最終更新:2025.05.16

自律神経失調症と首痛の関係性とは?首こりからくる症状と効果的な改善方法

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

首の痛みや首こりを放置していると、自律神経失調症につながる可能性があることをご存知でしょうか?近年の研究では、首の筋肉のこりや緊張が自律神経、特に副交感神経の機能低下を招き、様々な不調の原因になる可能性があることが報告されています

首こりや肩こりがひどい方、頭痛やめまい、不眠などに悩まされている方は、これらの症状が首の状態と深く関わっているかもしれません。

この記事では、首痛と自律神経失調症の関係性について専門家の見解を交えながら詳しく解説し、効果的な改善方法についてご紹介します。日常生活でできるセルフケアも含め、根本的な解決策をお伝えします。

「首こりが辛いと自律神経症状みたいなのが出やすいんですよ。頭痛がするとか、あと吐き気がするとか、あとめまい、なんか痛みがする、寝れない、眠りが浅い…」

理学療法士 笹川先生(動画 02:17)

首こりと自律神経失調症の密接な関係性

自律神経失調症 首痛

首こりと自律神経失調症は、一見関係がないように思えるかもしれませんが、実は非常に密接に関連しています。その理由を解説します。

首こりが自律神経を乱すメカニズム

私たちの首には、自律神経系の中枢である「脳幹」があります。首の筋肉が緊張し固まることで、この脳幹が圧迫され、自律神経のバランスが乱れる可能性があります。特に現代人に多い猫背やスマホの長時間使用によるストレートネックは、首に大きな負担をかけ、自律神経の乱れを引き起こすことがあります。


自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、これらのバランスが崩れると、体のさまざまな機能に影響を及ぼす可能性があります

首こりによって特に副交感神経の機能が低下すると、リラックスモードに入りにくくなり、常に緊張状態が続くことになります。

東京脳神経センターの研究チームによると、首の筋肉の異常(こり)を解消することで、自律神経失調症の諸症状が改善するという症例が多数報告されています。これは、首こりと自律神経失調症が密接に関連していることを示す重要な知見です。

「身体を休めても休まった気がなく、症状が改善しない…」

セルフケア整体(動画 03:18)

自律神経失調症の主な症状とは

自律神経失調症 首痛

自律神経失調症になると、以下のような多様な症状が現れることがあります。これらの症状が複数同時に現れ、検査をしても原因がはっきりしない場合は、自律神経失調症を疑う必要があるかもしれません。

症状の分類主な症状
身体的症状頭痛・頭重感、めまい、動悸、息切れ、胃腸の不調(下痢・便秘)、全身倦怠感
神経系の症状手足の冷え、しびれ、多汗または冷や汗、微熱、のぼせ、ほてり
精神的症状不眠、イライラ、集中力低下、抑うつ気分、不安感

これらの症状は一つだけでなく、複数同時に現れることが特徴です。そして、病院で検査しても異常が見つからないことが多いため、「気のせい」と片付けられてしまうこともあります。しかし、これらは決して「気のせい」ではなく、実際に身体に起きている変化からくる症状です。

ストレートネックと首こりの悪循環

自律神経失調症 首痛

現代人に増えているストレートネックは、首こりの大きな原因となっています。本来、首の骨(頸椎)はゆるやかなカーブを描いていますが、長時間のデスクワークやスマホの使用による猫背姿勢によって、このカーブが失われてしまうのがストレートネックです。これにより、首や肩の筋肉が常に緊張状態になり、自律神経に負担がかかることがあります。

ストレートネックの症状改善には、姿勢矯正や筋力トレーニングが効果的です。特に僧帽筋や胸鎖乳突筋などの首周りの筋肉をバランス良く鍛えることで、頸椎のアーチを回復させることができるでしょう。

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ストレートネックになると以下のような問題が生じる可能性があります:

  • 頭の重さ(約5kg)を支える負担が首にかかる
  • 首や肩の筋肉が常に緊張状態になる
  • 脳へ向かう血流が悪くなる
  • 自律神経の中枢である脳幹に負担がかかる
  • 首の痛みや頭痛が慢性化する

