最終更新:2024.07.01

左側の腰痛やおしりの痛みの原因やストレッチ方法を紹介します!女性特有の病気も解説!

「左側のおしりが痛いな」
「左側の腰やおしりが痛いけどストレッチってなにがある?」
「腰やおしりの痛みが片側にだけしか現れないのはなぜ?」
こんなお悩みをお持ちではないでしょうか。左側や右側などの片側にだけ痛みが生じる腰痛やおしりの痛みについて疑問に思った事がある人も多いでしょう。腰痛やおしりの痛みの原因はさまざまですが、片側にだけ痛みが生じるケースは良くある話です。また、女性特有の病気で片側に痛みが生じることもあります。この記事では、片側にだけ痛みが生じる腰痛やおしりの痛みの原因やストレッチ方法をご紹介します。ぜひ最後までお読みください。

左側のおしりに痛みが生じる病気

腰痛 左側 おしり 女性 ストレッチ

左側や右側などの、片側だけに痛みが生じることに不思議に感じる人もいるでしょう。しかし、左右どちらかのおしりにだけ痛みや違和感が生じることはよくあります。この章では片側や右側などの、左右のどちらかのおしりに痛みが起こる病気について解説します。

骨盤の歪み

骨盤の歪みは誰でも一度は気になった人も多いのではないでしょうか。日常生活の癖や動作、椅子の座り方などで筋肉の左右のバランスなどは人それぞれです。座った時に脚を組んでしまう人や椅子に浅く座って背もたれにもたれる人は骨盤が歪んでしまいます。また、育児などで子供を抱っこする際など、左右どちらかの骨盤に重心が乗ってしまうでしょう。こういった日常のくせなどが原因で骨盤が歪み、左右どちらかの腰やおしりなどに痛みが生じてしまいます。

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎の骨と骨の間には、圧力や衝撃を吸収するクッションのような役割を果たす椎間板があります。椎間板の中には弾力のある髄核があり、髄核が飛び出して神経を圧迫したり刺激したりすることを腰椎椎間板ヘルニアといいます。原因は、加齢や腰に負荷のかかる動作を繰り返し続けることなどで発症します。椎間板ヘルニアの症状は、左側や右側といった、圧迫されている側のおしりや太もも、ふくらはぎから足先にかけて痛みやしびれなどが現れます。

腰部脊柱管狭窄症

背骨の間には脊柱管という神経が通る道があります。腰椎や椎間板が変形や変性をして、神経を圧迫したり刺激したりすることを腰部脊柱管狭窄症といいます。加齢による骨の変形や、重い物を持ち上げるなどの動作で発症します。脊柱管狭窄症の症状は、左右どちらかのおしりや下肢の痛みやしびれなどの他に、間欠性跛行があります。間欠性跛行とは、歩いていると痛みやしびれなどが生じて、少し休むと治まってまた歩き出せるといった特徴のある症状です。

梨状筋症候群

梨状筋とはおしりの深層部にある筋肉のことで、股関節を回旋させるときに働く筋肉です。梨状筋の周辺には、腰椎から足の先にまで伸びている坐骨神経が通っています。股関節を動かす動作は梨状筋が伸張や収縮しており、この梨状筋の動きが周囲を通る坐骨神経に影響を及ぼします。症状は、おしりや太ももの裏側などの痛みやしびれなどの症状が現れます。梨状筋症候群になる主な原因は、長時間の座位(デスクワークなど)やスポーツが原因で発症します。

坐骨神経痛

坐骨神経とは、腰椎から足先にまで伸びている神経のことで、靱帯で一番長い神経です。坐骨神経が、何らかの影響で刺激されたり圧迫されたりすることを座骨神経痛といいます。症状はおしりや太ももの裏側などの下肢に、ピリピリやズキズキといった痛みやしびれなどがあります。また、長時間の歩行が困難となったり、おしりの痛みで座れなかったりなどの症状があります。座骨神経痛を引き起こす腰痛の病気は、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などです。

