最終更新:2024.08.16

坐骨神経痛や腰痛といった神経痛で痛みを治療する薬について解説!

坐骨神経痛や腰痛といった神経痛の症状にはどのようなものがあり、傷みの原因は何でしょうか。神経痛の治療法の一つに痛み止めの薬がありますが、薬はなぜ効き、どのような薬があるのでしょうか。

これらについて、以下で説明します。 

坐骨神経痛の症状、痛みの原因、治療の概要

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坐骨神経痛の症状、痛みの原因、治療の概要について、以下で解説します。

症状

坐骨神経痛の症状は、多様でありながら特定のパターンがあります。中心的な症状としては、腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、そして足にかけての痛みが挙げられます。

この痛みは、両側でなく片側の脚に集中し、鋭い痛み、灼熱感、または電気が走るような痛みとして感じられることが多いです。痛みの強さや頻度は個人差があり、軽い不快感から日常生活に支障をきたすほどの激しい痛みまで様々です。

痛みは特定の動作で悪化することがあります。例えば、長時間座っていると痛みが増すことが多く、立ち上がる歩く、咳やくしゃみといった動作でも痛みが増すことが多いです。

また、坐骨神経痛の症状では、痛みと共にしびれや筋力低下を伴うことがあります。そうなると、足の感覚が鈍くなったり、足を動かしにくくなったりすることがあり、日常生活に支障を来たします。

坐骨神経痛は排尿や排便に影響を及ぼすことがあります。これらの症状は、馬尾症候群と呼ばれ即座に医療機関を受診する必要があります。

坐骨神経痛の症状は、患者の生活の質を大きく低下させることがあるので早めの診断と治療が重要です。

痛みの原因

坐骨神経痛の痛みの主な原因は、坐骨神経が圧迫されることです。坐骨神経は、腰から足にかけて伸びる人体で最も長い神経であり、この神経が何らかの理由で圧迫されると痛みが生じます。
坐骨神経が圧迫される最も一般的な原因は腰椎椎間板ヘルニアです。背骨の中にある椎間板の一部が損傷し、内部のゼリー状の物質が出てしまう状態です。
この飛び出た椎間板が神経を圧迫することで、痛い症状が現れます。特に坐骨神経を圧迫すると、腰から足にかけて激しい痛みが生じ、動きにくい状態になります。
ヘルニアが発生する前は、長時間の座り作業や重いものを持ち上げることが原因となることが多いです。症状が現れた当初は軽度の痛みや違和感があるだけですが、時間が経つにつれて悪化し、症状が現れた後では、安静にしていても痛みが続くことがあります。
このような痛みは、腰だけでなく足やお尻の以外の部分にも広がることがあります。
その他の原因としては、脊柱管狭窄症があります。これは脊柱管が狭くなることで神経が圧迫されます。
また、腰椎すべり症も原因となり得ます。これは椎骨が正常な位置からずれてしまうことで坐骨神経を圧迫します。
骨棘(骨の突起)や筋肉の緊張、炎症も坐骨神経痛の原因となります。
筋肉の緊張が坐骨神経痛の原因となっている事例に梨状筋症候群がありますが、これは、梨状筋が坐骨神経を圧迫することで痛みを引き起こします。梨状筋はお尻の深部にある小さな筋肉で、これが緊張したり炎症を起こしたりすると坐骨神経を圧迫します。
また、妊娠中の体重増加や姿勢の変化も坐骨神経痛の原因となることがあります。妊娠中のこういった要因より坐骨神経に過度な負荷がかかり、神経が炎症を起こし、痛みやしびれが発生します。

治療の概要

坐骨神経痛の治療は、痛みの原因と重症度に応じて様々な方法が取られます。軽度の症状では、まず安静を保つ保存的治療が推奨されます。

過度な動作を避け、適度な運動やストレッチを行うことで、筋肉の緊張を緩和し、痛みを軽減することができます。また、鎮痛剤や抗炎症薬も効果的で、痛みと炎症を抑えるのに役立ちます。

物理療法も坐骨神経痛の治療に有効です。マッサージや温熱療法、電気刺激療法など、痛みの緩和と筋肉の緊張を和らげるのに寄与します。

物理療法は、痛みを軽減し、日常生活を改善するために有効です。

症状が重い場合や保存的治療が効果を示さない場合は、コルチコステロイドの腰椎硬膜外への注射や手術が検討されます。コルチコステロイドの注射は、炎症を抑え、痛みを緩和するのに役立ちます。

