最終更新:2024.04.30

腰痛が寝起きに起こる6つの原因と9つの対策を解説します。

「朝起きたときに腰が痛いのはなんでだろう?」
「日中はなんともないのに、寝起きだけ腰が痛くなる。」
「寝起きの腰痛をなんとかしたい!

こんなお悩みをお持ちではないでしょうか。
爽やかに朝を迎えて良い1日をスタートさせたいのに、寝起きに腰が痛いとテンションが下がってしまいますよね。
寝起きに腰痛が起こる最大の要因は、血行不良や筋肉が凝り固まっていることです。
筋肉が凝り固まる原因として、寝返りの少なさや寝具があっていないなどが考えられます。
この記事では、寝起きに腰痛が起こる原因や対策、腰に負担がかからない寝姿勢などを紹介しています。

ぜひ最後までお読みください。

腰痛が寝起きに起こる6つの原因

腰痛 寝起き

1日のスタートを台無しにしてしまう寝起きの腰痛。
なぜ日中は痛みを感じないのに、寝起きだけ腰に痛みを感じるのか不思議に思いますよね。
この章では、寝起きに腰痛が起こる原因を紹介します。

寝具があっていない

布団やマットレスは、柔らかすぎても硬すぎても身体に良くありません。
人の背骨は、横から見ると緩やかなS字カーブになっていることをご存じの人も多いでしょう。
人が仰向けで寝た場合、一番重心がかかるのはお尻で、その次が上半身です。
柔らかい布団やマットレスで仰向けになった場合、一番重心のかかるところ、つまりはお尻が沈み込んでしまいます。
お尻が沈み込むと、背骨のS字カーブが崩れて身体がくの字に曲がってしまい、腰椎が圧迫されて腰に負担がかかるでしょう。
硬い布団やマットレスの場合は、重心がお尻と上半身に分散されますが、S字カーブの腰部分は布団やマットレスから少し浮いた状態になってしまいます。
そのため、筋肉が休めず緊張状態となり、翌朝の腰痛を引き起こしてしまうでしょう。
また、枕の高さも重要で、高すぎたり低すぎたりすると、首や背中、腰などに負担がかかります。

寝返りが少ない

成人の寝返りの回数は一晩で20回前後と言われています。
長時間同じ姿勢で横になっていると、筋肉が固まったり血管が圧迫されたりして腰痛を引き起こしてしまいます。
寝返りを打つことで重心が変わり、血流が良くなって腰への負担が軽減できるでしょう。
また、布団の中の温度調節や空気の入れ替えをし、より心地よく睡眠をしようと、人は無意識のうちに寝返りをうちます。

身体が冷えている

人は寒さを感じると血管を収縮させて体温を下げないようにします。
血管が収縮すると血流が悪くなり、筋肉に老廃物が溜まり栄養や酸素が届きにくい状態となります。
すると筋肉は固くこわばってしまい、腰や背中の痛みの原因となるでしょう。

心理的ストレス

ストレスを受けると自律神経が乱れます。
通常であれば、就寝中は副交感神経が優位となり、身体がリラックス状態になっていますが、心理的ストレスが溜まっている場合、交感神経が優位になってしまいます。
交感神経が優位になると心拍数が上がり、血管が収縮して身体が緊張状態となり腰に痛みが生じるでしょう。
また、睡眠の質が下がってしまうことで寝返りの回数も減ってしまいます。

※自立神経とは、交感神経と副交感神経からなり、交感神経は日中などの興奮しているときに優位になり、副交感神経は夜間などのリラックス状態のときに優位になります。

睡眠時間が長い

長時間の睡眠は寝返りをうっていたとしても、重心となっている部分が圧迫されて身体に負担がかかっています。
体調不良などで寝込んでしまったときに、身体や腰が痛くなった経験はありませんか?
ずっと横になっていると血流が悪くなり、筋肉や関節が硬くなり腰に痛みが現れます。
また、厚生労働省によると成人の適正な睡眠時間は、年齢や個人差によって異なるものの、6時間~8時間と言われています。

引用:https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001151837.pdf

産後で骨盤が歪んでいる

妊娠中はお腹の赤ちゃんの重みで骨盤が前傾となり、反り腰になっています。出産後も骨盤が変わらず反り腰になっているため、腰に負担がかかっている状態。
また、就寝中は赤ちゃんの方を見て寝ていたり、抱っこをするときは腰で支えたりなど、骨盤や腰の筋肉に負担がかかる動作が多いでしょう。
これらが原因で、寝起きに腰に痛みが生じます。

寝起きに腰が痛くならならい9つの対策

腰痛 寝起き

誰もが皆、寝起きに腰の痛みを感じずに良い1日をスタートさせたいと思っているでしょう。
就寝前に「明日は腰痛大丈夫かな?」と不要な心配はしたくないはず。
この章では、寝起きに腰が痛くならない9つの対策を紹介します。できそうなものから試してみてください。