仙腸関節障害

仙腸関節とは、骨盤にある仙骨と腸骨の間にある関節のことで、上半身と脚をつなぐ重要な関節です。地面からの衝撃を吸収する役割がある仙腸関節は、硬くなったり緩むことで痛みが生じます。仙腸関節障害の症状としては、片側の腰やおしり、鼠径部に痛みが生じます。原因は足を組んだりなどの骨盤を左右非対称になるような動作を行ったり、腰を捻ったりなどの動作で痛みが現れます。また、女性は出産や生理周期などで骨盤周りの靱帯が緩みますが、これが影響し仙腸関節障害を引き起こしている場合があります。

変形性股関節症

股関節にある関節軟骨が加齢などが原因ですり減り、骨が変形することを変形性股関節症といい、女性に多く発症すると言われています。関節軟骨は衝撃を吸収して、脚をスムーズに動かせるような役割をしていますが、軟骨がすり減っていることで、股関節や靱帯の滑りが悪くなってしまいます。そのため、脚を動かす際に痛みが伴ったり、動かしづらくなったりします。初期症状は、歩き始めや階段の昇降時などに股関節やお尻に痛みがあります。進行していくと徐々に軟骨がすり減って無くなり、股関節の骨同士がぶつかってしまうので、激しい痛みが生じるでしょう。

左側の腰に痛みが生じる病気

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私たちは日常生活の行動で、脚を組んだり鞄を左右のどちらかの肩で持ったりなど、身体を歪めてしまう行動を無意識のうちに取っています。これらが原因で、体の筋肉や関節のバランスが崩れて、左右どちらかの腰にだけ痛みや違和感を感じています。この章では、左側の腰に痛みが生じる病気について解説します。

筋・筋膜性腰痛

腰部の筋肉や筋膜が損傷することを筋・筋膜性腰痛といい、代表的なものでぎっくり腰腰椎捻挫肉離れなどがあります。幅広い年齢の人が発症する可能性があり、腰を捻る動作や腰に負荷のかかるスポーツなどで発症することが多いです。(ゴルフや野球、バレーボールなど)また、重い物を持ち上げる動作や、長時間同じ姿勢を取り続けるなどが原因で発症することもあります。腰の左側にだけに痛みが生じている人は、日常生活の癖などで左側に多くの負荷がかかって、腰痛を引き起こしていると考えられます。

椎間関節性腰痛

背骨にある一つひとつの骨のことを椎骨といい、椎骨と椎骨の間の前側には椎間板があり、後ろ側は椎間関節で繋がれています。椎間関節が炎症を起こしたり、動きが悪くなってしまうことを椎間関節性腰痛といいます。運動や日常生活で腰に負担となる動作を繰り返し行うことや、加齢などが原因で発症します。椎間関節性腰痛は、左側や右側などの左右どちらかの腰に痛みが生じることが多く、場合によってはおしりまで痛みが出る人がいます。

女性特有の病気

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腰痛の原因はさまざまですが、女性特有の病気で腰痛を発症することがあるのをご存知ですか?月経痛などは、経験されたことがある人も多いのではないでしょうか。月経痛も女性特有に関連した腰痛の症状です。この章では、腰痛を発症する女性特有の病気をご紹介します。

月経痛

月経時になると、下腹部の痛みに加えて腰痛の症状を訴える人も多いでしょう。これは、プロスタグランジンという成分が関係しています。月経時にはプロスタグランジンという成分が分泌されますが、プロスタグランジンは子宮や血管を収縮する作用があります。子宮が過剰に収縮されることや、血管も収縮されるので血流が悪くなり冷えの原因となります。このことから、下腹部や腰の痛み、頭痛などの症状が現れるでしょう。

子宮内膜症

子宮内膜とは、子宮の内側の壁に作られる組織のことで、通常であれば月経時に経血となって体外へと排出されます。子宮内膜が何らかの影響で、子宮以外のところに作られたり、子宮内に大量に作られたりすることを子宮内膜症といいます。子宮以外のところで作られた子宮内膜は、体外へ排出されずに体内に留まってしまい、炎症や周りの組織と癒着を起こします。子宮内膜症は不妊症の原因にもなることや、腰痛や腹下腹部の痛み、月経痛の悪化などの症状が現れます。明確な原因はわかっていませんが、20代~30代の女性に発症することが多いと言われています。

