最終更新:2024.08.03

整骨院や鍼灸院で坐骨神経痛の治療は保険適用なのか!?

坐骨神経痛の治療では、一般に保険診療が行われます。しかし、現段階では通常医療と見なされていない「代替医療」や「先進医療」は、保険適用とはなりません。

坐骨神経痛は、保険医療機関ではない整骨院や鍼灸院で治療されることもありますが、そこでの治療は保険診療となるのでしょうか、自費診療となるのでしょうか。

保険診療について

坐骨神経痛 保険適用

概要

保険診療とは、公的医療保険(被用者保険、国民健康保険、後期高齢者医療制度)を利用した診療のことを言います。日本では、すべての国民が健康保険に加入することを義務付けられており(国民皆保険制度)、医療費の負担を軽減するための仕組みとなっています。

日本の公的医療保険制度は、大きく分けて以下の三つの制度から成り立っています。

被用者保険

企業に勤める被用者やその家族が加入する制度です。企業が保険料の半分を負担し、被用者が残りの半分を支払います。

国民健康保険

自営業者や無職の人、学生などが対象となる制度です。自治体が運営し、被保険者が保険料を全額負担します。

後期高齢者医療制度

75歳以上の高齢者、または一定の障害がある65歳以上の方が対象となる制度で、保険料の一部を本人が負担し、残りを公費で賄います。

保険診療の対象範囲

保険診療では、診察、検査、手術、入院、処方薬など、幅広い医療サービスが保険適用されます。ただし、美容整形や予防接種(インフルエンザなどの一部を除く)など、保険適用外の診療も存在します。

保険適用外の医療サービスを希望する場合は、全額自己負担となります。

保険診療の負担割合

保険診療の際、患者は医療費の一部を自己負担します。一般的な自己負担割合は以下の通りです。

70歳未満の現役世代

3割負担

70歳以上の高齢者

原則2割負担(現役並み所得者は3割負担)

75歳以上の後期高齢者

原則1割負担(現役並み所得者は3割負担)

自己負担額が高額になる場合、高額療養費制度を利用することで、一定の自己負担限度額を超える分が払い戻される制度もあります。

保険診療の利用方法

保険診療を受けるためには、医療機関で保険証を提示する必要があります。保険証は、加入している健康保険組合や自治体から交付されます。

保険証の提示により、保険適用の診療が受けられ、医療費の一部を保険がカバーしてくれます。

自費診療について

坐骨神経痛 保険適用

保険診療とは別に、患者自身の全額費用負担で受けられる診療を「自費診療」といいます。保険診療では対応できないより高度な治療や、美容目的の治療などが、自費診療として行われます。

例えば、整形外科では、日常生活に支障をきたしている変形性膝関節症で自費診療が提案されることがあります。自費診療ではヒアルロン酸注射などが行われ、これらの治療は保険診療よりも効果が早く期待できます。

その他、歯科での歯のホワイトニング、インプラント、審美歯科など、見た目を美しくする治療、皮膚科でのシミ、しわ、脱毛など美容に関する治療が自費治療となります。また、内科での高濃度ビタミン点滴、プラセンタ注射など美容と健康を目的とした治療も自費治療となります。

自費診療は、保険診療では受けられない高度な治療が受けられ、痛みや症状の改善が早く期待でき、美容目的の治療も受けられるのがメリットです。しかし、自費診療では、費用が高額になる場合があるのが注意が必要です。

坐骨神経痛の保険診療と自費診療について

坐骨神経痛 保険適用

坐骨神経痛は、腰椎や頚椎の問題が主な理由となっていることが多いです。他にも、膝や肩、首の状態が影響することもあります。
仕事中の姿勢の悪さや、交通事故後の後遺症としてもよく見られます。寝違えや長時間同じ姿勢での作業が原因で再発することが多いです。
治療には保険診療と自費診療がありますので、各々について詳しく説明します。

