最終更新:2024.09.26

坐骨神経痛で座ると痛い理由とは?正しい座り方や対策なども解説します!

「お尻が痛くて座っていられない」
「座ると痛いのに、立つと楽なのはなぜ?」
「お尻が痛くならない座り方が知りたい!」
こんなお悩みをお持ちではないでしょうか。座ると痛くなる理由は、臀部を通る神経が圧迫されたり、血行が悪くなったりすることが原因で、痛みを引き起こしています。たとえば、長時間のデスクワークなどでは、椅子に座った状態が続くことで、お尻や腰部分の筋肉が硬くなります。そのため、周辺を通る神経に影響を及ぼして辛い痛みが現れてしまいます。この記事では、座ると痛くなる理由や、正しい座り方と対策を解説します。ぜひ最後までお読みください。

坐骨神経痛で座ると痛い3つの理由

坐骨神経痛 座ると痛い

坐骨神経は、腰から両側の足先にまで伸びており「運動神経」「知覚神経」「自律神経」の3つで構成されています。座っている姿勢は、お尻や腰周りの血流が悪くなることや、筋肉や神経が圧迫されていること、座った姿勢は腰に負荷がかかることなどが原因で、座った時に痛みが生じてしまいます。この章では、坐骨神経痛の症状で、座ると痛いと感じる理由についてそれぞれ詳しく解説しています。

姿勢が悪い

坐骨神経痛の症状が現れる主な原因は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などです。これらは、加齢やスポーツなどが原因で発症することもありますが、多くは日常生活の姿勢不良が原因で症状を引き起こしています。加えて、座ったときの姿勢が悪く、腰椎に過度な負荷がかかって痛みを強くしています。
それぞれの腰痛の説明は、次の章で解説しています。

「坐骨神経痛と姿勢」についての記事はこちら⇩

坐骨神経痛や腰痛の痛みの原因には姿勢が関係している?

血行が悪くなっている

座った姿勢は、お尻の筋肉が圧迫されている状態です。圧迫された筋肉は、血流が悪くなって緊張し、硬くなってしまいます。硬くなった筋肉は、周辺の血管を圧迫して更に血流を悪くするという悪循環が生まれてしまいます。また、お尻は坐骨神経が通っているため、硬くなった筋肉が周辺を通る坐骨神経に影響を及ぼして、痛みを引き起こしてしまいます。長時間座った姿勢を取り続けている人は、これらが原因で強い痛みが生じていると考えられます。

そもそも座っている姿勢は腰椎に負荷がかかる

座った姿勢は、立っている時よりも腰椎に負荷がかかると言われています。スウェーデン生まれの整形外科のナッケムソン医師の調査では、立っている時の椎間板の圧力を100%とすると、椅子に座っている時は140%の圧力がかかっていることがわかりました。座った姿勢は坐骨神経や腰椎に負荷がかかる上に、腰椎に何らかの疾患がある人は、座ることで症状を悪化させてしまい「座ると痛い」と感じる理由だと考えられます。

坐骨神経痛を引き起こす主な腰痛の病気

坐骨神経痛 座ると痛い

お尻や下肢に痛みや痺れなどの症状があらわれることを「坐骨神経痛」といいます。坐骨神経痛の症状は主に以下のものが挙げられます。

  • ・お尻や下肢に激しい痛みやしびれ
  • ・太ももの裏側やふくらはぎに痛みやしびれ
  • ・痛くて座っていられない
  • ・痛くて立っていられない
  • ・体を動かすと痛みが現れる
  • ・足に力をいれにくい

坐骨神経痛は患者様によって症状はさまざまですが、重症の人は手術が必要なケースもあります。強い坐骨神経痛の症状が現れた人は、立ち上がることも困難となるほどの痛みが現れるでしょう。まずは楽な姿勢をとり、安静にしてください。無理に体を動かすと症状が悪化する恐れがあります。痛みが和らいで徐々に体が動かせるようになったら、すぐに整形外科などを受診して検査をするようにしてください。しっかりと診察し、坐骨神経痛の症状が現れた原因を突き止めて、原因となる病気の治療をすることが重要です。

また、坐骨神経痛を引き起こす原因のすべてが腰痛からくるものだとは限りません。さまざまな疾患が原因で坐骨神経痛の症状を引き起こしますが、この章では、坐骨神経痛を引き起こす主な腰痛の病気をご紹介します。

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎の骨と骨の間には椎間板があります。椎間板は、ゼリー状の髄核とそれを覆う線維筋で構成されており、衝撃を吸収する役割があります。髄核の一部が飛び出して、神経を圧迫したり刺激したりすることを腰椎椎間板ヘルニアといいます。椎間板ヘルニアの原因は、長時間座り続けることや、中腰での作業です。ヘルニアの人は前かがみになると激しい痛みが生じます。