子宮筋腫

子宮筋腫とは子宮内にできる腫瘍のことで、がんではありません。はっきりとした原因は分かっていませんが、女性ホルモンのエストロゲンが関係しており、30代~40代の女性に多く発症しています。閉経後は女性ホルモンの分泌が減少するので、筋腫も小さくなります。子宮筋腫の症状は、月経痛や月経の量が多くなることですが、腫瘍のできる部位によっては不妊症の原因になることや、流産や早産を引き起こす可能性があります。また、腫瘍が子宮の外側にできてしまい、周辺の臓器を圧迫することで頻尿や便秘、腰痛などの症状があります。

左側の腰やおしりが痛いときの対処法

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この章では、腰やおしりに痛みが生じたときの対処法をご紹介しますが、痛みがある場合はまずは楽な姿勢を取って安静にしてください。無理に身体を動かすと症状が悪化してしまう可能性があります。

薬を服用する

薬の服用については、炎症を伴う急性的な腰痛には、ロキソニンなどの鎮痛消炎剤は効果があります。しかし、炎症を伴わない慢性的な腰痛には効果が感じられないでしょう。また、薬を服用して症状が緩和されても、一時的に痛みが軽減しているだけで腰痛が治ったわけでないので、注意してください。なお、ロキソニンは第一類医薬品です。副作用もあるため、薬剤師さんからの説明をしっかり聞き、用法容量を守って服用するようにしてください。

また、一般的に急性的な痛みは冷やし、慢性的な痛みは温めると良いと言われています。ロキソニンの服用を避けたい人などで、患部を冷やすと痛みが軽減されるでしょう。

整形外科や整体院を受診する

腰やおしりに痛みが生じた場合は、整形外科などを受診するようにしてください。ただの腰痛だろうと放っておくことで、慢性化する場合があります。また、おしりに痛みが生じている場合は、ただの腰痛ではなく、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因で座骨神経痛の症状が現れている可能性があります。自分で判断せずに、整形外科などを受診して医師に診断してもらい、症状にあった治療を行うようにしましょう。また、整体では、身体の筋肉や関節などのバランスを整えてくれます。

腰痛体操をする

激しい痛みが生じている場合は安静にすることが先決ですが、横になって安静にしすぎることで、返って症状を悪化させてしまう可能性があります。腰回りの筋肉は腰椎を支えるコルセットのような役割をしています。安静にしすぎると腰回りの筋力が低下し、コルセットの役割を果たせずに、腰椎に負荷がかかってしまうでしょう。また、身体を動かさないことで血流が悪くなり、症状を悪化させてしまう可能性もあります。痛みがマシになり、徐々に動けそうであれば、無理のない範囲で腰痛体操などをすると良いでしょう。

左側の腰やおしりを痛めない対策

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腰やおしりに痛みが現れると、何かの動作をする度に痛みが生じてストレスになります。できるだけ、痛みのない快適な毎日を送りたいはず。この章では腰やおしりを痛めないための対策をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

腰に負担のかかる動作を避ける

当然のことですが、中腰で重い物を持ち上げる動作や、長時間のデスクワークなどは腰椎に負荷がかかってしまいます。こういった腰に負担のかかる動作を避けるだけで腰痛の対策になります。重い物を持ち上げるときは、しっかりとしゃがんでから持ち上げたりコルセットの使用したりすると良いでしょう。

長時間のデスクワークでは、猫背になって同じ姿勢を取り続けて座りますよね?背中や腰回りの筋肉が緊張して硬くなってしまい腰痛を引き起こします。小まめに休憩を取って伸びをするなどの対策をすると良いでしょう。また、椅子に座っているときに、脚を組む癖がある人も多いのではないでしょうか。脚を組む姿勢は骨盤が歪む原因になります。

