最終更新:2024.07.27

糖尿病の人は腰痛になりやすい?理由や対策を解説します!

糖尿病の人で腰痛持ちの人が多いのはご存知でしょうか?糖尿病の人は筋骨格系の痛みが現れる事が多く、腰痛だけでなく首や背中も痛いと感じる人もいます。また、糖尿病の合併症が原因で、腰痛を引き起こすことがあります。この記事では、糖尿病の人が腰痛を引き起こしてしまう理由と、腰痛の他に血圧にも注意しなければならない理由について解説します。ぜひ最後までお読みください。

糖尿病とは?

腰痛 糖尿病

糖尿病とは、血液中にあるブドウ糖(血糖)が増えてしまう病気のことで、血液検査の血糖値とは、ブドウ糖の量を表しています。では、なぜブドウ糖が増えてしまうのか?それは、インスリンというホルモンが強く関係しています。

私たちは食事をすると血糖値が上がりますが、血糖値が上がるとインスリンというホルモンが分泌されます。膵臓で作られたインスリンは、血糖を正常範囲に維持する役割があるので、食事をして一時的に上がっても、インスリンの作用により正常範囲を保たれています。しかし、インスリンが役割を果たせなかったり、分泌量が少なかったりすることで、上昇した血糖値を正常範囲に戻せない状態となり、糖尿病となります。

糖尿病が長期にわたって継続し、重症化すると失明や腎不全、足の切断をしなければならないといった、合併症を引き起こしてしまいます。また、糖尿病には大きく分けて1型糖尿病と2型糖尿病があります。

引用:https://www.diabetes.co.jp/dac/diabetes/symptom-type

1型糖尿病

インスリンは膵臓で作られますが、何らかの影響で膵臓がインスリンを作れなくなることで糖尿病になってしまった場合は、1型糖尿病に分類されます。1型糖尿病の人はインスリン注射を必要とするため、インスリン依存型とも呼ばれます。明確な原因はわかっていませんが、膵臓の細胞が破壊されていることが考えられます。

2型糖尿病

膵臓で作られるインスリンが少なかったり、作られたインスリンが作用しなかったりすることで糖尿病になってしまった場合は、2型糖尿病に分類されます。糖尿病と診断される多くの人は2型糖尿病で、遺伝や運動不足や肥満などといった生活習慣が原因で発症します。2型糖尿病の治療は主に食生活の見直しや運動療法ですが、場合によっては薬を使用することがあります。初期症状はほとんどなく、進行すると喉の渇きや多尿、疲労感、目のかすみ、手足のしびれなどがあります。

腰痛と糖尿病の関係

腰痛 糖尿病

糖尿病は合併症に注意が必要で「糖尿病性神経障害」・「糖尿病網膜症」・「糖尿病腎症」の三大合併症があります。その中でも糖尿病性神経障害は発症頻度が多く、腰痛の症状が現れることがあります。その他にも、腰に痛みが生じる合併症に感染症脊椎がや、肥満が原因での腰痛が起こる可能性があります。この章では、糖尿病の人が腰痛を引き起こす合併症や理由について解説します。

糖尿病性神経障害

糖尿病性神経障害とは、糖尿病の三大合併症の一つで、最も発症頻度が高い合併症です。血糖値が高い状態(高血糖)が続くと、運動神経や感覚神経、自律神経などの神経系に影響を及ぼします。神経系に異常があると、足先から痛みやしびれなどの症状が現れることが多く、他にもさまざまな以下の症状が現れます。

  • ・手足の痛みやしびれ
  • ・足がつる(こむら返り)
  • ・足の裏に紙が張り付いたような感覚
  • ・手足の感覚が麻痺する
  • ・物が二重に見える
  • ・下痢や便秘
  • ・頻尿や失禁
  • ・発汗異常
  • ・立ちくらみ
  • ・胃もたれ

糖尿病の人が、座骨神経痛の症状が現れたと思う人がいますが、これは糖尿病性神経障害の症状です。足先の痛みやしびれなどの座骨神経痛と似た症状が現れます。そのため、座骨神経痛の症状が出たと勘違いされる方がいます。糖尿病で座骨神経痛の症状が現れることはなく、手や足に痛みやしびれなどの症状がある場合は、糖尿病性神経障害と考えられるでしょう。

坐骨神経痛とは、腰椎から左右の足先にまで伸びている神経のことで、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などが原因で重症化すると、下肢の痛みやしびれなどの症状が現れます。糖尿病性神経障害は、安静時や左右対称に症状が出るのに対し、坐骨神経痛は身体を動かしたときや、左右どちらかに症状が現れるのが特徴です。

