最終更新:2025.05.21

ヘルニアのブロック注射、費用はいくら?保険適用から効果まで徹底解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

ヘルニアによる痛みでお悩みの方へ。ブロック注射の費用は一般的に5,000円前後で、健康保険が適用される場合が多いため、自己負担は3割程度とそれほど高額になりません。種類によって費用は変わり、仙骨部硬膜外ブロックで約2,110円、腰部硬膜外ブロックで約3,340円が相場です。本記事では、ヘルニアのブロック注射にかかる費用の詳細、保険適用の有無、治療効果、施術の流れについて専門医の見解を交えながら徹底解説します。痛みから解放されるための第一歩として、ぜひ参考にしてください。

「ヘルニアの痛みに対するブロック注射は、正しい部位に適切な薬剤を注入することで、即効性のある痛みの緩和が期待できます。」

目次

ヘルニアとブロック注射の基本知識

ヘルニア ブロック注射 費用

ヘルニア、特に腰椎椎間板ヘルニアは日常生活に大きな支障をきたす疾患です。痛みやしびれに対する非手術的な治療法として、ブロック注射は広く用いられています。

ブロック注射とはどのような治療法ですか?

ブロック注射は、痛みを伝える神経の働きを一時的に遮断(ブロック)し、症状を緩和する治療法です。ヘルニアのブロック注射は、主に腰椎椎間板ヘルニア坐骨神経痛などの痛みを緩和するために行われます。レントゲンなどの画像診断装置を用いて、正確な位置に薬剤を注入することで、効果的な症状の軽減を目指します。

どのような症状に効果がありますか?

ブロック注射は以下のような症状に効果が期待できる可能性があります:

  • 腰痛
  • 坐骨神経痛
  • 頚椎ヘルニアによる首や腕の痛み
  • 神経根の圧迫による痛みやしびれ
  • 椎間板ヘルニアに伴う炎症

ヘルニアのブロック注射にかかる費用の詳細

ヘルニア ブロック注射 費用

ブロック注射の費用は、受ける医療機関や治療内容によって異なりますが、健康保険が適用される場合がほとんどです。健康保険適用の詳細については厚生労働省のガイドラインも参考になります。

ブロック注射は健康保険が使えるのですか?

はい、ヘルニアに対するブロック注射は一般的に健康保険が適用されます。保険適用の場合、自己負担は3割(高齢者は1割または2割)となるため、経済的な負担は比較的軽減されます。

治療内容3割負担の費用1割負担の費用
初診料約2,110円約700円
仙骨部硬膜外ブロック約2,110円約700円
腰部硬膜外ブロック約3,340円約1,100円
神経根ブロック約1,020円〜2,400円約340円〜800円
関節注射(膝・肩)片側約1,350円
両側約1,830円
片側約450円
両側約610円

ブロック注射の総費用はどのくらいですか?

ブロック注射の総費用は、以下の要素によって構成されます:

  • 初診料/再診料:初診の場合は約2,110円、再診の場合はやや安くなります
  • ブロック注射の施術費用:種類によって異なりますが、約2,000円〜3,500円程度
  • レントゲン撮影費用:必要に応じて追加(約1,000円前後)
  • 使用する薬剤費:種類や量によって異なる
  • 検査費用:必要に応じて追加


合計すると、初回のブロック注射で3割負担の場合、約5,000円〜6,000円前後が一般的な費用相場です。

どんな費用が追加で発生する可能性がありますか?

状態や治療内容によって、以下のような追加費用が発生する可能性があります:

  • MRIやCTなどの精密検査費用
  • 特殊な薬剤を使用する場合の追加費用
  • 複数箇所の治療が必要な場合の追加料金
  • 帯状疱疹などの合併症検査費用

ブロック注射の種類と効果

ヘルニア ブロック注射 費用

ヘルニアの症状や部位によって、適切なブロック注射の種類が選択されます。ブロック注射の最新研究によると、治療効果は適切な種類選択に大きく依存することが示されています。

ヘルニアに効果的なブロック注射の種類は何ですか?

