最終更新:2024.04.30

ママのための産後整体ガイド

産後の体の変化とは

赤ちゃんとママの写真

出産は病気ではない、といわれますが、正常な状態ではありません。出産後のママの体は出産時のダメージや元の体の状態に戻ろうとする急激な変化を受け、多くの女性が産後に不調を感じる傾向にあります。

出産時には、会陰部の裂傷予防・赤ちゃんが通りやすくする目的で行われる会陰切開の傷や帝王切開した場合、そこから感染を起こして発熱する可能性があります。また妊娠中、大量に分泌されていたエストロゲンは急激に低下し、ほぼゼロに近い状態です。他の女性ホルモンも分泌量が少なくなっているため、脱毛や肌荒れ、肌の乾燥などが起こりやすくなります。出産時の出血や母乳で水分を取られることで体内の水分量が減り、便秘にもなりやすくなります。尿道を閉める筋肉を含む骨盤底筋がダメージを受けて回復していない時期は、尿もれしやすくなります。出産後の筋肉の衰えや育児中に赤ちゃんを抱っこしたり、授乳時の姿勢、子宮が収縮する痛みで腰痛も起こりやすくなるのです。

骨盤の歪みや痛み

妊娠すると出産時に赤ちゃんが産道を通りやすくするため、リラキシンというホルモンの分泌が増加します。このホルモンは骨盤のつなぎ目である仙腸骨の靭帯や恥骨結合を緩ませる作用があり、それに伴って腰痛や恥骨痛の症状が出現します。

子宮は出産直後から元の大きさに戻ろうとして強く収縮し(子宮復古)、6〜8週間で妊娠前と同じ大きさに戻ります。特に産後2〜3日は強い生理痛や陣痛のような痛みを感じるといわれています。授乳によって子宮が収縮するため、より痛みを感じやすくなります。次第に治るものではありますが、中には夜も眠れないほどつらく感じる人もおり、つらい時は医師への相談をおすすめします。

肩こりや腰痛

肩こりは腰痛と並んで多い産後の悩みです。おむつ替えや授乳など、前屈みになる姿勢を頻繁にとる機会が増えます。乳房が張って痛みを感じやすくなり、肩を動かさなくなることや睡眠不足などの要因も肩こりになりやすくなります。

腰痛は妊娠中から女性を悩ませることが多く、リラキシンの他にも分泌が増加するプロゲステロンという女性ホルモンも骨盤を緩める作用があります。またお腹が大きくなる妊娠中期〜後期は重心が前にかかりやすくなり、反り腰になることや動きにくくなって運動不足になる影響で腰痛が起こる原因となります。出産後はホルモンの影響で骨盤の関節が緩んでいることに加え、育児中に前屈みの姿勢になる頻度が多く、妊娠中に引き延ばされた腹筋(腹直筋)が左右に離れて姿勢を保てなくなり、腰痛が生じます。

体重の変化と筋力低下

産後に痩せすぎる原因として母乳によるカロリー消化、育児や家事の疲れやストレスによる食欲減退が考えられます。母乳育児は1日約500kcalといわれ、体重55kgの女性が約1時間ジョギングしたくらいに相当します。

逆に体重が減らない人もいます。授乳期間が短かったり、卒乳したにもかかわらず、授乳期と同じ量の食事を摂取しているのが原因です。

妊娠中はお腹周りの筋肉が引き伸ばされてたるんでしまい、筋力低下につながります。出産後は赤ちゃんの体重、羊水、胎盤、出血分で4〜5kg減るのが自然です。産後1か月は体を元に戻すためにも安静が必要で、体重が減らなくても焦らないようにしましょう。

出産による影響を受けやすいのが骨盤底筋です。産後緩んでしまうために尿もれが起こったり、内臓が重力によって落ち、体外に飛び出す子宮脱・膀胱脱になっていまうこともあります。

産後のホルモンバランスの影響

ホルモンバランスが乱れる産後は自律神経にも悪影響を及ぼし、交感神経が優位になりがちでイライラしやすくなります。満腹中枢をコントロールする女性ホルモンのエストロゲンが減る産後は太りやすくなり、髪や肌にも関係しているため髪のごわつきや肌荒れ、乾燥・しわ、パサつくトラブルも起こしやすくなります。不眠を引き起こすこともあります。産後、生理が再開しても周期が不安定です。

心理的な変化とストレス

産後うつの主な原因として、出産によって女性ホルモンが急激に減少したことです。育児で慢性的な睡眠不足や疲労、家族の理解・サポート不足も産後うつの症状を悪化させます。妊娠前や妊娠中にうつ病になった人も発症しやすい傾向があります。

産後の骨盤矯正は意味がない?

施術中の写真

「産後整体 いつから」で検索すると骨盤矯正関連の情報があふれています。整骨院でも産後の骨盤矯正のサービスを行っているところもありますが、この記事では、整体院における骨盤矯正が産後必要なのかを調べてみました。

骨盤は、尾てい骨の上にある仙骨という骨を左右の骨(腸骨)が挟むような構造になっており、そのつなぎ目を仙腸関節といいます。骨盤が歪んでいるとの表現がありますが、硬い骨であり、交通事故などの大きな衝撃を受けない限り、簡単に変形するものではありません。動くとすれば、出産時に産道を少しでも広くするために緩む仙腸関節でしょう。仙腸関節を緩ませるホルモンであるリラキシンは、プロゲステロンなどと違って産後も分泌されますが、半年ほどかけて減少していき、骨盤も自然に妊娠前に戻っていきます。

近年、腰痛の原因に仙腸関節が関係しているという見解も強くなってきているものの、仙腸関節は2〜3mmしか動かず、手技で動かすのは困難だという医師の意見もあります。そもそも骨盤矯正自体が医学用語ではなく、産後の緩んだ骨盤を治す、という意味では無意味だといえるでしょう。しかし、前述した通り腰痛の原因はいくつもあり、全身的にアプローチする整体は効果が期待できるでしょう。

産後整体はいつから始めるべき?

