最終更新:2025.06.26

【脊柱管狭窄症】おすすめエアロバイク6選!専門家が選び方と効果を解説

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

脊柱管狭窄症と診断されると「どんな運動が安全なのか」「エアロバイクは使っても大丈夫か」と不安になる方も多いのではないでしょうか。実は、エアロバイクは脊柱管狭窄症の方に特におすすめの運動器具です。前かがみの姿勢で運動できるため腰への負担が少なく、神経の圧迫を軽減しながら効果的に筋力アップができます。本記事では、脊柱管狭窄症の方におすすめのエアロバイク6選と、症状を悪化させないための正しい使い方、選び方のポイントを専門家の知見を交えて詳しく解説します。エアロバイクを正しく選んで使うことで、痛みを軽減しながら効果的に体力を回復させましょう。

「腰が痛くった時は整体にも行ったんですけど、その時は電気をかけてもらってマッサージしてもらって、ちょっと緩めてもらって。何回か痛い時に通う感じですね。一応その時には良くなる感じですか、行った時には。」

セルフケア整体(動画 03:14)

目次

なぜ脊柱管狭窄症の方にエアロバイクがおすすめなの?効果と理由を解説

脊柱管狭窄症 エアロバイク おすすめ

多くの運動の中でも、脊柱管狭窄症の方にエアロバイクが特に適している理由があります。その主な効果と理由を詳しく見ていきましょう。

腰への負担が少なく神経への圧迫を軽減できる

脊柱管狭窄症の症状が悪化する主な原因は、背骨が反り返る姿勢(腰椎前弯)によって神経が圧迫されることです。エアロバイクでは、ハンドルを握り前かがみの姿勢を取ることで腰椎が軽く屈曲し、神経への圧迫が緩和されます。これにより、歩行時に比べて腰や足のしびれや痛みが出にくく、安全に運動を続けることができるのです。

効果的な筋力トレーニングとなる

エアロバイクは下半身、特に太ももの筋肉(大腿四頭筋)やふくらはぎの筋肉を効果的に鍛えることができます。脊柱管狭窄症の方は、痛みや不安から活動量が減り、筋力が低下していることが多いため、適度な負荷での筋力トレーニングが症状改善につながります。特に腰周りや下肢の筋力アップは、日常生活での動作をサポートし、腰への負担を軽減する効果が期待できます。

有酸素運動による全身への効果

エアロバイクでの定期的な運動には、様々な効果が期待できます。

以下の表では、脊柱管狭窄症の方がエアロバイクで運動することで得られる主な効果をまとめています:

効果詳細
心肺機能の向上定期的な有酸素運動で心肺持久力が向上し、日常生活の疲れにくさにつながります
脂肪燃焼・体重管理継続的な運動で基礎代謝が上がり、適正体重の維持に役立ちます
血行促進下肢の血流が改善され、むくみの解消やしびれの軽減が期待できます
気分転換・ストレス軽減運動によるエンドルフィン分泌で精神的な安定や睡眠の質向上が期待できます

脊柱管狭窄症の方がエアロバイクを選ぶ際のポイントは?

脊柱管狭窄症 エアロバイク おすすめ

脊柱管狭窄症の方がエアロバイクを選ぶ際には、一般的な選び方とは異なるポイントがあります。症状を悪化させず、安全に長く使い続けられるエアロバイクを選ぶための重要な基準を解説します。

タイプ別エアロバイクの特徴と適性

エアロバイクには主に3つのタイプがあり、それぞれ脊柱管狭窄症の方に適した特徴があります。以下では、これらのタイプ別特徴について詳しく解説します。

タイプ特徴脊柱管狭窄症への適性
リカンベントタイプ背もたれがあり、背中を支えながら運動できる。足を前方に伸ばす姿勢。最も適しており、腰への負担が最小限で長時間の運動も快適に行える
アップライトタイプ一般的な自転車のような直立姿勢で乗る。ハンドルを握って前傾姿勢を取れば適しているが、長時間の使用で腰に負担がかかる場合も
Xタイプ(折りたたみ式)コンパクトで収納しやすい。強度やサドルの快適性はやや劣る。軽い運動に適しているが、サドルの硬さや体勢の安定性に注意が必要

