最終更新:2025.04.30

食べ物の栄養で坐骨神経痛が緩和する?効率的な摂取方法や栄養以外で改善する方法も解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

坐骨神経痛の痛みや足のしびれが、食事の栄養で本当に和らぐの?」と不安に思うことがあるかもしれません。

実は、栄養が不足すると、慢性的な腰痛や坐骨神経痛が悪化する可能性があります。

今回の記事では、坐骨神経痛で悩んでいる方に向けて、どのような栄養素が坐骨神経痛に影響を与えるのか、そしてその痛みやしびれの原因がどこにあるのかを、具体的な例を挙げながら分かりやすく説明します。

坐骨神経痛のよく見られる症状とは?

坐骨神経痛 栄養

坐骨神経痛の主な症状は、以下のように腰から足にかけて現れることが多いです。

腰から足にかけての痛み

立っている時や歩いている時に、足に痛みが強くなります。

特に腰を曲げたりすると、痛みがさらに悪化することがあります。

座っている時の痛み

長時間座っていると、お尻や腰に痛みやしびれが強くなり、特に下半身全体に広がることがあります。

例えば、デスクワークや長時間の運転中に痛みが強くでやすくなります。

足のしびれや痛み

坐骨神経は腰から足の先まで伸びているため、足全体にしびれや痛みが広がることがあります

これにより、歩行が困難になったり、足の力が入らなくなったりする症状が現れます。

坐骨神経痛を引き起こす主な原因とは?

坐骨神経痛 栄養

坐骨神経痛は、日常生活で腰や足に負担をかけることで発症しやすくなります。

まずは、坐骨神経痛を引き起こす可能性がある主な疾患を見てみましょう。

梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)

梨状筋というお尻にある筋肉が硬くなり、坐骨神経を圧迫することで痛みやしびれが生じます。

たとえば、長時間座りっぱなしや、足を組んで座ることが多い人に起こりやすいのが特徴です。

脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)

背骨の中を通る神経の通り道(脊柱管)が狭くなることで、坐骨神経が圧迫されます。

これにより腰から足にかけて痛みやしびれが発生します。

特に高齢者に多く見られる症状で、歩行が困難になることがあります。

腰椎椎間板ヘルニア(ようついついかんばんへるにあ)

腰の骨の間にある椎間板が飛び出し、坐骨神経を圧迫する状態です。

重い物を持ち上げた時や、腰に強い負担がかかる姿勢をとった時に発症しやすいのが特徴です。

これらの疾患は、筋肉や骨が坐骨神経を圧迫することで、腰や足に痛みやしびれなどの症状を引き起こします。

妊娠中・産後に起こることも

妊娠中や産後に坐骨神経痛を感じることがあります。

これは、腰にあるヘルニアが原因のこともありますが、お尻や太ももの裏の筋肉が疲れて硬くなることで起こることもあります。

妊娠中や産後しばらくの間は、全身の関節が緩んでいます。

特に骨盤や股関節が緩んでいるため、ただ体を支えるだけでも、下半身の関節やその周りの筋肉に大きな負担がかかり、疲れがたまります。

さらに、小さなお子さんを抱っこすることが必要な場合、この負担がさらに増えます。

こうしたことが、股関節やその周りの筋肉が硬くなる原因になっています。

栄養不足と坐骨神経痛の関係とは?

