腰痛で悩んでいる人にとって、自分でテーピングを貼るのは難しいと感じることがあるかもしれません。
実はスポーツ時にも使えるセルフテーピング方法があります。
今回は、自分で簡単にできる腰痛用テーピングの貼り方を詳しく説明します。
セルフテーピングの方法を知っておけば、スポーツ中や仕事中でも安心して対処できるでしょう。
目次
【腰痛改善に役立つ】テーピングの効果と自分で使用する目的
腰痛改善の他にもさまざまな効果があるのはご存じでしょうか?
ここからは、テーピングの効果について詳しく紹介します。
痛みを和らげる
テーピングは、関節を固定して動きを制限したり、圧迫したりすることで痛みを一時的に和らげる効果があります。
例えば、足首をひねった場合、テーピングを巻くことで足首の動きを制限し、痛みを軽減できます。
また、膝にテーピングを巻くことで、ランニングやジャンプ時の痛みを和らげることも可能です。
ただし、テーピングはあくまで一時的な対策であり、根本的に治すわけではありません。
痛みが続く場合は、適切な治療を受けることが重要です。
怪我を防ぐため
ケガをしていない時でも、予防のためにテーピングを使うことがあります。
例えば、バスケットボールでは足首の捻挫が多いため、足首にテーピングを巻くことで安定させ、捻挫のリスクを減らします。
サッカーでは膝や太ももに負担がかかるため、これらの部位にテーピングを巻いて筋肉や関節をサポートするのに役立ちます。
さらに、テニスでは手首や肘にテーピングを使うことで、繰り返し動作によるケガを防ぐことができます。
このように、スポーツごとに起こりやすいケガの部位にテーピングを巻くことで、ケガのリスクを大幅に減らすことができるのが特徴です。
再び怪我をしないため
以前にケガをした場所に、再び同じようなケガが起こらないようにするためにテーピングを使います。
足首をしっかり固定して動きを制限し、運動中に足首が再びひねられるのを防ぐことが可能です。
例えば、以前に足首をひねったことがある人は、再び捻挫しないように足首にテーピングを巻くことができます。
また、過去に膝の靭帯を痛めたことがある人は、運動時に膝にテーピングを巻くことで、膝の安定性を高め、再度のケガを防ぐことができるのも特徴です。
このように、テーピングはケガの再発を防ぐために非常に効果的です。
ストレスを減らすため
テーピングは、特定の動きを制限して関節や靭帯、腱にかかる負担を軽減する効果があります。
例えば、膝の内側にテーピングを施すことで、内側に過度に動くことを防ぎます。
これにより、内側の靭帯への負担を軽減し、安定した動きをサポートしたり、他の動きには制限を加えなかったりと、普段通りの活動が可能です。
テーピングを用いる具体的な例として、膝の内側にテーピングを施すことが挙げられます。
これにより、膝の内側に過度な負荷がかかることを防ぎます。
例えば、バスケットボールする際に膝を内側に曲げる動作が多い場合、内側にテーピングを施すことで、内側に動きすぎることを制限し、靭帯や腱への負担を軽減させることも可能です。
このようにして、テーピングは特定の動きに対するサポートを提供しつつ、他の動きには制限を加えずに活動を続けることができます。
怪我したときの応急処置
以前にケガをした場所に、再び同じようなケガが起こらないようにするためにテーピングを使います。
足首をしっかり固定して動きを制限し、運動中に足首が再びひねられるのを防ぐのに効果的です。
例えば、以前に足首をひねったことがある人は、再び捻挫しないように足首にテーピングを巻くことができます。
また、過去に膝の靭帯を痛めたことがある人は、運動時に膝にテーピングを巻くことで、膝の安定性を高め、再度のケガを防ぐことができるでしょう。
このように、テーピングはケガの再発を防ぐために非常に効果的です。
自分で腰痛に向けてテーピングする時の注意点
テーピングの使い方を間違えると、腰痛以外にトラブルを引き起こす可能性があります。
ここからは、腰にテーピングする際に注意したいポイントを紹介します。
長時間テーピングを貼り続けないこと