負荷方式の選び方

エアロバイクの負荷方式によって、運動の質や音の大きさ、メンテナンス性が変わります。脊柱管狭窄症の方には、関節への衝撃が少なく、滑らかな漕ぎ心地の磁気負荷方式がおすすめです。

負荷方式特徴と適性
磁気(マグネット)式最もおすすめ。静音性が高く、滑らかな負荷調整が可能。関節への衝撃が少なく、長時間の使用に適している。
ベルト式比較的安価だが、摩擦音が発生しやすく、長期使用では劣化の可能性あり。
フライホイール式本格的なトレーニングに適しているが、重量があり、脊柱管狭窄症の方には負荷が強すぎる可能性がある。

サドルの形状と調整機能

脊柱管狭窄症の方にとって、サドルの快適性は非常に重要です。長時間座っても痛みが出にくく、姿勢を正しく保てるサドルを選びましょう。

  • 幅広クッション:座骨を適切に支え、お尻への圧力を分散させるもの
  • 高さ調整:膝に負担をかけない最適な高さに調整できること
  • 前後調整:ペダルとの距離を調整し、腰への負担を軽減できること
  • 衝撃吸収機能:サスペンションなどで衝撃を緩和する機能があるとなお良い

連続使用時間と安定性

短時間で故障するようなエアロバイクでは、継続的な運動習慣を作るのは難しくなります。また、安定性が低いと運動中の姿勢が崩れ、腰への負担が増加する恐れがあります。

  • 連続使用時間:最低でも30分以上、できれば60分以上の連続使用が可能なモデルを選ぶ
  • 本体重量:ある程度の重量(15kg以上)があると安定性が増す
  • 脚部の形状:広い接地面積で転倒リスクを減らせるもの
  • 耐荷重:使用者の体重に十分耐えられる耐荷重があること(最低でも100kg以上)

その他の便利機能

脊柱管狭窄症の方が安全で効果的に運動するために役立つ機能があります。

  • 心拍数モニター:適切な運動強度を維持するのに役立つ
  • プログラム機能:体力に合わせた運動プログラムを選べる
  • 静音性:長時間使用しても周囲に迷惑にならない
  • 移動用キャスター:無理な力を使わずに移動できる

脊柱管狭窄症の方におすすめのエアロバイク6選

脊柱管狭窄症 エアロバイク おすすめ

脊柱管狭窄症の症状を和らげるためには、適切な運動が重要です。その中でも特におすすめなのがエアロバイクです。エアロバイクは脊柱管狭窄症の方の腰への負担を軽減しながらも、効果的な運動ができる点が大きなメリットとなります。

ここでは、脊柱管狭窄症の方に特におすすめのエアロバイクを6機種ご紹介します。それぞれのタイプ別に、症状緩和に役立つ特徴を詳しく解説します。

【リカンベントタイプ】ダイコー(DAIKOU) マグネット式 リカンベントバイク DK-8304R

リカンベントタイプの中でも、特に脊柱管狭窄症の方におすすめの機種です。背中と腰をしっかりサポートする大型の背もたれと幅広シートが特徴で、長時間の運動でも腰への負担を最小限に抑えることができます。

  • 価格帯:40,000円前後
  • 特徴:8段階の負荷調整、静音マグネット方式、時間・スピード・距離・カロリー・心拍数測定機能
  • サイズ:約 幅56×奥行126×高さ86cm
  • 重量:約28kg
  • 脊柱管狭窄症に適した理由:背もたれ付きで腰部をサポート、安定感があり姿勢が崩れにくい

【リカンベントタイプ】アルインコ(ALINCO) リカンベントバイク AFB6215

腰痛持ちの方にも人気の高いモデルで、適度な負荷と快適な座り心地を兼ね備えています。8段階の負荷調整機能があり、体力や症状に合わせた運動強度の調整が可能です。

  • 価格帯:30,000円前後
  • 特徴:大型液晶メーター、静音設計、8段階負荷調整、移動用キャスター付き
  • サイズ:約 幅54×奥行97×高さ131cm
  • 重量:約23kg
  • 脊柱管狭窄症に適した理由:体を前傾させずに運動可能、足への負担も軽減