椎間板ヘルニアが原因の場合、手術によって突出した椎間板の部分を取り除くことが有効です。

生活習慣の改善も重要な治療法の一つです。正しい姿勢を保ち、適切な体重を維持することが予防につながります。

また、定期的な運動やストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性を保ち、再発を防ぐことができます。リハビリテーションを含めた包括的な治療が、坐骨神経痛の改善と再発予防に役立ちます。

坐骨神経痛について:原因症状(痛みしびれ)神経と筋肉の関係

 腰痛の症状、痛みの原因、治療の概要

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腰痛の症状、痛みの原因、治療の概要について、以下で解説します。

症状

腰痛の症状は、腰部に感じる痛みや違和感が主な特徴です。痛みの程度は軽度から重度まで様々で、痛みの種類は鈍い痛みから鋭い痛みまで感じることがあります。

急性腰痛いわゆるぎっくり腰、突然の動作や無理な姿勢で痛みが発生し、数日から数週間で治まることが一般的です。慢性腰痛では、痛みが3ヶ月以上続くことがあります。

痛みは腰の特定の部位に集中することもあれば、広範囲に広がることもあり立ち上がる、座る、歩く、前屈みになるなどの動作で痛みが増すことが多です。また、寝返りやくしゃみ、咳でも悪化することがあります。

腰痛では、痛みと共にしびれや足の筋力低下を伴う場合もあり、こうなると神経が圧迫されている可能性があります。腰痛は日常生活に大きな支障をきたすことがあり、特に長時間の座位や立位を続けることが困難になることがあります。

痛みの原因

腰痛の原因は多岐にわたり、筋肉や骨、神経、椎間板などの構造に関連しています。最も一般的な原因は筋肉や靭帯の緊張や損傷です。

筋肉や靭帯の緊張や損傷は過度な運動重い物を持ち上げる、不適切な姿勢などが原因で起こります。

神経に関連しての腰痛では、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変形性脊椎症、骨粗鬆症による圧迫骨折などによって神経が圧迫されて痛みが生じます。

 治療の概要

腰痛の治療は、原因と症状の重さに応じて多岐にわたります。軽度の腰痛の場合、安静と適度な運動が推奨され、運動では、腰を支える筋肉を鍛えるエクササイズが有効です。

安静にしていて改善が見られなければ、鎮痛剤や抗炎症薬も痛みの緩和に役立ちます。また、温熱療法、マッサージ、電気刺激療法といった理学療法も、筋肉の緊張を緩和し、痛みを軽減します。

特に、慢性腰痛の場合、理学療法士による指導のもとで行われるリハビリテーションが効果的です。

症状が重い場合や保存的治療が効果を示さない場合には、手術が考慮されることがあります。手術には、椎間板ヘルニアの摘出や脊柱管狭窄症の除圧手術などがあります。

生活習慣の改善も重要で、正しい姿勢を保ち、適切な体重を維持することが予防につながります。適度な運動やストレッチを日常に取り入れることで、再発を防ぐことができます。

 痛み止め薬が効く理由

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神経痛で痛み止め薬が効く理由は、薬物が痛みの伝達経路に対して直接または間接的に作用し、痛みの感覚を和らげるためです。以下は主要な痛み止め薬のメカニズムです

 ●非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)

NSAIDsアスピリン、イブプロフェン、ナプロキセンなどがあり、プロスタグランジンの生成を抑制します。プロスタグランジンは炎症と痛みの感覚に関与する物質で、これを抑制することで炎症を軽減し、神経への圧迫を減少させ痛みが和らぎます。

抗うつ薬

三環系抗うつ薬(アミトリプチリンなど)やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)は、神経伝達物質のバランスを調整します。これにより、神経痛の伝達が減少し、脳が感じる痛みの強度が低下します。

また、抗うつ薬は神経細胞の受容体に影響を与え、痛みの感受性を低下させることもあります。

抗けいれん薬

ガバペンチンやプレガバリンなどの抗けいれん薬は、カルシウムチャネルをブロックし、神経細胞の過剰な興奮を抑制します。これにより、神経痛の信号伝達が減少し、痛みが軽減されます。

オピオイド

モルヒネ、オキシコドンなどのオピオイドは、脳と脊髄のオピオイド受容体に結合し、痛みの信号を遮断します。これにより、痛みの感覚が著しく減少します。

オピオイドは非常に強力な鎮痛効果を持ち、急性および慢性の激しい神経痛に対して使用されますが、依存性や副作用のリスクがあるため慎重に使用されます。

局所麻酔薬

リドカインなどの局所麻酔薬は、ナトリウムチャネルをブロックし、神経の興奮伝達を阻害します。これにより、痛みの信号が遮断され、局所的な痛みが緩和されます。

局所麻酔薬は、特定の部位に集中した神経痛に対して効果的です。

 痛み止め薬が効かない理由

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神経痛で痛み止め薬が効かない場合もありますが、それ以下のような要因によることがあります。

