最終更新:2025.06.25

首痛と頭痛、何科を受診すべき?症状別の最適な診療科を解説

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

首と頭痛の両方が痛い場合、症状によって受診する科が異なります。首の痛みだけなら整形外科が、頭痛も伴う場合は脳神経外科や頭痛外来を受診するのが適切です。この記事では、あなたの症状に合った診療科の選び方、考えられる原因、そして緊急受診が必要なケースまで詳しく解説します。つらい症状でどこに行けばいいか迷ったら、ぜひ参考にしてください。

目次

まず結論:首の痛みと頭痛、何科を受診すべき?

首痛 頭痛 何科

首の痛みと頭痛でお悩みの場合、症状の特徴によって受診すべき診療科が変わります。以下の表で、あなたの症状に最適な診療科をチェックしてみましょう。

症状最適な診療科主な治療法
首の痛みのみ(肩こりを伴う)整形外科姿勢指導、リハビリ、薬物療法
首の痛みと頭痛が同時に起こる脳神経外科・脳神経内科CT/MRI検査、薬物療法
頭痛が主で首の痛みを伴う頭痛外来(脳神経内科)頭痛専門の診断・治療
首の腫れや喉の痛みを伴う耳鼻咽喉科炎症治療、抗生物質など
突然の激しい頭痛と首の痛み救急外来緊急検査、適切な専門科へ

首の痛みから生じる頭痛は、整形外科的な問題が原因となっていることが多いですが、頭痛と首の痛みが同時に発症する場合は、神経学的な問題の可能性も考慮すべきです。

症状セルフチェック:あなたの首痛・頭痛はどのタイプ?

首痛 頭痛 何科

最適な診療科を選ぶためには、まず自分の症状がどのタイプに当てはまるか確認しましょう。以下のチェックリストで、あなたの症状に最も近いものを見つけてください。

首の痛みが主体の場合(整形外科向き)

  • 首を動かすと痛みが強くなる
  • 長時間のデスクワークや同じ姿勢の後に痛みが出る
  • 肩こりや背中の痛みを伴うことが多い
  • 腕や手にしびれや痛みが放散する
  • 頭痛がある場合も、首の動きに関連して変化する

首の痛みが主体で、姿勢や動作に関連して症状が変化する場合は、整形外科を受診しましょう。

頭痛が主体で首の痛みも伴う場合の受診先

首痛 頭痛 何科

頭痛が主体で首の痛みも伴う場合(脳神経外科・内科向き)

  • 頭がズキズキと脈打つような痛み
  • 頭が締め付けられるような痛み
  • 光や音に過敏になる
  • 吐き気やめまいを伴うことがある
  • 首の痛みは頭痛に続いて出現することが多い

頭痛が主体で、光・音への過敏さや吐き気などの随伴症状がある場合は、脳神経外科や脳神経内科を受診しましょう。

緊急性の高い症状と対応

首痛 頭痛 何科

突然の激しい頭痛と首の痛み(緊急受診が必要)

  • 今まで経験したことのないような激しい頭痛
  • 「頭の中で何かが破裂した」ような感覚
  • 首の後ろ(後頭部)に強い痛みがある
  • 意識障害や言語障害を伴う
  • 発熱や嘔吐を伴う

これらの症状がある場合は、くも膜下出血などの重篤な疾患の可能性があります。迷わず救急車を呼び、緊急受診してください。

整形外科での診療内容

首痛 頭痛 何科

整形外科では、首の痛みの原因となる筋肉や骨、関節の問題を診断・治療します。

整形外科で行われる検査

  • レントゲン検査(頚椎の変形や骨の状態を確認)
  • MRI検査(頚椎椎間板ヘルニアなどの確認)
  • 神経学的検査(しびれや筋力低下の有無を確認)

整形外科での主な治療法

  • 薬物療法(鎮痛剤、筋弛緩剤など)
  • 理学療法・リハビリテーション
  • 姿勢指導や生活習慣の改善
  • 頚椎カラー(首の安静を保つ)
  • トリガーポイント注射(筋肉の緊張緩和)

脳神経外科・脳神経内科の役割

首痛 頭痛 何科

脳神経外科や脳神経内科では、頭痛の原因となる脳や神経系の問題を診断・治療します。

脳神経外科・内科での検査方法

  • CT検査(脳出血やくも膜下出血の確認)
  • MRI検査(脳腫瘍や血管異常の確認)
  • 血液検査(炎症マーカーなどの確認)
  • 神経学的検査(脳神経機能の評価)

脳神経外科・内科での治療アプローチ

  • 薬物療法(片頭痛薬、緊張型頭痛治療薬など)
  • 神経ブロック注射
  • 生活習慣指導(睡眠、食事、ストレス管理)
  • 手術療法(必要な場合のみ)