皮膚に直接貼るテーピングは皮膚トラブルを引き起こす可能性があるため、一日で貼り替えることが大切です。
皮膚トラブルには、皮膚の赤みやかぶれ、かゆみなどが含まれます。
テーピングを貼る際には、皮膚を清潔に保ち、テープがしっかりと貼り付けられるように注意することが大切です。
特に長時間貼りっぱなしにする場合は、一日でテーピングを貼り直すことが推奨されます。
また、テーピングを剥がす際には、テープを濡らすか専用の除去液を使い、優しく剥がすことで皮膚への負担を軽減できます。
肌が敏感な方は、テーピング前に肌保護ジェルを使用するか、テーピングを剥がす際には皮膚を十分に湿らせて、優しく剥がすようにしましょう。
きつくテーピングを巻きすぎないこと
テーピングを強く巻いたり、強くひっぱったりすると、血液やリンパ液の流れが阻害され、組織に栄養や酸素が供給されにくくなります。
その結果、腕の捻挫などの患部では、血液循環が悪化し、炎症が長引いたり、組織の修復が遅れる可能性があります。
例えば、腕の捻挫をしてテーピングする時に、強く巻いたり引っ張ったりすると、捻挫した部位の血
液循環が悪化し、炎症が長引いたり、組織の修復が遅れたりする危険性もあるでしょう。
テーピングを施す際には、患部の状態や目的に応じて適切なテープの長さや幅を選択し、正確に貼り付けることが重要です。
また、過度な強さや引っ張りを避け、程よい圧力を加えるよう心がけましょう。
知っとこ!腰痛向けのテーピングを自分で貼る・巻き方・完成イメージは?
テーピングを自分で上手く貼る方法や巻き方まで紹介します。
合わせて貼るときのコツや注意点について見ていきましょう。
上手くテーピングを貼る方法
①立った状態で上体を前に軽く傾け、前かがみの姿勢でテーピングを行います。
前かがみの姿勢にすることで、皮膚が引っ張られてテープを貼りやすくなるからです。
そして、この姿勢でテーピングを行うことで、テープが適切な位置に貼り付けられ、皮膚に過度な圧力がかからないようになります。
②背骨の横にある筋肉に、下から上に向かって平行に2本のテープを貼ります。
この際、テープを引っ張らずに貼ることが大切です。
テーピングの際には、テープを皮膚にやさしく密着させるようにしましょう。
③腰の動きを制限するために、横に1本のテープを貼ります。
この際、テープを引っ張らずに貼ることが重要です。
さらに、もう1本のテープを貼る際には、上半分が前のテープと重なるようにすることで、腰のサポート力を向上させることができます。
テーピングを貼った後のポイント
テープを貼った後、腰部分のテープにシワを作るポイントは重要です。
体を起こした際に、テープにわざとシワを作ることで、皮膚とテープの間に微小な隙間ができます。
この隙間によって、筋肉がより自然な動きをすることができ、腰の安定性や快適性が向上します。
テーピングを貼った後の注意点
テーピングを貼った後に注意したい点は、以下の通りです。
- ・かゆみや発疹が出たら、速やかにテープをはがす
- ・テープを貼った後は、手で温めてしっかりとなじませる
- ・ボディクリームを使っているとテープが貼りにくくなることも
- ・テープをはがす際は、毛の流れに沿ってゆっくりとはがす
- ・効果を長く続きさせるためには熱を加えるとテープが肌にしっかり密着させる
テーピングを行う前に、貼り付ける部位の皮膚を清潔にし、しっかりと乾燥させておくことが重要です。
汚れや水分が残っていると、テープがうまく貼り付かず、効果が十分に発揮されません。
また、テーピングを貼った後、皮膚に異常を感じた場合は、すぐにテープをはがしてください。
かゆみや発疹などの症状が出た場合は、テーピングを継続することが皮膚トラブルを悪化させる原因になります。
これらのポイントを気をつけることで、テーピングの効果を最大限に引き出し、安全かつ効果的な治療や予防を行うことができます。
自分でも貼りやすい!?腰痛におすすめのテーピング4選
腰痛におすすめのテーピングを4つ紹介します。
テーピングを自分で選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