【アップライトタイプ】アルインコ(ALINCO) プログラムバイク AFB7018

アップライトタイプでありながら、ハンドル位置の調整範囲が広く、脊柱管狭窄症の方でも前傾姿勢をとりやすいモデルです。16段階の負荷調整と12種類のプログラムにより、症状に合わせた運動が可能です。

  • 価格帯:50,000円前後
  • 特徴:16段階負荷調整、12種類のプログラム、静音マグネット方式、心拍数センサー付き
  • サイズ:約 幅53×奥行97×高さ143cm
  • 重量:約30kg
  • 脊柱管狭窄症に適した理由:ハンドル位置調整で適切な前傾姿勢を保持できる

【アップライトタイプ】Syrinx エアロバイク 静音 スピンバイク 16kgホイール フィットネスバイク

高い静音性と滑らかな漕ぎ心地が特徴のモデルです。自宅での使用に適しており、安定した運動が可能です。ハンドルとサドルの位置を細かく調整できるため、脊柱管狭窄症の方も最適な姿勢で運動できます。

  • 価格帯:20,000円前後
  • 特徴:無段階負荷調整、16kgホイール、静音ベルト式、移動用キャスター付き
  • サイズ:約 幅50×奥行102×高さ115cm
  • 重量:約26kg
  • 脊柱管狭窄症に適した理由:安定した漕ぎ心地で関節への衝撃が少ない

【Xタイプ】FelixKing フィットネスバイク 折りたたみ式 バイク

限られたスペースでも使いやすい折りたたみ式のエアロバイクです。コンパクトながらも安定した座り心地を提供し、初心者やリハビリ目的の軽い運動にも適しています。

  • 価格帯:15,000円前後
  • 特徴:折りたたみ式、8段階負荷調整、心拍数測定、LCDモニター付き
  • サイズ:約 幅43×奥行79×高さ112cm(使用時)
  • 重量:約15kg
  • 脊柱管狭窄症に適した理由:軽量で取り回しやすく、負担の少ない軽い運動に適している

【Xタイプ】アルインコ(ALINCO) クロスバイク AFB4417

X型フレームながら座面の厚さと形状にこだわり、長時間の使用でも座り心地の良さを実現しています。8段階の負荷調整機能で、脊柱管狭窄症の方も無理なく運動できます。

  • 価格帯:18,000円前後
  • 特徴:折りたたみ式、8段階負荷調整、背もたれ付き、静音設計
  • サイズ:約 幅54×奥行90×高さ124cm(使用時)
  • 重量:約18kg
  • 脊柱管狭窄症に適した理由:背もたれ付きでサポート性が高く、腰への負担を軽減

エアロバイクで効果的に運動するためのポイント

脊柱管狭窄症 エアロバイク おすすめ

エアロバイクを選ぶだけでなく、正しく使うことも重要です。脊柱管狭窄症の症状を悪化させないための運動方法を解説します。

どのくらいの頻度・時間で運動するのが良い?

脊柱管狭窄症の方がエアロバイクを使用する際の適切な頻度と時間は以下の通りです:

項目初心者〜軽症慣れてきた場合
頻度週2〜3回週3〜5回
1回の時間5〜10分から始め、徐々に増やす20〜30分を目安に
負荷レベル最も軽いレベルから始める軽〜中程度(会話ができる程度)
目標心拍数最大心拍数の50〜60%最大心拍数の60〜70%

痛みやしびれが増す場合は、すぐに運動を中止し、負荷や時間を見直してください。無理は厳禁です。症状が安定してから、より軽い負荷から再開しましょう。

正しい姿勢で運動する

エアロバイクを使用する際の正しい姿勢は、タイプによって異なります。

アップライトタイプ・Xタイプの場合:

  • サドルの高さ:足を伸ばした時にペダルに足が軽く触れる高さ
  • 上半身:やや前傾姿勢を保ち、背中をまっすぐ伸ばす
  • ハンドル:しっかり握り、肩の力を抜く
  • ペダリング:膝をあまり曲げすぎないよう、円を描くようにペダルを漕ぐ

