最終更新:2025.05.01

坐骨神経痛にリリカが効かない場合などの原因と対策方法の解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

坐骨神経痛の薬物療法ではプレガバリン(リリカ)が第一選択薬として広く処方されています。リリカは神経伝達物質の過剰放出を抑制し、ピリピリ・チクチクした痛みやしびれを緩和する効果があります。特に椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症による坐骨神経痛に効果的ですが、これは根本的な治療薬ではなく、あくまで症状を緩和するための鎮痛薬です。主な副作用としてめまい・ふらつき・眠気などがあり、服用量は医師の指示に従って慎重に調整する必要があります。リリカ以外にも三環系抗うつ薬やSNRI、場合によってはトラマドールなどが使用されることがあります。

坐骨神経痛などの神経障害性疼痛の治療では、原因疾患の治療と痛みを抑える疼痛治療があります。疼痛治療でよく行われるのが薬物療法ですが、治療薬にはどのようなものがあるのでしょうか。

治療薬の種類とよく使われるものについて解説します。

座骨神経痛などの神経障害性疼痛とは

坐骨神経痛 リリカ

概要

神経障害性疼痛とは、神経の損傷や機能障害によって生じる痛みです。通常の痛みとは異なり、ピリピリ感、チクチク感、電撃のような痛み、痺れ、灼熱感など、様々な症状が現れます。

また、安静時にも痛みが続くことが特徴です。

原因

神経障害性疼痛の主な原因は、神経の損傷や機能障害です。具体的には以下のような病気や状況が原因となります。

糖尿病

長期にわたる高血糖状態が神経を損傷します。(糖尿病性神経障害)

手足のしびれや痛みを伴います。

帯状疱疹

帯状疱疹ウイルスが神経を損傷します。(帯状疱疹後神経痛)

激しい痛みが長期間続くことがあります。

椎間板ヘルニア

椎間板が飛び出し、神経を圧迫します。

腰部脊柱管狭窄症

背骨の空洞が狭くなり、神経が圧迫される病気です。

神経痛や下肢のしびれを引き起こします。

外傷

交通事故や転倒、手術などによる神経の損傷

薬剤

抗がん剤などの副作用による神経障害

症状

神経障害性疼痛の症状は、神経が損傷を受けた部位によって異なります。例えば、坐骨神経が損傷を受けた場合は、腰から臀部、太もも、ふくらはぎにかけて痛みやしびれが現れます。

また、手足の感覚が鈍ったり、触覚や痛覚が過敏になったりする症状もあります。

診断

神経障害性疼痛の診断は、症状の問診身体検査神経学的検査(神経に関する質問や検査)、画像検査などを総合的に行うことで行われます。痛みの原因を特定するためには、医療機関での診療が不可欠です。

専門医の診療を受けることで、正確な診断と最適な治療法を選択できます。

治療

神経障害性疼痛の治療は、一般に、原因となる疾患の治療と、疼痛そのものの治療の2つに大きく分けられます。

原因疾患の治療

糖尿病性神経障害の場合は血糖コントロール、帯状疱疹後神経痛の場合は抗ウイルス薬など、原因疾患に対する治療を行います。

疼痛治療

薬物療法(抗うつ薬、抗てんかん薬、鎮痛剤など)、神経ブロック療法、理学療法、心理療法など、様々な治療法があります。

神経障害性疼痛は、完治が難しい疾患ですが、適切な治療を受けることで症状を改善し、日常生活の質を高めることが可能です。

その他

神経障害性疼痛は、うつ病や不安障害などの精神疾患を併発しやすいという特徴があります。治療には時間がかかる場合がありますが、根気よく治療を続けることが大切です。

日常生活の中で、規則正しい生活習慣を心がけ、適度な運動をすることも重要です。

お尻から足にかけて神経に痛みがある!坐骨神経痛の解説と薬やクリニックの情報を紹介

神経障害性疼痛の治療薬

坐骨神経痛 リリカ

神経障害性疼痛の治療には、原因となる疾患の治療と、疼痛そのものの治療の2つがあります。ここでは、疼痛そのものの治療で使用される薬物療法について、特に重要な第一選択薬と第二選択薬に焦点を当て、それぞれの作用機序、効果、副作用、注意点などを詳しく説明します

