最終更新:2025.04.29

がんによる腰痛は坐骨神経痛と間違いやすい?疾患を伴う腰痛の症状や原因、病気の治療法を解説

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

腰痛が坐骨神経痛だと思っていたら、実は別の病気が原因だったというケースも少なくありません。

特に、がんによる腰痛は気づきにくく、見逃してしまうと症状が悪化する可能性があります。

そのため、がんによる腰痛の特徴を事前に知っておくことが大切です。

ここでは、坐骨神経痛と間違えやすい病気の特徴や症状、そして治療方法について、わかりやすく説明します。

腰痛が起きる原因や症状とは?

坐骨神経痛 がん

腰痛は、体を動かしたり長時間同じ姿勢でいることで、筋肉やじん帯が疲れたり傷ついたりして起こります。

例えば、重いものを持ち上げたり、ずっと悪い姿勢で座っていたりすると、腰に大きな負担がかかり、痛みが出ることがあります。

実は、座っている姿勢も立っているより腰に負担がかかるので、デスクワークをしている人も腰痛になりやすいんです。

また、加齢や疲労、肥満も腰痛の原因になります。

年齢が上がると筋肉や骨が弱くなり、腰に痛みが出やすくなるのが特徴です。

腰痛の症状はどう違う?慢性的な腰痛が示す体の危険信号

坐骨神経痛 がん

がんが腰痛を引き起こすこともあります。

がんは最初は特定の臓器にできますが、進行すると血液やリンパ液に乗って体の他の部分に広がることがあります。

この広がりのことを「転移」といいます。

特に、がんが背骨に転移すると、腰痛の原因になります。

これは、がん細胞が骨を壊したり、神経を圧迫してしまうからです。

背骨にがんが転移している場合、痛みが徐々にひどくなることが多く、じっとしていても痛みが出たり、足にしびれや痛みが広がったりすることもあります。

坐骨神経痛と勘違いしやすい?がんによる腰の痛み方

坐骨神経痛 がん

がんによる痛み(がん性疼痛)は、進行に伴って徐々に強くなること状態です。

初期には不快感や軽い痛みとして感じることが多いですが、がんの進行に伴い、以下のような痛み方が見られます。

 

  • ・持続的な痛み:体を動かしていない時にも痛みを感じる
  • ・徐々に悪化する痛み:時間が経つにつれて悪化する
  • ・夜間の痛み:寝ている間や休んでいる間に痛みが増す
  • ・局所的な痛み:骨転移の場合、痛みが特定の部位に集中し、その部位の骨がもろくなる

 

がん細胞が骨を侵食して骨の構造を弱めるため、持続的な鈍い痛みが感じられます。

特に夜間や安静時に痛みが増すことが特徴です。

また、背骨に転移した場合、がん細胞が増殖して周囲の神経を圧迫し、鋭い痛みやしびれを伴うことがあります。

この痛みは腰から足にかけて広がることもあり、「坐骨神経痛」のように感じられることも多いです。

骨転移が進行すると、骨がもろくなり、ちょっとした衝撃で骨折することがあります。

これを「病的骨折」と呼び、非常に激しい痛みを伴います。

こうした痛みが1ヵ月以上続いたり、悪化する場合には、早めに医療機関を受診することが大切です。

ただの腰痛?がんによる痛みとの違いをチェック

坐骨神経痛 がん

がんによる腰痛は特定のがんが進行し、周囲の臓器や神経に影響を及ぼすことで生じます。

特に大腸がん、卵巣がん、すい臓がん、そして骨転移が腰痛を引き起こす主要な原因となる場合があります。

以下にそれぞれのケースと対処法について紹介します。

大腸がんが引き起こす腰痛

大腸がんが進行すると、がんが周囲の神経や骨盤内の臓器を圧迫し、腰痛が発生します。

例えば、左側の大腸にがんがあった場合、慢性的な腹部の痛みとともに腰痛が生じ、食欲低下や体重減少が見られるケースがあります。

このような場合、がんの進行による腸閉塞のリスクが高く、早期に治療が必要です。

大腸がんを予防するためには、普段の生活を少しずつ改善することが大切です。

 