このような状態が続くと、首こりがさらに悪化し、自律神経の乱れも進行するという悪循環に陥る可能性があります。そのため、早期の対策が非常に重要です。

首こりと自律神経失調症の効果的な改善方法

自律神経失調症 首痛

首こりと自律神経失調症の改善には、根本的な原因にアプローチすることが重要です。以下に効果的な方法をご紹介します。

1. 正しい姿勢の維持

猫背やストレートネックを改善するには、日常的な姿勢の意識が重要です。デスクワークやスマホ使用時は特に注意しましょう。

  • 椅子に深く腰掛け、背中をまっすぐにする
  • パソコンやスマホの画面は目線の高さに合わせる
  • 長時間同じ姿勢を続けない(30分に1回は姿勢を変える)
  • デスクワーク中は定期的に首や肩を軽くストレッチする
  • 寝るときは高すぎず低すぎない適切な枕を使用する

2. 首のセルフケア方法

自宅でも簡単にできる首のケア方法をご紹介します。

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以下は、動画で紹介されていたセルフケアの一例です:

  • 首を優しく前後左右に傾ける(無理な動きは避ける)
  • 肩と首の筋肉を意識的にリラックスさせる
  • 温めタオルや入浴で首周りの血行を促進する
  • 親指で首の後ろにある僧帽筋の付け根を優しく圧迫する
  • 首の筋肉を意識して深呼吸する

「1番は朝の目覚めが痛くなく起きれるようになった。車の中でも今までは痛くてとにかくゴリゴリやりながら運転してるような感じだったけど、セルフケアの効果でゴリゴリしなくても運転できるようになった」

セルフケア整体(動画 10:56)

3. 専門家による施術の活用

セルフケアだけでは改善が難しい場合は、専門家の施術を受けることも効果的です。当院では、首の状態に合わせた適切な施術を提供しています。特に自律神経失調症の症状がある場合は、それを専門とする施術者を選ぶとよいでしょう。

専門家による施術のメリット:

  • 首の深部の筋肉まで適切にアプローチできる
  • 個人の状態に合わせたカスタマイズされた施術が受けられる
  • 自律神経のバランスを整える専門的な技術が受けられる
  • 適切なセルフケア方法の指導が受けられる

4. 生活習慣の改善

自律神経のバランスを整えるためには、生活習慣の見直しも重要です。

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  • 規則正しい睡眠習慣を心がける(毎日同じ時間に起床・就寝)
  • 適度な運動を取り入れる(ウォーキングやヨガなどの緩やかな運動がおすすめ)
  • ストレス管理のための時間を確保する(趣味や休息、呼吸法など)
  • バランスの良い食事を心がける(ビタミンB群や鉄分を意識的に摂取)
  • カフェインやアルコールの過剰摂取を避ける

実際に改善した方の体験談

自律神経失調症 首痛

当院で実際に首こりや自律神経失調症の症状が改善した方の体験談をご紹介します。実際の症例から、どのような改善が見られたのかをお伝えします。

50代女性の事例

長年の首こり、肩こり、腰痛に悩まされ、マッサージや湿布で一時的に楽になっても根本的な改善には至らなかった方。毎日のセルフケアと月2回の専門施術を3ヶ月続けることで、朝の目覚めが良くなり、日常生活の質が大きく向上しました。特に車の運転時の首の痛みが軽減し、長時間のデスクワークも苦痛なく行えるようになりました。

40代男性の事例

首の痛みとともに頭のフラつき、微熱、多汗などの症状があり、心療内科で自律神経失調症と診断された方。首の筋肉に対する適切な調整施術と姿勢改善トレーニングにより、症状が大幅に改善し、仕事に復帰できるまでになりました。特に睡眠の質が向上し、集中力が戻ったことで、仕事のパフォーマンスも向上したとのことです。

まとめ:首こりケアが自律神経失調症改善の鍵

自律神経失調症 首痛

首こりと自律神経失調症には密接な関係があり、首の状態を改善することで自律神経のバランスを整えることができます。重要なのは以下のポイントです:

  • 首こりを放置せず、早めに対処する
  • 日常の姿勢に気を配る
  • 適切なセルフケアを継続的に行う
  • 必要に応じて専門家の施術を受ける
  • 生活習慣全体を見直す

症状が長期間続く場合や、重度の場合は、医療機関での診察も検討してください。自律神経失調症は個人差が大きく、改善には時間がかかることもありますが、適切なケアを継続することで、確実に良い方向に向かうことができます。

当院では首こりと自律神経失調症の関係性に着目した独自のアプローチで施術を行っています。ぜひ一度ご相談ください。

自律神経失調症と首痛に関するよくある質問

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Q. 首こりだけで自律神経失調症になることがあるのですか?

