最終更新:2024.07.22

坐骨神経痛の痛みを緩和する!ストレッチやマッサージでの治療方法を解説

坐骨神経痛は、様々な病気や状態が原因となって発生します。坐骨神経痛の原因となる病気には、どのようなものがあるのでしょうか。

また、坐骨神経痛の対処法のうち、自分でもできるものには、どういったものがあるでしょうか。

坐骨神経痛とは

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坐骨神経痛は、坐骨神経がさまざまな病気などによって圧迫されて痛む病気です。坐骨神経痛の原因となる病気とその原因について解説します。

坐骨神経痛が起こる病気

坐骨神経痛は、さまざまな病気や状態が原因となって発生する可能性があります。主な病気や状態には以下のものがあります。

【椎間板ヘルニア】

椎間板ヘルニアは、脊椎の椎間板が外側に突出し坐骨神経に圧迫をかけることがあります。この圧迫によって、坐骨神経の痛みや炎症が引き起こされ、坐骨神経痛の主な原因となることがあります。

椎間板の変性や急性の椎間板の突出が、この病態を引き起こすことがあります。

【脊柱管狭窄症】

脊柱管狭窄症は、脊椎の周囲にある脊柱管が狭窄して坐骨神経に圧迫をかける病気です。この圧迫によって神経痛の症状が引き起こされることがあります。高齢者や脊椎の変性が進んだ人に多く見られ、腰痛や下肢の痺れとともに坐骨神経痛の症状が現れることがあります。

【腰椎分離症(すべり症)】

腰椎分離症は、腰椎の一部が前方に滑りやすくなる状態です。この滑りが坐骨神経に圧迫をかけ、坐骨神経痛の症状を引き起こすことがあります。特に若年層に多く見られ、スポーツや重い物の持ち上げなどが原因となることがあります。

【腰椎の変形性脊椎症】

腰椎の変形性脊椎症は、腰椎の関節や椎間板の変性が進行し、坐骨神経に圧迫をかけることがあります。この病態によっても坐骨神経痛が引き起こされることがあります。加齢や長期間の不良姿勢、遺伝的要因などが関与していると考えられます。

 

これらの病気や状態は、坐骨神経の圧迫や刺激によって坐骨神経痛を引き起こす可能性があります。一般的に、これらの病態は医師の診断と治療が必要です。適切な治療計画が立てられることで、痛みや症状の管理が可能になります。

坐骨神経痛が起こる病気の原因

坐骨神経痛は、様々な原因が絡み合って引き起こされることがあります。主な原因を以下に詳述します。

【椎間板ヘルニア】

加齢による椎間板の変性

椎間板は加齢とともに弾力性が失われ、線維輪(椎間板を構成する組織の一つ)が破れやすくなります。

日常生活や仕事での負担

重い物を持ち上げたり、猫背などの悪い姿勢を続けることで、椎間板に負担がかかり、線維輪が破裂する可能性があります。

遺伝

椎間板の構造や体質が遺伝的に影響している場合もあります。

【脊柱管狭窄症】

加齢による骨の変形

背骨の骨(椎骨)が変形し、脊柱管が狭くなります。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアが突出し、脊柱管を狭めます。

靭帯肥厚

加齢や背骨の変形によって、背骨を支える靭帯が肥厚し、脊柱管を狭めます。

【腰椎分離症(すべり症)】

遺伝

腰椎の一部である椎弓が生まれつき弱い場合、分離症になりやすいと考えられています。

スポーツなどの外傷

ジャンプや落下の衝撃によって、椎弓が分離する場合があります。

繰り返し起こるストレス

重い物を持ち上げたり、背骨を繰り返し曲げたりするような動作を繰り返すことで、椎弓が分離する場合があります。

【腰椎の変形性脊椎症】

加齢

加齢とともに、背骨の骨や軟骨が変性します。

骨粗鬆症

骨粗鬆症によって、背骨の骨が弱くなり、変形しやすくなります。

反復的な負担

重労働やスポーツなど、背骨に繰り返し負担がかかることで、変形性脊椎症になりやすくなります。

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坐骨神経痛の対処法

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坐骨神経痛の対処法のうち、ストレッチやマッサージなどについて解説します。

ストレッチ

ストレッチとは、筋や関節を意図的に伸ばす運動です。

【ハムストリングスストレッチ】

以下の方法で行います。

●床に座り、片脚を伸ばし、もう片方の脚を膝を曲げて足の裏を太ももの内側に付けます。

・伸ばした脚のつま先に向かって体を前に倒します。

・背中を丸めず、胸を伸ばすようにしながら前屈します。

・30秒から60秒間、その姿勢を保ちます。

・反対側の脚でも同じ動作を繰り返します。

このストレッチは、坐骨神経が通るハムストリングスを伸ばし、神経への圧迫を軽減するのに役立ちます。ハムストリングスとは、おしりの付け根から太ももの裏側、太ももから膝裏周辺にある3つの筋肉(大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋)の総称です。

