待できる薬ですが、決して良い面ばかりではありません。

 

リリカ服用のデメリットについて正しく理解することは非常に大切です。そうすることで、自分の症状の改善と副作用を天秤にかけ、正しい判断ができますよ。

 

リリカ服用で起こる副作用というのがこちらです。

 

  • ふらつきや眠気
  • 悪心や吐き気
  • むくみなどの体重増加
  • 意識消失
  • 心不全・筋肉の脱力感等

 

ひとつずつ見ていきましょう。

ふらつきや眠気

リリカ服用で引き起こされる副作用の1つ目は、ふらつきや眠気です。

 

リリカを服用することで、ふらつきや眠気が生じる場合があります。特に初めて使用する場合や、投薬量を増やした場合に注意する必要があるでしょう。

 

他にも「頭痛」や「めまい」「発熱」「食欲不振」「かゆみ」などの症状が発生する可能性もあり、これらは個人差があります。

 

体が慣れるまでは量を少なめに設定し、様子を見ながら少しずつ服用量を増やしていってください。ただし、使用料の判断を個人で行うのは危険なので、病院側の指示に従いましょう。

悪心や吐き気

また、悪心や吐き気のリスクもあります。

 

悪心とは「心窩部や前胸部、咽頭にかけて生じる“吐きたい”という不快感」のことで、嘔吐前に感じるえづきなどの原因です。

 

リリカは依存性のある薬です。神経痛が無くなるというメリットを1度経験してしまうと、手放したくないという感覚に陥ります。

 

しかし、急にリリカの投与量を過剰に減らしたり、やめてしまうと、悪心などの離脱症状が生じることがあるでしょう。適切な用量を守りながら、徐々に薬から脱却する心がけを忘れないでください。

 

投薬量などについては医師の指示に従って、適量を服用してください。少しでも違和感や異常状態が発生した場合や、不安を感じた際にはすぐにお近くの病院へ駆けつけましょう。

むくみなどの体重増加

また、リリカを服用することで足などがむくむ(浮腫)、体重が増加するというデメリットもあります。

 

これは個人差があるので、服用中に上記のような副作用が現れて、不快に思われる場合は別の薬を服用するように変更してもいいかもしれません。

意識消失

また、リリカを服用した方の中には意識が消失して、転倒し骨折してしまったという報告もあります。

 

確率としては高くありませんが、このようなリスクもあることを念頭に置いておきましょう。どれだけ素晴らしい薬でも、良い面と悪い面があるので、しっかりと客観的に効果を見定めることが大切です。

心不全・筋肉の脱力感など

また、こちらも発現率は高くありませんが、中には心不全や筋肉の脱力感、機能障害などの重大な副作用が引き起こされる場合もあります。

 

副作用のない薬はありませんが、肝機能障害や劇症肝炎が発症したケースも見られており、正しい用量で使用することが大切でしょう。

 

この項目で紹介した副作用はあくまで一例です。

副作用には個人差があるので、服用前には医師の方としっかり相談して、リスクを熟知したうえで服用を決断しましょう。

 

また、服用中に少しでも違和感や体調の変化があった場合はすぐにお近くの医療機関やかかりつけ医に相談することを忘れないでください。

よくある質問:痛み止めが腰痛に効かないのはなぜ?

腰痛 リリカ

 

ここまで、リリカという神経痛を和らげる薬について解説してきました。

リリカを服用することで腰痛などの神経痛の痛みを和らげられますが、症状の根本的な改善が期待できるわけではありません。

 

また、あらゆるサイトでは「腰痛には痛み止めは効かない」と言われています。実際、リリカを服用しても腰痛の痛みを軽減できなかったという人は多くいるのです。

 

では、なぜ腰痛に痛み止めや鎮痛剤が効かないのでしょうか。

 

その理由として最も有力なのが「腰痛の痛みには炎症が起きていないから」というものです。

痛み止めなどの痛みを和らげる薬は、患部の炎症を和らげることで痛みを軽減させています。

 

しかし、欧米の研究では以前から「ぎっくり腰や慢性的な腰痛が起きても、腰に炎症は起きていない」ということが報告されています。

 

そのため、痛み止めの効果のある薬を服用しても、炎症が起きていない腰には効果がないと言われているのです。

 

皆さんも、ロキソニンやボルタレンなどの炎症性の痛みに効果のある薬を使っても、腰の痛みが取れなかった経験があるのではないでしょうか。その背景には、このような理由があったのです。

 

そして、この原理は今回のメインテーマである「リリカ」にも当てはめることができます。

 

リリカも神経の炎症による痛みを和らげる効果がありますが、腰痛が起きていても、神経に損傷などの炎症が起きているわけではありません。そのため、リリカを服用しても腰痛の痛みを和らげられないという意見もあります。

 

また、神経が障害されることで引き起こされた痛みに効果があるリリカですが、坐骨神経痛やヘルニアでリリカを服用して楽になったという方は意外と少ないです。

 

もともと、腰痛の根本的な原因を治す薬ではありませんが、痛みを和らげることもできないなら服用したくないという人も多いと思います。

 

しかし、自分にリリカの服用が合っているかどうかは一人で判断できることではありません。
なので、腰痛に悩みがある方、リリカの服用に興味のある方はお近くの医療機関で相談してみることをおすすめします。

まとめ:リリカ服用で腰痛は治らないが、痛みを和らげる効果がある

腰痛 リリカ

この度は、腰痛の改善に効くと噂されている「リリカ」という薬について網羅的に解説しました。

 

最後に改めてこの記事の内容をまとめておくので、しっかり確認しておいてください。

 

  • リリカは腰痛を治す薬ではない
  • リリカは腰痛による神経痛の痛みを和らげてくれる
  • リリカ服用には副作用があるので注意が必要

 

リリカは神経から伝わる痛みを抑制し、痛みを和らげる効果があると言われています。

 

病院では、坐骨神経痛を引き起こす「椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」といった症状をお持ちの方に処方されることが多いのです。

 

リリカの服用や他の薬との併用に興味がある、腰痛の痛みを改善したいという方は、まずはお近くの病院に来院して、相談してみてはいかがでしょうか。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

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    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

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