最終更新:2025.04.30

腰痛に効く食べ物は?7つの栄養素で予防・改善する方法を徹底解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

腰痛を緩和するためには、食事にも注意が必要です。

食べ物の栄養素は実は腰痛と密接な関係があり、予防に効果があります。

この記事では、腰痛に有効な食べ物や7つの栄養素について詳しく解説し、腰痛の予防や改善に役立つ方法をわかりやすくご紹介します。

腰痛の原因とは?代表的な腰痛の種類を解説

腰痛 栄養素

事前に、腰痛の原因を理解することが大切です。

そして、病院での受診時に、腰痛は2つのタイプに分かれています。

それぞれの特徴をくわしく紹介します。

特異的腰痛

特異的腰痛は、具体的な異常がレントゲンやMRI、血液検査で見つかる腰痛のことです。

しかし、腰痛や坐骨神経痛の原因が特定できるのはわずか15%だとされています。

特異的腰痛と言われる腰痛の種類は、以下になります。

 

  • ・腰椎椎間板ヘルニア
  • ・腰椎圧迫骨折
  • ・脊椎分離症・脊椎すべり症
  • ・変形性腰椎症
  • ・脊柱管狭窄症
  • ・骨粗しょう症

 

非特異的腰痛

「非特異的腰痛」とは、MRIやレントゲンで異常が見られない腰痛のことです。

整形外科では、腰の痛みの原因が特定できないことがよくあります。

腰痛は一般的に重篤な疾患ではなく、「非特異的腰痛」と呼ばれる原因不明の痛みが背骨や腰によく見られます。

また、以下は、非特異的腰痛の疑いのある症状です。

 

  • ・椎間関節性腰痛
  • ・椎間板性腰痛
  • ・仙腸関節炎
  • ・筋筋膜性腰痛症
  • ・梨状筋症候群
  • ・上殿皮神経障害
  • ・ぎっくり腰

腰痛の仕組みは?痛みが生じる背景を理解しよう

腰痛 栄養素

腰痛の原因は大まかに「脊椎、神経、内臓、血管、心因性」の5つに分けられます。

 

  • ・脊椎:椎間板の問題や脊柱の異常
  • ・神経:神経根の刺激による腰痛や下肢痛
  • ・内臓:内臓の病気による腰や背中の痛み
  • ・血管:血液循環障害による腰痛
  • ・心因性:精神的なストレスや不安による腰痛

 

腰痛の原因は多岐にわたりますが、その中でも最も一般的なものは脊椎に関連したものです。

脊椎の問題や椎間板の変形が痛みを引き起こすことがあったり、精神的なストレスや不安も腰痛の原因になったりします。

これらの要因は単独で痛みを引き起こすこともありますが、時には複合的に作用して腰痛が起こることも考えられます。

腰痛対策には、軽い体操やストレッチも行うことで、腰痛の改善や予防にも効果的です。

栄養不良による腰痛とその他の腰痛の違い

腰痛 栄養素

腰痛の原因は、栄養不良と他の要因にあり、以下ではそれぞれの違いについてまとめました。

 

腰痛の種類

 

原因

 

栄養不足の腰痛

 

①食べた糖質が体内で変化してAGEを作る

②AGEは骨や筋肉を劣化させる

③特に椎間板の繊維輪をもろくし、腰痛を引き起こす

 

その他の腰痛

 

・腫瘍

・感染

・炎症

・脊柱の外傷

・椎間板の変形

・椎間板ヘルニア

 

 