保険診療

【診断】

保険診療では、まず問診と身体検査が行われます。医師は、患者の症状、痛みの場所や持続時間、痛みの強さなどを確認します。

次に、X線検査やMRI、CTスキャンなどの画像診断が行われ、坐骨神経痛の原因を特定します。

【治療法】

薬物療法

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やアセトアミノフェンといった鎮痛薬、筋肉の緊張を和らげる筋弛緩薬などが処方されます。

理学療法

理学療法士によるストレッチや運動療法が行われ、筋力を強化し、柔軟性を向上させます(リハビリテーション)。

物理療法

温熱療法や超音波療法などが行われます。

神経ブロック

神経に直接麻酔薬やステロイド薬を注射し、痛みを一時的に軽減します。

手術療法

圧迫された神経を解放するために、ヘルニアを起こした椎間板の一部を除去(椎間板ヘルニアの手術)したり、狭くなった脊柱管を広げる(脊柱管狭窄症の手術)といった手術が行われます。

自費診療

保険診療に含まれない治療法やサービスは自費診療となります。以下は、坐骨神経痛の治療で一般的な自費診療の例です。

代替医療

現段階では公的に通常医療と見なされていない、さまざまな医学・健康管理システム、施術、生成物質などのことをいいます。たとえば、鍼灸治療やカイロプラクティックなどです。

鍼灸治療とは、東洋医学に基づく治療法で、鍼や灸を使用して痛みを軽減します。カイロプラクティックは、脊椎の矯正を行い、神経の圧迫を軽減する治療法です。

先進医療

先進医療とは、高度な医療技術を用いた治療やその他療養のうち公的医療保険が適用されないが、一般の保険診療との併用が認められているものを指します。たとえば、PRP療法(多血小板血漿療法)や高度な画像診断、特別なリハビリテーションなどがあります。

PRP療法とは、患者自身の血液を利用し、再生医療の一環として痛みの治療を行います。高度な画像診断には高解像度MRIがありますが、これは、通常のMRIよりも詳細な画像を撮ることができます。

特別なリハビリテーションにはパーソナルトレーニングがありますが、これは、個別のトレーニングプログラムを提供し筋力と柔軟性を向上させます。

保険診療と自費診療の費用比較

保険診療は、国が定めた基準に基づいて一部自己負担で済むため、費用が比較的安価です。例えば、初診料、検査費用、治療費の一部を患者が負担し、残りは保険でカバーされます。

一方、自費診療は全額自己負担となるため、診療内容によっては高額になることがあります。特に代替医療や先進医療は高額な場合が多いです。

保険診療と自費診療の選択のポイント

保険診療は、基本的な診断と治療をカバーし、経済的負担が少ないため、多くの患者にとって利用しやすい選択肢です。一方、自費診療は、より高度な治療や個別対応が必要な場合に有効です。

患者の症状や希望に応じて、保険診療と自費診療を組み合わせることも可能です。坐骨神経痛の治療では、医師と相談しながら最適な治療法を選択することが重要です。

整骨院での坐骨神経痛治療について

坐骨神経痛 保険適用

整骨院は、坐骨神経痛の治療において広く利用される施設の一つです。ここでは、整骨院での坐骨神経痛治療について、保険診療と自費診療の両方を比較し、それぞれの特徴、メリット、デメリットを詳しく説明します。

保険診療

【特徴】

保険診療では、整骨院で行われる基本的な治療がカバーされます。保険適用の範囲は、急性の外傷や痛みを伴う症状が中心であり、坐骨神経痛の治療においても、急性の痛みや明確な原因がある場合に適用されることが多いです。

