最終更新:2024.07.27

腰痛のときにうつ伏せで寝ると痛みが現れる理由とは?痛みが軽減される寝姿勢を紹介します。

「うつ伏せで寝てしまって腰が痛くなった」
「仰向けは大丈夫なのに、なぜうつ伏せだと腰が痛くなるんだろう?」
「腰に良い寝方が知りたい!」

こんなお悩みをお持ちではありませんか。
腰痛持ちの人も腰痛持ちで無い人も、うつ伏せになって腰を痛めたり、違和感を感じたことがある人も多いのではないでしょうか。

うつ伏せは、腰痛持ちの人には避けてほしい姿勢のひとつです。腰椎は元々前方へカーブしているのに、うつ伏せになることでより重力がかかって腰に負担のかかる姿勢です。腰痛持ちの人は、うつ伏せになるとより痛みを感じるでしょう。

しかし、反対にうつ伏せが楽だと感じる腰痛の人もいます。この記事では、うつ伏せになると痛みが現れる理由と、寝るときの姿勢を紹介します。ぜひ最後までお読みください。

うつ伏せになると腰が痛くなる理由

腰痛 うつ伏せ

うつ伏せになると腰が痛くなる人は、腰を反る動作で椎間板が圧迫されて痛みを引き起こしている場合があります。

人の背骨は横から見ると緩やかなS字カーブになっています。頸椎(首)は前方へカーブし、胸椎(胸)は後方へカーブ、腰椎(腰)は前方へカーブして仙骨へと繋がっています。

うつ伏せの姿勢は、前方へカーブがかかっている腰椎に対し、さらに背中側から重力がかかることで腰がより反れてしまっている状態です。そのため、反れた腰周りの筋肉や関節は緊張して硬くなり、血流が悪くなって痛みを引き起こしてしまいます

また、うつ伏せになり、上半身を肘で支えて本やスマホを見る人も多いのではないでしょうか?この姿勢はうつ伏せよりも腰を大きく反らしているので、腰椎が圧迫されています。腰痛持ちの人も腰痛持ちでは無い人も、腰だけでなく肩こりや頭痛の原因にもなる姿勢なので控えるようにしてください。

うつ伏せになると腰が痛くなりやすい人

腰痛 うつ伏せ

うつ伏せになると腰が痛くなりやすい人は、常に腰が反れている人や、腰を反ると痛みが現れるタイプの腰痛持ちの人です。腰痛は人によって痛みの原因や症状が違いますが、以下のものが、うつ伏せになると腰に痛みが生じやすい人です。

反り腰の人

反り腰は骨盤が前傾になっている状態のことです。女性に多いと言われている反り腰ですが、腹筋が弱く背筋が強いなどの、筋肉のバランスが崩れて反り腰になっています。
反り腰の主な原因には、以下のものが考えられます。

  • ・お腹の筋肉(腸腰筋)が硬くなっている
  • ・お尻の筋肉が(大殿筋)ない
  • ・背中の筋肉(脊柱起立筋)が過剰に働く

 

お腹の筋肉(腸腰筋)

腸腰筋とはお腹の深層部の腰椎から骨盤内、足の付け根に位置している筋肉で、大腰筋・小腰筋・腸骨筋の総称のことです。腸腰筋は上半身と下半身を繋ぐ筋肉で、姿勢の維持や足を持ち上げるなどの動作に加え、骨盤を前傾に維持する働きがあります。腸腰筋が硬くなってしまうと、骨盤が前へ引っ張られて反り腰になることや、下半身の動きも制限されます。

 

お尻の筋肉(大殿筋)

大殿筋とは、お尻にある大きな筋肉のこと。立つ・歩く・座るなどの動作や、骨盤を安定させる働きがあります。また、大殿筋は腸腰筋と拮抗して、足を上下や前後に動かす働きがあります。大殿筋が硬くなると、骨盤が安定せずに前へ倒れてしまい、反り腰の原因になります。