化膿性脊椎炎

化膿性脊椎炎とは脊椎(背骨)の感染症のことで、糖尿病やがんなどの疾患がある人は、免疫力が低下していることから、化膿性脊椎炎を発症することがあります。化膿性脊椎炎となった場合は、腰や背骨の痛みに加えて、高熱や手足の麻痺やしびれなどといった症状が現れます。化膿性脊椎炎には早期発見が重要で、早期に発見することができれば、抗生物質を使用して安静にします。しかし、骨が破壊されるまで進行している場合は、膿瘍を摘出する手術が必要となります。

肥満が原因の腰痛

腰椎は上半身を支える唯一の骨です。上半身や腰回りに脂肪が着き過ぎると、上半身を支える腰椎に過剰な負荷がかかり、腰痛を引き起こしてしまうでしょう。肥満の人は運動不足の人が多いです。腰回りの筋肉は、腰を支えるコルセットのような役割を果たしています。運動不足などで腰回りの筋肉量が低下し、コルセットの役割を果たせずに腰を痛めてしまうことからも、肥満は腰痛の原因であると考えられます。また、肥満や運動不足は糖尿病の大きな原因のひとつです。

「腰痛と肥満の関係性」の記事はこちら⇒https://selfcareseitai.com/blog/himantoyoutsuunokankeiseigataijuuzoukagayoutsuunogeninni/

糖尿病の人は血圧にも注意が必要

腰痛 糖尿病

血圧とは、心臓から流れる血液が血管の壁を押す圧力のことで、高血圧とは圧力が高い(上が140㎜Hg以上、下が90㎜Hg以上の)状態のことをいいます。糖尿病の人は高血圧になりやすいと言われている理由は、肥満やインスリン抵抗性、血液量の増加などが血圧を上昇させる要因となっているからです。

引用:https://www.jpnsh.jp/data/jsh2019_gen.pdf

肥満

2型糖尿病の人は肥満の人が多く、肥満は交感神経が緊張状態となって血圧を上げるホルモン「アドレナリン」や「ノンアドレナリン」が多く分泌されます。これらのホルモンは血管を収縮させて血圧を上昇させるため、高血圧になりやすいと言えるでしょう。

インスリン抵抗性

インスリン抵抗性とは、インスリンの効果を受ける細胞の感受性が低下してしまい、高血糖の状態が続くことをいいます。糖尿病の人はこれを補うために、大量のインスリンが分泌される「高インスリン血症」を引き起こすことがあります。高インスリン血症となると交感神経を刺激してしまい、血管を収縮させて血圧を上昇させ、高血圧になりやすい状態となります。

血液量の増加

糖尿病になると血液の浸透圧が高くなり、腎臓や細胞内から水分が出てくるため、血液が増加して血圧が上昇します。また、腎臓の機能が低下することで、血液中のナトリウムがうまく排出されず、ナトリウム濃度が高まって血液量が増え、血圧が上昇してしまいます。

糖尿病と腰痛の予防法

腰痛 糖尿病

糖尿病の患者数が増加傾向にある日本ですが、合併症を起こすと怖い病気になってしまいます。腰痛や背部痛なども引き起こしてしまうため、できるだけ糖尿病とは無縁の健康な身体でいたいもの。この章では、糖尿病と腰痛の予防法をご紹介します。糖尿病と腰痛の対策は似ていることから、この章でご紹介する予防法を実践することで、糖尿病と腰痛の二つの予防が可能となるでしょう。ぜひ参考にしてください。

食生活の見直し

糖尿病の対策としては、まずは食生活の見直しをしましょう。1日3食をしっかりと摂れていますか?仕事や家事などで忙しい朝は、食事を抜いている人も多いでしょう。しかし、朝食は一日のエネルギーとなるため、しっかり食べるようにしてください。お昼はファーストフードやカップ麺などで済ませていませんか。身体に良いものをゆっくりとよく噛んで食べるように心がけてください。夕食は一日の終わりに、塩気のあるものや味の濃いものをアテにして、アルコールを多めに摂取してしまうことでしょう。飲みすぎには注意して楽しむようにしてください。また、料理の味付けにも注意が必要です。味が濃くなりすぎないように心がけるようにしましょう。なお、お菓子などの糖分を多く含んだ甘い食べ物は糖尿病の原因や悪化させてしまう可能性があります。間食は少量で糖分が少ない物を選ぶようにしてください。

