最終更新:2024.07.20

坐骨神経痛と腹痛の関係性とは?その原因から日常生活の予防法やストレッチのやり方まで徹底解説!

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の患者さんの中には、「お腹や下腹部、お尻に痛みを感じることがありますが、それがどう関連しているのか不安です。」という方もいます。

坐骨神経痛は、腰や神経の問題がお腹の痛みに影響を与えることがあります。

これは、神経の圧迫や筋肉の緊張がお腹にも及ぶため、症状の理解と適切な治療が重要です。

今回の記事では、坐骨神経痛の原因や症状、治療法、そして日常生活で役立つストレッチについて説明します。

目次

坐骨神経痛とは?

坐骨神経痛 腹痛

坐骨神経痛とは、坐骨神経が圧迫されたり刺激を受けたりすることで生じる痛みやしびれのことです。

坐骨神経は腰からお尻、太もも、膝を経て足先まで伸びる長い神経で、この神経に関連する痛みが広がる症状を総称して「坐骨神経痛」と呼びます。

坐骨神経痛は特定の疾患の名前ではなく、様々な原因によって引き起こされる痛みやしびれの症状を指します。

坐骨神経痛の症状が現れた場合、早めに医師の診断を受け、適切な治療を行うことが重要です。

坐骨神経痛の症状

坐骨神経痛 腹痛

坐骨神経痛の主な症状は、お尻から太ももの裏、または外側にかけて広がる痛みです。

具体的には、以下のような症状が現れます。

お尻から太ももにかけての痛み

長時間座った後に立ち上がると、お尻から太ももにかけて鋭い痛みが走るのが特徴です。

例えば、デスクワークをしている時、数時間座りっぱなしでいた後に椅子から立ち上がると、お尻から太ももの裏にかけて強い痛みを感じることもあります。

この痛みは、しばらく歩いたり体を動かしたりすることで少し和らぐことがありますが、また座ると再び痛みが出る症状が見られます。

膝の下まで広がる痛み

坐骨神経痛の痛みは膝下やふくらはぎまで、広がることがあります。

例えば、買い物をしている時に、突然膝の下からふくらはぎにかけて鋭い痛みが走り、一瞬足が止まってしまう症状が見られます。

この痛みは、特に歩行中に強く感じることが多く、長時間歩くことが困難になる場合があります。

特定の動きで悪化する痛み

体を前屈させたり、長時間座り続けたりすると、痛みが悪化します。

例えば、靴ひもを結ぶために前屈した際に、お尻から太ももにかけて激しい痛みが走ることがあります。

また、車の運転を長時間続けると、座りっぱなしの姿勢が原因で痛みが増し、運転後に立ち上がるのが辛くなることもあるでしょう。

安静時にも出現する痛み

神経の圧迫が強くなると、休んでいる時や寝ている時にも痛みが現れます。

例えば、夜間に寝ている時に突然お尻や太ももに激しい痛みが走り、痛みで目が覚めてしまうこともあります。

このような場合、痛みのために十分な睡眠を取ることが難しくなり、日常生活にも影響を及ぼすこともあるでしょう。

足の力が入りにくい

坐骨神経が圧迫されると、足の筋力が低下し、力が入りにくくなることがあります。

例えば、階段を上ろうとする時に、足に十分な力が入らず、踏み外してしまいそうになる症状が見られます。

また、長時間立っていると足が疲れやすくなり、日常的な活動に支障をきたすこともあるでしょう。

排尿や排便の障害

重度の坐骨神経痛では、排尿や排便に問題が生じることがあります。

例えば、突然の尿意を感じてもトイレに間に合わずに失禁してしまうことがあるかもしれません。

また、便秘がひどくなるなど、排便にも支障をきたすことがあるため注意が必要です。

これらの症状が現れた場合、緊急に医師の診断を受けることが大切です。

坐骨神経痛の原因となる疾患

坐骨神経痛 腹痛

坐骨神経痛の原因となる疾患の症状や原因について紹介します。

腰椎椎間板ヘルニア(ようついついかんばんヘルニア)による坐骨神経痛

腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板が飛び出して坐骨神経を圧迫することがあります。

椎間板ヘルニアになると、腰や足に激しい痛みが生じやすくなり坐骨神経痛と同じ症状が見られます。

例えば、重い荷物を持ち上げた時に急に腰に激痛が走り、しばらく動けなくなる症状が見られます。

また、翌日には腰の痛みが軽減しないまま、お尻から太もも、さらにはふくらはぎまで痛みが広がり、座ったり立ったりするたびに痛みが増すことがあります。