リカンベントタイプの場合:

  • 背もたれ:腰から背中全体が背もたれに密着するよう座る
  • サドル位置:ペダルを漕いだ時に膝が軽く曲がる位置に調整
  • 上半身:リラックスさせ、背もたれに体重をかける
  • ハンドル:サイドのグリップをゆったり握る

「セルフケアをすることで鍛えてる筋肉を鍛えてるだけでマッサージとかしてないんですけども、そこの痛みが全然良くなってます。日常生活の中で肩の動きがちょっとできなかったけれども、できるようになりました。」

セルフケア整体(動画 05:28)

運動前後のケアを忘れずに

エアロバイク運動の効果を最大化し、安全に行うためのケアも重要です:

タイミングおすすめのケア
運動前
  • 5分程度の軽いウォームアップ(最も軽い負荷でゆっくり漕ぐ)
  • 腰や太ももの軽いストレッチ
  • 水分補給
運動中
  • 姿勢を定期的にチェック
  • 無理のない呼吸(会話ができる程度の強度を維持)
  • 痛みやしびれが出た場合はすぐに休憩
運動後
  • 5分程度のクールダウン(軽い負荷でゆっくり漕ぐ)
  • ふくらはぎ、太もも、腰のストレッチ
  • 必要に応じて腰や足を温める
  • 十分な水分補給

エアロバイク以外に脊柱管狭窄症に効果的な運動は?

脊柱管狭窄症 エアロバイク おすすめ

エアロバイクだけでなく、脊柱管狭窄症の症状改善に役立つ他の運動方法も知っておくと効果的です。症状や体調に合わせて複数の運動を組み合わせることで、より効果的なリハビリが可能になります。

おすすめの低負荷運動

  • 水中ウォーキング・水泳:水の浮力で腰への負担を軽減しながら全身運動ができる
  • ストレッチポール:背骨や筋肉の緊張をほぐし、姿勢改善に役立つ
  • ヨガ(初心者向け):特に前屈のポーズは脊柱管を広げる効果がある
  • 腹式呼吸:横隔膜を動かすことで腹筋を強化し、腰の安定性を高める

太ももとお尻の筋肉を鍛えるエクササイズ

下半身の筋力アップは、歩行能力の改善と腰への負担軽減に効果的です。以下のような簡単なエクササイズがおすすめです:

  • 壁スクワット:壁に背中をつけて行う浅いスクワット
  • ブリッジ運動:仰向けに寝て腰を持ち上げる運動
  • シートクランチ:椅子に座ったまま太ももを交互に上げる運動
  • クラムシェル:横向きに寝て上の膝を開閉する運動

避けるべき運動・動作

脊柱管狭窄症の症状を悪化させる可能性のある運動や動作もあります。以下は注意が必要な動きです:

避けるべき運動・動作理由
腰を反らす動き(バックエクステンション)腰椎が後弯し、神経の圧迫が増す可能性がある
高負荷のダウンヒル(下り坂)ウォーキング腰部への衝撃が大きく、症状を悪化させる恐れがある
ジャンプを伴う運動(縄跳び、ジョギングなど)背骨への衝撃が大きく、神経症状を悪化させる可能性がある
重量物の持ち上げ腰部への負担が増大し、症状悪化のリスクがある

脊柱管狭窄症とエアロバイクに関するよくある質問

脊柱管狭窄症 エアロバイク おすすめ

Q. 脊柱管狭窄症でも自転車こぎ運動は大丈夫なの?

A. 脊柱管狭窄症の方でも、多くの場合自転車こぎ運動は適しています。前かがみの姿勢で行うことで腰椎が軽く屈曲し、神経への圧迫が軽減されるためです。特にリカンベントタイプのエアロバイクは腰部をサポートする背もたれがあり、最も負担が少ないとされています。ただし、個人の症状や重症度によって異なるため、開始前に医師に相談することをおすすめします。