「腰痛に効く食べ物」の記事はこちら⇒https://selfcareseitai.com/blog/youtuuninayamuanatahe/

運動を行う

仕事や家事などで忙しい毎日の中、運動を習慣としている人は少ないのではないでしょうか。運動をしたくても、なかなか外に出て身体を動かすことを、億劫に感じてしまっている人も多いでしょう。運動は糖尿病の対策にもなりますし、腰痛の対策にもなります。腰痛が起こる原因は多岐にわたりますが、長時間のデスクワークなどで筋肉が緊張し、硬くなってしまうことで腰痛を発症することがあります。日常に運動を取り入れることで、普段使わずに硬くなってしまった筋肉や関節を動かし、痛みのない身体作りができるでしょう。また、腰回りの筋肉は腰椎を支えるコルセットのような役割をしています。腰回りの筋肉があることで、腰椎の負担が軽減され、痛みが緩和されるでしょう。

体重管理をする

糖尿病の主な原因のひとつに肥満があります。肥満は糖尿病だけでなく脳梗塞や心筋梗塞、高血圧などの病気になりやすいと言われています。最後に体重計に乗ったのは随分前だと思っている人も多いのではないでしょうか。体重の管理をしっかりとすることで、糖尿病以外にも病気のリスクを抑えることができます。自分の適正体重を確認して維持するようにしてください。適正体重を求める計算方法は「体重(㎏)÷身長(ⅿ)÷身長(ⅿ)=BMI(体格指数)」です。BMIが25以上が過体重、30以上が肥満となります。

≪例≫身長168㎝、体重が85㎏の場合は
85÷1.68÷1.68=30.12となり肥満ということになります。
こちらのサイトで計算ができます⇒https://keisan.casio.jp/exec/system/1161228732

ストレス発散をする

忙しい現代人は仕事や人間関係、家事や育児などでストレスを感じている人が多いことでしょう。気分も下がり、イライラやモヤモヤした気持ちになるので、できるだけストレスを感じずに生活したいはず。実はストレスは糖尿病や腰痛の原因になります。ストレスを感じると交感神経が優位となりアドレナリンやグルカゴンといったホルモンが働き、血圧が上昇してしまいます。また、交感神経が優位となっているときは、身体の筋肉が緊張して硬くなり、腰痛を引き起こす要因となってしまいます。

趣味や興味のあるものに没頭する時間を作ったり、気心知れた友人との会話などをしてストレス発散をすると良いでしょう。また運動もストレス発散になります。筋トレやストレッチ、やってみたかったスポーツなどをこの機会に行うのも良いでしょう。趣味が無い人や、運動が苦手な人にはウォーキングがおすすめです。ウォーキングは手軽に始められて、怪我のリスクも少なく、ダイエットにも効果がある有酸素運動です。また、血流が良くなるので、腰痛対策にも良いです。始めは少しの距離からスタートしてはいかがでしょう。

健康診断を定期的に受ける

食事の見直しや運動習慣、ストレス発散をして体重管理をすると、後は定期的な健康診断です。糖尿病は初期症状がほとんど見られず、ある程度進行してから手足の痛みやしびれなどの症状が現れます。症状が現れてから病院を受診し、原因を突き止めるためにさまざまな検査をするには時間や費用もかかり、不安な気持ちになることでしょう。

症状が出る前に、定期的に健康診断を受診して、自分の体の状態を知っておくことが重要です。糖尿病だけでなく他の病気などの早期発見に繋がるでしょう。自覚症状がなくても、血糖値や血圧が高い、または低いなどの今の自分の健康状態に気付き、改善して病気のリスクを抑えることができます。

なお、健康診断で指導があった場合は、速やかに専門の医療機関を受診して詳しく検査をするようにしてください。せっかく健康診断で異常が見つかったのに、放っておいた結果、症状を悪化させてしまう可能性があります。

腰痛になった時の対処法

腰痛 糖尿病

糖尿病の人が腰痛の症状が現れた場合は、まずはかかりつけ医に相談するようにしてください。症状に寄って治療法が異なります。また、手足の痛みやしびれなどは、坐骨神経痛の症状ではなく、糖尿病性神経障害の症状だと考えられます。違いは、糖尿病性神経障害は左右の両方に痛みやしびれが出るのに対し、坐骨神経痛は左右のどちらかに症状が現れます。糖尿病性神経障害の症状が現れた場合は、放っておかずに速やか医師に相談してください。軽い腰痛の場合は、この章でご紹介する以下の対処法を試してみてください。

