最終更新:2025.04.29

坐骨神経痛を調べる「ラセーグテスト」、「SLRテスト」、「ブラガードテスト」について

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫や刺激を受けることで起こる症状ですが、良くならない時や症状が重いときは医師に診てもらいます。医師は、必要に応じて検査などを行いますが、坐骨神経痛の場合には、神経根症状誘発テストが行われることがあります。

神経根症状誘発テストとはどのようなものなのでしょうか。神経根症状誘発テストのうちのいくつかや診断後の治療法について紹介します。

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛 テスト

坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫や刺激を受けることで起こる症状です。では、具体的にどのようなメカニズムで起こるのでしょうか?

【神経の圧迫】

坐骨神経は、腰椎から仙骨、お尻、太もも、ふくらはぎ、足先まで伸びています。この経路のどこかで神経が圧迫されると、坐骨神経痛が起こります。

主な神経圧迫の原因には、以下のようなものがあります。

椎間板ヘルニア

椎間板が飛び出し、神経を圧迫する

腰部脊柱管狭窄症

背骨の隙間が狭くなり、神経を圧迫する

梨状筋症候群

梨状筋が硬くなり、神経を圧迫する

骨腫瘍

骨にできる腫瘍が神経を圧迫する

【神経の刺激】

神経が炎症を起こしたり、直接刺激を受けたりすることによっても、坐骨神経痛が起こります。主な刺激の原因には、以下のようなものがあります。

糖尿病

糖尿病による神経障害

帯状疱疹

ウイルスによる神経の炎症

外傷

骨折や脱臼などによる神経への刺激

坐骨神経痛が痛すぎる原因と症状について!痛みがひどい時の対処法や治療法を紹介

坐骨神経痛が疑われたらすべきこと

坐骨神経痛 テスト

坐骨神経痛が疑われたらすべきことに、以下のようなものがあります。

様子を見る

坐骨神経痛の症状が軽度の場合、様子を見ることも可能です。ただし、以下の点に注意する必要があります。

安静にする

長時間の立ち仕事や座り仕事は避け、安静を心がけましょう。

冷やす温める

痛みが強い場合は冷やし、炎症が落ち着いたら温めるようにしましょう。

痛み止めを服用する

市販の痛み止めを服用して、症状を緩和することもできます。

しばらく様子を見て症状が改善しない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

湿布を貼る、体を温める

湿布を貼ったり体を温めたりすることで、血行を促進し痛みを緩和することができます。ただし、以下の点に注意する必要があります。

適切な湿布を選ぶ

症状に合った湿布を選びましょう。

長時間貼り続けない

長時間貼り続けると皮膚がかぶれやすくなるため、6時間程度を目安に貼りましょう。

患部に直接熱を加えない

やけどのリスクがあるため、患部に直接熱を加えるのは避けましょう。

症状が改善しない場合は、湿布や温熱療法だけでは不十分な可能性があります。早めに医療機関を受診しましょう。

医師に診てもらう

坐骨神経痛の症状が強い場合や長引く場合は、必ず医師に診てもらいましょう。医師は、問診や診察、画像検査などを基に、坐骨神経痛の原因を診断し適切な治療法を提案します。

医療機関での主な治療法には、以下があります。

薬物療法

痛み止め、抗炎症薬、神経ブロック薬など

理学療法

ストレッチ、マッサージ、運動療法など

手術療法

椎間板ヘルニアなど神経の圧迫が著しい場合

早めに医療機関を受診することで、適切な治療を受け、症状を改善することができます。また、以下のような場合は、放置しないですぐに医療機関を受診しましょう。

強い痛みやしびれがある

排尿・排便障害がある

足に力が入らない

発熱がある

坐骨神経痛:痛みしびれ、ふくらはぎ激痛の原因症状を解説!自分でできるケア紹介

坐骨神経痛を調べるテスト

坐骨神経痛 テスト

坐骨神経痛を調べるには、様々な検査がありますが、神経根症状誘発テストを紹介します。神経根症状誘発テストとは、病変部に圧迫を加えて症状が生じるかを確認するテストです。

