最終更新:2025.04.29

坐骨神経痛を調べる「ラセーグテスト」、「SLRテスト」、「ブラガードテスト」について

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫や刺激を受けることで起こる症状ですが、良くならない時や症状が重いときは医師に診てもらいます。医師は、必要に応じて検査などを行いますが、坐骨神経痛の場合には、神経根症状誘発テストが行われることがあります。

神経根症状誘発テストとはどのようなものなのでしょうか。神経根症状誘発テストのうちのいくつかや診断後の治療法について紹介します。

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛 テスト

坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫や刺激を受けることで起こる症状です。では、具体的にどのようなメカニズムで起こるのでしょうか?

【神経の圧迫】

坐骨神経は、腰椎から仙骨、お尻、太もも、ふくらはぎ、足先まで伸びています。この経路のどこかで神経が圧迫されると、坐骨神経痛が起こります。

主な神経圧迫の原因には、以下のようなものがあります。

椎間板ヘルニア

椎間板が飛び出し、神経を圧迫する

腰部脊柱管狭窄症

背骨の隙間が狭くなり、神経を圧迫する

梨状筋症候群

梨状筋が硬くなり、神経を圧迫する

骨腫瘍

骨にできる腫瘍が神経を圧迫する

【神経の刺激】

神経が炎症を起こしたり、直接刺激を受けたりすることによっても、坐骨神経痛が起こります。主な刺激の原因には、以下のようなものがあります。

糖尿病

糖尿病による神経障害

帯状疱疹

ウイルスによる神経の炎症

外傷

骨折や脱臼などによる神経への刺激

坐骨神経痛が痛すぎる原因と症状について!痛みがひどい時の対処法や治療法を紹介

坐骨神経痛が疑われたらすべきこと

坐骨神経痛 テスト

坐骨神経痛が疑われたらすべきことに、以下のようなものがあります。

様子を見る

坐骨神経痛の症状が軽度の場合、様子を見ることも可能です。ただし、以下の点に注意する必要があります。

安静にする

長時間の立ち仕事や座り仕事は避け、安静を心がけましょう。

冷やす温める

痛みが強い場合は冷やし、炎症が落ち着いたら温めるようにしましょう。

痛み止めを服用する

市販の痛み止めを服用して、症状を緩和することもできます。

しばらく様子を見て症状が改善しない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

湿布を貼る、体を温める

湿布を貼ったり体を温めたりすることで、血行を促進し痛みを緩和することができます。ただし、以下の点に注意する必要があります。

適切な湿布を選ぶ

症状に合った湿布を選びましょう。

長時間貼り続けない

長時間貼り続けると皮膚がかぶれやすくなるため、6時間程度を目安に貼りましょう。

患部に直接熱を加えない

やけどのリスクがあるため、患部に直接熱を加えるのは避けましょう。

症状が改善しない場合は、湿布や温熱療法だけでは不十分な可能性があります。早めに医療機関を受診しましょう。

医師に診てもらう

坐骨神経痛の症状が強い場合や長引く場合は、必ず医師に診てもらいましょう。医師は、問診や診察、画像検査などを基に、坐骨神経痛の原因を診断し適切な治療法を提案します。

医療機関での主な治療法には、以下があります。

薬物療法

痛み止め、抗炎症薬、神経ブロック薬など

理学療法

ストレッチ、マッサージ、運動療法など

手術療法

椎間板ヘルニアなど神経の圧迫が著しい場合

早めに医療機関を受診することで、適切な治療を受け、症状を改善することができます。また、以下のような場合は、放置しないですぐに医療機関を受診しましょう。

強い痛みやしびれがある

排尿・排便障害がある

足に力が入らない

発熱がある

坐骨神経痛:痛みしびれ、ふくらはぎ激痛の原因症状を解説!自分でできるケア紹介

坐骨神経痛を調べるテスト

坐骨神経痛 テスト

坐骨神経痛を調べるには、様々な検査がありますが、神経根症状誘発テストを紹介します。神経根症状誘発テストとは、病変部に圧迫を加えて症状が生じるかを確認するテストです。