Q. エアロバイクは足のしびれがある場合でも使える?

A. 軽度から中程度のしびれであれば、多くの場合エアロバイクを使用できます。エアロバイクは非荷重運動のため、歩行に比べて足への負担が少なく、前傾姿勢によって神経の圧迫も軽減されるためです。ただし、運動中にしびれが悪化する場合は直ちに中止し、医師に相談してください。リカンベントタイプのエアロバイクが特におすすめです。

Q. エアロバイクの運動でどのくらいの頻度や時間が適切?

A. 初心者は週2〜3回、1回5〜10分程度の短時間から始め、徐々に週3〜5回、20〜30分程度まで増やしていきましょう。ただし、個人の体力や症状に合わせて調整しましょう。無理なく続けられる範囲で行い、痛みやしびれが出たらすぐに中止してください。運動の強度も低〜中程度(会話ができる程度)を維持するのがベストです。

Q. エアロバイクはどのタイプを選べばいい?

A. 脊柱管狭窄症の方には、背もたれ付きのリカンベントタイプが最もおすすめです。腰部を安定させながら運動でき、長時間の使用でも負担が少ないためです。次に、ハンドル位置が調整できるアップライトタイプも良いでしょう。Xタイプ(折りたたみ式)は収納性に優れていますが、安定性やサドルの快適性では劣る場合があるため、軽い運動用として検討するのが良いでしょう。

Q. 運動を始める前に医師に相談すべき?

A. はい、エアロバイクでの運動を始める前に、必ず担当医や理学療法士に相談することをおすすめします。脊柱管狭窄症の重症度や合併症によって適切な運動の種類や強度が異なるためです。医師の指導のもと、自分の状態に合った運動計画を立てることで、安全かつ効果的にリハビリを進めることができます。症状が安定してきた場合でも、定期的な診察を受けながら運動を継続することが大切です。

Q. 痛みが出た場合はどうすればいい?

A. 運動中に痛みやしびれが出た場合は、すぐに運動を中止してください。一時的な軽い不快感であれば休憩後に改善することもありますが、強い痛みや持続する症状がある場合は、その日の運動は終了し、医師に相談することをおすすめします。再開する際は、負荷や時間を減らし、より軽い運動から始めましょう。痛みを我慢しながらの運動は症状を悪化させる可能性があるため、絶対に避けてください。

Q. エアロバイクの効果はいつ頃から実感できる?

A. 個人差はありますが、多くの場合2〜4週間程度の継続で、体力の向上や軽度の症状緩和を感じ始める方が多いようです。筋力アップや持久力の向上には3ヶ月程度の継続が一つの目安となります。ただし、症状の改善度合いは個人の状態や運動の質によって大きく異なるため、短期的な効果にとらわれず、長期的な健康管理として継続することが重要です。

まとめ:脊柱管狭窄症とエアロバイクの付き合い方

脊柱管狭窄症 エアロバイク おすすめ

脊柱管狭窄症の方にとって、エアロバイクは安全で効果的な運動器具となります。前かがみの姿勢で腰への負担を減らしながら運動できるため、神経への圧迫を緩和しつつ、必要な筋力トレーニングと有酸素運動を行うことができます。

腰痛の場所によって疾患や原因が異なります。腰のどこから痛みが生じていますか?

エアロバイクを選ぶ際は、リカンベントタイプが最も腰に優しく、次いでアップライトタイプ、Xタイプの順におすすめです。特に背もたれの有無、サドルの快適性、安定性、静音性などをチェックし、長く使い続けられるモデルを選びましょう。

運動を始める際は必ず医師に相談し、自分の症状や体力に合わせた頻度や時間、強度で行うことが大切です。痛みや違和感を感じたらすぐに中止し、無理は厳禁です。継続的な運動習慣を通じて、徐々に体力と筋力を向上させることで、日常生活の質の向上につながるでしょう。

エアロバイクだけでなく、ストレッチや太もも・お尻の筋トレなども組み合わせましょう。こうすることで、より効果的な症状管理が可能になります。自分の体と向き合いながら、無理なく長く続けられる運動習慣を作りましょう。定期的な運動で体調改善を目指しましょう。


森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

最新の記事はこちら

よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

近くの店舗を探す
24時間スマホで簡単に予約可能 さっそく予約する