最終更新:2025.04.29

【坐骨神経痛の原因と治療】テーピングの効果と貼り方ーセルフケア整体ー

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

「坐骨神経痛にテーピングは効果があるの?」
「坐骨神経痛のテーピングの貼り方が知りたい」
「テーピングの種類が多くて、どれを使えば良いのかわからない!」
こんなお悩みをお持ちではないでしょうか。電気が走るようなピリピリとした痛みが現れる坐骨神経痛は、少しでも症状を緩和したいもの。飲み薬だと副作用などが気になり、控えていた人も多いのではないでしょうか。そんな人にはテーピングがおすすめです。実は、坐骨神経痛の症状に、テーピングは効果があります。この記事では、テーピングの貼り方や種類、効果について詳しく解説します。ぜひ最後までお読みください。

テーピングの種類

坐骨神経痛 テーピング

テーピングには大きく「非伸縮テープ」「伸縮テープ」に分けられ、伸縮テープにはライト・ソフト・ハードの3種類があります。また、非伸縮テープや伸縮テープとはまた違った特徴の「キネシオテープ」など、テーピングにはさまざまな種類があり、用途に合わせて使い分けることができます。また、ネットでも購入できるので、初心者の方でも試しやすくなっているでしょう。

非伸縮テープ

非伸縮テープは伸びないので、関節の固定や圧迫をしっかりとしてくれます。怪我直後の応急処置や、再発防止などに使用。固定力や保持力が高いため、バスケットボールやラグビー、サッカーなどの接触が激しいスポーツなどに使用できます。長時間貼るとかぶれたり、水ぶくれができてしまう可能性があるため、使用の際は注意してください。

伸縮テープ

伸縮テープはテープ自体は伸びる仕様になっていますが、ライト・ソフト・ハードがあり使用したい部位や固定力に合わせて選択できます。関節や筋肉をサポートしてくれますが、肩やひざなどの、動きの大きい関節の使用や、応急処置にも使える可動制限がしっかりされるものなどがあります。

キネシオテープ

キネシオテープは、筋肉の保護やサポートをするテープです。筋肉に近い伸縮をするのが特徴で「人口筋肉テープ」と呼ばれています。貼ったままで身体を自然に動かすことができるため、スポーツ以外にも、日常生活のサポートとしても使用可能です。坐骨神経痛でテーピングを使用する場合は、こちらのキネシオテープがおすすめです。

テーピングの貼り方

坐骨神経痛 テーピング

テーピングの貼り方の基本はネットにさまざまな情報がありますが、少し引っ張りながら貼る場合と、引っ張らずに貼る場合など、貼り方によって違うので、確認しながら使用するのがポイントです。また、テーピングを貼った後、しっかりとテープを押し付けて皮膚にフィットさせ、患部がサポート力を感じて、体が違和感なく動かせられているかどうか確認が必要です。どうしてもテーピングの使用方法が難しい場合は、整形外科や整骨院などで指導してもらうと良いでしょう。

腰部

坐骨神経痛の原因が、腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症などの人には、腰部のテーピングに効果があります。また、ぎっくり腰などの人も痛みが軽減できるでしょう。腰部のテーピングの貼り方を3パターンご紹介するので試してみてください。

腰部のテーピングの貼り方①(自分で貼る)

  1. 1.テープを腰幅の長さに1本切って準備する
  2. 2.真ん中で折り、はくり紙だけを真ん中で切って両側へ少しめくる(テープの真ん中10㎝ほどが、粘着が出ている状態)
  3. 3.腰部の痛みのある部位に真ん中を貼る
  4. 4.右側のはくり紙をはがし、少し引っ張りながら貼り付ける
  5. 5.左側のはくり紙をはがし、少し引っ張りながら貼り付ける
  6. 貼った部分が浮いてこないように、しっかりと押さえつける

腰部のテーピングの貼り方②(人に貼ってもらう)