腰の負担になる動作を避ける

腰を曲げて作業をしたり、中腰で重い物を持ち上げるなどの、腰に負担のかかる動作をさけるようにしてください。腰を捻る運動やスポーツなども同様です。腰を痛めているのに、無理にこれらの動作を続けることで、悪化してしまう恐れがあります。

また、寝るときの姿勢にも注意が必要です。あお向けで足を伸ばして寝る姿勢は腰が反れた状態になります。両膝を曲げて、曲げた膝の下にクッションなどを敷くと良いでしょう。横向きに寝る姿勢は骨盤が安定せず、腰椎に負担がかかってしまうでしょう。横向きで寝る際は、両足を軽く曲げて膝と膝の間にクッションなどを挟むと腰が安定します。ご自身の寝やすい姿勢を探してみてください。

コルセットを使用する

腰の痛みが激しく、動くのが困難な場合はコルセットを使用するのもおすすめです。コルセットは身体を動かす際の、サポート役として使用すると良いでしょう。ただし、コルセットの付け過ぎは控えてください。安静時や就寝中にコルセットを使用すると、腰回りの筋肉が衰えてしまうことや、血流が悪くなってしまうことから、腰痛を悪化させてしまう可能性があります。コルセットの使用には十分注意し、身体を動かすときのサポート役として使用するようにしましょう。

腰痛体操やストレッチをする

腰痛は安静にしすぎると、かえって症状を悪化させてしまう可能性があります。横になって安静にし過ぎると、腰回りの筋肉が落ちてしまうことや、腰回りの脂肪が増えることで痛みが増してしまいます。痛みが激しい場合は安静にすることをおすすめしますが、症状が和らいでくると徐々に、無理の無い範囲で身体を動かすようにしてください。

また、痛みが生じる動作は腰を反らすと痛く感じたり、前かがみになると痛みが感じたりと、症状は人によってさまざまです。ご自身の腰痛にあった体操やストレッチを、無理のない範囲で行ってください。

当院「セルフケア整体」へお越しください

糖尿病で医師から運動を進められている方や、腰痛でお困りの方は当院セルフケア整体の施術を受けてみてください。当院では、患者様それぞれの大切な身体の情報を聞きいて使い方や癖を見抜いて、使えていない筋肉の「ズボラ筋」や、使いすぎている筋肉の「ガンバリ筋」をバランス良く使える身体になるようにセルフケアをお伝えしています。セルフケアは患者様それぞれの、特別な内容となっており、口頭だけの説明では難しいため、セルフケアの撮影をした動画をお渡ししています。患者様はご自宅などで、時間のあるときにセルフケアの整体を行い、痛みの改善ができるでしょう。

また、当院では優秀なスタッフが自信を持って施術をさせていただいているため、納得のいかなかった患者様には初回返金保証を行っています。それだけ患者様一人ひとりと向き合い、自信を持って施術をしております。腰痛だけでなく、身体のどこかに違和感や痛みがあって悩まされている人は、ぜひ一度セルフケア整体へお越しください。

まとめ

腰痛 糖尿病

糖尿病の人は筋骨格系に痛みが現れる事が多く、腰痛だけでなく首や肩、背中なども痛いと感じる人がいます。また、腰痛の症状で有名な「坐骨神経痛」の症状を訴える方がいます。しかし、糖尿病で坐骨神経痛の症状が現れることはありません。糖尿病には「糖尿病性神経障害」・「糖尿病網膜症」・「糖尿病腎症」の三大合併症があり、この内の「糖尿病性神経障害」は、手足の痛みやしびれなどの症状があります。これが坐骨神経痛の症状と似ているため、坐骨神経痛と感じる人が多い理由です。違いは糖尿病性神経障害は左右の両側に痛みやしびれなどがあるのに対し、坐骨神経痛は左右の片側にだけ痛みやしびれなどの症状が現れることです。他にも、糖尿病の合併症に「化膿性脊椎炎」があります。化膿性脊椎炎は脊椎の感染症のことです。脊椎が感染することで、背中や腰などに痛みが生じてしまうでしょう。

糖尿病の主な原因としては、肥満や運動不足などがあります。食生活を見直し適正体重を維持し、日常生活に運動を取り入れることで糖尿病だけでなく、腰痛の改善が期待できるでしょう。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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