カレンダーと親子

産後、整体を始める時期としてはいつがいいのか?というと通常の経膣分娩でも最低、産後1か月は経過してから受けましょう。産後2〜3週間は授乳やおむつ交換、赤ちゃんの最低限のお世話だけにし、ママはなるべく横になって休む時間を確保して体力の回復に努めます。産後3〜4週間は簡単な家事をしても良いですが、体は回復途中のため、無理は禁物です。産後5週間以降から徐々に元の生活に戻していきましょう。

このように1か月はママの体の回復のための期間が必要なのです。整体院によっては産後2か月以降または3か月〜6か月の間でも良い、というところもあります。行こうと思っている整体院に確認しましょう。帝王切開を受けた場合は必ず医師に相談してください。産婦人科の中には産後ケアとして整体のサービスを行っていることがあります。

産後整体の効果

骨盤矯正は意味がない、と前述しましたが、産後の骨盤矯正を謳っている整体院は多いのが現状です。それを踏まえた効果としては、まず肩こりや腰痛の改善が期待できます。前屈みになりがちになるおむつ交換や授乳時の姿勢の悪さが改善され、筋肉のこりが解消されて血行も良くなるからです。冷えやむくみの改善も期待できます。血行が良くなることで血液だけでなく、リンパの流れも良くなることためです。人はストレスを感じると全身の筋肉が緊張し、肩こりや腰痛などを感じるようになりますが、血流が良くなり、筋緊張がなくなることでリラックスすることができます。

産後整体の注意点

刺激が強かったり、バキバキボキボキ鳴らす整体はおすすめしません。悪化する可能性があるからです。

施術を女性スタッフにしてほしいと希望されるのであれば、整体院に確認しましょう。整体院の整体院の産後ケアを行う整体院では、赤ちゃん連れでもOKというところもあります。ただし、保育士が常駐している場合もあれば、手の空いているスタッフが世話してくれる場合もあります。赤ちゃんと一緒に行くのであれば、整体院までの経路にベビーカーが通れるか、授乳室やおむつ交換台のあるトイレがあるかなどを調べておくと良いでしょう。

施術前にしっかりカウンセリングを実施してくれるか、料金が明確かであるかもチェックしておきたい点です。

自宅でできるセルフケア

伸びをする女性

日常でできる骨盤の歪みを予防するポイントは、①正しい姿勢で座る、正しい立ち位置を意識する②定期的にストレッチをする、です。

産後ガードルを推奨する整体院もありますが、ガードルはあくまで見た目の体型を整える目的で着用するもので、必ず使わなければならないものではありません。また、根本的な解決にはならないので、一時的なサポートとして使うようにしましょう。

正しい姿勢で座る、正しい立ち姿勢を意識する

普段から正しい姿勢を意識しましょう。普段、猫背や同じ側で荷物を持ったり、赤ちゃんを抱っこしていては、せっかく整体で整えてもらった体がバランスが崩れ、肩こりや腰痛が再発してしまいます。普段の生活で正しい姿勢を保つことが症状の悪化や再発を予防できます。

腰痛があり、長時間座りっぱなしの生活をしている人は時々、立ち上がったり動いたりして筋肉を疲労させないようにしましょう。重い物を持ち上げる際は、腰を丸めたまま持ち上げないようにし、腰のカーブを意識しスクワットをするような要領で腰を落として持ちましょう。荷物をおろす場合も腰を丸めないように気をつけます。動作に気をつけるだけで、体の負担を軽減させることも可能なのです。

定期的にストレッチする

ストレッチによってこり固まった筋肉をほぐしましょう。無理をしない程度に行います。整体院でも産褥体操を指導してくれるところもあります。産褥体操は産後のママにも負担なくできて、子宮や骨盤、膣などの回復を助けたり、出産で緩んだ筋肉や皮膚を元に戻すなどの効果があります。産後は本格的な体操や運動は負担が大きく避けた方が良いですが、産褥体操は産婦人科でも指導されており、おすすめです。

まとめ

ママ友

出産後のママの体は、全治1か月のケガと同じといわれるほどダメージを受けています。赤ちゃんの世話に追われ、ママ自身を後回しにしがちですが、肩こりや腰痛などの不調は、放置せずに解消することで痛みの軽減や疲労回復、ストレス解消に効果的です。整体を受ける際には産後最低1ヶ月すぎていることが安全に受けられる条件です。可能であれば、1か月健診時に医師に相談するといいかもしれませんね。帝王切開で出産した場合は、医師の許可をもらうように、という整体院もあります。安全のためにも医師の許可をとりましょう。

整体師が産後整体に精通しており、毎回同じ人から施術を受けられるのが理想です。産後整体に関心がある方は医師や整体師に相談し、無理なく自分にあった適切な施術を受けましょう。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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