  1. 1.肩甲骨の下からお尻(仙骨当たり)までの長さのテープを2本、腰幅程度の長さのテープを1本準備する
  2. 2.肩甲骨からお尻までの長さのテープ2本を、背骨の両側(脊柱起立筋)に沿って貼る
  3. 3.腰幅の長さのテープを真ん中で折り、はくり紙だけを真ん中で切って両側にへ少しめくる(テープの真ん中10㎝ほどが、粘着が出ている状態)
  4. 4.右側のはくり紙をはがして引っ張りながら貼り、左側のはくり紙をはがして引っ張りながら貼る
  5. 5.貼った部分が浮いてこないように、しっかりと押さえつける

腰部のテーピングの貼り方③(人に貼ってもらう)

  1. 1.腰が曲がらない程度に状態を少し前かがみにする
  2. 2.背骨の両側(脊柱起立筋)を、腰から肩甲骨の下に向かって少し引っ張りながら貼る
  3. 3.姿勢を真っすぐにする
  4. 4.腰幅より少し短めのテープを4本用意する
  5. 5.1本目は左腰から少し斜め上に、テープを強く引っ張りながら貼る(テープの端は腹筋までくるように貼る)
  6. 6.2本目は右腰から少し斜め上に、テープを強く引っ張りながら貼る(背骨で1本目のテープとクロスさせる)
  7. 7.3本目は1本目のテープを1/2を重ねるように強く引っ張りながら貼る
  8. 8.4本目は2のテープを1/2を重ねるように強く引っ張りながら貼る
  9. 9.強度が足りない人はクロスするテープを増やす

臀部(お尻)

お尻に痛みやしびれなどがある人、坐骨神経痛の原因が梨状筋症候群の人は、臀部のテーピングに効果があります。臀部のテーピングの貼り方を2パターンご紹介します。

臀部(お尻)のテーピングの貼り方①

  1. 1.テープを4本準備する
  2. 2.痛みのある方を上にして足を曲げて横になる
  3. 3.1本目は座骨から腰に向かって直接引っ張らずに貼る
  4. 4.2本目は太ももの付け根の骨(大転子)から仙骨に向かって引っ張らずに貼る
  5. 5.足を真っすぐ伸ばす
  6. 6.3本目は、2本目のテープと同じスタート位置で、太ももの付け根の骨(大転子)から真上の骨盤の骨に向かって引っ張らずに貼る
  7. 7.足を曲げて2の姿勢になる
  8. 8.4本目は、2本目3本目と同じように、太ももの付け根の骨(大転子)から2本目3本目の間を通って1本目の先端に向かって貼る

臀部(お尻)のテーピングの貼り方②

  1. 1.テープを3本用意する
  2. 2.痛みのある方を上にして足を曲げて横になる
  3. 3.1本目は太ももの付け根の骨(大転子)から、腰の真ん中へ向かって貼る
  4. 4.1本目に少し被るような形で、太ももの付け根の骨(大転子)から、腰の真ん中へ向かって2本目を貼る
  5. 5.1本目2本目と同じスタート位置である、太ももの付け根の骨(大転子)から真上の骨盤の骨に向かって3枚目を貼る

足首

腰痛持ちの人で足首の安定感がない人、骨盤が動きにくい人などにおすすめです。足首のテーピングの貼り方を2パターンご紹介します。

足首のテーピングの貼り方①

  1. 1.15㎝のテープを2本準備します
  2. 2.真ん中で折り、はくり紙だけを切って両側へ少しめくる(テープの真ん中5㎝ほどが、粘着が出ている状態)
  3. 3.1本目は足の角度を90℃にし、足の裏のかかとを3~4㎝程を出した部分に貼って、テープの端は伸ばさずに貼る。
  4. 4.2本目はテープの端をはがし、外くるぶしの少し下部分から内側のくるぶしに向かって軽く引っ張りながら貼る。(貼るときの足の角度は90℃よりも浅くする)