デスクに座る正しい姿勢は以下の通りです。腰痛だけでなく、首凝りや肩こりの対策として、パソコンのモニターの位置にも注意が必要です。ぜひ参考にしてください。

  • ・両足は床にしっかりと付ける
  • ・膝の角度は90℃
  • ・お尻は骨盤を立てて座る
  • ・机と椅子の距離は、手を机に置いた時に90℃になる位置
  • ・パソコンのモニターは40㎝以上離す
  • ・パソコンのモニターの位置は、目の高さより少し下

食生活の見直し

暴飲暴食を避け、肥満にも注意が必要です。暴飲暴食をすると、食べ物を消化するのに内臓に過度な負荷がかかります。内臓を動かしているのは筋肉ですが、過度な負荷がかかることで緊張し、近くの筋肉まで硬くなって腰痛を引き起こす可能性があります。

また、肥満は腰痛の原因になります。腰椎は身体の上半身と下半身を支える唯一の骨ですが、上半身に脂肪が増えると腰椎に過度な負担がかかります。肥満を避けて、体重管理をすることで、腰痛の対策となるでしょう。

なお、暴飲暴食は糖尿病や高血圧などといった生活習慣病の原因にもなります。生活習慣病や内臓の疾患などが原因で腰痛を発症することがあるので、食べ過ぎや過度なアルコール摂取などは控えるようにしてください。

日常生活に運動を取り入れる

腰痛対策に運動はかかせません。腰痛を引き起こす原因は人によってさまざまですが、一定の筋肉の使いすぎだったり、逆に使えていない筋肉などのバランスで痛みが生じます。これらを改善するために、日常生活に運動を取り入れると良いでしょう。腰回りや背中の筋肉を鍛える事も重要ですが、下半身の筋肉も重要です。太ももやおしりの筋肉は、骨盤を安定させる働きがあります。上半身だけでなく、下半身の筋肉も鍛えてあげることで腰痛対策となるでしょう。

また、筋肉は柔軟性も必要です。デスクワークなどでは、背中や腰の筋肉の使いすぎで痛みが生じています。ストレッチなどをしてほぐすことで痛みが軽減できるでしょう。運動の前後にもストレッチが必要です。運動などで使った筋肉は、ストレッチをしてほぐし、運動前は怪我の予防に行います。

ストレス発散をする

腰痛はストレスが原因で発症することをご存知でしょうか。ストレスからくる腰痛のことを心因性腰痛症といいますが、原因のわからない非特異的腰痛に分類されます。人はストレスを受けると交感神経が優位になります。交感神経が優位になると身体が緊張状態となることや、血流が悪くなるなどの症状が現れ、腰に痛みが生じてしまうでしょう。人間関係や家事や育児などで、知らない間にストレスが溜まっているかもしれません。趣味に没頭する時間を作ったり、読書や仲の良い友人との食事会などを楽しむと良いでしょう。また、ストレス発散には運動がおすすめです。運動はストレス発散だけでなく、身体を動かすことで腰痛対策や、生活習慣病の予防にもなります。無理の無い範囲で、ストレス発散をするように心がけてください。

身体を冷やさない

身体が冷えると血行が悪くなり、腰痛の原因になります。心臓から全身へと運ばれる血液には、酸素や栄養が含まれており、不要な老廃物を回収してくれる働きがあります。血行が悪くなることで、筋肉に酸素や栄養が行き届かず、不要な老廃物が溜まり、腰痛を引き起こしてしまうでしょう。冬場は寒さ対策をしている人も多いと思いますが、夏場はどうでしょう。エアコンの風や冷たい食べ物や飲み物などで、身体が冷えてしまっているかもしれません。また、お風呂上りなど、暑いからと言ってクーラーや扇風機の当たる場所にいて、せっかくお風呂で温まった身体が冷えてしまっている可能性があります。夏場でも、身体が冷えないように意識をしてください。