薬剤耐性

同じ薬の長期間の使用により、体が薬に対して耐性を持つことがあります。これにより、薬の効果が次第に減少し、痛みが再発または持続することがあります。

薬剤耐性が形成された場合、そのから効果を得るには投与量を増やす必要がありますが、そうすれば副作用のリスクが高まります。

神経損傷重篤

神経損傷が非常に深刻な場合、痛みの信号が薬によって完全に遮断されないことがあります。例えば、神経変性疾患が進行した場合、通常の痛み止め薬では効果が不十分なことがあります。

このような場合、追加の治療法(例えば神経ブロックや脊髄刺激療法など)が必要になることがあります。

適応症の不一致

一般に、各種の痛み止め薬は特定の痛みのタイプに対して効果があり、すべての神経痛に対して効果があるわけではありません。例えば、NSAIDsは炎症性の痛みに有効ですが、非炎症性の神経痛には効果が薄いす。

また、抗うつ薬や抗けいれん薬は特定の神経痛に効果的ですが、すべての患者に効果があるわけではありません。

不適切な薬剤選択または投与量

痛みの原因や症状に対して適切な薬剤や投与量が選ばれていない場合、効果が得られません。また、薬物の副作用や患者の健康状態も薬の効果に影響を与えることがあります。

複雑な痛みの機構

神経痛は多くの場合、単一の原因ではなく複数の要因が絡み合っているため、単一の薬剤では十分な効果が得られないことがあります。例えば、心理的要因やストレスも痛みの強さに影響を与えることがあり、これらを無視すると治療効果が減少します。

この場合には、薬物療法、物理療法、心理療法を組み合わせた多角的なアプローチが必要となります

 

これらの理由により、神経痛の治療は、患者の個別具体的な状況に応じて調整されるべきです。

 主な飲み薬

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坐骨神経痛や腰痛は、日常生活に大きな支障をきたすこともある痛みであり、効果的な治療が必要です。坐骨神経痛や腰痛に悩む人にとって、適切な薬物治療は痛みを和らげる重要な手段です。
主な飲み薬には、「NSAIDs」、「抗うつ薬」、「抗けいれん薬」、「オピオイド」、そして「筋弛緩薬」があります。それぞれの薬には特有の効果と適応がありますが、病院での診療を通じて、症状に合った薬が処方されます。
これらの神経痛に対する主な飲み薬は、痛みを和らげるためにさまざまなメカニズムで作用します。以下に、坐骨神経痛や腰痛の治療に用いられる薬の種類とその作用機序、使用方法、副作用について説明します。

 1. 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)

NSAIDsは、整形外科で最も一般的に処方される薬です。炎症を抑えることで、痛みを軽減する効果があります。
膝や腰の強い痛みを感じる人には効果的ですが、長期間の使用は胃腸に負担をかけることがあるため、医師の指導の下で使用することが大切です。

<主な薬剤>

イブプロフェン(例:ブルフェン)

ジクロフェナク( 例:ボルタレン)

ロキソプロフェン(例:ロキソニン)

ナプロキセン(例:ナイキサン)

セレコキシブ(例:セレコックス)

<作用機序>

NSAIDsは、プロスタグランジンという炎症と痛みを引き起こす物質の生成を抑制します。これにより、炎症が軽減され、痛みが和らぎます。

<使用方法>

通常、食後に服用します。用量は医師の指示に従い、自己判断で増減しないことが重要です。

<副作用>

胃腸障害(胃痛、胃潰瘍、出血)、腎機能障害、心血管リスクの増加などがあります。長期間の使用には注意が必要です。

 2. 抗うつ薬

抗うつ薬は、神経痛に対しても効果がある薬です。痛みの原因となる神経の過剰な興奮を抑える作用があり、痛みが強く、なかなか治らない場合に処方されることがあります。
この薬は痛みを直接和らげるわけではありませんが、痛みの感じ方を軽減し、生活の質を向上させるのに役立ちます。

<主な薬剤>

アミトリプチリン(例:トリプタノール)

デュロキセチン(例:サインバルタ)

ノルトリプチリン(例:ノリトレン)