ヘルニアの治療に用いられる主なブロック注射の種類には以下があります:

ブロック注射の種類主な対象特徴
硬膜外ブロック腰痛、坐骨神経痛脊髄を覆う硬膜の外側に薬剤を注入し、広範囲の痛みを緩和
神経根ブロック特定の神経根に由来する痛み神経の根元に薬剤を注入し、ピンポイントで痛みを緩和
仙腸関節ブロック仙腸関節由来の腰痛仙腸関節周辺に薬剤を注入し、関節の痛みを緩和
トリガーポイント注射筋肉の緊張や痛み痛みの原因となる筋肉の緊張した部分(トリガーポイント)に直接注射

ブロック注射の効果はどのくらい続きますか?

ブロック注射の効果は個人差がありますが、一般的には以下のような持続時間が期待できる可能性があります:

  • 短期的効果:数時間〜数日間
  • 中期的効果:数週間〜数ヶ月間

最新の医学研究によると、症状や体質によって効果の持続時間は異なります。複数回の治療を重ねることで、効果が長続きするケースもあることが報告されています。

「ブロック注射は一度で完全に治るものではなく、状態に応じて複数回の治療が必要なケースもあります。しかし、適切な治療と生活習慣の改善を組み合わせることで、長期的な痛みの管理が可能になります。」

ブロック注射の施術の流れ

ヘルニア ブロック注射 費用

ブロック注射を受ける際の一般的な流れを理解しておくことで、不安を軽減することができます。

初診から施術までの流れはどうなっていますか?

  1. 来院・受付:予約をして来院し、初診の場合は問診票の記入と保険証の提出を行います。
  2. 診察・検査:医師による診察と、必要に応じてレントゲンやMRIなどの検査を行います。
  3. 治療方針の説明:症状に合わせた最適なブロック注射の種類や期待される効果について説明を受けます。
  4. 施術:清潔な環境で、必要に応じて画像診断装置を用いながら注射を行います。
  5. 安静・経過観察:施術後、15〜30分程度の安静時間を設け、体調の変化がないか確認します。
  6. 帰宅・注意事項の説明:帰宅後の注意点や、次回の診察についての説明を受けます。

施術時間はどのくらいかかりますか?

施術自体は比較的短時間で、以下のような時間配分が一般的です:

  • 診察・準備:約10〜20分
  • ブロック注射の施術:約5〜15分
  • 安静・経過観察:約15〜30分


全体として、来院から帰宅まで1時間〜1時間半程度を見込んでおくとよいでしょう。

ブロック注射の安全性と注意点

ヘルニア ブロック注射 費用

どんな医療行為にも多少のリスクはありますが、ブロック注射は比較的安全な処置として広く行われています。日本ペインクリニック学会の報告では、適切な医療機関での施術であれば重篤な副作用は極めて稀であるとされています。

副作用やリスクはありますか?

一般的な副作用やリスクとしては、以下のようなものが挙げられます:

  • 注射部位の痛みや腫れ(一時的なものがほとんど)
  • 頭痛や血圧低下(まれ)
  • アレルギー反応(非常にまれ)
  • 感染症(適切な衛生管理のもとでは極めてまれ)
  • 神経損傷(極めてまれ)

ブロック注射を受けられない場合はありますか?

以下のような状態の方は、ブロック注射が受けられない、または慎重な判断が必要な場合があります:

  • 出血傾向のある方や抗凝固薬を服用中の方
  • 注射部位に感染症がある方
  • 使用する薬剤にアレルギーがある方
  • 妊娠中の方(状況による)
  • 帯状疱疹などの急性感染症がある方

これらの状態に該当する場合は、必ず事前に医師に相談してください。

ブロック注射を受けるための医療機関選び

ヘルニア ブロック注射 費用

適切な医療機関選びは、治療の成功に大きく影響します。

どのような医療機関で受けられますか?

ブロック注射は主に以下のような医療機関で受けることができます:

  • ペインクリニック(痛みの専門クリニック)
  • 整形外科
  • 麻酔科を併設する総合病院
  • 神経ブロック専門のクリニック

医療機関を選ぶポイントは何ですか?

