最終更新:2025.04.29

坐骨神経痛は走ると治る?運動で神経に痛みが出る原因や避けるべき行動、適切な治療法を解説

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

坐骨神経痛は、時に「走ると治る」という誤った情報が伝わることがありますが、実際にはお尻から太ももにかけてしびれが出るため、安静にすることが重要です。

坐骨神経痛は、腰から足にかけて伸びる坐骨神経が圧迫や刺激を受けることで生じます。特に長時間座っていると悪化することが多いです。

今回の記事では、運動で痛みが出ることの多い坐骨神経痛の原因や症状、予防方法について解説します。
原因や症状を理解し、適切な予防方法を実践することで、坐骨神経痛の発症を防ぎましょう。

走ると良くなる?坐骨神経痛における運動の真実

坐骨神経痛 走ると治る

坐骨神経痛は動くと治ると勘違いしていませんか?

ランニング中は坐骨神経につながっており以下の筋肉を使うため、座骨神経痛の悪化につながります。

 

  • 大臀筋(だいでんきん)
  • 中臀筋(ちゅうでんきん)
  • 梨状筋(りじょうきん)
  • ハムストリングス(腿の裏側)

 

走ると痛みが治るのは、痛みが外側に向けられているため、一時的に痛みが治まっているように感じているのもかもしれません。

坐骨神経痛の症状を悪化させないためにも、痛みがあるときは自宅で安静することが大切です。

坐骨神経痛とは?原因や症状を知ろう

坐骨神経痛 走ると治る

坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫されることで、脚に痛みやしびれが現れる状態のことです。坐骨神経は、腰から脚の太ももに向かって伸びている神経を指します。

例えば、ランニング中に脚の後ろ側に痛みを感じた場合、それは坐骨神経痛のサインかもしれません。

その時はすぐに走るのをやめ、自宅で休むことが大切です。

では坐骨神経痛が起こる原因はどのようなものなのでしょうか?

それぞれの原因や症状、疾患について詳しく紹介します。

お尻の筋肉が固くなる

お尻に負担がかかることで、お尻の筋肉が緊張して坐骨神経を押し付けることがあります。

これが「梨状筋症候群」と呼ばれる状態で、お尻の痛みや、足にかけてのしびれが特徴です。

梨状筋症候群が起こる原因は以下で発症するケースが多くみられます。

 

  • 立ち仕事が多い
  • スポーツのやりすぎ
  • 長時間座って仕事をしている

 

例えば、長時間座って仕事をしていると、お尻の筋肉が緊張して坐骨神経を押し付けることがあります。

また、スポーツをしている人も同様に、お尻の筋肉が固くなって神経を圧迫しやすくなります。

背骨のトンネルが狭くなる

坐骨神経痛の2つ目の原因は、加齢により背骨の中にある神経の通り道が狭くなることで坐骨神経痛を引き起こしやすくなります。

これは、狭くなった脊柱管が坐骨神経を圧迫しているためです。

また、長い間立っていると腰が痛くなり、座ると楽になるといった症状が出ることがあります。

もしこの症状が出た場合「腰部脊柱管狭窄症」が疑われます。

 

腰部脊柱管狭窄症の症状が重度になると、以下の症状が見られます。

 

  • ・排尿・排便障害
  • ・性機能障害
  • ・陰部のほてり

 

背骨の周りで坐骨神経が圧迫される

3つ目の原因は重い荷物を持ち上げる作業をしているときに、腰に負担がかかって椎間板が飛び出すことがあります。

これが「腰椎椎間板ヘルニア」という病名で呼ばれることが多いです。

腰の骨の間にはクッションのような椎間板があり、これが飛び出して坐骨神経を押し付けて刺激することがあります。

飛び出した椎間板が坐骨神経を圧迫すると、お尻から足にかけて痛みやしびれが生じやすくなるのです。

坐骨神経痛が起こる原因は以下で発症するケースが多くみられます。

 

