最終更新:2025.05.19

首痛と自律神経の深い関係|原因と自分でできる改善法を専門家が解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

首の痛みと自律神経には深い関係があることをご存知でしょうか?首の筋肉の緊張や血行不良が自律神経の乱れを引き起こし、様々な不調の原因となります。さらに、首痛が慢性化すると自律神経の乱れをさらに悪化させる悪循環に陥りやすいのです。本記事では首痛と自律神経の関係性、症状、そして効果的な改善方法を専門家の見解を交えて徹底解説します。首や肩の不調でお悩みの方はぜひ最後までお読みください。

首周辺の不調に悩んでもうすでにいろんな整体体操サプリメントを試したけどなかなか痛みが取り切れない、良くなったけどぶり返してきたということはありませんか?

理学療法士 笹川先生(動画 00:01:04)

目次

首の痛みはなぜ自律神経に影響するのか?そのメカニズムを解説

首痛 自律神経

首の痛みと自律神経の乱れが密接に関連している理由を理解するには、まず首の構造と自律神経の役割を知ることが大切です。首には重要な神経や血管が通っており、これらが筋肉の緊張によって圧迫されることで自律神経に様々な影響を与えます。

交感神経と副交感神経のバランス崩壊

自律神経は交感神経と副交感神経の2つのシステムで構成されており、このバランスが体の調子を左右します。首の筋肉の緊張によって自律神経の中枢である脳幹に負担がかかると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れる可能性があります。ストレスや運動不足などで交感神経が過活動になると、首や肩の筋肉が緊張し、血行が悪くなり、首や肩の痛みやこりが発生しやすくなるのです。

首の緊張が脳への血流に与える影響

首の筋肉の緊張は、脳への血流にも影響を与えます。首の筋肉が緊張すると、頸動脈など重要な血管が圧迫され、脳への血流が減少することがあります。これにより、頭痛やめまい、思考力の低下などの症状が現れることがあります。また、血流の減少は自律神経の機能にも悪影響を及ぼし、さらなる不調を引き起こす可能性があります。

【要注意】ストレートネック(スマホ首)と自律神経の関係

首痛 自律神経

現代人に多いストレートネック(スマホ首)もまた、自律神経の乱れと深く関わっています。スマートフォンやパソコンの長時間使用による不自然な姿勢が、首の自然なカーブを失わせ、筋肉に過度の負担をかけるのです。

ストレートネックは整体で治る?おすすめのストレッチもあわせてご紹介

ストレートネックの症状と自律神経への影響

ストレートネックになると、首の筋肉が常に緊張状態となり、血行不良や神経の圧迫を引き起こします。これにより、首の痛みだけでなく、肩こり、頭痛、めまい、耳鳴り、目の疲れなど、様々な症状が現れることがあります。さらに、この状態が続くと自律神経の乱れを引き起こし、不眠、倦怠感、集中力低下などの症状につながる可能性があります。

症状自律神経の乱れとの関連対策方法
首・肩の痛み・こり交感神経の過活動により筋肉緊張ストレッチ、姿勢改善、マッサージ
頭痛・めまい脳への血流低下、自律神経のバランス崩壊首のマッサージ、深呼吸、十分な睡眠
不眠・睡眠障害副交感神経の機能低下リラックスできる環境づくり、就寝前のストレッチ
倦怠感・疲労感自律神経の乱れによるエネルギー代謝の異常適度な運動、バランスの良い食事
動悸・呼吸の乱れ交感神経の過活動深呼吸、リラクゼーション法

首の痛みからくる自律神経の乱れのサイン(具体的な症状一覧)

首痛 自律神経

首の痛みと自律神経の乱れが関連している場合、以下のような症状が現れることがあります。これらの症状がある場合は、首の状態を見直すことで改善する可能性があります。

身体的な症状

首の痛みや肩こりに加えて、自律神経の乱れによって様々な身体症状が現れることがあります。これらの症状は「不定愁訴」と呼ばれることもあり、原因不明の症状として片付けられることも少なくありません。しかし、実は首の状態と深く関わっている可能性があるのです。

  • 頭痛・頭重感
  • めまい・ふらつき
  • 吐き気
  • 耳鳴り
  • 目の疲れ・かすみ
  • 顔のほてり
  • 喉の違和感
  • 全身の倦怠感
  • 手足のしびれ
  • 胃腸の不調

