最終更新:2025.03.03

腰のヘルニアで膝痛が起きる?膝の痛みと椎間板ヘルニアの関連性について原因、症状、治療法を徹底解説

膝の痛みは一見、局所的な問題に見えるものの、実は背骨や椎間板の状態が大きく関与しているケースもあります。

本記事は、膝痛や腰痛に悩む方々、特に椎間板ヘルニアや腰椎椎間板ヘルニアの可能性を疑われる方へ向けて、膝痛の原因、椎間板ヘルニアの症状、整形外科での診療や治療、さらにはセルフケアやリハビリテーションの方法まで、幅広い視点から徹底的に解説していきます。

はじめに ~膝痛の背景と重要性~

膝痛 ヘルニア

現代社会において、膝に負担がかかる生活習慣や長時間の立ち仕事、過度な運動などから、膝痛に悩む人は非常に多いです。膝の痛みの原因は、変形性膝関節症や筋肉、靭帯の損傷など多岐にわたりますが、実は背中の痛みと連動して発生するケースも少なくありません。特に、腰椎椎間板ヘルニア椎間板ヘルニアは、腰部の異常が神経に影響を与え、膝や足に痛みやしびれを引き起こすことが知られています。この記事では、こうした関連性に注目し、原因と対策を詳しく紹介します。


膝痛の原因とその背景

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1. 膝の局所的な原因

膝に痛みを引き起こす代表的な原因には以下のようなものがあります。

  • 変形性膝関節症
    加齢や長期間の負担により、膝の軟骨がすり減り、骨と骨が直接接触することで痛みが発生します。膝の痛みは、歩行時や階段の上り下りで強くなることが多く、初期には軽い違和感から徐々に進行するケースが目立ちます。

  • 靭帯や半月板の損傷
    急激な運動や衝撃により、膝の安定性を保つ靭帯や半月板が損傷すると、痛みや腫れ、動きの制限が生じます。特にスポーツを行う若い世代に多く見られます。

  • 筋肉や腱の炎症
    膝周囲の筋肉や腱に炎症が起こると、膝全体に広がる痛みや、特定部位の圧迫感を感じることがあります。長時間の同じ姿勢や過度な運動が引き金となる場合も少なくありません。

2. 背中からくる膝痛:椎間板ヘルニアの影響

膝痛は必ずしも膝そのものの異常だけが原因ではありません。実は腰椎椎間板ヘルニアなどの脊椎の疾患が、神経を介して膝や足に痛みを伝播させる場合も多いのです。

腰椎ヘルニアは、椎間板の内部にあるゼリー状の核が外部へ飛び出し、周囲の神経根を圧迫することで生じます。この神経根は、腰部から下肢にかけて走行し、特にL3~L5の神経は大腿部や膝の感覚・運動を司っています。圧迫された神経根は、痛みやしびれの信号を誤って伝達するため、腰部だけでなく膝や太ももにまで「放散痛」として痛みが広がります。つまり、実際に膝の関節や周囲組織に直接の損傷があるわけではなく、腰椎の病変によって神経が刺激され、その結果として膝痛が引き起こされるのです。また、神経圧迫に伴い、膝周囲の筋肉の協調運動が低下することで、膝への負担が増し、さらに痛みが強まる可能性があります。このような症状は、保存療法やリハビリテーション、場合によっては手術などで神経圧迫を解消する治療が求められるため、原因となる腰椎ヘルニアの適切な診断と治療が非常に重要となります。

  • 椎間板ヘルニアのメカニズム
    椎間板が変性や外傷により変形・突出すると、脊椎内を走る神経根に圧迫がかかり、腰痛や下肢への放散痛、さらには膝に痛みやしびれが現れます。特に、腰椎部分のヘルニアは、坐骨神経痛の原因ともなり、歩行時の違和感や足の筋力低下を引き起こすことが知られています。