耳鼻咽喉科の診療内容

首痛 頭痛 何科

首の痛みの中でも、特に前頸部(のど)の痛みや腫れがある場合は耳鼻咽喉科が適しています。

耳鼻咽喉科での検査方法

  • 喉頭ファイバースコープ検査
  • 超音波検査(甲状腺や首のリンパ節の確認)
  • 血液検査(炎症反応の確認)

耳鼻咽喉科での治療法

  • 抗生物質(細菌感染の場合)
  • 抗炎症薬
  • うがい薬や喉スプレー

首の痛みと頭痛の関連性とメカニズム

首痛 頭痛 何科

首の痛みと頭痛は、密接に関連している可能性があります。その理由を解説します。

緊張型頭痛と首の関係

緊張型頭痛は、首や肩の筋肉の緊張が原因となって発生することが多い頭痛です。長時間のデスクワークや不良姿勢、ストレスなどで首の筋肉が緊張すると、その緊張が頭部にまで広がり、頭痛を引き起こす傾向があります。

緊張型頭痛の患者さんの多くは、首や肩の筋肉に過度の緊張があります。この筋緊張を改善するだけで、頭痛が軽減するケースも少なくありません。

頚椎由来の頭痛

頚椎(首の骨)の異常が原因で頭痛が起こる可能性もあります。頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアなどの疾患では、神経が圧迫されることにより、首の痛みだけでなく頭痛も引き起こされる傾向がみられます。この場合、整形外科での治療が必要になる可能性があります。

片頭痛と首の痛み

片頭痛の患者さんは、頭痛発作の前兆や発作中に首の痛みを感じることがある可能性があります。また、片頭痛発作後に首の筋肉が緊張して痛みを生じることもあるとされています。

首痛の治し方【専門家監修】原因別対処法と専門家が教える効果的なセルフケア5選

 

危険な頭痛・首の痛みのサイン

首痛 頭痛 何科

首の痛みや頭痛の中には、緊急性の高い危険な症状があります。以下のサインがある場合は、迷わず救急受診してください。

危険なサイン考えられる疾患対応
突然の激しい頭痛(今までで最悪の頭痛)くも膜下出血救急車を呼ぶ
頭痛・首の痛みに加え、発熱や意識障害髄膜炎救急車を呼ぶ
首の痛みと共に手足のしびれや脱力頚髄損傷・圧迫すぐに脳神経外科
頭痛と視力障害・複視(ものが二重に見える)脳腫瘍・動脈解離すぐに脳神経外科
首の痛みと嚥下困難・呼吸困難喉頭蓋炎・扁桃周囲膿瘍救急で耳鼻咽喉科

上記のような危険なサインがある場合は、自己判断せず速やかに医療機関を受診してください。命に関わる可能性があります。

自分でできる応急処置

首痛 頭痛 何科

病院を受診する前に、自分でできる対処法をご紹介します。ただし、これらは一時的な対処法であり、症状が続く場合は必ず医療機関を受診してください。

姿勢の改善方法

首の痛みや頭痛の多くは、不良姿勢が原因となっている可能性があります。特にスマートフォンやパソコンを使用する際の「ストレートネック」や「猫背」は、首への負担を増加させるとされています。

  • デスクワーク時は、背筋を伸ばし、画面が目の高さになるよう調整する
  • スマートフォンは目線を下げすぎないよう、なるべく高い位置で見る
  • 1時間に一度は姿勢を変え、首を軽くストレッチする

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ストレッチと筋肉ケア方法

首痛 頭痛 何科

効果的なストレッチ法

首の筋肉の緊張を和らげるストレッチは、痛みの予防と緩和に効果的とされています。

  • 首を前後左右にゆっくり傾ける(痛みを感じない範囲で)
  • 肩を上下に動かし、肩甲骨周りの筋肉をほぐす
  • 入浴時に温めながら、首や肩をマッサージする

温熱・冷却療法の適用

症状に応じて、温めたり冷やしたりすることで痛みを和らげることができる可能性があります。

  • 筋肉の緊張からくる痛み → 温める(蒸しタオル、カイロなど)
  • 炎症や急性の痛み → 冷やす(アイスパックなど)

適切な休息と睡眠

疲労は首の痛みや頭痛の大きな原因となる可能性があります。十分な休息と質の良い睡眠を心がけましょう。

  • 首をサポートする適切な枕を使用する
  • 横向きに寝る場合は、首がねじれないよう注意する
  • 定期的に休憩を取り、目や首を休める

専門家による見解

首の痛みと頭痛は密接に関連している可能性があり、一方が原因で他方が発生する傾向がみられます。特に緊張型頭痛では、首や肩の筋肉の緊張が頭痛の直接的な原因となる可能性がありますが、これは姿勢の改善やストレス管理によって改善できるケースもあるとされています。