 

背中の筋肉(脊柱起立筋)

背骨の両側にあり、後頭部から腰まで伸びている筋肉のことで、最長筋・腸肋筋・棘筋の総称のことです。脊柱起立筋は姿勢を保つ(背筋を伸ばす)という大きな役割に加えて、腰を前屈させたり反らしたりする働きがあります。脊柱起立筋が過剰に働きすぎると、腰痛に加えて背中の痛みや肩こりなどの原因になります。

腰部脊柱管狭窄症の人

背骨の中には神経が通る脊柱管という道があります。腰椎の骨と骨の間にはクッションの役割をする椎間板があります。腰椎や椎間板が変性や変形することで脊柱管を圧迫したり刺激したりすることで痛みが生じてしまうことを腰部脊柱管狭窄症といいます。

症状は下肢の痛みやしびれなどがあり、排尿や排便障害が発症することがあります。腰部脊柱管狭窄症の特徴に間欠性跛行があります。間欠性跛行とは、歩くと痛みが現れ、少し休むと痛みが和らぐといった症状です。また、前かがみになると楽になり、腰を反ると痛みが生じる、又は痛くて腰を反らせられないといった状態になります。

腰部脊柱管狭窄症は、腰に負担をかける動作や肥満、加齢や骨の老化などが原因で引き起こされます。

腰椎変性すべり症・腰椎分離すべり症の人(前方)

腰椎は前側に椎体、後ろ側に椎弓と棘突起があります。椎体と椎弓の間には神経が通る脊柱管がありますが、椎体が前へすべり出てしまうことを腰椎変性すべり症といいます。また、椎体と椎弓が分離して前へすべり出てしまうことを腰椎分離すべり症といいます。

症状は、どちらも腰椎がすべり出てしまうことで脊柱管を圧迫したり刺激したりしているので、下肢の痛みやしびれなどがあります。また、腰部脊柱管狭窄症と同じ間欠性跛行の症状が現れることもあります。すべり症の人が腰を反らす動作をすると、すべり症を強めてしまい、痛みが悪化するでしょう。

中高年の女性に多く、加齢が原因で発症することや、交通事故などが原因で発症します。

「腰痛が原因で座骨神経痛の症状が現れている人へ」の記事はこちら⇒https://selfcareseitai.com/blog/youtsuu-ashinoitami/

うつ伏せが楽と感じる人

腰痛 うつ伏せ

人の身体の構造上や重力の関係で、腰痛を引き起こしてしまう可能性があるうつ伏せですが、実はうつ伏せが楽だと感じる人がいます。それは、主に前かがみになると痛みが現れる人です。腰痛の病気だと、腰椎椎間板ヘルニアの人や人によってはぎっくり腰を発症した人が、うつ伏せが楽だと感じることがあります。

腰椎椎間板ヘルニア

骨と骨の間にはクッションのような役割をする椎間板があります。椎間板の中にはゼリー状の髄核があります。腰に負担のかかるような動作や姿勢不良などが原因で椎間板が飛び出し、背骨を通る神経を圧迫したり刺激したりすることで痛みが生じることを、腰椎椎間板ヘルニアといいます。腰椎腰椎椎間板ヘルニアは前かがみになると痛みが生じたり、重症化していくと、下肢の痛みやしびれなどの坐骨神経痛の症状が現れます。

腰椎椎間板ヘルニアの人におすすめの体操

腰を反ると気持ち良いと感じる腰椎椎間板ヘルニアの人は、マッケンジー法という体操がおすすめです。マッケンジー法とは、腰痛や首の痛み、手足の痛みに対して健康回復の為の自己管理方法です。やり方を解説するので、無理のない範囲で一度試してみてください。
引用:マッケンジー法®とは | 国際マッケンジー協会日本支部 (mckenzieinstitute.org)