  • 症状の多様性と診断の難しさ
    痛みの強さは個人差があり、軽度の違和感から激しい痛みまで様々です。また、痛みの原因が膝の局所にあるのか、あるいは腰椎椎間板ヘルニアなどの背中の問題によるものかの判別は難しく、早期の診断が求められます。特に、神経の圧迫によるしびれや、に及ぶ痛みは、治療の選択において重要な判断材料となります。


整形外科での診断と治療の流れ

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1. 病院での受診と診断

膝痛や腰痛、さらには膝に放散する痛みが持続する場合は、まず整形外科を受診することが推奨されます。診察では以下のような検査が行われます。

  • 問診と視診
    痛みの経過、発生時の状況、運動時の変化などを詳しく聞き取り、どの部分に負担がかかっているのかを確認します。

  • 画像診断(X線、MRI、CTなど)
    膝や腰椎の状態、そして椎間板の変形具合や突出具合をチェックします。特に椎間板の状態は、MRIなどの精密検査で詳細に評価され、腰椎椎間板ヘルニアの有無が判断されます。

  • 神経学的検査
    圧迫された神経の状態や、しびれ、筋力低下、反射の異常などを確認し、症状の原因が神経にあるかどうかを見極めます。

2. 治療方法の選択

診断結果に基づき、治療は大きく保存的療法と手術療法に分かれます。

  • 保存的治療
    初期の治療としては、安静物療法、理学療法、そしてリハビリテーションが中心となります。具体的には、抗炎症薬や筋弛緩剤、場合によっては注射治療が行われ、神経の圧迫を軽減することを目指します。また、セルフケアとして自宅で行えるストレッチや軽い運動、姿勢の改善も重要です。

  • 手術療法
    保存的治療で効果が見られない場合や、痛みや神経症状が悪化する場合には、手術が検討されます。整形外科では、最小侵襲手術や内視鏡手術が一般的であり、椎間板ヘルニアの突出部分を除去する処置が行われます。手術後は、早期のリハビリが必須であり、再発防止や筋力の回復を図るための計画的な運動指導が実施されます。

3. 診療と治療後のフォローアップ

治療後は、定期的な診察や画像検査によって、治療効果や再発の有無を確認します。特に腰痛の痛みが再び現れないか、または新たな関節の負担がないかを慎重にチェックし、必要に応じて診療の見直しを行います。医師院長との十分なコミュニケーションが、治療の成功に大きく影響します。

膝の痛みと痛み止め薬について:変形性膝関節症の症状と原因・治療法・薬の選び方を解説

 


セルフケアとリハビリテーションで痛みの緩和を目指す

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1. 日常生活でのセルフケア

医療機関での治療に加えて、セルフケアは症状の改善に非常に有効です。以下の方法を日常生活に取り入れることで、膝や腰の痛みの緩和が期待できます。

  • 正しい姿勢の保持
    長時間のデスクワークや立ち仕事では、背骨や腰椎に過度な負担がかかります。意識して背筋を伸ばし、正しい姿勢を維持することが、椎間板への圧迫を減らす一助となります。

  • 適切な休息と睡眠
    疲労が蓄積すると、痛みや炎症が悪化するため、適度な休息や睡眠を確保することが重要です。特に、クッション性の良い寝具を選ぶことで、背骨への負担を軽減できます。

  • 軽いストレッチと運動
    筋肉関節の柔軟性を保つために、毎日のストレッチは効果的です。膝周りや腰部の軽い運動、そして歩行や水泳などの有酸素運動は、全身の血流を促進し、痛みの緩和に役立ちます。

2. リハビリテーションのポイント

治療後のリハビリは、再発防止と機能回復のために欠かせません。専門の理学療法士によるプログラムでは、以下の点が重視されます。

  • 筋力強化
    膝や腰の安定性を高めるため、特に大腿四頭筋や背筋群の筋力トレーニングが推奨されます。これにより、関節椎間板への負担が軽減され、痛みが和らぎます。