腰部脊柱管狭窄症

背骨の間には神経が通る道の脊柱管があります。椎間板や髄核が変形や変性をして、脊柱管を狭くし、神経を圧迫したり刺激したりすることを腰部脊柱管狭窄症といいます。脊柱管狭窄症は加齢で発症することが多いです。脊柱管狭窄症には、間欠性跛行という特有の症状があります。間欠性跛行とは、歩くと痛みが現れて休み、少し休むと痛みが和らいでまた歩き出せると言った特徴があります。脊柱管狭窄症の人は、腰を反ると激しい痛みが生じます。

梨状筋症候群

梨状筋とは、おしりの深層にある筋肉のことで、股関節を動かす際に働く重要な筋肉です。梨状筋の周辺には、坐骨神経が通っており、梨状筋が硬くなることで周辺を通る坐骨神経にまで影響を及ぼすことを梨状筋症候群といいます。梨状筋症候群の原因は、スポーツなどで過度に足を動かすことや、長時間のデスクワークや車の運転で梨状筋などの一定の部位を圧迫することです。梨状筋症候群の人は、特に座ると痛みが生じる傾向があります。

してはいけない座り方

坐骨神経痛 座ると痛い

座っている姿勢は無意識に行っているので、自分では気付きにくいかもしれません。この章では、してはいけない座り方について解説します。ご自身の座り方が当てはまる場合は、坐骨神経痛を悪化させてしまう座り方なので対処しなければなりません。

椅子に座るとき

  • ・足を組む
  • ・浅く座って背もたれにもたれる

椅子に座ったときに、足を組むのが癖になってしまっている人も多いのではないでしょうか。片側に重心が寄ってしまうことや骨盤や背骨が歪む原因になります。浅く座って背もたれにもたれる座り方は、重心が背中側になってしまい、腰椎に負荷がかかってしまいます。

どちらも、無意識に座ったり、疲れてくるとついついやってしまう座り方ですが、腰に負荷がかかるので、このような座り方は避けるようにしてください。

床に座るとき

  • ・横座り(お姉さん座り)
  • ・体育座り(三角座り)

横座りは骨盤や背骨が歪むだけでなく、股関節が内旋している状態なので、変形性膝関節症を引き起こすリスクが高まります。体育座りは、骨盤が後継になって後ろ重心とり、背中が丸くなりやすくなるので腰椎に負荷がかかり、腰痛を悪化させてしまうでしょう。

車の運転のとき

  • ・浅く座って背もたれにもたれる
  • ・片手運転

浅く座る姿勢は、椅子に座るときと同様で腰椎に負荷がかかります。また、車の運転のときに、左手は肘掛けに置き、右手だけで運転している人も多いのではないでしょうか。この姿勢は、体の重心のバランスが偏っており、腰痛を引き起こす原因になります。長距離ドライバーの人に腰痛持ちが多いのは、これらの姿勢不良が原因です。

坐骨神経痛の正しい座り方

坐骨神経痛 座ると痛い

座ると痛みを感じる人は、出来るだけ座る姿勢を避けた方が良いですが、お仕事などで避けられない人も多いと思います。この章では、坐骨神経痛に良い正しい座り方を解説します。ぜひ参考にしてください。

椅子に座るとき

  • ・椅子に深く座って骨盤を立てる
  • ・膝の角度が90℃になるようにし、足裏全体を地面に付ける
  • ・顔が前方へ出ないように顎を引いて、背筋を伸ばす
  • ・机と椅子の距離は、肘を90℃に曲げたときに机に手が乗る位置
  • ・パソコンを使用する場合は、パソコンとの距離を50㎝ほど空ける
  • ・ディスプレイの高さは、目の高さとディスプレイの上部が同じか少し下になるように設置する

パソコン作業をする人は、パソコンのディスプレイの高さにも注意が必要です。ディスプレイが低すぎると、顔が前へ出て前傾姿勢となり、首や肩、背中などの筋肉に負荷がかかってしまいます。逆に高すぎると、眼精疲労やドライアイの原因になります。

床に座るとき

坐骨神経痛や腰痛をお持ちの人が床に座る場合は、正座がおすすめです。また、お尻に座布団やクッションを少しかまして骨盤を立てて、あぐらをかくのも良いでしょう。ただし、長時間座り続けることで痛みを発症するリスクがあるので、小まめに姿勢を変えたり立ったりすることが大切です。

車の運転をするとき

  • ・背中や腰、お尻がシートにしっかりと密着するように深く座る
  • ・ブレーキやアクセルがしっかりと踏める位置にシートを調節する
  • ・手は、少し伸ばすぐらいの距離にハンドルや背もたれの角度を調節する
  • ・頭は、後頭部がヘッドレストの中央になる位置に調節する

運転時は以上の正しい姿勢を取るようにし、小まめな休憩が必要です。正しい姿勢を保っているから大丈夫と思っていても、長時間の同じ姿勢は筋肉に負荷がかかってしまいます。また、運転は神経も使っていることから身体が緊張状態となるので、疲れたと感じる前に休憩するようにしましょう。