寝具の見直しをする

布団やマットレスは硬すぎず柔らかすぎず、寝返りがしやすい高反発のものを選ぶように改善してください。
また、高すぎる枕や低すぎる枕にも注意!
高すぎる枕だと、頸椎に負担がかかって首を痛めてしまったり、ストレートネックの原因になってしまいます。
逆に低すぎる枕だと、腰が反れてしまうので腰痛の原因になります。自分で選ぶのは難しいので、専門の人に相談のうえ、しっかりと試してから購入するようにしましょう。

ストレッチをして寝る

長時間のデスクワークや立ち仕事など、日常生活で身体が凝り固まっている人も多いでしょう
中腰での作業が多い人や産後のママなど、自覚症状がなくても日々の生活で腰に負担がかかっているはず。
就寝前にストレッチなどで凝りや身体の歪みを整えることで腰痛の改善ができます。
また、ストレッチをすることにより身体がリラックス状態となり、副交感神経が優位に働きます。
就寝前のストレッチは翌朝の腰痛の予防にもなり、上質な睡眠がとれるでしょう。

身体を冷やさない

身体が冷えると血管が収縮して筋肉が緊張状態となり、腰に痛みが生じます。
入浴はシャワーだけで済まさずに、しっかりと湯舟に浸かり身体を温めるようにしましょう。
また、就寝時の靴下の着用は控えてください。締め付けにより、血液の循環が悪くなったり足が蒸れたりなど、睡眠の質を下げてしまいます。
就寝前までにしっかりと足を温めておき、布団やベットに入るときは靴下を脱いで寝ると良いでしょう。
また、夏はエアコンで身体が冷えてしまいます。室温が25℃~28℃になるように調節して寝るようにしてください。

適度な運動

腰回りの筋肉は腰を支えるコルセットのような役割をしています。
筋肉が凝り固まったり筋肉量が減ったりすることで腰椎に負担がかかり腰に痛みが現れます。
腰周りの筋肉の強さと柔軟性を高めることで腰痛改善となるでしょう。
また、無理に筋トレをしなくても、ウォ-キングは十分腰痛に効果があります。
正しいフォームでウォーキングを行うことで、血流が良くなり、適度な筋肉がついて腰痛改善となります。

ストレスを発散する

気付かないうちに仕事や家庭の問題、家事や育児などで知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまっているかもしれません。
ストレスは筋肉が緊張状態となっているので、腰に痛みが生じます。
運動をしたり本を読んだり、映画や美味しい物を食べるなど、自分の好きなことに時間を使ってストレスを溜め込まないようにしてください。
しかし、忙しい現代人はストレスを発散したくても、しっかりと時間が作れないもの。
そんなときは、外の空気を吸いながらゆっくりと深呼吸をしてみてください。
力んでいた筋肉の緊張が解け、リラックスできます。

夕食の時間を早くする

就寝中は内臓が食べ物の消化をしようと、活発に動いている状態です。夕食後すぐに寝てしまうと、内臓の消化活動に負担がかかっていることにより、腰に痛みが生じます。
また、食後にすぐに寝てしまうのは腰痛だけでなく、肥満や病気のリスクも高まるでしょう。
夕食後は2時間~3時間ほど空けて寝るのがおすすめです。

リラックスする

日常生活の癖や日々の忙しさで、常に身体に力が入ってしまっているかもしれません。
寝る前にリラックスをして身体の緊張を解く事で筋肉が緩み、腰の痛みを抑えられるでしょう。
照明をおとしたり、好きなアロマやお香を焚くなど、就寝前のリラックスタイムを取り入れてみてください。
また、リラックスすることにより副交感神経が優位となり、質の良い睡眠がとれるでしょう。

腰に負担のない起き上がり方

準備で忙しい朝に急いで起き上がったりしていませんか?
就寝中は身体が固まっている状態です。そのときに勢いよく起き上がると腰に負担がかかります。
布団やベットの中で足首や手など末端から少しずつ動かし、腰の様子をみて起き上がるようにしてください。

ベットの場合

  • 左右どちらかの横向きになる
  • 両足をベットから少しだけ下ろす
  • 上側の手で床を押し上体を少し起こす
  • 肘や手を使いながら上体を起こしながら足は床につく(起き上がる動作のときは、身体が真っすぐになるポジションを意識する)

布団の場合

  • 両足を曲げて左右どちらかの横向きになる
  • 上側の手で床を押し上体を少し起こす
  • 肘や手を使いながらゆっくり上体を起こしきる
  • 両手を床につき膝立ちになる
  • 片膝を立て、膝に手をつきながら立つ(近くに壁や椅子がある場合は利用する)

整体院へ通う

寝起きの腰痛でお困りの人は整体院へ相談してください。
整体院では骨や骨盤を整え、関節や筋肉をほぐしてバランスの整った身体へと調節してくれます。
寝起きの腰痛の原因は、姿勢の悪さや骨盤の歪み、筋肉が凝り固まって起こることがほとんどです。
整体に行くことにより身体のバランスを整え、腰に負担となる姿勢や動作を避けて、痛みがない朝を迎えられるでしょう。