足首のテーピングの貼り方②

  1. 30㎝のテープを2本準備します
  2. テープの端をめくり、外くるぶしの上部分から、ふくらはぎに向かってらせん状にテープを貼っていく(テープを貼るときは足の角度を90℃にする)
  3. 反対側の足も同じように貼る

テーピングの効果(キネシオテープ)

坐骨神経痛 テーピング

坐骨神経痛で使用する場合は、キネシオテープをおすすめします。キネシオテープは筋肉の保護やサポートをしてくれる他に、さまざまな効果があります。この章では、キネシオテープの効果についてご紹介します。

筋肉の機能が改善される

キネシオテープは筋肉や筋膜の働きをサポートして、過剰に伸びたり縮んだりして緊張してしまった筋肉を、正常に戻す効果があります。この効果により、筋肉が硬くなったことで起こる腰痛などを防ぐ効果があります。

※ 筋膜とは、筋肉を包んでいる白くて薄い膜のこと。

血液やリンパ液の循環が良くなる

筋肉が緊張して硬くなってしまうと血行不良になります。血行が悪くなると酸素や栄養、リンパ液の循環が悪くなり、痛みやしびれなどの坐骨神経痛の症状が現れます。リンパ液は、本来であれば不要な老廃物を回収してくれますが、血液やリンパ液の循環が悪くなっているため、老廃物が蓄積して神経を圧迫し、痛みの原因となります。

痛みやしびれなどが発症している部位の筋肉に沿ってキネシオテープを貼ると、テープの力で皮膚や筋肉が引っ張られます。すると、その下にある組織にわずかな隙間ができて、血液やリンパ液の循環を良くし、痛みやしびれなどの改善に効果があります。

痛みを抑制できる

強い痛みを感じると、手で患部をさする動作を自然に行いますが、これは皮膚や筋肉をさすることによって痛みを緩和させる効果があると言われています。同じように痛みが発生している患部にキネシオテープを貼ることで、痛みを緩和させる効果があると考えられます。

関節の矯正ができる

関節は骨と骨と間にありますが、周辺の筋肉が関節をサポートする役割があります。スポーツなどで、関節がずれてしまうケースがありますが、キネシオテープを貼ることで筋肉の機能が改善され、関節を正常な位置に矯正してくれる効果があります。また、物理的にテープを利用して関節を矯正することもあります。

治療後の効果を長く持続させる

テーピングを患部に貼っているときは、これまでご紹介した「筋肉の機能改善」・「血液やリンパ液の循環」・「痛みの抑制」・「関節の矯正」の効果が持続します。治療を受けた場合、治療の効果を損なわないためや、再発防止のためにキネシオテープを利用し、効果を維持するために使用することがあります。他にも、電気理療や温熱治療、リハビリテーションなどの理学療法の効果を持続させる目的としても効果があります。

引用:https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/27/2/27_239/_pdf

まとめ

坐骨神経痛 テーピング

テーピングには伸縮性のあるタイプ伸縮性の無いタイプ筋肉に近い伸縮をしてくれるタイプなど、さまざまな種類があります。坐骨神経痛の症状の緩和の場合、筋肉に近い伸縮をしてくれる「キネシオテープ」を使用することで、痛みの緩和に効果があるでしょう。理由は、テープを貼った部位の皮膚や筋肉がテープによって引っ張られ、下にある組織に隙間ができて血流やリンパ液の循環が良くなり、痛みの緩和が期待できるからです。また、キネシオテープは再発を防ぐために使用されることもあります。

ヘルニアの人や脊柱管狭窄症の人など、テーピングの方法は何通りもあり、腰やお尻、足に貼ることで腰痛の緩和ができます。ご自身の痛みのある部位に貼るようにしてください。貼り方が難しい場合は、整形外科や整骨院などの医師に相談すると良いでしょう。不快で痛い思いをする坐骨神経痛の症状は、テーピングなどをうまく利用して痛みを緩和し、日常の姿勢の改善に意識を向けて運動やストレッチを行うとより効果があるでしょう。

森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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