腰痛はさまざまな原因がありますが、食事の偏りも悪化の一因です。

バランスの取れた食事で摂取する栄養素は、腰痛の改善に役立つことがあります。

腰痛対策に役立つ!食べ物で得られる7つの栄養素

腰痛 栄養素

腰痛に効く栄養素を食事に積極的に取ることで、骨の強化や筋肉アップなどの改善や対策になります。

ここからは、腰痛予防のために食事で摂取すべき栄養素7つの基礎情報を紹介します。

カルシウム

カルシウムは、身体の調節と骨や歯の健康に必要な栄養素です。

カルシウム不足が関わるのは、骨に関連した場合のケースです。

例えば、高齢者や更年期の女性では、骨粗鬆症が原因で腰痛が生じることがあります。

更年期にはホルモンバランスの変化により、カルシウムが不足しやすくなり、骨が弱くなることで腰痛が起こりやすくなります。

たんぱく質

タンパク質は、筋肉や皮膚、骨などに必要で、腰痛改善に重要な栄養素です。

筋肉が弱まると腰に負担がかかり、骨も弱くなります。

したがって、タンパク質を摂取することで、腰痛が改善されることがあります。

ビタミンC

ビタミンCは、体内でコラーゲン生成に必要な栄養素です。

コラーゲンは傷の治癒に欠かせないたんぱく質であり、その働きによって腰痛の緩和が期待できます。

人間の体内にはブドウ糖をビタミンCに変換する能力がありません。

したがって、野菜や果物などから直接摂取する必要があります。

ビタミンD

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨の健康に役立つ栄養素です。

カルシウムは骨の健康を保つのに重要ですが、ビタミンDがないと効率的に吸収されません。

そのため、ビタミンDとカルシウムは一緒に摂ると、腰痛予防に効果的です。

ビタミンE

ビタミンEは、血液や血管を健康に保ち、血流を改善する栄養素です。

血行が良くなると、筋肉にたまった乳酸などの老廃物が排出され、筋肉に栄養と酸素が届けられるため、筋肉のこりや硬さが緩和されます。

ビタミン群

ビタミンB群は腰痛の緩和に効果があり、ストレス解消や疲労回復に役立つ栄養素です。

 

  • ・ビタミンB12:神経修復に役立ち、腰痛や神経痛の改善
  • ・ビタミンB1:腰痛や肩こり、疲れ目の疲労に効果的

 

ビタミンB12は末梢神経を修復し、その結果、腰痛や肩こり、神経痛の改善に効果的です。

さらに、ビタミンB群には、ストレス解消や疲労回復の効果も期待されています。

マグネシウム

マグネシウムは、骨を強化し、神経調整をサポートする栄養素です。

不足すると筋肉の緊張調整が難しくなり、高齢やストレスによって不足しやすくなります。

骨の強度を上げるためにも、マグネシウムの摂取は欠かせません。

腰痛に効果的な食材は?改善と予防のための食べ物

腰痛 栄養素

腰痛の改善や予防には、体の内部を整えることが大切です。

以下では、気軽に摂取できる食べ物の特徴について、4つの栄養素に分けて紹介します。

痛みを和らげる食べ物【ビタミンB12】

ビタミンB12は、神経の健康維持や赤血球の生成などに重要な水溶性ビタミンです。

魚介類に含まれるビタミンB12は水溶性なので、スープに溶かして食べるのがおすすめです。

また、植物性食品にも添加されていることがあります。

ビーガンやベジタリアンの人は、朝食にシリアル、植物ミルク、豆腐、ビール酵母などからビタミンB12を摂取するのもおすすめです。

 

痛みを軽減する食べ物

 

特徴

 

 

・コリン(卵黄)は脳機能をキープ

・ビタミンとミネラルが豊富

 

 

・老化予防

・血行促進

 

海苔(海藻)

 

・代謝や免疫力の向上

・鉄分・食物繊維が豊富

 

牛乳

 

・骨粗しょう症予防

・生活習慣病予防

 

秋鮭

 

・抗酸化作用

・動脈硬化や心筋梗塞の予防

 

納豆

 

・強い抗酸化作用

・更年期障害の緩和効果

 

味噌

 

・胃がんの予防

・美肌効果や老化を抑制する効果

 

醤油

 

・抗酸化作用

・胃がんの予防

 

イワシ

 

・老化防止やがん予防

・動脈硬化や心筋梗塞の予防

 