腰に負担をかけない寝姿勢

腰痛 寝起き

自分が寝やすいと思っている寝姿勢は、実は腰痛を引き起こしてしまっているかもしれません。
この章では、腰に負担のかからない寝姿勢を紹介しているので、今日から試してみてください。

仰向け

『仰向けになり、両足を曲げて足の下にクッションや座布団などを敷く』

足を曲げることにより、腰が反るのを防げます。

横向き

『横向きになり背中や腰を少し丸め、両足の間にクッションや座布団などを挟む』

背中や腰を丸めることで腰への負担を軽減でき、両足の間にクッションを挟むことにより、骨盤を安定させます。
横向きは腰と布団の間に隙間ができるので、タオルなどを敷き、重心が均等になるようにしても良いでしょう。

抱き枕などのグッズを使う

仰向けや横向きで寝るときに使える腰用の枕や、抱き枕を購入してみるのも良いでしょう。
購入しなくても座布団を使用したり、余っている枕やクッション、バスタオルなどを丸めて使用するのもおすすめです。
腰に負担のない、快適な姿勢で眠れるグッズを利用してみましょう。

腰に負担がかかる寝姿勢

腰痛 寝起き

腰に負担がかかる寝姿勢は、主に腰が反った姿勢や腰が歪んだ姿勢です。
これから紹介する寝方を普段からしてしまっている人は、腰痛を引き起こす危険性があるので控えるようにしてください。

  • 仰向けで腰が反った状態(腰と布団の間に隙間がある)
  • 横向きでクッションなどを利用していない
  • うつ伏せ

特に3つ目のうつ伏せは腰が反れた状態なので要注意です。
また、うつ伏せの状態からスマホや本などを見るときに、両肘をついて上半身だけを上げる姿勢は、腰が大きく反れて負担がかかっています。
ついついやってしまう姿勢ですが、注意してください。

寝起きに腰が痛いときのストレッチ

腰痛 寝起き

寝起きで痛みが少し治まってくると、ストレッチなどをして腰回りをほぐすようにしましょう。
ただし、決して無理のない範囲で、ゆっくりと腰の様子をみながら行ってください。

太ももの裏側のストレッチ

  1. 仰向けで両膝は立てる
  2. 右側の足を天井の方へ持ち上げ、両手は右太ももを持ってサポートする
  3. 右足を下ろす
  4. 左足を天井の方へ持ち上げ、両手は左太ももを持ってサポートする
  5. 左足を下ろす

足は無理に持ち上げず、太ももの裏側が伸びているのを感じるところでOKです。
呼吸を2回~3回繰り返すか、20秒数えるなどしてください。
バスタオルやタオルを足の裏にひっかけてサポートするのも良いでしょう。

太もも前側のストレッチ

  1. 両膝を少し曲げ右側を下にして寝て、右手は頭の下で枕代わりにする
  2. 上半身は真っすぐ伸ばしたまま、左足を背中側へ引き左手で足首あたりを持つ
  3. 左足をゆっくり戻す
  4. 左側を下にして寝て、左手は頭の下で枕代わりにする
  5. 上半身は真っすぐ伸ばしたまま、右足を背中側へ引き右手で足首を持つ

足を背中側へ引いているときに腰が反らないように注意してください。
足を引いているときは、呼吸を2回~3回繰り返すか、20秒ほど数えると良いでしょう。

お尻のストレッチ

  1. 仰向けで両膝を立てる
  2. 右くるぶしを左の膝にかけ、右の股関節を開く
  3. 左膝を浮かしてお腹の方へ引き込み、両手で左の太ももを持つか、左膝を持つ
  4. 左足を床に着け、右膝を戻す
  5. 左くるぶしを右の膝にかけ、左の股関節を開く
  6. 右膝を浮かしてお腹の方へ引き込み、両手で右の太ももを持つか、右膝を持つ
  7. 右足を床に着け、左膝を戻す

足は無理に引き込まずに、お尻が伸びているところでOKです。呼吸を2回~3回するか、20秒数えるなどしてください。

まとめ

腰痛 寝起き

寝起きに腰が痛くなる人は、血行不良や姿勢不良、腰回りの筋肉が凝り固まっていることなどが原因で腰痛を引き起こしている人が多いです。
長時間同じ姿勢でのデスクワークや中腰での作業など、日常生活において筋肉を緊張状態にさせている行動や動作などをしてしまっている人が多いでしょう。
また、腰痛を引き起こす原因のひとつに心理的ストレスも関係しています。
できるだけ自分の好きなことや趣味に没頭できる時間を作り、ストレス発散を心掛けてください。
寝起きの腰痛を予防するためには、腰の負担となっている動作を避けることはもちろんですが、ストレッチや運動を取り入れるだけで予防できます。
身体に無理のない範囲で、できることからストレッチや運動をする習慣を身に付けてください。
なお、自分にあった運動方法などが分からない場合は、整体へ行ってみるもの良いでしょう。
整体は、身体の歪みを調節し、骨や関節をバランス良く整えてくれます。
起きた時の腰痛はいつものことだからと諦めずに、一度整体へ行くと良いでしょう。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

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    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

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    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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