坐骨神経痛 栄養

坐骨神経痛は、栄養不足によって悪化することがあります。

体の筋肉や骨、椎間板などの組織は、食べ物から摂取した栄養を使って健康な状態を維持しています。

栄養が不足すると、これらの組織は正常に働かなくなり、痛みや症状が悪化する可能性があります。

たとえば、ビタミンB12は神経の健康を保つために必要な栄養素です。

このビタミンが不足すると、神経の機能が低下し、坐骨神経痛の症状が悪化することがあります。

また、カルシウムやマグネシウムは骨や筋肉の健康に必要で、これらが不足すると、筋肉が硬くなったり、骨が弱くなり、神経を圧迫しやすくなります。

日常生活では、バランスの取れた食事を心がけ、特にビタミンやミネラルが豊富な食品を摂ることが大切です。

例えば、魚、肉、卵、乳製品、野菜、果物などを適度に摂取することで、坐骨神経痛の予防や症状の緩和に役立ちます。

坐骨神経痛を防ぐために欠かせない3つの栄養

坐骨神経痛 栄養

坐骨神経痛の緩和に欠かせない3つの栄養素を紹介します。

坐骨神経痛の他に、慢性腰痛に悩んでいる人も予防・改善に効果的なのでぜひ紹介する栄養素を食事に取り入れてみてくださいね。

ビタミンB12

ビタミンB12は、体の中で傷ついた神経を修復する助けをしてくれる栄養素です。

このビタミンは、特に魚介類にたくさん含まれています。

例えば、鮭(さけ)やいわし、あさりなどを食べると、ビタミンB12をしっかりと摂ることができます。

ビタミンC

ビタミンCは、筋肉が柔らかく、よく動くようにするために必要な栄養素です。

このビタミンが不足すると、筋肉が硬くなりやすくなり、それが神経を圧迫することで、痛みやしびれが生じることがあります。

ビタミンCは、苺(いちご)やみかん、ブロッコリーなどの野菜や果物に多く含まれています。

タンパク質

タンパク質は、体の中で筋肉や骨を作るためにとても重要な栄養素です。

もしタンパク質が不足すると、筋肉が弱くなり、神経に負担がかかる可能性があり、これが原因で痛みや不快感が生じることがあります。

タンパク質は、豚肉や鶏肉、卵、牛乳などから摂取することができます。

例えば、朝食に卵を食べたり、昼食に鶏肉を使ったお弁当を食べたりすることで、簡単にタンパク質を摂ることができます。

坐骨神経痛に効果的な栄養豊富な食材

坐骨神経痛 栄養

このように、坐骨神経痛の改善には、適切な栄養摂取が重要です。

日々の食生活に気を付けることで、症状を和らげる手助けができるかもしれません。

ここからは、坐骨神経痛の改善に効果的な栄養素を多く含む食材をランキング形式で紹介します。

タンパク質の栄養が豊富な食べ物

TOP10食品名成分量100gあたりμg
1位豚肉のゼラチン87.6μg
2位乾燥卵白86.5μg
3位カゼイン(牛乳及び乳製品)86.2μg
4位ふかひれ83.9μg
5位とびうおの煮干し80.0μg
6位塩分無調整の豆乳79.1μg
7位塩分調整の豆乳79.1μg
8位サケの削り節77.4μg
9位かつお節77.1μg
10位削り節75.7μg

(引用元:文部科学省|食品データベース:たんぱく質 : 含有量Top 10

坐骨神経痛におすすめのビタミンB群を含む食材

ビタミンB群は、「水溶性ビタミン」と呼ばれるもので、8つの種類があります。これには、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、そしてビオチンが含まれます。

それぞれの栄養素を多く食材について紹介します。

 

ビタミンB1

TOP10食品名成分量100gあたりμg
1位パン酵母(乾燥)8.81μg
2位みそ漬け(大根類)3.70μg
3位米ぬか3.12μg
4位パン酵母(圧搾)2.21μg
5位豚のヒレ・赤肉(焼き)2.09μg
6位小麦胚芽1.82μg
7位ヒマワリの種(味付け・フライ)1.72μg
8位ケシのみ(乾燥)1.61μg
9位即席中華めん(油揚げ、味付け)1.46μg
10位豚のヒレ・赤肉(生)1.32μg

(引用元:文部科学省|食品データベース:ビタミンB1 : 含有量Top 10

ビタミンB2

TOP10食品名成分量100gあたりμg
1位しろさけ6.38μg
2位スモークレバー5.17μg
3位パン酵母(乾燥)3.72μg
4位豚の肝臓(生)3.60μg
5位牛の肝臓(生)3.00μg
6位ほしのり2.68μg
7位即席みそ汁(粉末タイプ)2.58μg
8位チーズホエーパウダー2.35μg
9位焼きのり2.33μg
10位味付けのり2.31μg