  • 重い箱を何度も持ち上げる仕事をしている
  • 前かがみの姿勢で長時間作業することが多い

 

上記のような状況では、腰のクッションが圧迫されて椎間板が飛び出しやすくなります。

椎間板ヘルニアは年齢を重ねることで椎間板が劣化するため、高齢者に多く見られますが、若い人でも前かがみの作業や重い物を持つことが多いと発症するリスクがあります。

がんの影響で起こることもある

「背骨や脊髄のがん」や「骨盤の中のがん」でも、坐骨神経痛の症状が出ることがあります。

例えば、背骨にがんができると、その腫瘍が神経を押し付けて坐骨神経痛を引き起こしやすくなります。

同様に、骨盤の中にがんができると、神経が圧迫されて痛みやしびれが出やすい傾向です。

 

  • 首や背中、腰に痛みが出やすい
  • お尻や足が痛くなる
  • あばらがチクチク痛んだりする
  • 骨が脆くなって、骨折をしてしまう

 

首や腰の痛み、しびれは坐骨神経痛ではよくある症状ですが、軽視して報告しないと発見が遅れることがあります。

そのため痛みやしびれを感じたら、すぐにがんの主治医に報告することが大切です。

また、整形外科や脳神経外科を受診する際には、がん治療中または過去にがん治療を受けたことを必ず伝えるようにしましょう。

坐骨神経痛と間違いやすい病気

坐骨神経痛 走ると治る

下肢の痛みや痺れなど、坐骨神経痛と似た症状をきたすことがあります。

症状や痛みが坐骨神経痛に似ている「閉塞性動脈硬化症」は、放置しておくと命に関わる危険な病気です。

放置しておくとさらに深刻な問題を引き起こすことがあり、特に高齢者に多く見られます。

閉塞性動脈硬化症の初期症状は、坐骨神経痛と非常に似ています。

例えば、脚のしびれや痛み、冷感などがあります。

しかし、この病気が進行すると、間欠跛行(歩いていると痛みが強くなり、休むと和らぐ症状)や指先の痛みが出てきます。

閉塞性動脈硬化症は、初期症状が坐骨神経痛と似ているため、老化によるものと誤解されやすいです。

しかし、腰部脊柱管狭窄症(坐骨神経痛の原因の一つ)とは全く異なる病気ですので、一日でも早く医師の診断を受け、正確に区別することが重要です。

自分でできる坐骨神経痛の予防法と改善策

坐骨神経痛 走ると治る

日常生活の中で実践できる坐骨神経痛の予防方法を解説していきます。

ぜひ取り入れてみてくださいね。

体幹の筋肉を鍛える

坐骨神経痛の予防には腹筋やお腹の筋肉を鍛えることが有効ですが、発症したばかりの時は痛みが出やすいので、筋トレはおすすめしません。

代わりにウォーキングやサイクリングを取り入れると良いでしょう。

体幹を鍛えるためには姿勢を正して、足全体でしっかり踏み込むように意識することが大切です。

その際には背筋を伸ばして、かかとからつま先へとしっかり足を使って歩くと、全身の筋肉をバランスよく使えます。