神経根に障害がある場合、その支配領域に痛みやしびれが生じます。

ラセーグテスト

ラセーグテストは、腰痛や坐骨神経痛の症状を調べるために行われる整形外科的な検査の一つです。坐骨神経は、腰から足にかけて伸びる体内で最も太い神経であり、この神経が圧迫や炎症されると、腰臀部から太もも後面、下腿部にかけて痛みやしびれなどの症状が現れます。

ラセーグテストはこのような症状を引き起こしている原因が、坐骨神経の障害にあるかどうかを判断するために役立ちます。

【検査方法】

・患者は仰向けに寝なり、医師などの検査者は患者の脚を持ち上げ痛みが出る角度を測定します。

・股関節と膝関節をそれぞれ90度ずつ屈曲させます。

・膝関節をゆっくりと伸ばしていきます。

【判定方法】

膝を伸ばしていく過程で、以下のいずれかに該当する場合、ラセーグテストは陽性と判定されます。

・太ももの裏側やふくらはぎの裏側に痛みやしびれを感じる。

・膝を70度以下までしか伸ばせない。

・膝を伸ばす際に強い抵抗を感じる。

【陽性反応の意味】

ラセーグテストが陽性の場合、必ずしも坐骨神経痛があるわけではありませんが、坐骨神経の障害が疑われます。坐骨神経痛の原因としては、椎間板ヘルニア、腰椎圧迫骨折、梨状筋症候群などが考えられます。

【注意点】

ラセーグテストはあくまでもスクリーニング検査(病気を見つける目的で行う検査)であり、確定診断には至りません。検査中に強い痛みを感じた場合は、すぐに中止する必要があります。

ラセーグテストは、坐骨神経痛の診断に役立つ有用な検査ですが、あくまでも医師の診察と診断を補助するものであり、自己判断で実施することは避けてください。

SLRテスト

SLRテストは、脊椎や脊髄の状態を評価するために用いられる整形外科的な検査の一つです。「Straight Leg Raising Test」の略称で、日本語では「下肢伸展挙上テスト」とも呼ばれます。
坐骨神経が圧迫されたりすると、腰臀部から太もも後面、下腿部にかけて痛みやしびれなどの症状が現れます。SLRテストはこのような症状を引き起こしている原因が、坐骨神経の障害にあるかどうかを判断するために役立ちます。
これも脚を持ち上げる動作で行い、痛みの出現を確認します。

【検査方法】

・患者を仰向けに寝かせる。

・膝を伸ばして下肢を少しずつ挙げる。

・下肢を上げた後はゆっくりと床に降ろす。

【判定方法】

下肢を少しずつ挙げる過程で、以下のいずれかに該当する場合、SLRテストは陽性と判定されます。

・太もも裏側やふくらはぎの裏側に痛みやしびれを感じる。

・70度以下までしか挙げられない。

・下肢を挙げる際に強い抵抗を感じる。

【陽性反応の意味】

SLRテストが陽性の場合、必ずしも坐骨神経痛があるわけではありませんが、坐骨神経の障害が疑われます。

【注意点】

SLRテストはあくまでもスクリーニング検査であり、確定診断には至りません。検査中に強い痛みを感じた場合は、すぐに中止する必要があります。

SLRテストは、坐骨神経痛の診断に役立つ有用な検査ですが、あくまでも医師の診察と診断を補助するものであり、自己判断で実施することは避けてください。

SLRテストとラセーグテストは、ほぼ同じ検査方法と意味を持つため、混同されることがあります。厳密には、ラセーグテストはSLRテストの一種であり、膝を90度屈曲させた状態で検査を行う点が特徴です。しかし、近年では両者の違いはほとんどなくなり、「SLRテスト」という名称の方が一般的に用いられています。

ブラガードテスト

ブラガードテストは、坐骨神経痛の診断をより詳細に行うために用いられる整形外科的な検査の一つです。主に椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、坐骨神経痛の更なる絞り込みに役立ちます。
SLRテストで陽性反応が出た場合に、さらに詳しく検査を行うことで、神経根のどの部分が圧迫されているのかを特定することができます。SLRテストで痛みが出た角度で足首を背屈させ、痛みが増すかどうかを確認します。
これにより、坐骨神経痛やヘルニアの可能性が高まります。