<作用機序>

抗うつ薬は、神経伝達物質の再取り込みを阻害することで、神経痛の信号伝達を減少させます。また、痛みの感受性を低下させる作用もあります。

<使用方法>

通常は夜間に服用し、効果が現れるまで数週間かかることがあります。用量は徐々に増やすことが一般的です。

<副作用>

口渇、便秘、眠気、体重増加などがあります。まれに心血管系への影響もあります。

3. 抗けいれん薬

抗けいれん薬は、神経の異常な活動を抑制することで痛みを和らげます。特に神経が原因の痛みに効果があり、膝や腰の痛みが慢性的に続く場合に処方されることが多いです。
これらの薬は、痛みが戻らないようにするために、継続的な使用が推奨されることがあります。

<主な薬剤>

ガバペンチン(例:ガバペン)

プレガバリン(例:リリカ)

<作用機序>

抗けいれん薬は、カルシウムチャネルをブロックし、神経細胞の過剰な興奮を抑制することで、痛みの信号伝達を減少させます。これにより、神経痛が和らぎます。

<使用方法>

服用は通常1日2~3回行います。効果が出るまでに数日から数週間かかることがあります。

<副作用>

めまい、眠気、体重増加、浮腫(むくみ)などがあります。長期間の使用には医師の監督が必要です。

 4. オピオイド

オピオイドは、強い痛みを和らげるために使用される薬です。ただし、依存性のリスクがあるため、整形外科の医師が慎重に処方します。
短期間での使用が一般的で、痛みが特に激しい時に使用されます。

<主な薬剤>

トラマドール(例:トラマール)

モルヒネ(例:MSコンチン)

オキシコドン(例:オキシコンチン)

<作用機序>

オピオイドは、脳と脊髄のオピオイド受容体に結合し、痛みの信号を遮断します。これにより、非常に強力な鎮痛効果を発揮します。

<使用方法>

用量は医師の指示に従い、依存症のリスクを考慮しながら慎重に使用されます。

<副作用>

便秘、眠気、吐き気、呼吸抑制などがあります。依存性や耐性のリスクが高いため、長期間の使用は避けるべきです。

 5. 筋弛緩薬

筋弛緩薬は、筋肉の緊張を緩和することで痛みを和らげる薬です。これにより、痛みの元となる筋肉のこわばりが軽減され、動きが楽になります。
この薬もまた、医師の指示に従って使用することが重要です。

<主な薬剤>

 バクロフェン(例:リオレサール)

チザニジン(例:テルネリン)

<作用機序>

筋弛緩薬は、筋肉の緊張を緩和することで、神経痛の原因となる筋肉の圧迫を軽減します。これにより、痛みが和らぎます。

<使用方法>

通常、食後に服用し、用量は医師の指示に従います。

<副作用>

眠気、めまい、筋力低下、口渇などがあります。これらの副作用は、特に高齢者において注意が必要です。

 6. 局所麻酔薬(貼り薬)

<主な薬剤>

リドカインパッチ(例:リドカインテープ)

<作用機序>

局所麻酔薬は、ナトリウムチャネルをブロックし、痛みの信号伝達を遮断します。これにより、局所的な痛みが緩和されます。

<使用方法>

痛みのある部位に直接貼付し、通常は1日1回から2回使用します。

<副作用>

皮膚刺激、発疹、かゆみなどがあります。使用部位に限られた副作用であり、全身性の副作用は少ないです。

 

以上、坐骨神経痛や腰痛を治療する主な薬を説明してきました。病院での診療では、レントゲンなどの検査を通じて痛みの原因を特定し、最適な薬を選びます。
痛みの治療では、薬物療法だけでなくリハビリ等の理学療法や生活習慣の改善も併せて行うことで、より効果的な痛みの管理が可能となります。また、神経痛は個々の患者によって異なるため、患者固有のアプローチが求められます。
痛みを感じたら早めに行動し、適切な治療を受けることが、快適な生活を取り戻す鍵となります。

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まとめ

坐骨神経痛 ボルタレン 効かない

坐骨神経痛や腰痛といった神経痛は、症状が多様です。痛みの原因は、主に、筋肉や靭帯の緊張や損傷、神経の圧迫などによります。

治療法としては、軽度のうちは安静にしたり、適度な運動をすることですが、痛みが強かったり慢性化している場合には、服薬や物理療法を行います。服薬では、鎮痛剤や抗炎症薬が使用されますが、それらが効くのは、痛みの伝達を直接、間接に阻害することによります。

痛み止めの薬の種類は様々あり、種類によっては副作用もあるので、医師の指示に従って服用する必要があります。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

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    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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