サイクリングは足全体の筋肉を使うので、歩くと痛みが出やすい場合におすすめです。

自転車に乗ると、お尻で体重を支えるため、足への負担が軽減されます。

例えば、痛みがある時は、自転車に乗って無理なく運動することで、足全体の筋力を鍛えられます。

ウォーキングとサイクリングを組み合わせて、痛みが少ない方法で運動を続けてください。

ゆっくりお風呂に入る

湯船につかることも効果的な方法です。

坐骨神経痛の症状に悩んでいる方は筋肉が硬くなりがちです。

入浴することは患部を温めるだけでなく、お湯の浮力で筋肉が重力から解放され、一時的に筋肉の負担を減らせます。

例えば、38〜40度のお湯に、時間をかけて浸かるのが効果的です。

蒸しタオルやホットパックで温める

ホットパックやタオルを電子レンジで温めてから腰に当てると、痛みが和らげるので自宅で行ってみるのもおすすめです。

これにより、筋肉の緊張がほぐれて神経の圧迫が和らぎやすくなります。

腰、お尻、足の付け根を中心にホットパックや蒸しタオルで温めましょう。

ボールを使ってお尻をマッサージする

坐骨神経痛を伴う梨状筋症候群に効果的なのがボールを使ったマッサージ方法です。

テニスボールでお尻周りをマッサージすると、関連痛の引き金となるポイントを解消でき、坐骨神経痛の予防に役立ちます。

例えば、床に寝転がり、テニスボールをお尻の下に置いて、痛みを感じる部分をぐりぐりと押し当てます。

指で届かない深い部分の筋肉をマッサージするイメージで行うとより効果的です。

最初は痛みを感じるかもしれませんが、心地よい程度の圧でマッサージすることがポイントです。すると、固くなった筋肉も数日で柔らかくなり、症状が改善されるのを実感できるでしょう。

ストレッチを取り入れる

当院の院長「NOBU先生」は、YouTube動画で坐骨神経痛に効果的なセルフケア動画をアップしています。

 

【坐骨神経痛と老化の新常識】歩けば歩くほど加速していた老化と坐骨神経痛・腰痛を解消する3つのセルフケア!実は足首が原因だった!?

https://www.youtube.com/watch?v=co3esE1itNU

 

まずはじめに坐骨神経痛の予防や解消方法を勘違いしやすい人の特徴を解説しています。

動画内では座ってできる足首のストレッチ方法まで紹介しているので、坐骨神経痛で歩いたり立ったりするのがむずかしい人におすすめです。

 

【骨盤リセット】2分で骨盤矯正!老廃物むくみ流して・ぽっこり下腹部・坐骨神経痛・反り腰まで消えた方法!

https://www.youtube.com/watch?v=KNB5B-i0pZY

 

腸腰筋と内側ハムストリングスを鍛えるセルフケア動画です。

骨盤矯正を2分で行うことで、内臓脂肪の燃焼が期待でき、妊娠中の方にも効果があります。

簡単なエクササイズを毎日続けることで、健康的な体を維持できます。

 