医療機関を選ぶ際のポイントとしては、以下が挙げられます:

  • 神経ブロックの実績や症例数
  • 専門医の在籍状況
  • 画像診断装置の有無
  • 通院のしやすさや予約システム
  • 患者の口コミや評判

費用が気になる場合は、事前に電話などで確認しておくことをおすすめします。

ヘルニアのブロック注射に関する専門家の見解

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ペインクリニックの専門医によると、ブロック注射はヘルニアによる痛みの管理において効果的な選択肢の一つです。特に腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛に対しては、適切な薬剤選択と正確な注射位置の特定が重要です。また、ブロック注射は単独の治療ではなく、理学療法や生活習慣の改善と組み合わせることで、より高い効果が期待できる可能性があるとされています。薬剤の種類や注射の頻度は個人の状態に応じて慎重に決定する必要があり、医師との十分な相談が重要です。

国内の臨床現場では、ステロイド剤と局所麻酔薬を組み合わせたブロック注射が一般的ですが、患者さんの状態や過去の治療歴によって最適な薬剤が選択されます。また、最近では超音波ガイド下での注射やCTガイド下での施術など、より精度の高い方法も導入されているため、治療の選択肢について医師と相談することをお勧めします。

ヘルニアのブロック注射に関するよくある質問

ヘルニア ブロック注射 費用

Q. ブロック注射は痛みますか?

A. ブロック注射の痛みは比較的軽度で、局所麻酔を使用するため、注射時の痛みは抑えられています。ただし、注射部位や個人の感受性によって感じ方は異なります。多くの患者さんは「チクッとする程度」と表現しており、治療による痛みの軽減効果を考えれば十分に耐えられるレベルです。

Q. ブロック注射後の生活で気をつけることはありますか?

A. ブロック注射後は、当日の激しい運動や入浴は避け、安静にすることが推奨されます。注射部位を清潔に保ち、異常な痛みや腫れ、発熱などの症状が現れた場合は、すぐに医療機関に連絡してください。また、治療効果を記録しておくと、次回の診察時に医師との相談がスムーズになります。

Q. ブロック注射は何回受ければ効果がありますか?

A. ブロック注射の必要回数は症状の重症度や個人の反応によって異なります。軽度の場合は1〜2回で十分な効果が得られることもありますが、慢性的な症状では定期的な治療が必要なこともあります。一般的には、1〜2週間隔で3〜5回程度の治療を行い、効果を評価することが多いです。医師と相談しながら、最適な治療計画を立てることが重要です。

Q. ヘルニアのブロック注射と手術、どちらを選ぶべきですか?

A. ヘルニアの治療は、症状の重症度や患者さんの状態によって異なります。一般的に、軽度から中等度の症状ではまずブロック注射などの保存的治療が試みられます。これらの治療で十分な効果が得られない場合や、神経症状が進行する場合に手術が検討されます。どちらを選ぶかは、医師との十分な相談のもと、症状や生活スタイル、年齢などを考慮して総合的に判断するべきです。

Q. 健康保険が使えない自費診療のブロック注射はありますか?

A. はい、保険適用外の自費診療のブロック注射も存在します。特殊な薬剤を使用する場合や、保険適用外の治療技術を用いる場合などが該当します。自費診療の場合、費用は医療機関によって大きく異なり、1回あたり10,000円〜30,000円程度が一般的です。自費診療を検討する際は、事前に医療機関で詳細な説明と見積もりを受けることをおすすめします。

Q. ブロック注射と神経ブロックは同じものですか?

A. 「ブロック注射」は痛みを遮断する注射の総称であり、「神経ブロック」はその一種です。神経ブロックは特に神経の伝達を遮断する治療に焦点を当てた呼び方で、硬膜外ブロックや神経根ブロックなどさまざまな種類があります。一般的には、これらはほぼ同じ意味で使われることが多いですが、厳密には神経ブロックはブロック注射の中の一分類と考えられます。

Q. ブロック注射は高齢者でも受けられますか?

A. はい、ブロック注射は高齢者でも受けることができます。むしろ、手術リスクが高い高齢者にとっては、より安全な選択肢となることが多いです。ただし、高齢者は基礎疾患を持っていることが多いため、事前の健康状態の確認や薬の調整が重要になります。高齢者の場合は特に、専門医による慎重な判断のもとで治療を行うことが望ましいでしょう。

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笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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