しじみ

 

・貧血予防

・疲労回復や肝機能の向上

 

チーズ

 

・骨粗鬆症の予防

・美肌づくり

 

ヨーグルト

 

・骨粗鬆症の予防

・腸内環境を整える

 

レバー(牛、豚、鶏など)

 

・貧血予防

・皮膚や目の健康をキープ

 

筋肉をサポートする食べ物【たんぱく質】

「動物性たんぱく質」と「植物性たんぱく質」と一緒に摂ることで、必須アミノ酸のバランスがよくなり、食事の栄養価が向上します。

以下の食品は筋肉増強に必要なたんぱく質が多いので、他の栄養素や特徴も含まれています。

 

筋肉を強化する食べ物

 

特徴

 

 

コリン、ビタミンD、9種類の必須アミノ酸で豊富

 

豆腐

 

・良質な植物性たんぱく質

・消化しやすく胃腸にやさしい

 

納豆

 

カルシウムやビタミン、食物繊維も豊富

 

バナナ

 

・筋肉の疲労回復

・消化もよく糖質エネルギーの補給が早くできる

 

レバー

 

貧血予防に効果的

 

かつお

 

・ビタミンが豊富

・動脈硬化の予防

 

エビ・イカ

 

脂質も少ないので減量中でも安心

 

サバ

 

・貧血予防に効果的

・動脈硬化や心筋梗塞の予防

 

カッテージチーズ

 

ビタミンB12、カルシウムが豊富

 

まぐろ・サーモン

 

・疲労回復

・オメガ3脂肪酸が豊富

 

皮なし鶏肉(ササミ、皮を除いた鶏むね肉)・骨格の形成

・筋肉の疲労回復

 

赤身の肉(牛・豚のもも・ヒレ)

 

・筋肉を作るためのアミノ酸生成を促進
・筋肉構築に必要な亜鉛、鉄、ビタミンBなどが豊富

骨や軟骨をサポートする食べ物【カルシウム】

カルシウムは骨を丈夫にし、腰椎や骨盤を強化して姿勢を良くし、腰痛を軽減します。

次に、骨や軟骨を強くする食品の特徴を説明します。

 

骨や軟骨を強化する食べ物

 

特徴

 

 

・強力な酸化防止効果

・動脈硬化や心筋梗塞の予防

 

 

・高血圧の予防

・高抗酸化作用で活性酸素を除去

 

納豆

 

・高血圧を予防する

・腸内環境を整える

 

大豆

 

・アンチエイジング効果

・空腹を減らし食べ過ぎ予防

 

レバー

 

・免疫力向上

・鉄分が豊富で貧血予防

 

あさり

 

・貧血予防・肝機能向上

・鉄分・ビタミン類・タウリンが豊富

 

海苔

 

・高血圧予防

・食物繊維が豊富

 

いわし

 

・老化防止やがん予防

・動脈硬化や心筋梗塞の予防

 

しらす

 

・動脈硬化の予防

・老化防止やがん予防

 

さんま

 

・美肌や老化防止

・血中コレステロールを予防

 

まぐろ

 

・生活習慣病の予防

・動脈硬化を予防

 

煮干し

 

・鉄分が豊富で貧血予防

・脳や目の発達や血液の流れを改善

 

小松菜

 

・風邪予防

・貧血予防

 

アーモンド

 

・LDL(悪玉)コレステロールの軽減

・アンチエイジング効果

 

ほうれん草

 

・免疫力の向上

・抗酸化作用

 

干しシイタケ

 

・骨粗鬆症の予防

・生しいたけの11倍のビタミンD

 

乳製品(牛乳・チーズ)

 

・血圧の改善

・病原菌の感染予防

 

疲労回復をサポートする食べ物【ビタミンB1】

ビタミンB1は、疲労回復に役立つ栄養素で知られています。

また、血液循環を促進し、精神を安定させるDHAやEPAも疲労回復に効果的です。

以下に、ビタミンB1を多く含む食品の特徴を紹介します。

 