第一選択薬

第一選択薬と第二選択薬は、疾患の治療において用いられる薬剤の分類です。

第一選択薬は、以下のような特徴を持つ薬剤です。

・多くの場合、有効性と安全性のバランスが優れている。

・副作用が少ない。

・比較的安価である。

・標準的な治療法として確立されている。

日本ペインクリニック学会の「神経障害性疼痛薬物療法ガイドライン 改訂第2版」では、神経障害性疼痛の第一選択薬として以下の3種類が推奨されています。

プレガバリン(リリカ)

神経の興奮を抑えて鎮痛作用を発揮します。

ガバペンチン(ガバペン)

プレガバリンと同様の作用機序を持つ薬剤です。

三環系抗うつ薬

アミトリプチリン、ノルトリプチリンなどが代表的な薬剤です。もともとは抗うつ薬として開発された薬剤ですが、神経障害性疼痛の鎮痛効果も認められています。

セロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質の再取り込みを抑制することで、痛みを抑制する効果に加えて、抗うつ作用や睡眠改善効果も期待できます。

第一選択薬は、患者さんの症状や病状、体質などを考慮して選択されます。いずれの薬剤も副作用があるため、医師と相談しながら服用することが重要です。

第二選択薬

第二選択薬は、以下のような特徴を持つ薬剤です。

・第一選択薬が無効であった場合や、使用できない場合に用いられる。

・第一選択薬よりも有効性が高い場合があるが、副作用も強い場合がある。

・第一選択薬よりも高価である。

・特定の患者さんにのみ適応される場合がある。

神経障害性疼痛の第二選択薬は、第一選択薬であるプレガバリンやガバペンチンが無効または十分な効果が得られない場合に使用されます。主な第二選択薬は以下の通りです。

三環系抗うつ薬

アミトリプチリン、ノルトリプチリン、クロミプラミンなど

セロトニンとノルアドレナリンの再取り込み阻害に加え、疼痛関連ニューロンの膜電位を安定化させます。副作用には、抗コリン作用(口渇、便秘、尿閉など)、傾眠、めまい、起立性低血圧などがあります。

セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)

デュロキセチン、ミルナシプラミンなどで、セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害します。副作用には、悪心、嘔吐、便秘、発汗、頭痛、めまいなどがあります。

第二選択薬の選択は、患者の症状、病態、過去の治療歴、併存疾患などを考慮して行われます。また、副作用のリスクも十分に検討する必要があります。

神経障害性疼痛の治療薬を紹介

坐骨神経痛 リリカ

プレガバリン(商品名:リリカ)

【概要】

プレガバリン(商品名:リリカ)は、神経障害性疼痛の治療に用いられる医薬品です。神経の損傷や機能異常によって生じる痛みを緩和する効果があります。

日本では2010年より発売されており、ファイザー株式会社が商品を製造・販売しています。

【作用機序】

プレガバリンは、中枢神経系に作用しカルシウムチャネルの電流を抑制することで、神経の興奮を抑制すると考えられています。この作用により、神経障害性疼痛の症状である、しびれ、痛み、熱感などの改善が期待できます。

【適応】

プレガバリンは、以下の神経障害性疼痛の治療に適応されています。

・糖尿病性神経障害

・帯状疱疹後神経痛

・脊髄損傷後疼痛

・中枢性疼痛

【用法・用量】

プレガバリンは、経口投与で服用します。通常、成人には1日150mgを2回に分けて投与し、その後1週間以上かけて1日用量として300mgまで漸増した後、300〜450mgで維持します。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日最高用量は450mgを超えないこととし、いずれも1日2回に分けて経口投与します。

【副作用】

プレガバリンの主な副作用としては、めまい、ふらつき、頭痛、体重増加などが挙げられます。また、まれに、自殺念慮や抑うつ状態、興奮、攻撃性などの精神症状が現れることがあります。

【注意点】

プレガバリンは、妊娠中・授乳中の方、腎機能障害のある方、小児などは、服用前に医師に相談する必要があります。また、服用中は、車の運転や機械の操作など、集中力や判断力を要する作業は避けてください。

【その他】

プレガバリンは、てんかんや全般性不安障害の治療にも用いられています。また、近年では、うつ病への効果も期待されています。

ノルトリプチリン(商品名:ノリトレン)

【概要】

ノルトリプチリン(商品名:ノリトレン)は、三環系抗うつ薬に分類される薬剤で、本来はうつ病の治療薬として開発されました。しかし、その作用機序から神経障害性疼痛の治療にも有効性が示され、最近では疼痛治療薬として広く使用されています。