  • 柔軟性の向上
    適切なストレッチを行うことで、筋肉や腱の柔軟性を高め、圧迫を減少させる効果が期待できます。特に、脊椎周辺の柔軟性を保つことは、ヘルニアの再発防止に直結します。

  • バランスの改善
    歩行訓練やバランスボールを利用したトレーニングは、日常生活での転倒防止やの安定性を高める効果があります。整形外科でのリハビリプログラムは、個々の症状や体力に合わせて調整されるため、無理なく続けられる点が魅力です。


痛みの改善に向けた総合的アプローチ

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1. 医師と連携した治療計画の重要性

膝痛や腰痛、そして椎間板ヘルニアが疑われる場合、自己判断だけでの治療は危険です。まずは整形外科の専門医に相談し、正確な診断を受けることが最優先です。医師は、症状の度合いや画像検査の結果に基づき、最適な治療法(保存療法や手術など)を提案します。また、治療の過程で診察検査を通じて、体全体のバランスを考慮したアプローチが行われるため、症状の根本改善が期待できます。

2. 総合的なケアで負担を軽減

膝や腰にかかる負担は、生活習慣の改善や運動、そしてセルフケアを通じて軽減することが可能です。例えば、体重管理や適度な運動、さらには専門のクリニックでのリハビリテーションは、膝や腰椎への負担を大きく減らすことにつながります。加えて、日常生活での姿勢改善やクッションを利用したサポートも、症状の悪化を防ぐための有効な手段です。

3. 最新の治療法と技術の進歩

近年、整形外科の分野では、内視鏡手術や低侵襲手術、さらに先進的なリハビリテーション機器を用いた治療が普及しており、従来の方法よりも患者の負担が少なく、早期回復が期待できるようになっています。また、各種診断ツールや画像検査の進歩により、椎間板神経の状態をより正確に把握できるようになり、個々の症状に合わせたオーダーメイドの治療計画が立てられるようになっています。


おわりに ~未来に向けた希望と予防の重要性~

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膝の痛みや腰痛、そして椎間板ヘルニアは、現代の生活習慣の中で避けがたい問題となっています。しかし、早期の診断と適切な治療、そして日常のセルフケアリハビリテーションにより、多くの患者さんが痛みから解放され、快適な日常生活を取り戻しています。整形外科での診療を受ける際には、医師や院長との十分なコミュニケーションを心掛け、疑問点や不安な点はすぐに相談することが大切です。

また、今後の治療や予防のためには、生活習慣の見直しや定期的な検診、そして専門機関との連携が不可欠です。膝や腰の痛みが改善されるだけでなく、全身の筋肉関節の健康維持につながるため、早期からの対策が重要です。

最後に、膝痛や腰椎椎間板ヘルニア、さらにはそれに伴う神経の圧迫やしびれなどの症状にお悩みの方は、ぜひ専門の整形外科クリニックに相談し、早期の治療を受けることをお勧めします。日常生活における運動姿勢改善、そしてリハビリセルフケアを続けることで、痛みの軽減だけでなく、再発防止や健康な体作りにもつながります。

膝の痛みに対しての運動や姿勢改善については当院セルフケア整体がお力になれます。膝だけでなく、身体全体の筋肉バランス・歩行の癖などから原因を見つけていきます。お悩みの方は一度ぜひご相談ください。

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【まとめ】

  • 膝の痛みは、単なる局所的な障害だけでなく、腰椎椎間板ヘルニアなどの背部疾患が影響している場合もある。
  • 初期のセルフケア、正しい姿勢、適度な運動は、予防と治療において非常に効果的。
  • 専門の整形外科での診断・治療、さらにはリハビリを通じた機能回復が、再発防止と健康維持のカギとなる。
  • 最新の治療法や検査技術の進歩により、個々の症状に合わせたオーダーメイド治療が可能になっている。

皆様の健康と快適な生活のために、正確な情報と適切な治療をもとに、日々の生活を見直していくことが大切です。膝や腰の痛みでお困りの方は、ぜひ早期に医療機関での診療を受け、今後の予防策を検討してみてください。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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