「坐骨神経痛を改善するための正しい座り方」の記事はこちら⇩

坐骨神経痛を改善するための正しい座り方と椅子の選び方

坐骨神経痛で座ると痛い時の対策

坐骨神経痛 座ると痛い

立っているのが辛くて座ろうと思っても、座るとまた痛みが生じてしまい、ストレスに感じる人も多いでしょう。また、座るという動作は日常生活を送る上で避けられない動作です。重い荷物を中腰で持ち上げないことや、腰に負荷のかかる動作を避けるなど、坐骨神経痛の対策にはさまざまな方法があります。この章では、座ると痛いときの対策をご紹介します。

長時間座ることを避ける

長時間座り続けることは、腰に負担がかかることや、梨状筋が圧迫されることで痛みが生じてしまいます。座ると痛い人は、できるだけ座ることを控えてください。痛みを我慢して座り続けると、重症化してしまう可能性があります。しかし、お仕事などでどうしても座ることを避けられない人は、この記事で紹介した「正しい座り方」を実践してください。また、クッションなどの腰痛対策グッズなどを利用しても効果があるでしょう。ただし、長時間座る姿勢を保つことは痛みの原因になるので、小まめに休憩を挟むようにしてください。

姿勢不良の改善

日々の生活で姿勢を改善するように心掛けてください。座った時の姿勢はもちろんですが、歩くときや立っているときの姿勢にも注意が必要です。歩くときは、いつも決まった方の肩で荷物や鞄を持っている人も多いのではないでしょうか。信号待ちなどで立った姿勢は、左右どちらかの足に重心を乗せて立っていませんか?これらは身体や骨盤を歪めてしまう動作です。

荷物は左右均等になるように持つか、行きは右肩で持っていたから帰りは左肩で持つなど、交互に荷物を持つようにしてください。立っている姿勢は、片側に重心を乗せるのではなく、しっかりと両足で踏ん張るように意識しましょう。

身体を冷やさない

身体が冷えると血管が収縮してしまいます。血液は身体に栄養や酸素を運び、不要な老廃物を回収してくれます。腰回りや下半身などに栄養や酸素が行き届かずに、不要な老廃物が蓄積されてしまうので、坐骨神経痛の症状が現れてしまうでしょう。

冷えは夏でも対策が必要です。エアコンの風や、冷たい飲み物や食べ物などで身体や内臓が冷えてしまっているかも知れません。エアコンが直接当たらないようにしたり、冷たいものを摂り過ぎないように注意してください。また、身体を温めるには、入浴はシャワーだけで済まさずに、湯船にお湯をはって浸かるようにしてください。時間がある人には、半身浴もおすすめです。

「坐骨神経痛は湯船に入ると効果的な理由」についての記事はこちら⇩

坐骨神経痛は湯船に浸かると効果的な理由やお風呂の入り方とは?NG行動や痛みを改善する方法を紹介

運動やストレッチをする

運動やストレッチで筋力を鍛えることで、坐骨神経痛や腰痛の予防になります。腹筋や背筋などの腰回りの筋肉を鍛えることも良いですが、坐骨神経痛でお悩みの人には、ウォーキングがおすすめです。体に負荷のかからないウォーキングは、下半身や股関節周りなどの関節を含めた全身の血行が促進されて痛みが軽減されます。また、お尻の筋肉のこりが解消されることから、坐骨神経痛の人におすすめの運動法と言えるでしょう。運動の前後には、怪我の予防や使った筋肉を伸ばしてあげるために、必ずストレッチを行ってください。

お尻の筋肉がこり固まっている人は、テニスボールを使って、お尻の筋肉をほぐすのもおすすめです。ほぐす場所は、お尻の窪んだ部分です。テニスボールを床に置き、左右どちらかの窪んだ部位や、やや外側に当てて座り、身体を揺らすと刺激が加わります。筋肉が硬くなっている人は、激しい痛みが生じるので、テニスボールの上に座ってゆっくりと呼吸を繰り返すようにマッサージしてください。ただし、テニスボールを使用してお尻の筋肉をほぐす場合は、人によっては痛みが増してしまう可能性があります。お尻をほぐしたい場合は、必ず専門の医師に相談してから行うようにしてください。

まとめ

坐骨神経痛 座ると痛い

坐骨神経痛で座ると痛い理由は、姿勢不良や、長時間座り続けていることで血行が悪くなっていることなどが考えられます。また、そもそも座っている姿勢は、立っているときよりも腰椎に負荷がかかってしまいます。これらが原因で、座ると痛いと感じてしまうのでしょう。

座ると痛い時の対策は、長時間座り続けることを避けることや、姿勢の改善体を冷やさないことです。また日常生活に運動やストレッチを取り入れることも重要です。この記事を読んで、正しい座り方や坐骨神経痛の対策を行い、痛みのない身体づくりが可能となるでしょう。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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