【作用機序】

ノルトリプチリンは、脳内神経伝達物質であるノルアドレナリンとセロトニンの再取り込みを阻害することで、これらの神経伝達物質の濃度を脳内で高めます。ノルアドレナリンとセロトニンは、痛みを抑制する作用を持つことが知られており、ノルトリプチリンはこの作用機序を通じて神経障害性疼痛の症状を改善します。

【適応】

ノルトリプチリンは、以下の神経障害性疼痛の治療に適応されています。

・糖尿病性神経障害

・帯状疱疹後神経痛

・脊髄損傷後疼痛

・三叉神経痛

・顔面神経痛

・舌下神経痛

【用法・用量】

ノルトリプチリンは、通常1日3回、食後に経口投与されます。初期用量は1回10mg程度ですが、症状や副作用に応じて徐々に増量することがあります。通常、最大量は1日150mgまでとされています。

【効果】

ノルトリプチリンは、神経障害性疼痛の症状を改善する効果が期待できます。具体的には、以下の症状に対して効果が期待できます。

・痛み

・しびれ

・灼熱感

・チクチク感

・放電感

【副作用】

ノルトリプチリンの主な副作用としては、以下のものがあります。

・口渇

・便秘

・尿閉

・立ちくらみ

・傾眠

・不眠

・興奮

・不安

・幻覚

これらの副作用は、多くの場合軽度であり、投与量を調整したり、服用を続けることで自然に消失することがあります。しかし、重篤な副作用が現れた場合は、直ちに医師に相談する必要があります。

【注意点】

ノルトリプチリンは、以下の場合には投与禁忌となります。

・重篤な肝機能障害

・重篤な腎機能障害

・緑内障

・前立腺肥大症

・尿路閉塞

・急性アルコール中毒

・急性薬物中毒

また、妊娠中や授乳中の方、小児への投与は慎重に行う必要があります。

【その他】

ノルトリプチリンは、他の薬剤との相互作用がある可能性があります。服用中の薬剤がある場合は、医師に相談する必要があります。

アミトリプチリン(商品名:トリプタノール)

【概要】

アミトリプチリンは、三環系抗うつ薬と呼ばれる種類の薬で、日本では「トリプタノール」という商品名で販売されています。もともとは抗うつ薬として開発されましたが、神経障害性疼痛の治療薬としても有効性が認められています。

【作用機序】

アミトリプチリンは、脳内の神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、これらの神経伝達物質の量を増やす作用があります。セロトニンとノルアドレナリンは、痛みを抑制する役割を持つため、その量が増えることで神経障害性疼痛の症状が改善されると考えられています。

【適応】

アミトリプチリンは、以下の神経障害性疼痛の治療に適応されています。

・糖尿病性神経障害

・帯状疱疹後神経痛

・三叉神経痛

・閉塞性動脈硬化症による下肢疼痛

・脊髄損傷による疼痛

【用法・用量】

アミトリプチリンの用法・用量は、症状や年齢、体格によって異なります。一般的には、1日3回25mgから開始し、必要に応じて徐々に増量していきます。最大量は1日300mgです。

【副作用】

アミトリプチリンの主な副作用としては、以下のようなものが挙げられます。

・口渇

・便秘

・尿閉

・眠気

・めまい

・ふらつき

・頭痛

・悪心

・嘔吐

・傾眠

・興奮

・不安

・幻覚

【注意点】

アミトリプチリンは、以下のような方の場合には注意が必要です。

・緑内障

・前立腺肥大

・尿路閉塞

・狭角度緑内障

・膀胱麻痺

・腸閉塞

・認知症

・躁うつ病

・てんかん

・心臓病

・肝臓病

・腎臓病

【妊娠中・授乳中の服用】

アミトリプチリンは、妊娠中や授乳中の方には服用を避けるべきです。どうしても服用の必要がある場合は、医師と相談する必要があります。

【その他】

アミトリプチリンは、他の薬と相互作用を起こす可能性があります。服用中の薬がある場合は、医師に相談する必要があります。

デュロキセチン(商品名:サインバルタ)

【概要】

デュロキセチンは、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)と呼ばれる種類の薬で、日本では「サインバルタ」という商品名で販売されています。もともとは抗うつ薬として開発されましたが、神経障害性疼痛の治療薬としても有効性が認められています。

【作用機序】

デュロキセチンは、脳内の神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、これらの神経伝達物質の量を増やす作用があります。セロトニンとノルアドレナリンは、痛みを抑制する役割を持つため、その量が増えることで神経障害性疼痛の症状が改善されると考えられています。