精神的な症状

自律神経の乱れは精神面にも影響を及ぼします。首の痛みが続くことでストレスが蓄積し、さらに自律神経の乱れを悪化させる悪循環に陥ることもあります。

  • 不安感・イライラ感
  • 集中力低下
  • 記憶力低下
  • 不眠・睡眠障害
  • うつ症状
  • パニック障害の症状

自分でできる!首の痛みを和らげ自律神経を整えるセルフケア方法

首痛 自律神経

首の痛みと自律神経の乱れを改善するためには、日常生活での工夫が重要です。ここでは、専門家が推奨する効果的なセルフケア方法をご紹介します。

【首こり肩こり】ガチガチ首こり肩こりが一瞬でスッキリ!内臓脂肪も減る専門家監修セルフケア

手首を柔らかくすることで繋がる腕首肩肩甲骨の動きが良くなり首肩こりにつながる。背中の痛みや巻型肩こりから来る頭痛の改善、そして肩周りの筋肉が緩れていくことで自律神経が整い全身の機能調節がうまく働きます。

理学療法士 笹川先生(動画 00:02:09)

1. 姿勢の改善

正しい姿勢を保つことは、首の負担を軽減し、自律神経の乱れを予防するために非常に重要です。特にデスクワークが多い方は、以下のポイントに注意しましょう。

  • モニターの高さを目線と同じか、やや下にする
  • スマートフォンを見るときは、目線を下げるのではなく、デバイスを持ち上げる
  • 背筋を伸ばし、肩を軽く後ろに引いた状態をキープする
  • 長時間同じ姿勢を続けず、1時間に1回は姿勢を変える

2. 手首と首のストレッチ

意外かもしれませんが、手首の柔軟性は首の状態と深く関わっています。手首のサボリ筋(仕事をサボりやすい筋肉)をトレーニングすることで、首や肩の緊張を緩和することができます。

動画で紹介されている手首のエクササイズを日常的に行うことで、首や肩の血行が改善され、自律神経のバランスを整える効果が期待できる可能性があります。以下は基本的な手首と首のストレッチです。

手首のストレッチ

  1. 手のひらを前に向け、指を伸ばした状態でグッと握る
  2. 手首を伸ばし、前腕の前側に力が入るようにする
  3. 10秒間キープする
  4. これを3セット繰り返す

首のストレッチ

  1. 首を左右にゆっくり倒してストレッチする(各10秒)
  2. 首を前後にゆっくり倒してストレッチする(各10秒)
  3. 肩をすくめて5秒キープし、力を抜く(3回繰り返す)

3. リラクゼーションと睡眠の質改善

副交感神経を優位にするためには、リラックスできる環境を整え、質の高い睡眠を確保することが非常に重要です。以下の方法を試してみましょう。

  • 寝る前にスマートフォンやパソコンの使用を控える
  • 寝室は暗く、静かな環境に整える
  • 深呼吸やメディテーションを取り入れる
  • 入浴で体を温める
  • 規則正しい生活リズムを維持する

4. 適度な運動と血行促進

適度な運動は、筋肉の緊張を緩和し、血行を促進することで自律神経のバランスを整えます。激しい運動である必要はなく、以下のような軽い運動が効果的です。

  • ウォーキング
  • 軽いジョギング
  • 水泳
  • ヨガ
  • ストレッチ

専門家によるアプローチ:首の痛みと自律神経の乱れに対する治療法

首痛 自律神経

セルフケアだけでは改善しない場合は、専門家のアプローチが必要となる場合があります。首の痛みと自律神経の乱れに対する主な治療法には以下のようなものがあります。

1. 整体・カイロプラクティック

骨格や筋肉のバランスを整えることで、首の痛みを緩和し、自律神経の機能を改善することができます。特に上部頸椎のアジャストメントは、自律神経の中枢に影響を与え、全身の状態を改善する効果が期待できるという報告があります。

2. マッサージ・鍼灸

筋肉の緊張を緩和し、血行を促進することで、首の痛みを和らげ、自律神経の機能を改善する効果があります。特に東洋医学的なアプローチは、全身のバランスを整えるという点で自律神経の乱れに効果的です。

3. 医療機関での検査と治療

首の痛みがひどい場合や、自律神経の乱れが重度の場合は、医療機関での検査と治療が必要となることがあります。神経内科や整形外科などで、原因に応じた適切な治療を受けることが重要です。

  • 薬物療法(筋弛緩剤、抗不安薬など)
  • 神経ブロック注射
  • 物理療法(超音波治療、電気刺激療法など)
  • 心理療法(ストレス管理、リラクゼーション法の指導など)