一方で、脳の病気が原因で頭痛が生じ、それに伴って首の痛みが出ることもある可能性があります。症状が2週間以上続く場合や、痛みが強い場合は、専門医に相談することが重要です。特に突然の激しい頭痛は、命に関わる緊急事態の可能性があるため、迷わず救急受診してください。

病院選びのポイント

首痛 頭痛 何科

適切な診療科を選んだら、次は病院選びです。以下のポイントを参考にしてください。

総合病院とクリニックの違い

  • 総合病院のメリット: 各科の連携がスムーズ、精密検査(MRI/CTなど)がすぐに可能
  • クリニックのメリット: 待ち時間が短い、専門特化した治療が受けられることも

専門医の確認方法

首の痛みや頭痛に詳しい専門医がいる医療機関を選ぶと安心です。

  • 脳神経外科専門医
  • 日本頭痛学会認定頭痛専門医
  • 日本整形外科学会専門医(脊椎脊髄病医)

受診前の準備と情報整理

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かかりつけ医からの紹介

症状が複雑で判断が難しい場合は、まずかかりつけ医に相談し、適切な専門医を紹介してもらうのも良い方法とされています。

受診前に整理すべき情報

医療機関を受診する際は、以下の情報を整理しておくと診察がスムーズに進む可能性があります。

  • いつから症状があるか
  • 痛みの性質(ズキズキ、ジンジン、締め付けられるなど)
  • 痛みの強さ(10段階で表現)
  • 痛みが強くなる状況や時間帯
  • 随伴症状(吐き気、めまい、視覚症状など)
  • 服用中の薬
  • 過去の病歴

これらの情報を医師に伝えることで、より正確な診断と適切な治療につながる可能性があります。

首痛と頭痛に関するよくある質問

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Q. 首の痛みと頭痛が同時に起こるのはなぜですか?

A. 首の痛みと頭痛が同時に起こる主な理由は、首と頭部が神経学的に密接に連携しているためです。首の筋肉の緊張や頚椎の問題が脳に送られる信号に影響を与え、頭痛を引き起こすことがある可能性があります。特に緊張型頭痛では、首や肩の筋肉の緊張が直接的な原因となることが多いとされています。また、片頭痛の前兆や発作中に首の痛みを感じることもあるとされています。逆に、脳の疾患が原因で頭痛が発生し、それに伴って首の痛みが生じる可能性もあります。

Q. 首の痛みと頭痛が続く場合、いつ病院を受診すべきですか?

A. 首の痛みと頭痛が2週間以上続く場合や、通常の鎮痛剤で改善しない場合は医療機関への受診を検討しましょう。また、以下のような症状がある場合は早急に受診することをお勧めします:
・突然の激しい頭痛(これまで経験したことのないような痛み)
・発熱や嘔吐を伴う頭痛
・頭痛とともに意識障害や言語障害がある
・首の痛みと共に手足のしびれや脱力がある
・頭痛と視力障害や複視(ものが二重に見える)がある
特に上記の症状がある場合は、緊急性が高い可能性があるため、救急外来を受診することをお勧めします。

Q. 首の痛みから起こる頭痛と、脳の病気による頭痛はどう見分けますか?

A. 首の痛みから起こる頭痛(頚原性頭痛)と脳の病気による頭痛を完全に見分けるには専門医の診断が必要ですが、一般的な違いとして以下のポイントがあります:

【首の痛みから起こる頭痛の特徴】
・首を動かすと痛みが変化する
・後頭部や頭の後ろ側に痛みが集中する
・じわじわとした鈍い痛みが多い
・首や肩の筋肉に硬さや圧痛がある
・姿勢を改善すると痛みが軽減することがある

【脳の病気による頭痛の特徴】
・突然の激しい頭痛(くも膜下出血など)
・徐々に強くなる持続的な頭痛(脳腫瘍など)
・嘔吐や意識障害などの神経症状を伴う
・光や音に過敏になる(片頭痛)
・頭の片側だけが拍動性に痛む(片頭痛)

これらの症状はあくまで目安であり、正確な診断には医師による診察と適切な検査が必要です。自己判断は危険な場合があるため、心配な症状があれば医療機関を受診してください。

Q. 首の痛みと頭痛の予防のために日常生活で気をつけることは?

A. 首の痛みと頭痛の予防には以下の日常習慣が効果的である可能性があります:

【姿勢の改善】
・デスクワーク時は背筋を伸ばし、画面を目線の高さに調整する
・スマホの使用時間を減らし、見る時は目線を極端に下げない
・定期的に姿勢をチェックし、猫背やストレートネックを避ける