腰やおしりが痛いときのストレッチ方法

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この章では、腰やおしりが痛いときに自宅で簡単に行えるストレッチ方法をご紹介しています。ストレッチを行う際は、強く行うのでは無く、呼吸を止めずにゆっくりと深く呼吸をしながら行うのがポイントです。力づくでやると怪我をする可能性があるため、アプローチしている部分が伸びている感覚のところでOKです。また、腰に痛みがある場合は無理をせずに安静にしてください。ストレッチはご自身のペースで行うと良いでしょう。

おしりのストレッチ

  1. 1.仰向けになって両足は曲げて床に付ける
  2. 2.右足の外くるぶしを左膝辺りにのせ、右膝は外側へ開く(数字の4の字になるようなポーズ)
  3. 3.左足を持ち上げて、両手で左太ももを持ってサポートする
  4. 4.呼吸を繰り返し行い、右のおしりが伸びているのを感じる
  5. 5.左足を床につけ1の姿勢に戻す
  6. 6.左足の外くるぶしを右膝辺りにのせ、左膝は外側へ開く(数字の4の字になるようなポーズ)
  7. 7.右足を持ち上げて、両手で右太ももを持ってサポートする
  8. 8.呼吸を繰り返し行い、左のおしりが伸びているのを感じる
  9. 9.右足を床につけ1の姿勢に戻す

太ももの裏側のストレッチ

  1. 1.仰向けになり、両足は軽く曲げて床に置く
  2. 2.両手で右足をサポートしながら上に持ち上げ、足を真っすぐ天井に伸ばす
  3. 3.太ももの裏側が伸びていればOK。もっと伸びを感じたい人は、右足を手前(顔の方)に引いたり、右足のつま先を顔の方へ向けると、より伸びを感じるでしょう。
  4. 4.ゆっくりと右足を下ろし、1の姿勢へ
  5. 5.両手で左足をサポートしながら持ち上げ、足を真っすぐ天井に伸ばす
  6. 6.伸びが足りない人は、左足を手前(顔の方)に引いたり、左足のつま先を顔の方へ向けると、より伸びを感じるでしょう

身体が硬くてこのストレッチが難しい人は、タオルを利用しながらでも可能です。両手でタオルを持ち、足の裏に引っかけてタオル手前に引くことで太ももの裏側が伸びます。

前側の太もものストレッチ

  1. 1.右側を壁にして真っすぐ立ち、右手で壁を持って支える
  2. 2.左膝を曲げてかかとをおしりの方へ引く(前側の太ももが伸びる)
  3. 3.呼吸を繰り返し行い、1の姿勢に戻す
  4. 4.左側を壁にして真っすぐ立ち、左手で壁を持って支える
  5. 5.右膝を曲げてかかとをおしりの方へ引く(前側の太ももが伸びる)
  6. 6.呼吸を繰り返し行い、1の姿勢に戻す

股関節のストレッチ

  1. 1.両膝立ちになり、右足を前に出して立膝にする(膝の下にくるぶしがくる位置)
  2. 2.両手は右太ももに置く
  3. 3.ゆっくりと身体の重心を前側にスライドさせ、左の前太ももや股関節が伸びているのを感じる
  4. 4.ゆっくりと呼吸を繰り返し、重心を戻して1の姿勢へ
  5. 5.左足を前に出して立膝にする(膝の下にくるぶしがくる位置)
  6. 6.両手は左太ももに置く
  7. 7.ゆっくりと身体の重心を前側にスライドさせ、右の前太ももや股関節が伸びているのを感じる
  8. 8.ゆっくりと呼吸を繰り返し、重心を戻して1の姿勢へ

このストレッチは床に置いている膝が痛くなってしまう可能性があるので、膝の下に折り畳んだタオルなどを敷くと良いです。

腰や背中のストレッチ①

  1. 1.仰向けになり、両足を曲げて両手で足を抱える
  2. 2.左右や前後にコロンコロンと身体を揺らし、床で腰をマッサージする

腰や背中のストレッチ②

  1. 1.仰向けになる
  2. 2.右足を曲げて左手支え、左側へ倒す
  3. 3.右手は右側に伸ばし、顔は天井か右側へ向ける
  4. 4.ゆっくりと右足を戻し、1の姿勢へ
  5. 5.左足を曲げて右手で支え、右側へ倒す
  6. 6.左手は左側に伸ばし、顔は天井か左側へ向ける