  • 【大腸がんの予防対策】
  • ①サラダやフルーツを毎日の食事に取り入れる
  • ②学校の帰りに少し歩いたり、週末に家族と散歩する
  • ③カルシウムを含む牛乳やヨーグルトをしっかり取ること
  • ④タバコを吸ったり、お酒をたくさん飲むことはできるだけ控える
  • ⑤40歳以上になったら、年に一度は病院で大腸がんの検査を受ける

 

逆に、食品添加物が多い食べ物(加工食品やスナック菓子)や、お肉の食べすぎ、そして運動不足は、大腸がんの原因になることがあります。

大腸がんを早く見つけるためには、年に一度「大腸がん検診」を受けるようにしましょう。

卵巣がんによる腰痛

女性特有の卵巣がんは、下腹部の痛みや腰痛が現れます。

がんは骨盤内に発症するため、がんが進行して骨盤内の臓器や神経を圧迫します。

卵巣がんは自覚症状が出にくいため、症状が現れた時にはすでに進行していることが多いので気づくのが遅れがちです。

長期間、原因不明の腹部の膨満感や疲労感が続き、検査を受けた結果、進行した卵巣がんが発見されるケースも少なくありません。

卵巣がんには、子宮頸がん検診のような定期的な検査がないのが現状です。

卵巣がんの早期発見のためにも、健康診断や人間ドックでお腹のエコー検査をオプションで追加したり、婦人科で定期的に診てもらったりすることが大切です。

特に40歳を過ぎると卵巣がんのリスクが高まりますので、症状が出る前に予防として、定期的に婦人科で検査を受けることをおすすめします。

すい臓がんが進行した際の腰痛

膵臓は腰に近い位置にあるため、腰痛を発症しやすいです。

膵臓がんが進行すると、神経叢(しんけいそう)という神経の集まりを刺激し、腰痛や背中の痛みが生じやすくなります。

この痛みは夜間に悪化しやすく、四つん這いの姿勢を取ると痛みが軽減することもあります。

また、進行した場合は膵臓がんは早期には症状が出にくいですが、進行すると激しい腹痛とともに腰痛が現れるのが特徴です。

すい臓がんを防ぐためには、すい臓に負担をかけるような生活習慣をやめることが大切です。

これには、すい炎や糖尿病の予防にもつながるポイントがたくさんあります。

 

  • ・お酒を控える・やめる
  • ・適度な運動で健康を保つこと
  • ・できるだけ早くタバコをやめる
  • ・リラックスする時間を持つこと
  • ・ゆっくり噛んで食事を楽しむこと
  • ・肉や脂分の多い食べ物を減らすこと
  • ・コーヒーを飲み過ぎないに気をつける
  • ・日常生活で野菜や果物をたくさん食べる
  • ・一度にたくさん食べたり飲んだりしない
  • ・膵臓を休ませるためにもしっかり眠ること

 

これらの生活習慣を守らないと、特に年を取ったときに、すい臓が疲れて病気になりやすくなります。

たとえば、若い頃に運動後のビールが好きだった人が、そのままの習慣を続けると、年齢を重ねてから糖尿病やすい臓の問題に直面するかもしれません。

また、すい臓が弱ると、脂っこい食べ物を食べたときに背中に痛みを感じたり、下痢をするようになったりします。

これを避けるためにも、健康的な食事と生活を心がけることが、すい臓がんの予防につながるでしょう。

骨転移による腰痛

がん細胞が背骨(腰椎)や骨盤などの骨に転移すると、腰痛が引き起こされることがあります。

がんは血液やリンパ液に乗って骨に広がり、そこに定着して増殖し始めます。

これを「骨転移」といいます。

骨転移が起こると、がん細胞が骨を破壊してしまい、骨がもろくなりやすくなります。

これによって痛みが強くなったり、骨折しやすくなったりするのです。

特に、肺がんは初期に症状が出にくいため、知らないうちに骨に転移している可能性があります。

そのため、腰痛が続く場合は、念のため医師に相談しつつ、詳しい検査を受けることが大切です。

がんによる腰痛の治療と対処法

坐骨神経痛 がん

がんによる腰痛は、がんそのものを治療しない限り根本的に改善されることは難しいですが、痛みを緩和するための治療法もあります。

以下で治療方法を解説します。

鎮痛薬

がんによる痛み(がん性疼痛)には、特に強い痛みを抑えるためにオピオイド系鎮痛薬が使用されます。

これには、「モルヒネ」や「オキシコドン」などの薬が含まれます。

オピオイドは、痛みを感じる神経に直接作用して、強力に痛みを緩和します。

痛みが軽い場合や、中程度の痛みには、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やステロイドが併用されることもあります。