【ストレス管理】
・定期的なリラクゼーション(深呼吸、瞑想など)
・十分な睡眠と休息
・趣味や運動でストレス発散

【生活習慣】
・適度な運動(特に首や肩のストレッチ)
・規則正しい食事と水分摂取(特に水分不足は頭痛の原因になる可能性も)
・アルコールやカフェインの過剰摂取を避ける

【睡眠環境の整備】
・首をサポートする適切な枕の使用
・寝る姿勢に気をつける(特に横向きで首がねじれないよう)
・快適な睡眠環境(温度、湿度、照明)を整える

これらの習慣を日常的に意識することで、首の痛みや頭痛のリスクを軽減できる可能性があります。

Q. 首の痛みと頭痛に効果的なストレッチ方法はありますか?

A. 首の痛みと頭痛を和らげるための効果的なストレッチ方法としては、以下が挙げられます:

【首のストレッチ】
1. 首の回旋:ゆっくりと首を右回り、左回りに回す(5回ずつ)
2. 首の側屈:右耳を右肩に、左耳を左肩に近づける(各5秒×3セット)
3. 首の前屈・後屈:あごを胸に引き、次に天井を見上げる(各5秒×3セット)

【肩のストレッチ】
1. 肩の上下運動:肩をすくめて5秒キープし、力を抜く(5回繰り返す)
2. 肩甲骨寄せ:胸を張り、肩甲骨を背中の中央に寄せる(10秒×3セット)

【胸のストレッチ】
1. ドアフレームストレッチ:ドアの枠に両手をつけて、体を前に倒す(15秒×2セット)

【注意点】
• 痛みを感じる場合はすぐに中止する
• ゆっくりと呼吸しながら行う
• 急激な動きは避け、ゆっくりと行う
• 1日3回程度を目安に継続的に行う

これらのストレッチは首や肩の筋肉の緊張を和らげ、血流を改善することで、痛みの緩和に役立つ可能性があります。ただし、激しい痛みがある場合や、ストレッチ後に症状が悪化する場合は、医師に相談してください。

Q. 首の痛みと頭痛に市販薬は効果がありますか?

A. 首の痛みと頭痛に対する市販薬は、一時的な症状緩和には効果がある場合がありますが、根本的な原因治療にはならない可能性があります。市販薬を使用する際の注意点は以下の通りです:

【効果が期待できる市販薬】
• 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs):イブプロフェン、ロキソプロフェンなど
• アセトアミノフェン:比較的副作用が少なく、頭痛に効果的とされている
• 配合剤:カフェインなどを含む複合的な頭痛薬

【使用上の注意点】
• 用法・用量を守る(過剰摂取は副作用のリスクを高める可能性がある)
• 連続して3日以上使用しない(薬物乱用頭痛のリスクがある可能性)
• 胃腸障害や持病がある方は医師に相談してから使用する
• 症状が改善しない場合は自己判断で継続せず、医療機関を受診する

【市販薬が適さない可能性がある場合】
• 突然の激しい頭痛
• 発熱や嘔吐を伴う頭痛
• 意識障害や視覚異常を伴う場合
• 妊娠中や授乳中の方
• 持病がある方や他の薬を服用中の方

市販薬はあくまで一時的な対処法です。症状が2週間以上続く場合や、市販薬で改善しない場合は、早めに医療機関を受診してください。

Q. 子供の首の痛みと頭痛はどう対処すべきですか?

A. 子供の首の痛みと頭痛への対処は、大人とは異なる配慮が必要です:

【医療機関への受診目安】
• 3歳未満の乳幼児で頭痛を訴える場合(早めに小児科受診)
• 痛みで夜間に目が覚める
• 発熱や嘔吐を伴う頭痛
• 頭を打った後の頭痛
• 頭痛の頻度や強さが増している
• 性格や行動の変化が見られる

【家庭での対処法】
• 十分な休息をとらせる
• 水分を十分に摂らせる
• 明るい光や大きな音から遠ざける
• 冷たいタオルを額に当てる(熱がない場合)
• 子供用の適切な用量の解熱鎮痛薬(医師の指示に従って)

【生活習慣の見直し】
• 十分な睡眠時間の確保
• 規則正しい食事
• スマートフォンやゲームの使用時間制限
• 適度な運動の奨励
• ストレスの原因(学校、友人関係など)の把握

【注意点】
• 子供自身が症状を正確に伝えられない場合があるため、行動の変化に注意する
• 市販薬は小児科医の指示なく使用しない
• 子供の頭痛日記をつけて、パターンや引き金を把握する

子供の頭痛は、大人と異なり、成長や発達に関連する場合もあります。心配な症状がある場合は、自己判断せず小児科や小児神経科を受診することをお勧めします。

森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

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