【検査方法】

・患者さんをあお向けの状態にする

・SLRと同じように膝を伸ばしながら下肢を持ち上げる

・途中で膝下に神経痛がみられたら、下肢を持ち上げた角度より5°下に降ろす

・5°降ろした状態で足関節を背屈位にする

・疼痛が増悪したら陽性

【陽性反応の意味】

ブラガードテストが陽性の場合、SLRテストよりも特異度が高く(確度が高く)椎間板ヘルニアや腰椎圧迫骨折などが考えられます。また、梨状筋症候群などの他の疾患でも陽性になる可能性があります。

【注意点】

ブラガードテストは、SLRテストと同様に、あくまでもスクリーニング検査であり、確定診断には至りません。ブラガードテストは、SLRテストに加えて行うことで、坐骨神経痛の診断をより詳細に行うことができます。

ブラガードテストは、比較的新しい検査であり、まだ全ての医療機関で実施されているわけではありません。また、検査結果の解釈には専門的な知識が必要となるため、医師による判断が不可欠です。

以上3つのテストは、脊椎や関節の状態を評価できる基本的な方法で、テストでの痛みの出現やその他の情報を総合して判定されます。各テストの結果を1ページにまとめることで、腰痛や坐骨神経痛の性状を詳細に把握できます。

坐骨神経痛の治療法

坐骨神経痛 テスト

薬物療法

坐骨神経痛の薬物療法は、痛みやしびれなどの症状を緩和し、炎症を抑えることを目的としています。

【主な薬剤】

痛み止め

 鎮痛剤、非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)

抗炎症薬

ステロイド薬

神経ブロック

神経の周辺に局所麻酔薬やステロイド薬を注射する

抗てんかん薬

神経の興奮を抑制する薬

【薬物療法の効果】

症状の緩和

炎症の抑制

生活の質の向上

【薬物療法の注意点】

副作用がある場合がある

長期服用が必要になる場合がある

根本的な原因を解決するわけではない

リハビリテーションや装具療法

リハビリテーションや装具療法は、坐骨神経痛の原因となっている問題を改善し、再発を防ぐことを目的としています。

【主な内容】

ストレッチ

筋肉の緊張をほぐし、血行を促進する。

筋力トレーニング

弱った筋肉を鍛え、腰椎を安定させる。

有酸素運動

血行を促進し、痛みを和らげる。

装具療法

腰椎を支え、神経への圧迫を軽減するコルセットやベルト

【効果】

痛みやしびれの改善

再発防止

生活の質の向上

【注意点】

効果が出るまでに時間がかかる場合がある

継続して行う必要がある

すべての患者に効果があるわけではない

外科的処置

外科的処置は、薬物療法やリハビリテーションで改善しない重症な坐骨神経痛の場合に行われます。

【主な手術】

椎間板ヘルニア手術

飛び出した椎間板を取り除く

腰部脊柱管狭窄症手術

背骨の隙間を広げる

梨状筋症候群手術

梨状筋を切断する

【効果】

強い痛みやしびれの改善

神経への圧迫の解消

生活の質の向上

【注意点】

リスクが伴う

術後にリハビリテーションが必要になる

すべての患者に適しているわけではない

坐骨神経痛の治療法は、症状や原因によって異なります。医師と相談し、自分に合った治療法を選択することが大切です。

坐骨神経痛は冷やす?温める?腰痛や肩こりの痛みの原因や改善方法・整体・整骨院での治療法の違いまで解説!

まとめ

坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫や刺激を受けることで起こる症状です。坐骨神経痛が疑われたら、様子を見たり、湿布をはったり、体を温めたりといった対処法がありますが、良くならない時は医師に診てもらいます。

医師は、必要に応じて検査などを行いますが、坐骨神経痛を調べるには、神経根症状誘発テストが行われる場合があります。神経根症状誘発テストには、ラセーグテスト、SLRテスト、ブラガードテストなどがあります。

これらのテストを経て坐骨神経痛の原因を絞り、その他の診断と総合して治療がなされます。

森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

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    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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