【適応】

デュロキセチンは、以下の神経障害性疼痛の治療に適応されています。

・糖尿病性神経障害

・帯状疱疹後神経痛

・閉塞性動脈硬化症による下肢疼痛

・四肢末梢神経障害

・脊髄損傷による疼痛

・線維筋痛症

【用法・用量】

デュロキセチンの用法・用量は、症状や年齢、体格によって異なります。一般的には、1日1回60mgから開始し、必要に応じて徐々に増量していきます。最大量は1日120mgです。

【副作用】

デュロキセチンの主な副作用としては、以下のようなものが挙げられます。

・悪心

・口渇

・便秘

・眠気

・めまい

・ふらつき

・頭痛

・嘔吐

・傾眠

・興奮

・不安

・幻覚

【注意点】

デュロキセチンは、以下のような方の場合には注意が必要です。

・緑内障

・前立腺肥大

・尿路閉塞

・狭角度緑内障

・膀胱麻痺

・腸閉塞

・認知症

・躁うつ病

・てんかん

・心臓病

・肝臓病

・腎臓病

【妊娠中・授乳中の服用】

デュロキセチンは、妊娠中や授乳中の方には服用を避けるべきです。どうしても服用の必要がある場合は、医師と相談する必要があります。

【その他】

デュロキセチンは、他の薬と相互作用を起こす可能性があります。服用中の薬がある場合は、医師に相談する必要があります。

トラマドール(商品名:トラマール、ワントラム、トラムセット配合)

【概要】

トラマドールは、弱オピオイドと呼ばれる種類の薬で、日本では「トラマール」、「ワントラム」、「トラムセット配合」などの商品名で販売されています。もともとは鎮痛薬として開発されましたが、神経障害性疼痛の治療薬としても有効性が認められており、第三選択薬となっています。

【作用機序】

トラマドールは、脳や脊髄に作用し、痛みを抑制する作用があります。モルヒンなどの麻薬と同じ受容体に作用しますが、トラマドールはこれらの麻薬よりも作用が弱いため、弱オピオイドと呼ばれています。

【適応】

トラマドールは、以下の神経障害性疼痛の治療に適応されています。

・糖尿病性神経障害

・帯状疱疹後神経痛

・閉塞性動脈硬化症による下肢疼痛

・脊髄損傷による疼痛

・線維筋痛症

【用法・用量】

トラマドールの用法・用量は、症状や年齢、体格によって異なります。一般的には、1回25mgから開始し、必要に応じて徐々に増量していきます。

最大量は1日400mgです。

【副作用】

トラマドールの主な副作用としては、以下のようなものが挙げられます。

・悪心

・嘔吐

・めまい

・ふらつき

・眠気

・頭痛

・便秘

・傾眠

・興奮

・不安

・幻覚

【注意点】

トラマドールは、以下のような方の場合には注意が必要です。

・緑内障

・前立腺肥大

・尿路閉塞

・狭角度緑内障

・膀胱麻痺

・腸閉塞

・認知症

・躁うつ病

・てんかん

・心臓病

・肝臓病

・腎臓病

【妊娠中・授乳中の服用】

トラマドールは、妊娠中や授乳中の方には服用を避けるべきです。どうしても服用の必要がある場合は、医師と相談する必要があります。

【その他】

トラマドールは、他の薬と相互作用を起こす可能性があります。服用中の薬がある場合は、医師に相談する必要があります。

【依存性】

トラマドールは、長期服用により依存性が生じる可能性があります。そのため、医師の指示に従って服用し、勝手に増量したり減量したりすることは避けてください。

坐骨神経痛で背中に痛みがある原因や症状とは?日常でできる対処法や治療法について紹介

坐骨神経痛のリリカ治療に関するよくある質問

リリカの効果はどのくらいで実感できますか?

リリカ(プレガバリン)の効果を実感するまでの期間には個人差があります。一般的に、服用開始から1〜2週間程度で徐々に効果を感じる方が多いですが、最大効果が現れるまでには4〜6週間かかることもあります。初期投与量は通常少量から始め、徐々に増量していくため、適切な効果が出るまでに時間がかかる場合があります。中には数日で効果を実感する方もいますが、即効性のある薬ではないため、すぐに痛みが完全に消失するわけではありません。効果の感じ方には個人差がありますので、医師の指示に従って継続的に服用し、定期的に効果を評価することが重要です。効果が感じられない場合や副作用が強く出る場合は自己判断で中止せず、必ず医師に相談してください。

リリカを長期間服用することによるリスクはありますか?