腰や背中のストレッチ③

  1. 1.仰向けになる
  2. 2.右足を一歩右側へ開き、左足首を右足首の上に乗せる
  3. 3.両手は頭の上でバンザイし、右手で左手首を下から持つ
  4. 4.上半身を少し右側へ反らす(上から見たときに、体が逆のくの字になるように)
  5. 5.左側の体側が伸びているのを感じながら、ゆっくりと呼吸を繰り返し、1の姿勢へ戻す
  6. 6.左足を一歩左側へ開き、右足首を左足首の上に乗せる
  7. 7.両手は頭の上でバンザイし、左手で右手首を下から持つ
  8. 8.上半身を少し左側へ反らす(上から見たときに、体がくの字になるように)

キャット&カウ

  1. 1.四つん這いの姿勢をとる(両肩は手首の真上、両膝は脚の付け根の下にくる位置)
  2. 2.ゆっくりと呼吸を吐きながら背中を丸め(天井に突き上げる)
  3. 3.目線はお腹を見る
  4. 4.ゆっくりと呼吸を吸いながらお腹を床に落とし、腰を反る
  5. 5.目線は軽く天井を見る
  6. 6.2~5を呼吸を行いながら繰り返す

キャット&カウは呼吸が大切で、ゆっくりと呼吸に合わせて行ってください。また、無理に腰を丸めたり、反らせると腰痛が悪化する恐れがあります。無理のない範囲で、腰の調子をみながら行うようにしてください。

筋トレ①プランク

  1. 1.うつ伏せになり、肩の真下に肘がくる位置で両腕で身体を支える
  2. 2.両足を真っすぐ伸ばして足の指で床を踏む
  3. 3.横から見たときに身体が一直線になるようにキープする

腰を落としすぎると腰痛が悪化するので、注意してください。体幹トレーニングの基本のポーズですが、体幹が無い人は両膝をついて行っても良いです。

筋トレ②ヒップブリッジ

  1. 1.仰向けになる
  2. 2.両足を曲げて肩幅より少し大きめに開く
  3. 3.お尻を持ち上げて、膝から肩まで一直線になる位置でキープする

腰を上げ過ぎると、腰痛が悪化するので注意してください。

nobu先生の腰痛体操

いくつかストレッチの方法をご紹介しましたが、最後にnobu先生の体操をご紹介します。nobu先生の体操は人気で、YouTubeの視聴回数も多く、多くの反響をいただいております。体操の時間が短く、取り組みやすい動画となっているので、ぜひ試してみてください。

危険なガチガチ腰痛の動画


1分でぎっくり腰を解消する動画


ぎっくり腰解消の動画


骨盤矯正の動画

座骨神経痛の動画

まとめ

腰痛 左側 おしり 女性 ストレッチ

左側の腰やおしりが痛くなる理由は、椎間板ヘルニア脊柱管狭窄症梨状筋症候群などが原因で座骨神経痛を発症している可能性があります。女性の方は、女性特有の病気が原因かもしれません。左右どちらかの腰やおしりに違和感がある人は、まずは整形外科などの病院を受診して相談するようにしてください。腰痛は放っておくことで慢性化したり、手術が必要となる可能性があります。

痛みが生じた際はまずは安静にしてください。急性で炎症を起こしている場合は、患部を冷やしたりロキソニンを服用したりすることで、痛みが軽減できるでしょう。ロキソニンは副作用があるので、用法用量を確認して使用してください。

腰やおしりの痛みの対策としては、食生活の改善やストレスを溜め込まないこと、日常生活に運動を取り入れることです。運動は腰痛対策にもなり、生活習慣病の予防にもなります。無理のない範囲で、運動をするように心がけてください。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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