【主な治療法】

電気療法

電流を利用して筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減する治療法です。

温熱療法

温めることで血行を促進し、筋肉の緊張をほぐします。

手技療法

手技によるマッサージや関節の矯正を行い、痛みを和らげます。

テーピング

患部をサポートし、負担を軽減するためにテープを貼ります。

【メリット】

費用の軽減

保険適用により、治療費の一部が健康保険でカバーされ、患者の負担が軽減されます。

信頼性

国が定めた基準に基づいて治療が行われるため、安全性と信頼性が確保されています。

利用しやすさ

多くの整骨院が保険診療を行っているので、アクセスしやすいです。

【デメリット】

制限が多い

保険診療は急性の症状や外傷に限られるため、慢性的な坐骨神経痛には適用されにくい場合があります。

治療法の制限

保険適用外の治療法は利用できないため、選択肢が限られます。

自費診療

【特徴】

自費診療では、保険適用外の治療法やサービスを利用することができます。坐骨神経痛の治療においては、より高度で専門的な治療が受けられることが特徴です。

【主な治療法】

カイロプラクティック

脊椎の矯正を行い、神経の圧迫を解消する治療法です。

特殊電気療法

高周波や低周波を使用したより専門的な電気治療です。

整体

全身のバランスを整え、筋肉や関節の調整を行います。

パーソナルトレーニング

個別にカスタマイズされた運動プログラムを提供し、筋力と柔軟性を向上させます。

【メリット】

治療の選択肢が豊富

多様な治療法を利用でき、患者の症状やニーズに合わせた個別の治療が可能です。

専門的なケア

専門的な技術を持つ治療者によるケアが受けられます。

柔軟な対応

慢性的な痛みや特定のニーズに対しても対応可能です。

【デメリット】

費用が高い

全額自己負担となるため、治療費が高額になる場合があります。

効果の個人差

特に代替医療の効果には個人差があり、すべての患者に効果があるわけではありません。

保険診療と自費診療の比較と選択のポイント

コストと効果

保険診療は経済的負担が少なく、基本的な治療が受けられるため、急性の症状や軽度の痛みに対して効果的です。一方、自費診療は費用がかかるものの、より専門的で高度な治療が受けられ、個別の症状やニーズに応じたケアが可能です。

症状の程度と治療の継続性に応じて選択

急性の坐骨神経痛や保険適用範囲内の症状には、まず保険診療を受けることが推奨されます。慢性的な痛みや保険適用外の症状には、自費診療を併用することで、より効果的な治療が期待できます。

治療の目的とライフスタイルに合わせて選択

患者の生活習慣や治療の目的に応じて、保険診療と自費診療を組み合わせることも一つの方法です。例えば、日常的な痛みの管理には保険診療を利用し、特別なイベントやスポーツ活動前後のケアには自費診療を活用することが考えられます。

坐骨神経痛は冷やす?温める?腰痛や肩こりの痛みの原因や改善方法・整体・整骨院での治療法の違いまで解説!

鍼灸院での坐骨神経痛治療について

坐骨神経痛 保険適用

鍼灸院は、坐骨神経痛の治療においても広く利用されています。鍼灸治療は東洋医学に基づき、鍼や灸を用いて身体のバランスを整え、痛みを軽減します。

ここでは、鍼灸院での坐骨神経痛治療について、保険診療と自費診療とを比較し、それぞれの特徴、メリット、デメリットを詳しく説明します。

保険診療

【特徴】

鍼灸治療においても、一部の症状に対しては保険診療が適用される場合があります。しかし、日本では鍼灸治療の保険適用は比較的限定的であり、主に医師の診断書が必要とされる場合が多いです。

具体的な適用範囲としては、神経痛、リウマチ、五十肩、頸腕症候群、腰痛症、頸椎捻挫後遺症(むちうち症)などがあります。また、保険適用を受けるには、医師から「鍼灸治療が必要である」との診断書が必要です。