疲労回復に役立つ食べ物特徴

 

・高血圧予防

・強力な抗酸化作用で活性酸素を排除

 

豚肉

 

他の肉類に比べて5~10倍のビタミンB1

 

鶏肉

 

抗酸化力が高いイミダゾールペプチドが豊富

 

牛肉

 

豊富なカルニチンで脂質代謝を改善

 

海苔

 

・高血圧予防

・豊富な食物繊維

 

サバ

 

・貧血予防

・動脈硬化や心筋梗塞の予防

 

いわし

 

・老化やがん予防

・動脈硬化や心筋梗塞の予防

 

 

腰痛悪化のリスク!避けたい食べ物

腰痛 栄養素

腰痛を悪化させる食べ物を知っておくことで、腰痛予防につながります。

ここからは、腰痛を悪化させてしまう食べ物について、解説していきます。

お菓子・菓子パン

甘いお菓子や菓子パンは、腰痛の原因につながることがあります。

これは、その中に含まれる糖分が体内で変化して老化物質AGEを生み出し、これが筋肉の硬化や骨粗鬆症を引き起こす可能性があるからです。

そのため、甘いお菓子や菓子パンを摂取する際は、適量を心がけることが重要です。

ビールや缶チューハイ

腰痛の時にはアルコールを控えるべきです。

アルコールの過剰摂取は内臓に負担をかけ、その神経に繋がっている腰や背中にも痛みを引き起こす可能性があります。

アルコールの過剰摂取は、食事のバランスを乱したり、精神的なバランスも崩れることがあり、それが腰痛につながる可能性があります。

加工食品のハムやソーセージ

加工食品に含まれるリン酸塩は、腰痛の原因につながります。

これは、リン酸塩が過剰に摂取されると、体内のカルシウムとのバランスが崩れ、骨や関節の健康を損なうことがあるからです。

その結果、骨や関節にストレスがかかり、腰痛を引き起こす可能性があります。

腰痛悪化を防ぐ!効果的な改善方法2選

腰痛 栄養素

腰痛を改善するためには、効果的な予防と改善方法を知ることが重要です。

食べ物による腰痛の影響も理解し、効果的な改善方法について紹介します。

食べすぎは腰痛改善の大敵

食べ過ぎは、胃腸や背中の筋肉に負担をかけるだけでなく、腰痛の原因にもなります。

さらに、過度の食事は体重増加を招き、腰椎椎間板ヘルニアなどのリスクを高める可能性があります。

そして、アルコールは食欲を増進させるため、暴飲暴食につながるため、飲みすぎには注意が必要です。

骨粗鬆症予防には十分なミネラル摂取を!

ミネラルの摂取の不足や、何らかの理由で体内から排出される量が増えると、「欠乏症」という症状が現れることがあります

鉄不足による貧血や、カルシウム不足による骨粗しょう症などがその代表例です。

食事に牛乳やヨーグルト、干しエビや煮干しを取り入れることで、ミネラル摂取量を増やすよう心がけましょう。

まとめ:腰痛予防には栄養バランスで快適な生活を

腰痛 栄養素

この記事では、腰痛に効く食べ物や悪化させるもの、予防法を紹介しました。

腰痛改善になる栄養素を、食事にバランスよく取り入れることで、薬を使わずに腰痛が改善する可能性もあります。

逆に腰痛を悪化させる「糖質や糖分、アルコール、加工品」を適量にすることで、骨粗鬆症を予防することも可能です。

また、手軽なお酒のつまみとして人気の、小魚とピーナッツが入ったおつまみは、カルシウムやタンパク質、鉄分、DHA・EPAを含んでいます。

また、カロリーも控えめなので、腰痛対策にも役立ちます。

毎日の食事には、腰痛に効果的な栄養素を多く含むものを体内に届けつつ、健康的な食生活を心がけましょう。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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