このストレッチにより柔軟性が向上し、腰や脚の緊張を和らげることで、痛みの緩和が期待できます。

【ピラフォームストレッチ】

梨状筋ストレッチ(ピラフォームストレッチ)は、臀部の筋肉を緩め、坐骨神経への圧迫を軽減します。以下の方法で行います。

・仰向けに寝て、両膝を立てます。

・痛みのある脚の足首を反対側の膝の上に乗せます。

・両手で反対側の太ももを抱え、ゆっくりと胸に引き寄せます。

・30秒から60秒間、その姿勢を保ちます。

・反対側でも同じ動作を繰り返します。

このストレッチは、梨状筋を効果的に伸ばし、坐骨神経の圧迫を軽減するのに役立ちます。臀部の緊張がほぐれることで、痛みが和らぎ、動きやすくなります。

【ひざ抱えストレッチ】

膝抱えストレッチは、腰部と臀部の筋肉を緩め、坐骨神経への圧迫を軽減します。以下の方法で行います。

・仰向けに寝て、両膝を立てます。

・痛みのある脚を胸に引き寄せるように抱えます。

・そのまま30秒から60秒間保持します。

・ゆっくりと元の位置に戻します。

・必要に応じて反対側も行います。

このストレッチは、腰椎周りの筋肉を緩め、坐骨神経の通り道を広げる効果があります。腰と臀部の緊張がほぐれ、痛みが軽減されることで、坐骨神経痛の症状緩和に寄与します。

マッサージ

マッサージとは、手や指などを使って筋肉や体組織を刺激する療法です。

【グリッドフォームローラーマッサージ】

グリッドフォームローラーを使ったマッサージは、坐骨神経痛の緩和に効果的です。以下の方法で行います。

・フォームローラーを床に置き、臀部の下に置きます。

・痛みのある側の脚をもう一方の脚の膝にかけます。

・両手を床についてバランスを取り、臀部の筋肉をローラーに押し当てながら前後に転がします。

・特に痛みや緊張を感じる部分に重点を置き、30秒から1分間マッサージします。

この方法は、梨状筋やハムストリングスなど、坐骨神経に関連する筋肉をほぐすのに効果的です。筋肉の緊張を解消し、血流を改善することで、神経への圧迫を軽減し、痛みを和らげます。

【テニスボールマッサージ】

テニスボールを使ったマッサージも、坐骨神経痛の緩和に有効です。以下の方法で行います。

・テニスボールを床に置き、痛みのある側の臀部の下に置きます。

・痛みのある側の脚を反対側の膝の上にかけ、両手で床を支えながらバランスを取ります。

・テニスボールを使って、臀部の筋肉を前後左右に転がしながらマッサージします。

・特に痛みを感じるポイントに重点を置き、30秒から1分間マッサージします。

テニスボールは、小さな筋肉のこりや緊張をターゲットにしやすく、梨状筋やその他の深層筋に効果的に働きかけます。これにより、坐骨神経への圧迫を和らげ、痛みを軽減します。

【指圧マッサージ】

指圧マッサージは、手を使って直接筋肉をほぐし、坐骨神経痛を緩和する方法です。以下の方法で行います。

・痛みのある側の臀部と腰を中心に、指先や親指を使って圧をかけます。

・ゆっくりと円を描くように指を動かし、筋肉の緊張を解きほぐします。

・特に痛みやこりを感じるポイントに、持続的な圧をかけます。

・1箇所に30秒から1分程度、全体で5分から10分間マッサージを行います。

指圧マッサージは、直接的な圧力を通じて筋肉の緊張を緩和し、血流を促進します。これにより、坐骨神経への圧迫が減少し、痛みが和らぎます。自分で行うことも可能ですが、専門家による施術を受けるとより効果的です。

ウォーキング

坐骨神経痛の対処法としてウォーキングは効果的です。ウォーキングは、軽い有酸素運動であり、筋肉を柔軟にし血流を促進することで坐骨神経痛の症状を緩和する助けとなります

適度なペースで行うことで、体の姿勢やバランスを改善し、腰や背中の筋肉を強化することができます。また、ウォーキングは身体の柔軟性を高め、筋力を増強するためにも役立ちます。

坐骨神経痛の場合、長時間の座位や不良姿勢が原因となることがありますが、ウォーキングはこれらのリスクを軽減するのに効果的です。

運動を通じて身体全体を活性化させ、椎間板や筋肉の健康を保ち、坐骨神経への圧迫や炎症を軽減することが期待できます。しかし、坐骨神経痛の症状が重度である場合や、運動中に痛みが悪化する場合は、医師の指導を受ける必要があります。

専門家のアドバイスを得て、適切なペースと距離でウォーキングを行うことが重要です。また、適切な靴や姿勢の保持にも注意を払いながら、自身の体調とペースに合わせて実施することが推奨されます。

プールでのウォーキング

プールでのウォーキングは、坐骨神経痛の緩和に非常に効果的です。以下の方法で行います。

・腰をまっすぐに保ち、ゆっくりと確実に歩きます。

・前進するだけでなく、後ろ向きに歩いたり、横向きに歩いたりすることも効果的です。

・15分から30分程度、無理のない範囲でウォーキングを続けます。

水中でのウォーキングは、水の浮力が体重をサポートするため、腰や膝への負担が軽減されます。また、水の抵抗が筋肉を適度に刺激し、筋力を強化しながら柔軟性を向上させます。