リリカ(プレガバリン)の長期服用にはいくつかのリスクが考えられます。まず、身体的な依存性が形成される可能性があり、急な服用中止によって離脱症状(不安、不眠、頭痛、吐き気など)が現れることがあります。そのため、服用を中止する際は医師の指導のもと、徐々に減量することが重要です。また、長期使用に伴う副作用として、体重増加、浮腫(むくみ)、認知機能への影響(思考力や集中力の低下)、めまいやふらつきによる転倒リスクの増加などが報告されています。さらに、まれですが、視覚障害や心臓への影響が現れることもあります。これらのリスクは個人差があり、全ての人に起こるわけではありませんが、長期服用中は定期的な医師の診察を受け、副作用の有無や薬の効果を評価することが大切です。

リリカと併用すべきでない薬はありますか?

リリカ(プレガバリン)と併用する際に注意が必要な薬剤がいくつかあります。特に中枢神経系に作用する薬剤との併用では、相互作用によって副作用が増強する可能性があります。具体的には、オピオイド系鎮痛薬(モルヒネ、オキシコドン、トラマドールなど)、抗不安薬(ベンゾジアゼピン系薬剤など)、睡眠薬、抗うつ薬、抗精神病薬などと併用すると、過度の鎮静作用やめまい、ふらつき、呼吸抑制のリスクが高まることがあります。また、アルコールとの併用も同様の理由から避けるべきです。糖尿病治療薬を服用している場合は、リリカが体重増加を引き起こす可能性があるため、血糖コントロールに影響を与えることがあります。腎機能に問題がある場合や高齢者では、薬物の排泄が遅れることで副作用が強く出ることがあるため、用量調整が必要になることがあります。処方薬だけでなく、市販薬やサプリメントも含め、服用中の全ての薬について医師や薬剤師に伝えることが重要です。

リリカが効かない場合、他にどのような治療選択肢がありますか?

リリカ(プレガバリン)が効果不十分な場合、いくつかの代替治療選択肢があります。薬物療法としては、同じ作用機序を持つガバペンチンへの変更、三環系抗うつ薬(アミトリプチリン、ノルトリプチリンなど)、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(デュロキセチンなど)、場合によってはオピオイド系鎮痛薬(トラマドールなど)が検討されます。薬物以外の治療法としては、神経ブロック注射や硬膜外ステロイド注射などの神経ブロック療法、電気刺激療法(TENS)、理学療法や運動療法、鍼灸などの代替医療も選択肢となります。また、坐骨神経痛の原因が椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの場合、それらに対する外科的治療(椎間板切除術、椎弓切除術など)が考慮されることもあります。さらに、認知行動療法などの心理療法を組み合わせることで、慢性痛への対処能力を高める方法もあります。薬物療法だけでなく、これらの治療法を組み合わせた多角的アプローチが効果的なことが多いです。どの治療法が適しているかは、坐骨神経痛の原因や個人の状態によって異なるため、専門医と相談して最適な治療計画を立てることが重要です。

まとめ

坐骨神経痛 リリカ

坐骨神経痛などの神経障害性疼痛は、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、糖尿病、帯状疱疹などが原因となって起こります。疼痛治療の方法には、原因疾患の治療と痛みを抑える疼痛治療があります。
疼痛治療のためによく行われるのが薬物療法です。薬物療法での治療薬には、標準的な治療薬とされている第一選択薬、第二選択薬という分類があります。
第一選択薬や第二選択薬に含まれる主なものには、プレガバリン、ノルトリプチリン、アミトリプチリン、デュロキセチンといったものがあります。これらの薬は、整形外科で処方され、神経痛や腰痛の症状を低下させる効果があります。
プレガバリンは神経伝達物質の過剰な放出を抑え、痛みをブロックします。ノルトリプチリンとアミトリプチリンは抗うつ剤としても利用され、痛みに効くことで知られています。
デュロキセチンも神経痛に効く薬として広く利用されており、錠剤で処方されます。
これらの薬は、炎症を抑えるロキソニンと併用することも多いですが、過剰に飲んではいけません。服用にあたって何らかの悩みがある場合は、医師に相談することが大切です。
これらの薬は吐き気などの副作用が生じることもありますが、適切な利用で効果を発揮します。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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