診断書が発行されることで、鍼灸院での治療が保険適用となります。

【主な治療法】

鍼治療

細い鍼を皮膚や筋肉に刺し、経絡(けいらく)やツボを刺激して神経の圧迫を和らげ、痛みを軽減します。

灸治療

艾(もぐさ)を燃やして皮膚に温熱刺激を与え、血行を促進し、痛みや炎症を緩和します。

【メリット】

費用の軽減

保険適用により、治療費の一部が健康保険でカバーされ、患者の負担が軽減されます。

信頼性

医師の診断に基づいた治療が行われるため、安全性と信頼性が確保されています。

【デメリット】

制限が多い

保険適用の範囲が限定的であり、すべての坐骨神経痛の症状に適用されるわけではありません。

治療の手続きが煩雑

医師の診断書が必要であり、手続きが煩雑です。

自費診療

【特徴】

自費診療では、保険適用外の治療法やサービスを利用することができます。坐骨神経痛の治療においては、より高度で専門的な治療が受けられることが特徴です。

【主な治療法】

高度な鍼治療

保険適用の範囲を超えた部位や症状に対して、より詳細な治療を行います。例えば、微細な鍼の技術を駆使して特定の神経や筋肉をターゲットにします。

灸治療のバリエーション

伝統的な灸治療だけでなく、現代的な機器を使用した温熱療法も含まれます。

総合的なアプローチ

鍼灸に加えて、漢方薬の相談や生活習慣の改善指導も行われることがあります。

【メリット】

治療の選択肢が豊富

多様な治療法を利用でき、患者の症状やニーズに合わせた個別の治療が可能です。

専門的なケア

鍼灸の専門家による高度な技術を活用した治療が受けられます。

柔軟な対応

慢性的な痛みや特定のニーズに対しても対応可能です。

【デメリット】

費用が高い

全額自己負担となるため、治療費が高額になる場合があります。

効果の個人差

特に代替医療の効果には個人差があり、すべての患者に効果があるわけではありません。

保険診療と自費診療の比較と選択のポイント

コストと効果

保険診療は経済的負担が少なく、基本的な治療が受けられるため、急性の症状や軽度の痛みに対して効果的です。一方、自費診療は費用がかかるものの、より専門的で高度な治療が受けられ、個別の症状やニーズに応じたケアが可能です。

症状の程度と治療の継続性に応じて選択

急性の坐骨神経痛や保険適用範囲内の症状には、まず保険診療を受けることが推奨されます。慢性的な痛みや保険適用外の症状には、自費診療を併用することで、より効果的な治療が期待できます。

治療の目的とライフスタイルに合わせて選択

患者の生活習慣や治療の目的に応じて、保険診療と自費診療を組み合わせることも一つの方法です。例えば、日常的な痛みの管理には保険診療を利用し、特別なイベントやスポーツ活動前後のケアには自費診療を活用することが考えられます。

【最新】坐骨神経痛を筋膜リリースで改善する方法やメリット・デメリットを紹介!治療は鍼灸院へ

まとめ

坐骨神経痛 保険適用

坐骨神経痛の治療では、一般に保険診療が行われます。しかし、現段階では公的に通常医療と見なされていない「代替医療」や、高度な医療技術を用いた「先進医療」は、保険適用とはなりません。

坐骨神経痛は、保険医療機関ではない整骨院や鍼灸院で治療されることもありますが、そこでの治療は保険診療の場合と自費診療の場合があります。

急性の外傷や痛みを伴う症状の治療は保険診療となりますが、慢性的な坐骨神経痛の治療では自費治療となる場合があります。

整骨院や鍼灸院で坐骨神経痛を治療する場合には、体のどこが痛いか、しびれを感じるか、歩くと痛いか、尻・太もも・ふくらはぎはどうか、不調はいつからか、といった情報をまとめます。

そして、通院予定の院に、それらを気軽に電話で伝えて、治療の流れなどを聞いてみると費用等で悩むこともありません。

ぎっくり腰やストレートネック、股関節の痛みなど、坐骨神経痛に関連する症状に対して保険が適用される可能性があります。これらの症状に対して整骨院等では、コルセットの使用、姿勢矯正などが行われます。

来院時には、受付で保険適用についての説明を受け、必要に応じて予約を行ってください。

治療メニューや料金一覧は治療院のサイトマップにも掲載されていますので、確認しておくと安心して治療を受けられます。

また、何か質問があれば、スタッフに相談するとよいです。

祝日や日曜も診療している場合がありますので、必要であれば事前に確認することをおすすめします。

セルフケア整体 新宿本店のアクセス方法や日程時間

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休業日:不定休(要問い合わせ)

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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