【坐骨神経痛の解消法】9割の坐骨神経痛は足指はがしで解消【外反母趾・内股・X脚も消えた】

https://www.youtube.com/watch?v=SFtcBmFe_bA&t=52s

外反母趾・内股・X脚を改善し、坐骨神経痛を予防する効果的な動画です。

わずか1分で実践でき、坐骨神経痛の人が外反母趾になり、歩き方が変わる理由をわかりやすく解説しています。

坐骨神経痛の方が避けるべき行動

坐骨神経痛 走ると治る

坐骨神経痛はさまざまな原因で起こり、避けるべき行動を減らすことが大切です。

ここからは、坐骨神経痛で控えたい動作の注意点や対処法まで紹介します。

激しい運動は控える

坐骨神経痛を持つ人は、腹筋や背筋の筋力が低下していることが多いので、激しい運動は避けるべきです。

例えば、ジャンプを含むエクササイズや急激な動きが伴うスポーツは、腰に過度な負担をかけ、坐骨神経をさらに痛めることがあります。

運動は慎重に行い、負担の少ない方法を選びましょう。

同じ姿勢を長時間とらない

長時間同じ姿勢でいると、腰や脚の血流が悪くなり、椎間板に負担がかかります。

例えば、デスクワークで長時間座っていると、腰にストレスがかかり続けます。

定期的に立ち上がってストレッチをするか、歩き回ることで、血流を促進し、腰への負担を減らすことができます。

体重管理を心がける

体重が増えると、腰にかかる負担が増え、反り腰になりやすくなります。

例えば、体重が増えると、腰椎にかかる圧力が増し、すべり症や腰椎の変形が悪化する可能性があります。

体重管理を行い、適切な食事と運動で健康を維持しましょう。

無計画にストレッチを行わない

坐骨神経痛を持つ人の中には、慢性的な腰痛や硬直した腰回りの筋肉を持つ人が多いです。坐骨神経痛をきっかけに、無計画にストレッチを行うことはリスクがあります。

誤ったストレッチは、腰椎の変形やヘルニアを悪化させる可能性があるので、ストレッチを行う際は、専門家と相談し、正しい方法で行うことが重要です。

痛みを恐れて過剰に安静にしない

坐骨神経痛があっても、日常生活はある程度送ることができます。

しかし、痛みを恐れて過剰に安静にすることは逆効果です。

例えば、痛みを避けるために一日中ベッドに横たわっていると、筋力が低下し、腰のサポートが弱くなります。

これにより、坐骨神経痛がさらに悪化する可能性があるので日常生活を送りながら、無理のない範囲で活動を続けることが大切です。

重たいものは持たないようにする

坐骨神経痛が発生する原因には、腰椎のヘルニアや骨の変形、すべり症などが考えられます。

このため、腰に負担がかかる重たいものを持つのは避けるべきです。

どうしても重いものを持たなければならない場合は、腰を曲げずに、足を深く曲げて持ち上げるようにしましょう。

前傾姿勢で持ち上げると椎間板に圧力がかかるため、上半身をまっすぐに保つことで椎間板へのストレスを軽減できます。

整骨院・整体院での坐骨神経痛治療のポイント

坐骨神経痛 走ると治る

整骨院と整体院では治療方法が異なります。

それぞれの治療方法について詳しく紹介します。

整骨院はハイボルト療法で神経痛を暖和

整骨院では、主に梨状筋が神経を圧迫することが原因の坐骨神経痛に対して治療を行います。

具体的には、梨状筋周辺にハイボルト治療を行い、神経痛の緩和を目指します。

例えば、腰部から足にかけての神経の走行に沿ってハイボルトを流し、痛みを和らげます。また、腰や梨状筋、足の筋肉の緊張を手技で緩めます。特に梨状筋には特別な手技を用いてしっかりと緩めます。

さらに、運動神経の圧迫による握力低下や足の筋力低下を改善するために、神経伝達を促すリフレキシブルという治療も行います。

整体院は特殊手技で身体のゆがみを調整

当院では、坐骨神経痛の本当の原因である「体のゆがみ」を特定し、調整していきます。

痛みやしびれがある腰や足だけでなく、全身のバランスを整えることで、体全体の健康をサポートします。

例えば、首や足首、手首、内臓、筋肉の調整を行い、血液やリンパの流れを良くします。

さらに、施術だけでなく、自宅でできるセルフケアの方法も指導します。

これにより、施術の効果を持続させ、再発を予防することができます。

まとめ:坐骨神経痛は走ると治るは間違い!痛みが続く場合は治療を受けよう

坐骨神経痛 走ると治る

ランニング中は、坐骨神経に関連する筋肉を使うため、坐骨神経痛が悪化することがあります。

走ると一時的に痛みが和らぐ感じがするのは、痛みが一時的に外側に向けられているからかもしれません。

しかし、これは根本的な解決にはなりません。

坐骨神経痛の症状を悪化させないためには、痛みがあるときは自宅で安静にすること必要があります。

日常生活では、坐骨神経痛の予防に効果的なストレッチや体重管理を取り入れるようにしましょう。

痛みが続く場合は、整骨院や整体院での治療を受けたり、病院で診察や検査を受けたりすることを検討してください。

当院では、坐骨神経痛の質問や初めての方も安心なカウンセリング予約も可能です。

将来、薬を頼らずに腰痛から解放され、痛みを抱えることなく健康な生活を送るために、根本的な解決策を追求していきましょう。

森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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