(引用元:文部科学省|食品データベース:ビタミンB2 : 含有量Top 10

ビタミンB6

TOP10食品名成分量100μgあたり
1位唐辛子(乾燥)3.81μg
2位米ぬか3.27μg
3位ガーリックパウダー(食塩添加)2.32μg
4位ガーリックパウダー(食塩無添加)2.32μg
5位にんにくの茎(油いため)1.80μg
6位バジルの粉1.75μg
7位にんにくの茎(生)1.53μg
8位パセリ(乾燥)1.47μg
9位パン酵母(乾燥)1.28μg
10位小麦胚芽1.24μg

(引用元:文部科学省|食品データベース:ビタミンB6 : 含有量Top 10

ビタミンB12

TOP10食品名成分量100gあたりμg
1位しろさけ330.0μg
2位しじみ(水煮)82.0μg
3位煮干し69.4μg
4位しじみ(生)68.0μg
5位味付けのり67.9μg
6位田作り65.0μg
7位あさり(水煮)64.0μg
8位鮎(内臓)60.0μg
9位赤貝(生)59.0μg
10位あげまき(生)59.0μg

(引用元:文部科学省|食品データベース:ビタミンB12 : 含有量Top 10

ナイアシン

TOP10食品名成分量100gあたりμg
1位まいたけ(乾燥)64.0μg
2位たらこ(焼き)57.0μg
3位たらこ(生)50.0μg
4位インスタントコーヒー47.0μg
5位裸節45.0μg
6位鰹節45.0μg
7位削り節37.0μg
8位米ぬか35.0μg
9位なまり節35.0μg
10位大粒種の落花生(いり)23.0μg
パン酵母(圧搾)

(引用元:文部科学省|食品データベース:ナイアシン : 含有量Top 10

パントテン酸

TOP10食品名成分量100gあたりμμg
1位にわとりの肝臓(生)10.00μg
2位乾燥シイタケ8.77μg
3位スモークレバー7.28μg
4位豚の肝臓(生)7.19μg
5位牛の肝臓(生)6.40μg
6位チーズホエーパウダー5.95μg
7位やつめうなぎ(干し)5.76μg
8位パン酵母(乾燥)5.73μg
9位ぼら(からすみ)5.17μg
10位すずめの肉(骨・皮つき/生)4.56μg

(引用元:文部科学省|食品データベース:パントテン酸: 含有量Top 10

葉酸

TOP10食品名成分量100gあたりμg
1位パン酵母(乾燥)3,800μg
2位パン酵母(圧搾)1,900μg
3位焼きのり1,900μg
4位味付けのり1,600μg
5位いわのり(素干し)1,500μg
6位パセリ(乾燥)1,400μg
7位にわとりの肝臓(生)1,300μg
8位煎茶1,300μg
9位かわのり(素干し)1,200μg
抹茶
ほしのり

(引用元:文部科学省|食品データベース:葉酸: 含有量Top 10

ビオチン

TOP10食品名成分量100gあたりμg
1位パン酵母(乾燥)310.0μg
2位まいたけ(乾燥)240.0μg
3位にわとりの肝臓(生)230.0μg
4位からし(粉)160.0μg
5位スモークレバー130.0μg
6位大粒種の落花生(いり)110.0μg
7位ぶたの肝臓(生)100.0μg
8位パン酵母(圧搾)99.0μg
9位落花生(バターピーナッツ)96.0μg
10位大粒種の落花生(生)92.0μg
小粒種の落花生(生)

(引用元:文部科学省|食品データベース:ビオチン: 含有量Top 10

ビタミンCを含む坐骨神経痛対策にぴったりの食材

TOP10食品名成分量100gあたりμg
1位アセロラ(酸味種)1,700μg
2位ケール1,100μg
3位乾燥パセリ820μg
4位アセロラ(甘味種)800μg
5位煎茶260μg
6位グァバ(赤肉種)220μg
7位グァバ(白肉種)220μg
8位焼きのり210μg
9位トマピー200μg
10位味付けのり200μg