例えば、イブプロフェンやアスピリンといった市販薬は軽い痛みを和らげますが、がん性疼痛に対しては、医師の指示のもとで使われます。

放射線療法

がんが骨に転移している場合、放射線療法が効果的です。

放射線は、がん細胞を縮小させることで、痛みを引き起こしている神経への圧迫を軽減し、痛みを和らげます。

例えば、骨にがんが広がって神経を圧迫している場合、放射線を当てることでその圧迫が減り、痛みが楽になります。

手術

がんが原因で骨が弱くなり、骨折してしまう場合、手術で骨を固定することがあります。

例えば、骨がんによって骨が脆くなり、腰や背中の骨が折れやすくなるのです。

この場合、骨を固定する手術を行うことで、痛みや動きやすさを改善します。

がんによる慢性腰痛(坐骨神経痛)注意すべき症状

坐骨神経痛 がん

がんによる腰痛は、通常の腰痛と異なる点がいくつかあります。

以下の症状がある場合は、医療機関を早急に受診することが重要です。

 

  • ・1ヵ月以上続く腰痛
  • ・休んでいても痛む、夜間に痛みが増す
  • ・腰痛と同時に体重減少、食欲不振、倦怠感などの全身症状がある
  • ・過去にがんを患っていた場合

 

「最近体重が急に減り、疲れやすく食欲もなくなってきた…。」

このような場合、単なる腰痛ではなく、がんが原因の可能性があります。

なるべく早めにがん専門の医療機関で診察を受け、早期発見・治療を受ける必要があります。

がんによる腰痛は、がんの進行や転移の程度に応じて治療法が異なるため、医師による正確な診断と適切な治療が非常に重要です。

がんによる慢性腰痛(坐骨神経痛)早期発見が鍵!健康管理を心がけよう

坐骨神経痛 がん

今回の記事では、坐骨神経痛と間違えやすい病気、特にがんによる腰痛について、特徴や症状、そして治療方法を説明しました。

腰痛は多くの人が経験する一般的な症状ですが、坐骨神経痛だと思っていたら、実は他の病気が原因だったというケースもあります。

特に注意したいのが、がんによる腰痛です。

がんによる腰痛は初期症状が分かりにくく、放っておくと進行してしまうことがあります。

坐骨神経痛は、通常腰からお尻、さらには足まで痛みやしびれが広がることが特徴です。

例えば、長時間立っていると足が痛くなったり、歩くのが辛くなったりすることがあります。

しかし、がんによる腰痛は、腰の特定の部分に痛みが集中することが多く、痛みの広がり方が違います。

例えば、腰の一部分に鋭い痛みを感じたり、痛みがどこにも広がらずに局所的に感じることが特徴です。

もし腰痛に「体重が急激に減少」や「異常な疲労感」などのような症状がある場合、がんの可能性を考慮して、すぐに医師に相談することが大切です。

がんが原因の腰痛の場合、まずはがんそのものの治療が必要です。

一般的には、手術で腫瘍を取り除いたり、抗がん剤治療や放射線治療が行われます。

腰痛が長期間続く場合や、今までとは違う痛みを感じた場合は、自己判断せずに医師に相談することが大切です。

腰痛やがんの検査では、通常X線(レントゲン)やCTが使われますが、これらの検査では転移した脊椎の腫瘍を早期に見つけることが難しいことがあります。

より詳しい検査としてMRI検査も必ず受けるようにしましょう。

MRIは、骨や神経、腫瘍などの細かい部分まで映し出すことができるので、がんの転移を早い段階で発見するのに役立ちます。

早期に診断されれば、治療の選択肢も増え、予後も良くなる可能性が高くなります。

腰痛がいつもと違うと感じたら、早めに診療所や整形外科に受診しましょう。

森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

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    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

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    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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