  1. 1.うつ伏せになり、両手は肩の近くの床に置く
  2. 2.上体をゆっくりと上げます
  3. 3.両肘を伸ばして腰を反らす(2秒間キープ)
  4. 4.状態をゆっくりと下げる
  5. 5.2~4を繰り返す

上体を持ち上げるときは、肘が伸びきらない人や、痛みが出そうだと感じる人は手を肘に置き換えてください。肩の下に肘がくるようにして上体をゆっくり起こすと良いでしょう。また、回数は無理の無い範囲で行ってください。

痛みが軽減される寝方

腰痛 うつ伏せ

朝起きた時に、腰が痛いなんてことになりたくないもの。寝る時の姿勢は、意外にも腰に負担がかかって睡眠の質を下げてしまっているかもしれません。また、布団やマットレスの柔らかさ、枕の高さにも注意が必要です。柔らかい布団やマットレスだと、重心が一番かかる腰やお尻の部分が沈み込んでしまい、腰痛の原因になります。逆に硬すぎると、重心が分散されずに頭や背中、お尻やかかとなどの、特定の部位に重心が集中して圧迫してしまいます。

枕の高さも重要で、高すぎるとストレートネックが悪化したり、低すぎると頸椎に負担がかかって寝違えの原因にもなります。寝具選びはお店で専門的な意見を聞き、寝返りがしやすく腰の負担にならないものを選ぶと良いでしょう。

腰痛が寝起きに起こる原因の記事はこちら⇒https://selfcareseitai.com/blog/youtsuu-neoki/

仰向け

『仰向けで両足を軽く曲げて、足の下にクッションや座布団を入れる』

仰向けで寝る姿勢は、腰と布団やマットレスの間に隙間ができます。股関節が硬い人や前側の太ももの筋肉が硬い人は、仰向けで寝ることで骨盤が引っ張られてより腰を反ってしまいます。仰向けで寝るときは、足を軽く曲げることで、腰の反りを軽減できて、腰痛の予防ができるでしょう。

横向け

『横向きになり、両足を少し曲げて、足と足の間に座布団やクッションを挟む。腰と布団やマットレスの隙間には、丸めたタオルなどを入れる』

横向きになったときは骨盤が安定せず、歪んでしまいます。足と足の間に座布団やクッションを挟むことで骨盤が安定し、寝やすい姿勢が取れるでしょう。また、腰と布団やマットレスの間には隙間ができてしまいます。丸めたタオルなどで隙間を埋めて重心が均等になるようにしましょう。

うつ伏せで腰が痛くなる人のストレッチ方法

腰痛 うつ伏せ

うつ伏せで腰が痛くなる人は、主に背中やお尻、太ももや股関節のストレッチがおすすめです。日常生活でストレッチを行うことで、腰痛の対策ができます。以下で紹介する部位別のストレッチの一覧を参考にして行ってください。他にも、骨盤矯正の体操などを取り入れると良いでしょう。ただし、ストレッチを行う際は整骨院や整形外科などで腰痛の治療を行っている人は、医師に相談してから行うようにしてください。

背中のストレッチ(キャットアンドカウ)

  1. 1.四つん這いになり、左右の足は腰幅、両手は肩の真下に手首がくるようにセット
  2. 2.息を吐きながら背中を丸めて天井方向へ持ち上げる(目線はお腹)
  3. 3.息を吸いながら腰を反らしてお尻を突き出す(目線は軽く天井方向へ)
  4. 4.2~3を繰り返す

腰を上下に動かしているときは、ゆっくりと呼吸を行いながら動いてください。また、無理に腰を反らしたり丸めたりせずに、伸びていて気持ちの良いところでOKです。

お尻のストレッチ

  1. 1.仰向けになり、両足と両手は軽く開く
  2. 2.右足を曲げて持ち上げ、左手で右膝を持ってゆっくりと左側へ倒す
  3. 3.ゆっくりと右足を戻し1の姿勢へ
  4. 4.左足を曲げて持ち上げ、右手で左膝を持ってゆっくりと右側へ倒す
  5. 5.ゆっくりと左足を戻し1の姿勢へ