(引用元:文部科学省|食品データベース :ビタミンC : 含有量Top 10

ビタミンはサプリメントで摂取できる

ビタミンB群やビタミンCは体からすぐに排出されるため、毎日摂ることが大切です。

サプリメントを使えば、必要な栄養素を効率よく補うことができます。

サプリメントは近くの薬局やインターネットで購入可能です。

もし、食事だけで十分なビタミンを摂るのが難しいと感じたら、サプリメントを利用するのを考えてみましょう。

栄養以外で坐骨神経痛を予防する方法と対処法

坐骨神経痛 栄養

食べ物以外で栄養を取り入れる方法や気をつけたいポイントまで紹介します。

安静にする

痛みが強いときは、無理せずに体を休めることが大切です。

痛みを我慢して運動すると、筋肉が緊張して神経をさらに圧迫し、痛みが悪化するかもしれません。

無理に動かすと痛みがひどくなることがあるので、痛み止めの薬を使ってその悪循環を防ぐのが効果的です。

体を温める

体を温めると、筋肉の緊張がほぐれて血行が良くなります。

例えば、ぬるめのお湯にゆっくり浸かると、体の芯から温まります。

また、カイロやホットパックを使って、お尻や腰を温めるのも効果的です。

ただし、低温やけどに気をつけてください。

適度な全身運動

運動を習慣にすることで、体の緊張を和らげることができます。

例えば、毎日20分以上歩くことを目標にしてみてください。

また、体の負担が少なく日常生活に取り入れやすい、ラジオ体操の全身運動もおすすめです。

ストレッチやマッサージをする

股関節や背骨周りを柔らかくするストレッチが効果的です。

例えば、椅子に座って片膝をもう一方の膝の上に乗せ、体を前に倒すとお尻の筋肉が伸びます。

また、床に座り両足の裏を合わせて股関節を開いたり、四つん這いになって背中を丸めたり反らしたりすることで、背骨周りをストレッチできます。

テニスボールやタオルの結び目を使って、仰向けに寝た状態でお尻の筋肉をほぐします。

マッサージする際は、ボールをお尻の下に置き、痛気持ちいいと感じる場所を探して、その部分を重点的にほぐすと良いでしょう。

十分な睡眠

睡眠不足は体にストレスを与え、緊張を引き起こす原因になります。

そのため、決まった時間に寝て、良い睡眠習慣を作ることが大切です。

できれば、毎日6〜8時間の睡眠を心がけ、夜更かしは避けるようにしましょう。

正しい姿勢を意識する

坐骨神経痛の予防や緩和には、正しい姿勢を心がけることが大切です。

日常生活での正しい姿勢について紹介します。

 

椅子に座るときの姿勢

椅子に座るとき、まず骨盤を立てるように意識すると、坐骨神経痛が悪化しにくくなります。

骨盤を立てるとは、腰をまっすぐにすることです。

このとき、両足をしっかりと地面につけると、骨盤を立てやすくなります。

たとえば、デスクワークをするときにパソコンの画面を目線の高さに合わせると、背中が丸まらず、骨盤が立ちやすくなります。

また、骨盤を立てるのがつらいと感じる場合は、タオルや骨盤矯正クッションを使うのがおすすめです。

以下の記事では、タオルや骨盤矯正クッションを使った座り方についても詳しく説明していますので、参考にしてください。

坐骨神経痛の楽な座り方を床と椅子別に紹介!便利なグッズや予防方法で改善しよう

床に座るときの姿勢

床に座るときは、正座でも胡坐(あぐら)でも、骨盤を立てることを意識すると坐骨神経痛が悪化しにくくなります。

ただし、胡坐で座ると骨盤を立てるのが難しく、疲れやすくなるため、正座で座るほうが坐骨神経痛が悪化しにくいと言えます。

 