まとめ:首の痛みを放置せず、健やかな毎日を取り戻しましょう

首痛 自律神経

首の痛みと自律神経の乱れには深い関係があります。首の筋肉の緊張によって自律神経のバランスが崩れ、さまざまな不調が現れることがあります。また、自律神経の乱れは首の痛みをさらに悪化させる悪循環を引き起こす可能性もあります。

日常生活での姿勢の改善、ストレッチ、リラクゼーション法の実践など、自分でできるセルフケアを継続的に行うことが大切です。それでも改善しない場合は、専門家に相談することをお勧めします。

健康な首と整った自律神経は、健やかな毎日を送るための基盤となります。この記事が皆さんの健康維持のお役に立てば幸いです。

首痛と自律神経に関するよくある質問

首痛 自律神経

Q. 首の痛みはなぜ自律神経の乱れにつながるのですか?

A. 首には自律神経の中枢である脳幹があり、首の筋肉の緊張が脳幹に負担をかけることで自律神経のバランスが崩れます。また、首の血行不良は脳への血流も減少させ、自律神経の機能に影響を与えます。さらに、首の痛みによるストレスも自律神経の乱れを促進する要因となります。

Q. 首の痛みと自律神経の乱れが関係しているかどうか、どうやって判断できますか?

A. 首の痛みと同時に、めまい、頭痛、不眠、倦怠感、動悸、多汗、イライラ感などの症状がある場合は、自律神経の乱れが関連している可能性があります。また、首の痛みを改善すると他の症状も改善する場合も、両者に関連があると考えられます。ただし、正確な判断は専門家による診断が必要です。

Q. ストレートネック(スマホ首)は自律神経にどのような影響を与えますか?

A. ストレートネックは首の自然なカーブが失われた状態で、長時間のスマホやパソコン使用によって引き起こされます。この状態では首の筋肉に過度の負担がかかり、常に緊張状態となります。これにより血行不良や神経の圧迫が起こり、自律神経のバランスが崩れ、頭痛、めまい、不眠などの症状が現れることがあります。

Q. 首の痛みによる自律神経の乱れを改善するためのストレッチはありますか?

A. はい、首の痛みと自律神経の乱れを改善するためのストレッチはいくつかあります。首を左右や前後にゆっくり倒すストレッチ、肩をすくめて力を抜くストレッチなどが効果的です。また、動画で紹介されているように、手首のストレッチも首や肩の緊張を緩和し、自律神経のバランスを整える効果があります。ストレッチは無理をせず、痛みを感じない範囲で行うことが大切です。

Q. 首の痛みと自律神経の乱れが改善しない場合、どのような専門家に相談すべきですか?

A. 首の痛みと自律神経の乱れが改善しない場合は、症状に応じて以下の専門家に相談することをお勧めします。整形外科(首の痛みの原因が骨や関節の問題の場合)、神経内科(自律神経の乱れが主な症状の場合)、心療内科(ストレスが大きな要因の場合)、整体師やカイロプラクター(骨格や筋肉のバランスを整えたい場合)、鍼灸師(東洋医学的なアプローチで全身のバランスを整えたい場合)などが考えられます。症状が長期間続く場合や日常生活に支障をきたす場合は、早めに専門家に相談することが大切です。

Q. 手首と首の痛みの関係性について教えてください

A. 一見関係なさそうな手首と首ですが、実は深い関連があります。人体は連動しており、手首の動きが悪くなると、腕、首、肩、肩甲骨と連鎖的に影響します。笹川先生の動画でも解説されているように、手首には「サボリ筋」と呼ばれる筋肉があり、これが機能不全を起こすと他の筋肉が代償的に働き、首や肩の緊張を引き起こします。手首の柔軟性を高めることで、首や肩の血行が改善され、痛みやこりの軽減、ひいては自律神経のバランス改善につながります。

Q. 首痛と自律神経の乱れは睡眠にどのような影響を与えますか?

A. 首の痛みと自律神経の乱れは睡眠の質に大きな影響を与えます。自律神経が乱れると、リラックス状態をつかさどる副交感神経の働きが低下し、寝つきが悪くなったり、途中で目が覚めたりする睡眠障害が起こりやすくなります。また、首の痛みそのものが睡眠中の体勢を不快にし、熟睡できない原因となることもあります。さらに、睡眠不足は自律神経の乱れをさらに悪化させる悪循環を生み出すため、首の痛みと睡眠の問題は総合的に改善していくことが重要です。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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