2や4のポーズをとっている間は、息を止めずに呼吸をしてください。また、腰を反らしにくい人や、違和感を感じた場合はすぐに中止してください。

前側の太もものストレッチ

  1. 1.左膝を立て膝にし、右膝は床につけて足首を持ち、足先は天井へ向ける
  2. 2.身体の重心を左足に乗せたり、右膝の位置を後ろに引いて太ももの前側が伸びているところに調節する
  3. 3.ゆっくりと右手を解放する
  4. 4.右膝を立て膝にし、左膝は床につけて足首を持ち、足先は天井へ向ける
  5. 5.身体の重心を右足に乗せたり、左膝の位置を後ろに引いて太ももの前側が伸びているところに調節する

床においている膝が痛くなってしまうので、タオルなどを敷くと良いです。ゆっくりとポジションを調節しながら、前側の太ももが伸びているところを探すようにしましょう。

後側の太もものストレッチ

  1. 1.仰向けになる
  2. 2.右足を持ち上げ、タオルを足裏に引っ掛ける
  3. 3.ゆっくりと両手でタオルを顔の方へ寄せる
  4. 4.右足を解放して1の姿勢
  5. 5.左足を持ち上げ、タオルを足裏に引っ掛ける
  6. 6.ゆっくりと両手でタオルを顔の方へ寄せる
  7. 7.左足を解放して1の姿勢

足裏にタオルをひっかけて引き寄せるときは徐々に、自分のできる角度を探りながら行ってください。物足りない人は、膝裏を伸ばしたり、足先を顔の方へ向けたりすると、後ろ側の太ももに加えて、ふらはぎが伸びているのを感じられるでしょう。

股関節のストレッチ

  1. 1.足裏と足裏を合わせて座り、手は足首や足先を持つ
  2. 2.両膝を上下にバウンドさせて股関節を緩める
  3. 3.背筋を伸ばしてゆっくりと上体を前方へ倒す

上体を前方へ倒すときは、頭だけを倒すのでは無く、背筋を伸ばして骨盤から倒すイメージで行うと良いでしょう。

身体のどこかにお悩みの人は当院「セルフケア整体」へ

腰痛 うつ伏せ

うつ伏せで寝て腰痛を引き起こしてしまった人や、身体のどこかに痛みが出るなら、当院「セルフケア整体」へ起こしください。当院では、一人ひとりにあったセルフケアをお伝えして施術を行っています。軽傷の人は1回で効果がありますが、重症の人は6回コースをおすすめしております。初めての人は1回と比べて料金が高く感じるかもしれませんが、通っていくうちに痛みが緩和されて、整体いらずの身体作りができるでしょう。

まとめ

腰痛 うつ伏せ

うつ伏せになると痛みが現れる人は反り腰の人や、脊柱管狭窄症やすべり症の人です。これらの人は、腰を反ると痛みが現れる傾向にあり、うつ伏せで背中側から重心がかかることで腰椎に負担をかけ、痛みが生じてしまいます。

逆に、椎間板ヘルニアの人は、前かがみなると痛みが現れ、うつ伏せなどの腰を反った状態が楽だと感じる腰痛の人もいます。

うつ伏せになると痛みがある人の対処法は、腹筋や背筋、お尻や前後の太もものストレッチなどを行うと痛みが軽減されるでしょう。また、ストレッチだけでなく、自分の使えていない筋肉のトレーニングも同時に行うことをおすすめします。

寝るときの姿勢にも注意が必要で、腰痛持ちの人や腰に違和感を感じている人は、普段の寝る姿勢に意識を向け、改善するように心がけましょう。

最新の記事はこちら

よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

近くの店舗を探す
24時間スマホで簡単に予約可能 さっそく予約する