バトルウィンTM セラポアテープ撥水
引用元:https://www.battlewin.com/battlewin_tape/lineup/index.html#yp10ml
製品名 | バトルウィンTM セラポアテープ撥水 |
幅 | 75mm |
長さ | 4.5m |
カラー | ベージュ |
素材 | アクリル粘着剤 |
バトルウィンTM セラポアテープ撥水は、撥水加工で雨や汗が染み込みにくく、フィット感があり、関節の動きもスムーズなテーピングです。
貼るだけで関節や筋肉をしっかりサポートすることができます。
キネシオテープは痛んだ関節や疲れた筋肉のサポートに最適で伸縮性が高いのが特徴です。
この商品の代替品はありません。
プロ・フィッツ キネシオロジーテープ 快適通気腰・太もも用
引用元:https://profits.pipjapan.co.jp/taping/kaiteki/
製品名 | プロ・フィッツ キネシオロジーテープ 快適通気腰・太もも用 |
幅 | 75mm |
長さ | 4.5m |
カラー | ベージュ |
素材 | ポリウレタン |
プロ・フィッツ キネシオロジーテープ 快適通気 腰・太もも用は、他社製品と比べて通気性が約3倍高く、肌に優しく快適な貼り心地が特徴です。
独自のキネシオロジーテープは伸縮性があり、さまざまな目的や部位に使用できます。
また、汗や水に強いので、夏のトレーニングやシャワーでも長持ちするのも魅力です。
PLEADY 巻くか、負けるか。テープ 撥水×通気性 50mm
引用元:https://pleady.jp/products/kinesiology-tape-1?variant=41316500570301
製品名 | バトルウィンTM
セラポアTMテープ撥水 (キネシオロジーテープ) |
幅 | 50mm |
長さ | 5m |
カラー | ベージュ
グリーン ブラック |
素材 | コットン |
PLEADY 巻くか、負けるか。テープ 撥水×通気性テーピングは、柔らかく操作しやすい素材で、撥水加工が施されています。
独自の粘着技術により、通気性が高く、素材はコットンなので、肌に自然に馴染みやすいのが特徴です。
また、3つの色から選べるので、使い勝手が良く選びやすいのもポイントです。
PLEADY 巻くか、負けるか。テープ 超撥水 50mm
引用元:https://pleady.jp/products/kinesiology-tape-2?variant=41316500766909
製品名 | バトルウィンTM
セラポアTMテープ撥水 (キネシオロジーテープ) |
幅 | 50mm |
長さ | 5m |
カラー | ベージュ |
素材 | ポリエステル布粘着
アクリル系 ( ストライプ形状 ) |
PLEADY 巻くか、負けるか。テープ 超撥水テーピングは、薄くて使いやすいポリエステル布に超強力な撥水加工が施されています。
また、水泳競技や雨の日のスポーツにも対応する撥水性を持ち、粘着剤がストライプ形状に配置されて通気性を向上させ、むれやかぶれを防ぎます。
テーピングは自分で簡単に貼れる!腰痛や筋肉をサポートしたい人におすすめ
今回は腰痛でも自分で上手く貼り付けられる方法やテーピングの巻き方まで紹介しました。
テーピングは怪我の予防や痛みの緩和など、多くの効果があり、正しく使うことで、さまざまな悩みに対応できます。
中でも通気性や伸縮性の高いテーピングは、腰の動きを妨げず、長時間貼っていても蒸れにくいので腰に使うのに適しています。
また、テーピングの選び方にも注意が必要です。
肌が敏感な方は、肌に優しい素材や粘着力が適度なテーピングを選ぶと良いでしょう。
テーピングの効果を最大限に引き出し、腰痛の予防や改善に役立てることができます。
またショッピングサイトや公式サイトには、商品の基本情報が画像付きで見れたり、肩・ふくらはぎ・ひざ・ひじなど部位別にテーピングの種類が見れたり、利用用途によって購入できます。
自分に合ったテーピングを見つけて、日常生活やスポーツ活動を快適に過ごしましょう。