これにより、坐骨神経への圧迫を和らげ、痛みの緩和に寄与します。

コアエクササイズ

コアエクササイズは、腹筋や背筋など体幹の筋肉を強化し、腰椎の安定性を向上させることで坐骨神経痛の緩和に効果的です。以下の方法で行います。

【プランク】

・床にうつ伏せになり、肘を肩の下に置きます。

・つま先を立て、体を一直線に保ちながら持ち上げます。

・この姿勢を30秒から1分間保持します。

【バードドッグ】

・四つん這いになり、背中をまっすぐに保ちます。

・右腕と左脚を同時にまっすぐ伸ばし、数秒間保持します。

・ゆっくりと元の位置に戻し、反対側も同様に行います。

・各側を10回ずつ繰り返します。

 

これらのコアエクササイズは、腰椎の安定性を高め、筋肉のバランスを整えることで、坐骨神経への負担を軽減します。特に、腹筋や背筋が強化されることで、姿勢が改善され、腰への圧力が減少します。

定期的なエクササイズは、長期的な坐骨神経痛の予防にもつながります。

姿勢の改善と筋力トレーニング

良好な姿勢を保つことは、脊椎の負担を軽減し坐骨神経への圧力を減少させます。正しい姿勢は、背中の筋肉や腹部のコア筋群を強化し脊椎の自然な曲線をサポートします。

筋力トレーニングは、特に腰や腹部の筋肉を重点的に鍛えることが効果的です。これにより、脊椎を安定させ、坐骨神経の痛みや圧迫を軽減することができます。

例えば、腹筋や背筋のエクササイズは、脊椎の負担を分散させるだけでなく、日常生活での姿勢の改善にも寄与します。

また、柔軟性を高めるストレッチも重要です。特にハムストリングや腰部のストレッチは、筋肉の緊張を和らげ、坐骨神経痛の症状を和らげるのに役立ちます。

毎日短時間で行うことで効果を実感できます。

最も重要なのは、医師や理学療法士の指導を受けながら、個々の状況に応じた適切なトレーニングプログラムを設計することです。間違った姿勢や過度な負荷のトレーニングは逆効果になる場合がありますので、専門家との連携が不可欠です。

坐骨神経痛の改善に向けては、継続的な努力と個別対応が肝要です。

ツボ押しについて

坐骨神経痛の症状を和らげるためにツボ押しが一つの有効な方法とされています。以下に、ツボ押しの例を3つ紹介します。

【殷門(いんもん)】

殷門は、太ももの裏側のほぼ真ん中に位置します。坐骨神経痛や腰痛を緩和するのに効果的です。抑え方はテニスボールを下に置きその上に太ももの中心が来るように置いて下さい。

【委中(いちゅう)】

膝の裏の真ん中にあります。腰痛や足の痛みを取り除くツボとして有名であり、マッサージだけでなくお灸でも積極的に用いられます。

押すときは力を入れすぎないことがポイントで、座った状態から親指で軽く押す、もしくはなでる程度が丁度良いです。。

【承扶(ふしょう)】

気を付けの姿勢でまっすぐ立つ時、おしりの下に横ジワができます。この横ジワの中央にあるのが「承扶」です。

このツボは、坐骨神経が骨盤の中から外へ出てくる通過点で、この部位を親指で軽く押すと、コリっとしたしこりがあります。坐骨神経痛があると、痛みを庇おうとするために殿部の筋肉がひどく疲れ、しこりができます。

このしこりにマッサージをしたり、お灸で刺激したりすると症状の軽減が期待できます。

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まとめ

坐骨神経痛 マッサージ 自分で

坐骨神経痛は、様々な病気や状態が原因となって発生します。坐骨神経痛の原因となる病気には、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離症(すべり症)、腰椎の変形性脊椎症などがあります。
坐骨神経痛の対処法のうち、自分でもできるものとして、ストレッチ、マッサージ、ウオーキング、コアエクササイズ、ツボ押しなどがおすすめです。これらの方法は、尻やふくらはぎの血行を良くすることで、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの疾患によるしびれや痛みを軽減し和らげてくれます。
特に、股関節やふくらはぎのストレッチは効果的ですが、このような自分での対処をする際には、整形外科での受診を前提とし、病院や治療院でのやり方等の確認が大事です。患者は、さまざまな記事やエクササイズの一覧を参考にすると、辛い症状を軽減するための適切な対処法を見つけやすいです。
ウォーキングやコアエクササイズは、腰部の筋肉を強くするために役立ち、ツボ押しは、血行を促進し痛みを和らげてくれます。
どのエクササイズも整形外科の監修の下で行い、異常が生じた場合にはすぐに止めるなど適切な対処をすることが必要です。坐骨神経痛に関連して肩こりや首の痛みが生じることもあるため、全身のケアを忘れずに行いましょう。整形外科を受診する際には、受診前に、症状等の情報を整理しておくことで、より適切な治療を受けることができます。
また、栄養も意識しての、健康な生活習慣を維持することも大切です。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

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