神経根に障害がある場合、その支配領域に痛みやしびれが生じます。

ラセーグテスト

ラセーグテストは、腰痛や坐骨神経痛の症状を調べるために行われる整形外科的な検査の一つです。坐骨神経は、腰から足にかけて伸びる体内で最も太い神経であり、この神経が圧迫や炎症されると、腰臀部から太もも後面、下腿部にかけて痛みやしびれなどの症状が現れます。

ラセーグテストはこのような症状を引き起こしている原因が、坐骨神経の障害にあるかどうかを判断するために役立ちます。

【検査方法】

・患者は仰向けに寝なり、医師などの検査者は患者の脚を持ち上げ痛みが出る角度を測定します。

・股関節と膝関節をそれぞれ90度ずつ屈曲させます。

・膝関節をゆっくりと伸ばしていきます。

【判定方法】

膝を伸ばしていく過程で、以下のいずれかに該当する場合、ラセーグテストは陽性と判定されます。

・太ももの裏側やふくらはぎの裏側に痛みやしびれを感じる。

・膝を70度以下までしか伸ばせない。

・膝を伸ばす際に強い抵抗を感じる。

【陽性反応の意味】

ラセーグテストが陽性の場合、必ずしも坐骨神経痛があるわけではありませんが、坐骨神経の障害が疑われます。坐骨神経痛の原因としては、椎間板ヘルニア、腰椎圧迫骨折、梨状筋症候群などが考えられます。

【注意点】

ラセーグテストはあくまでもスクリーニング検査(病気を見つける目的で行う検査)であり、確定診断には至りません。検査中に強い痛みを感じた場合は、すぐに中止する必要があります。

ラセーグテストは、坐骨神経痛の診断に役立つ有用な検査ですが、あくまでも医師の診察と診断を補助するものであり、自己判断で実施することは避けてください。

SLRテスト

SLRテストは、脊椎や脊髄の状態を評価するために用いられる整形外科的な検査の一つです。「Straight Leg Raising Test」の略称で、日本語では「下肢伸展挙上テスト」とも呼ばれます。
坐骨神経が圧迫されたりすると、腰臀部から太もも後面、下腿部にかけて痛みやしびれなどの症状が現れます。SLRテストはこのような症状を引き起こしている原因が、坐骨神経の障害にあるかどうかを判断するために役立ちます。
これも脚を持ち上げる動作で行い、痛みの出現を確認します。

【検査方法】

・患者を仰向けに寝かせる。

・膝を伸ばして下肢を少しずつ挙げる。

・下肢を上げた後はゆっくりと床に降ろす。

【判定方法】

下肢を少しずつ挙げる過程で、以下のいずれかに該当する場合、SLRテストは陽性と判定されます。

・太もも裏側やふくらはぎの裏側に痛みやしびれを感じる。

・70度以下までしか挙げられない。

・下肢を挙げる際に強い抵抗を感じる。

【陽性反応の意味】

SLRテストが陽性の場合、必ずしも坐骨神経痛があるわけではありませんが、坐骨神経の障害が疑われます。

【注意点】

SLRテストはあくまでもスクリーニング検査であり、確定診断には至りません。検査中に強い痛みを感じた場合は、すぐに中止する必要があります。

SLRテストは、坐骨神経痛の診断に役立つ有用な検査ですが、あくまでも医師の診察と診断を補助するものであり、自己判断で実施することは避けてください。

SLRテストとラセーグテストは、ほぼ同じ検査方法と意味を持つため、混同されることがあります。厳密には、ラセーグテストはSLRテストの一種であり、膝を90度屈曲させた状態で検査を行う点が特徴です。しかし、近年では両者の違いはほとんどなくなり、「SLRテスト」という名称の方が一般的に用いられています。

ブラガードテスト

ブラガードテストは、坐骨神経痛の診断をより詳細に行うために用いられる整形外科的な検査の一つです。主に椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、坐骨神経痛の更なる絞り込みに役立ちます。
SLRテストで陽性反応が出た場合に、さらに詳しく検査を行うことで、神経根のどの部分が圧迫されているのかを特定することができます。SLRテストで痛みが出た角度で足首を背屈させ、痛みが増すかどうかを確認します。
これにより、坐骨神経痛やヘルニアの可能性が高まります。