楽になる寝方の姿勢

坐骨神経痛があるときは、横向きに寝て、膝の下にクッションを置くと痛みが和らぎます。

また、寝ているときに痛みが強くなる場合は、入浴で体を温めて血行をよくしたり、腰回りを冷やさないようにすることが大切です。

たとえば、夏に冷房を使うときは、タオルケットや毛布で腰を覆って、冷えないようにして寝ると良いでしょう。

思い切って禁煙する

タバコをやめることは、坐骨神経痛を良くするためにとても大切です。

タバコに含まれるニコチンという成分は血管を細くし、腰の骨の間にある椎間板が悪くなる原因になることがあります。

しかし、禁煙すると血液の流れが良くなり、筋肉がリラックスして痛みが軽くなります。

もしタバコを吸っているなら、禁煙を考えてみてください。

アルコールを控える

たとえ腰を痛めた覚えがなくても、お酒を飲みすぎると腰痛になることがあります。

これは、飲酒が内臓に負担をかけ、その結果として腰の筋肉にも影響を与えるからです。

内臓にも筋肉があり、それらがうまく働くことで体全体が健康に保たれます。

しかし、お酒をたくさん飲むと、筋肉が緊張してしまい、腰痛や肩こりが悪化することがあります。

したがって、飲みすぎないように気をつけることが、坐骨神経痛の予防や改善に役立ちます。

整骨院や整体院を活用する

坐骨神経痛にはいくつかの原因がありますが、腰痛の治療を専門とするプロに相談するのがおすすめです。

例えば、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症のように、背骨の神経にダメージがある場合もあれば、梨状筋症候群のように筋肉の緊張が神経を刺激して痛みを引き起こす場合もあります。

そのため、専門家のアドバイスを受けることで、自分に合った治療法やストレッチ方法を見つけることができます。

当院での治療アプローチ

当院では、なぜ坐骨神経痛が起こっているのかをカウンセリングや検査を通じて確認し、それに基づいて必要な治療を行っています。

腰椎や骨盤、坐骨神経周辺の筋肉を含む組織を正しい状態に戻すため、姿勢や関節の動き、筋肉の力を改善することが大切です。

そのために、筋肉や関節に対する手技療法を行うのが特徴です。

体は全身がつながって動いているので、肩甲骨や足の関節の問題が、腰や腰周りの筋肉に影響を与えることがあります。

そこで当院では、腰椎や骨盤、股関節だけでなく、全身の関節の動きや筋肉の力をチェックし、問題がある部分を改善します。

これによって痛みが和らぐだけでなく、自分でも気づかなかった癖や悪い習慣に気づき、日常生活の中で良い変化を感じられるようになるでしょう。

まとめ:長引く坐骨神経痛は食材の栄養で防げる!

坐骨神経痛 栄養

坐骨神経痛は、栄養が大きく関係している病気です。

特に、タンパク質やビタミンC、ビタミンBが関係しており、これらの栄養が不足すると、症状が長引くことがあります。

例えば、ビタミンCは免疫を高めて体の回復を助けますし、ビタミンBは神経の健康を保つために必要です。

これらのビタミンは、果物や野菜、お肉、魚などの食べ物からも摂れますが、毎日十分な量を食べるのは大変です。

そこで、サプリメントを使うのもひとつの方法です。

例えば、ビタミンCのサプリメントを飲むと、一日に必要な量を簡単に摂ることができます。

また、サプリメントは食費があまりかからないので、効率的に栄養を補うことができるでしょう。

もし坐骨神経痛の症状がひどいと感じたら、無理をせずに早めに対処することが大切です。

痛みが強い時には安静にして、専門家に相談するのがおすすめです。

当院では、坐骨神経痛だけでなく、ぎっくり腰や五十肩、腰痛からくる頭痛など、さまざまな症状に対応しています。

患者様一人ひとりに合った施術を行っており、カウンセリングの予約も受け付けています。

施術料金やアクセス方法など、詳しい情報が気になる方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

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