A. はい、首こりだけでも自律神経失調症の症状が現れることがある可能性があります。首には自律神経の中枢である脳幹があり、首の筋肉の緊張が脳幹に影響を与えることで自律神経のバランスが乱れる可能性があります。ただし、ストレスや生活習慣なども自律神経失調症の原因となるため、総合的なアプローチが重要です。

Q. 自律神経失調症の症状がある場合、すぐに病院を受診すべきですか?

A. 自律神経失調症の症状が現れた場合、まずは生活習慣の改善やセルフケアを試してみることを推奨します。しかし、症状が長期間(数週間以上)続く場合や、日常生活に支障をきたすほど症状が重い場合は、医療機関を受診することを検討しましょう。特に、突然の激しい頭痛や、意識障害などの重篤な症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。

Q. 首こりを改善するセルフケアはどのくらいの頻度で行うべきですか?

A. 首こり改善のためのセルフケアは、毎日行うことが理想的です。特に朝起きたときと寝る前の2回、それぞれ5〜10分程度行うことで効果が期待できます。ただし、無理のない範囲で行うことが大切です。痛みを伴うようなケアは避け、優しく丁寧に行いましょう。また、セルフケアだけでなく、姿勢の改善や生活習慣の見直しも併せて行うことで、より効果が高まります。

Q. ストレートネックはどのように診断されますか?

A. ストレートネックの診断は、主にX線検査やMRI検査などの画像診断によって行われることが一般的です。これらの検査で首の骨(頸椎)のカーブが直線的になっているか確認します。通常、健康な首の骨はゆるやかなC字カーブを描いていますが、ストレートネックの場合はこのカーブが失われ、直線的になっていることが多いです。また、医師による触診や問診も診断の参考にされます。自分でストレートネックを疑う場合は、整形外科や整骨院などの専門機関で相談すると良いでしょう。

Q. 自律神経失調症は完全に治りますか?

A. 自律神経失調症は、適切なケアと生活習慣の改善によって症状を大幅に軽減させることができる可能性があります。ただし、「完全に治る」かどうかは個人差や原因によって異なります。首こりが主な原因の場合は、首の状態を改善することで自律神経の機能も回復する可能性が高いでしょう。継続的なセルフケアや生活習慣の見直しを行い、必要に応じて専門家のサポートを受けることで、長期的な改善を目指すことができます。症状が改善した後も、予防的なケアを続けることが大切です。

Q. 首のこりと肩こりは同じものですか?

A. 首のこりと肩こりは密接に関連していますが、厳密には異なる症状です。首のこりは主に頸部の筋肉(胸鎖乳突筋や斜角筋など)の緊張や疲労によって起こりますが、肩こりは肩甲骨周辺の筋肉(僧帽筋や菱形筋など)が影響します。ただし、これらの筋肉は連動しているため、首こりがあると肩こりも伴うことが多く、逆も同様です。自律神経への影響という観点では、特に首のこりが重要とされていますが、総合的なケアが最も効果的です。

Q. 子供でも自律神経失調症になることはありますか?

A. はい、子供でも自律神経失調症になる可能性があります。特に思春期以降の子供では、学校でのストレスや生活リズムの乱れ、また最近ではスマートフォンやタブレットの使用による姿勢の悪化から首こりを発症し、自律神経のバランスが乱れることがあります。子供の場合は特に「起立性調節障害(OD)」という症状が現れることが多く、朝起きられない、立ちくらみがする、疲れやすいなどの症状が特徴です。心配な症状がある場合は、小児科医や専門医に相談することをお勧めします。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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