【検査方法】

・患者さんをあお向けの状態にする

・SLRと同じように膝を伸ばしながら下肢を持ち上げる

・途中で膝下に神経痛がみられたら、下肢を持ち上げた角度より5°下に降ろす

・5°降ろした状態で足関節を背屈位にする

・疼痛が増悪したら陽性

【陽性反応の意味】

ブラガードテストが陽性の場合、SLRテストよりも特異度が高く(確度が高く)椎間板ヘルニアや腰椎圧迫骨折などが考えられます。また、梨状筋症候群などの他の疾患でも陽性になる可能性があります。

【注意点】

ブラガードテストは、SLRテストと同様に、あくまでもスクリーニング検査であり、確定診断には至りません。ブラガードテストは、SLRテストに加えて行うことで、坐骨神経痛の診断をより詳細に行うことができます。

ブラガードテストは、比較的新しい検査であり、まだ全ての医療機関で実施されているわけではありません。また、検査結果の解釈には専門的な知識が必要となるため、医師による判断が不可欠です。

以上3つのテストは、脊椎や関節の状態を評価できる基本的な方法で、テストでの痛みの出現やその他の情報を総合して判定されます。各テストの結果を1ページにまとめることで、腰痛や坐骨神経痛の性状を詳細に把握できます。

坐骨神経痛の治療法

坐骨神経痛 テスト

薬物療法

坐骨神経痛の薬物療法は、痛みやしびれなどの症状を緩和し、炎症を抑えることを目的としています。

【主な薬剤】

痛み止め

 鎮痛剤、非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)

抗炎症薬

ステロイド薬

神経ブロック

神経の周辺に局所麻酔薬やステロイド薬を注射する

抗てんかん薬

神経の興奮を抑制する薬

【薬物療法の効果】

症状の緩和

炎症の抑制

生活の質の向上

【薬物療法の注意点】

副作用がある場合がある

長期服用が必要になる場合がある

根本的な原因を解決するわけではない

リハビリテーションや装具療法

リハビリテーションや装具療法は、坐骨神経痛の原因となっている問題を改善し、再発を防ぐことを目的としています。

【主な内容】

ストレッチ

筋肉の緊張をほぐし、血行を促進する。

筋力トレーニング

弱った筋肉を鍛え、腰椎を安定させる。

有酸素運動

血行を促進し、痛みを和らげる。

装具療法

腰椎を支え、神経への圧迫を軽減するコルセットやベルト

【効果】

痛みやしびれの改善

再発防止

生活の質の向上

【注意点】

効果が出るまでに時間がかかる場合がある

継続して行う必要がある

すべての患者に効果があるわけではない

外科的処置

外科的処置は、薬物療法やリハビリテーションで改善しない重症な坐骨神経痛の場合に行われます。

【主な手術】

椎間板ヘルニア手術

飛び出した椎間板を取り除く

腰部脊柱管狭窄症手術

背骨の隙間を広げる

梨状筋症候群手術

梨状筋を切断する

【効果】

強い痛みやしびれの改善

神経への圧迫の解消

生活の質の向上

【注意点】

リスクが伴う

術後にリハビリテーションが必要になる

すべての患者に適しているわけではない

坐骨神経痛の治療法は、症状や原因によって異なります。医師と相談し、自分に合った治療法を選択することが大切です。

坐骨神経痛は冷やす?温める?腰痛や肩こりの痛みの原因や改善方法・整体・整骨院での治療法の違いまで解説!

まとめ

坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫や刺激を受けることで起こる症状です。坐骨神経痛が疑われたら、様子を見たり、湿布をはったり、体を温めたりといった対処法がありますが、良くならない時は医師に診てもらいます。

医師は、必要に応じて検査などを行いますが、坐骨神経痛を調べるには、神経根症状誘発テストが行われる場合があります。神経根症状誘発テストには、ラセーグテスト、SLRテスト、ブラガードテストなどがあります。

これらのテストを経て坐骨神経痛の原因を絞り、その他の診断と総合して治療がなされます。

森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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