医師の診断で腰椎椎間板ヘルニアと判明した場合、薬物療法やリハビリテーションが一般的な治療法として行われます。

腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)による坐骨神経痛

腰部脊柱管狭窄症では、脊柱管が狭くなり坐骨神経が圧迫されることで同様の痛みが発生します。

例えば、長時間歩くと脚にしびれや痛みを感じるようになり、特に長距離を歩いた後に痛みが強く出ます。

また、立ち止まって休むと一時的に痛みが和らぎますが、再び歩き始めると痛みが戻る症状も特徴です。

医師の診断で腰部脊柱管狭窄症と判明した場合は、治療法として薬物療法、物理療法、場合によっては手術が検討されます。

腰椎分離すべり症(ようついぶんりすべりしょう)による坐骨神経痛

腰椎分離すべり症は、腰椎の一部がずれることで神経が圧迫され、痛みやしびれが下肢に現れるのが特徴です。

腰椎分離すべり症になると、お尻や太もも、ふくらはぎ、さらには足の甲や足の裏にかけて痛みやしびれが起こりやすくなります。

日常生活では以下の症状が見られる場合があります。

 

  • ・足首を持ち上げる動作が難しく感じる
  • ・日常生活で腰に違和感を感じる
  • ・階段を降りる時に突然お尻から太ももにかけて激しい痛みが走る

 

また、症状が重くなると歩行が困難になる症状が見られます。

その際に医師の診断で腰椎分離すべり症と判明した場合、治療法として薬物療法やリハビリが提案される場合があります。

梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)による坐骨神経痛

梨状筋症候群は、お尻の梨状筋が緊張して坐骨神経を圧迫すると、お尻から足にかけての痛みやしびれが生じる腰痛です。

この症状は、長時間、椅子に座っていることや運動不足が原因となることが多いです。

例えば、デスクワークを長時間続けた後にお尻の痛みを感じ始め、次第に痛みが太ももの裏側に広がり、座っていると痛みが強くなる症状が見られます。

梨状筋症候群は立ち上がって歩くと痛みは和らぎますが、再び座ると痛みが再発する症状が現れます。

また、ストレッチやマッサージで一時的に症状が緩和されますが、根本的な解決には運動療法や筋力強化が必要です。

その他の原因

また、明確な原因が特定できない場合でも、坐骨神経に関連する痛みが広がることがあります。

このような場合も「坐骨神経痛」と呼ばれることが多いです。

例えば、身体を休める時間を取れず仕事に追われると、心の問題が発症しやすくなり、坐骨神経痛を引き起こしやすくなります。

医師の診断では、はっきりした原因が特定できない場合でも、ストレスや筋肉の緊張が坐骨神経に影響を与えている可能性があります。

したがって、ストレス管理やリラクゼーション法、軽い運動を取り入れることが大切です。

坐骨神経痛の検査・診断方法

坐骨神経痛 腹痛

坐骨神経痛は病名ではなく、いろいろな原因で起こる症状です。

そのため、整形外科の受診で正確な診断を行うためには、原因となる病気を特定する必要があります。

以下に、一般的な検査・診断方法を紹介します。

問診

病院で診察を受けるとき、最初に医師から以下のような質問を受けます。

  • ・どこがどのように痛むか
  • ・いつから痛むか
  • ・痛みのきっかけは何か
  • ・痛みが強くなることはあるか

 

診察前の待ち時間に、こういった質問に答えるための問診票を記入することもあります。

身体診察

問診の後、医師は以下の方法でさらに詳しく調べます。

 

  • ・視診(ししん):姿勢や歩き方を観察する
  • ・触診(しょくしん):背骨や骨盤に触れて状態を確認する
  • ・打診(だしん):背骨などを軽くたたいて、その反応を見る

 

まず視診では医師が患者の姿勢や歩き方を観察し、かかと立ちやつま先立ちができるかもチェックします。

次に触診は医師が背骨や骨盤に触れて、背骨のカーブや腰の骨の状態を確認したときに「すべり症」などの問題が見つかることもあります。

最後に打診は医師が背骨などを軽くたたいて、その反応を見つつ、どこがどのように痛むのかを確認します。

画像検査

問診と診察が終わると、骨の異常や変形などをチェックするために画像検査を行います。

 

  • ・腰椎レントゲン検査
  • ・MRI検査

 

腰椎レントゲンでは骨の異常や変形、椎間板の状態を確認するために行います。

対して画像検査では骨折や骨の変形、椎間板の狭小化などを見つけることが可能です。

対してMRI検査は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、神経の圧迫が疑われる場合に詳細な画像を確認できます。

また、軟部組織や神経の状態を詳しく見ることができ、より正確な診断に役立ちます。

神経機能の検査

神経機能の検査は、神経が電気信号をどれくらい速く伝えるかを測定する治療法です。

神経に微弱な電流を流し、その伝導速度を測定することで、神経の損傷や機能低下の程度をチェックします。

この際に伝導速度が遅い場合、神経がダメージを受けていることが分かります。

血液検査

坐骨神経痛の検査では、血液検査を行う場合があります。

なぜなら、リウマチや内臓の病気、または髄膜炎などの感染症が原因で坐骨神経痛になることがあるからです。

血液検査をすることで、これらの病気がないかどうかを調べることができます。

坐骨神経痛の治療と治療後の注意点は?

坐骨神経痛 腹痛

坐骨神経痛の治療はどのような方法があるのでしょうか?

坐骨神経痛の治療法と治療後のケアポイントについても紹介します。

治療のアプローチ

坐骨神経痛の治療は、まず症状を和らげるための対症療法が中心です。

原因となる病気に関係なく、保存的療法と呼ばれる手術以外の治療法が最初に行われます。

これには、以下の具体例が含まれます。

 

  • ・薬物療法:痛みや炎症を抑えるために鎮痛剤や抗炎症薬を使用する
  • ・理学療法:ストレッチや特定のエクササイズ、物理療法で症状を軽減する
  • ・生活習慣の改善:姿勢を良くしたり、適切な運動を取り入れることで症状を改善

 

これらの保存的療法を十分に行っても痛みが軽減しない場合や、尿や排便に障害が出てきた場合には、手術が検討されます。

手術では椎間板ヘルニアを取り除いたり、脊柱管狭窄症を改善したりするために行われます。

治療後のケアポイント

坐骨神経痛の予防や改善には、ストレッチが効果的です。

ストレッチによって背骨や筋肉をゆっくり伸ばすことで、緊張がほぐれ、椎間板や脊柱管への負担を軽減できます。

特にデスクワークや立ち仕事で長時間同じ姿勢を続けることが多い人は、仕事の合間にストレッチを取り入れることで予防や改善につながります。

坐骨神経にかかる負担を減らす日常生活のポイント

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坐骨神経痛にかかる負担は日常生活の動作やケアによって改善することが可能です。

ここからは、日常生活で坐骨神経痛を和らげる方法について紹介します。

腰椎椎間板ヘルニアの場合

腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板に繰り返し負担がかかることで引き起こされる疾患です。

日常生活で椎間板への負担を減らすためには、日常生活の動作を工夫する必要があります。

例えば、長時間運転やデスクワークを行う際には、定期的に休憩を挟んで姿勢を変えたり、椅子の高さや背もたれの位置を調整したりすると腰痛の負担が減らせます。

また、物を持ち上げるときは、中腰や腰を曲げた状態での動作を避け、膝を曲げてしゃがんでから持ち上げるように心がけることが大切です。

腰部脊柱管狭窄症の場合

腰部脊柱管狭窄症は、脊柱管が狭くなり坐骨神経に圧迫が生じる可能性があります。

そのため日常生活では、腰を反らす動きを避けることが大切です。

長時間立ちっぱなしや同じ姿勢を続けることも避けるようにし、定期的に体を休めることが重要です。

また、物を持ち上げるときには腰を反らすような動作を避け、代わりに膝を曲げてから持ち上げる方法を取り入れましょう。

腰椎分離すべり症の場合

成長期に多く見られる腰椎分離すべり症は、過度な運動や体への負担を控える必要があります。

腰椎分離すべり症の改善や予防は、日常生活でストレッチを取り入れるのがおすすめです。

例えば、スポーツや運動時には過剰な負荷を避け、体の柔軟性を保つためのストレッチを積極的に行うことで予防ができます。

特に背中や足の筋肉を伸ばすストレッチをスキマ時間に取り入れると効果的です。

梨状筋症候群の場合

梨状筋症候群では、梨状筋の硬直が坐骨神経に影響を与えることがあります。

日常生活では、ストレッチを取り入れるのがおすすめです。

股関節の柔軟性を保つために定期的にストレッチを行い、梨状筋を特に意識したストレッチを取り入れると効果的です。

また、長時間座っている場合には、定期的に体を動かし筋肉の緊張を緩和しましょう。

これらの日常生活での工夫が、坐骨神経にかかる負担を減らし、症状の軽減や予防につながります。

梨状筋症候群を予防するためにも常日頃から、意識して取り入れていくことが大切です。

坐骨神経痛を悪化させない予防のためのストレッチ

坐骨神経痛 腹痛

坐骨神経痛を悪化させないために効果的なストレッチ方法を紹介します。

当院の院長である「NOBU先生」が、腰痛の症状に合わせたセルフケア動画を提供しています。

あなたの症状に合わせて、適切な動画をご覧ください。

梨状筋症候群に適したストレッチ

梨状筋と中殿筋は、坐骨神経痛に深く関わる筋肉です。

これらの筋肉を適切にケアすることで、坐骨神経への圧迫を軽減し、痛みを和らげることができます。

以下に紹介するセルフケア動画では、自宅で簡単に行えるストレッチやエクササイズの方法をわかりやすく説明しています。

 

【坐骨神経痛】に効くグリグリするストレッチ!鍼灸整体師おすすめの痛みが解消するリハビリ方法 坐骨神経痛の治し方のポイントは二ヶ月

https://www.youtube.com/watch?v=00XniMX9lPk

腰部脊柱管狭窄症に適したストレッチ

脊柱管狭窄症は、脊柱管内の空間が狭くなり、神経が圧迫されることで痛みやしびれが生じる状態です。

長期間のデスクワークや立ち仕事、加齢などが原因で発症することが多いですが、適切なセルフケアを行うことで症状の改善が期待できます。

以下の動画では、脊柱管狭窄症のリスクとその解消法について詳しく解説されています。

 

脊柱管狭窄症のリスクと解消法【過酷ただ威力は絶大】セルフ整体ストレッチ方法!

https://www.youtube.com/watch?v=wK4NmWwnKWA

腰椎椎間板ヘルニアに適したストレッチ

腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板が突出し神経を圧迫することで痛みやしびれが生じる状態です。

適切なストレッチを行うことで、症状の緩和や予防が可能です。

以下の動画では、腰椎椎間板ヘルニアに適したストレッチ方法を紹介しています。

ぎっくり腰の解消にも効果的なストレッチで、たった30秒で内側ハムストリングをほぐす方法が解説されています。

 

【ぎっくり腰解消】たった30秒!秘伝の内側ハムストリングはがし!【 腰痛 ・腰ヘルニア・脊柱管狭窄症 ・慢性腰痛】

https://www.youtube.com/watch?v=0PgVJpKcx3Y&t=16s

坐骨神経痛でストレッチをする際の注意点

坐骨神経痛 腹痛

ストレッチ中に痛みやしびれが強まる場合は、すぐにストレッチを止める必要があります。

ストレッチする際は、筋肉が心地よく伸びている感じがする程度にとどめ、痛みが出るまで伸ばさないようすることが大切です。

また、ストレッチ中は、呼吸を止めずにゆっくり続けるようにしましょう。

例えば、秒数を声に出して数えることで、自然と呼吸を続けられるのでおすすめです。

まとめ:予防が大切!坐骨神経痛の発症リスクを低減し、腰の健康を維持しよう

坐骨神経痛 腹痛

今回の記事では、坐骨神経痛の原因や症状、治療法、そして日常生活で役立つストレッチについて詳しく説明しました。

坐骨神経は腰からお尻、太もも、膝を経て足先まで伸びる長い神経で、この神経に関連する痛みやしびれを総称して「坐骨神経痛」と呼びます。

この痛みはさまざまな原因で引き起こされるもので、特にデスクワークや長時間の立ち仕事をしている方に影響します。

デスクワークや立ち仕事の間には、定期的にストレッチを行うことがおすすめですが、痛みやしびれが強まる場合は即座にストレッチを中止することが重要です。

ストレッチをする際には筋肉が心地よく伸びる感覚にとどめ、無理に痛みが出るまで伸ばさないようにしてください。

記事内で紹介した坐骨神経痛の症状に応じたセルフケア動画を通じて、あなたの状態に適した方法でケアを行うことができます。

ぜひスキマ時間や寝る前に取り入れてみてください。

当院では、坐骨神経痛による手足のしびれや骨盤の歪み、肩こり、頭痛などの症状についてのご質問や相談を受け付けています。

ホームページには案内情報やカウンセリングの予約も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

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    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

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    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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