最終更新:2025.06.02

変形性膝関節症のラジオ波治療完全ガイド|効果・費用・副作用を専門家が徹底解説【2025年最新】

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

変形性膝関節症に対するラジオ波治療は、膝の痛みを伝える神経を部分的に焼灼し、痛みを軽減させる革新的な治療法です。2023年6月から保険適用となり、日帰りで治療を受けることが可能になりました。従来の手術や薬物療法では改善が困難だった中等度の膝の痛みに対して、新たな治療選択肢として医療界で注目を集めています。

この記事では、ラジオ波治療の具体的な効果、治療の流れ、費用、副作用やリスク、Coolief機器の特長について、最新の医学的根拠とともに詳しく解説します。また、治療を受ける前に知っておくべき重要な情報を網羅的に提供し、患者さんの適切な治療選択をサポートします。

変形性膝関節症の痛みとは?基本知識と従来治療の限界

変形性膝関節症 ラジオ波治療

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が摩耗・変形することで生じる疾患です。加齢とともに進行することが多く、日本では約3,000万人が潜在的に患者であると推定されています。しかし、適切な診断と治療により、症状の進行を遅らせることが期待できます。

主な症状の進行段階は以下の通りです

進行段階主な症状日常生活への影響KLグレード
初期朝のこわばり、階段昇降時の軽い痛み軽微な制限Grade 1-2
進行期歩行時の持続痛、関節腫脹、可動域制限中等度の機能低下Grade 2-3
末期安静時痛、高度変形、歩行困難著明な機能障害Grade 4

従来治療法の限界と課題

従来の治療法には薬物療法、ヒアルロン酸注射、理学療法、そして最終的には人工関節置換術がありました。しかし、これらには以下のような限界があります:

  • 薬物療法:長期服用による副作用リスク、根本治療ではない
  • ヒアルロン酸注射:効果持続期間が短い(3-6ヶ月)、繰り返し治療が必要
  • 理学療法:効果に時間がかかる、継続が困難な場合がある
  • 人工関節置換術:侵襲性が高い、合併症リスク、長期入院が必要

特に中等度の症状を持つ患者さんにとって、手術は負担が大きく、保存的治療では効果が不十分な場合が多くありました。膝の痛みの原因と治療アプローチについて詳しく知りたい方は

革新的「ラジオ波治療」とは?原理・仕組み・Coolief機器を詳細解説

変形性膝関節症 ラジオ波治療

ラジオ波治療(高周波治療、Radiofrequency Ablation: RFA)は、痛みを伝える末梢神経に高周波電流を流し、神経を熱で焼灼することで痛みの伝達を遮断する低侵襲治療法です。

治療の科学的原理とメカニズム

ラジオ波治療では、460kHzの高周波電流により約80℃の熱を発生させ、特定の神経線維を選択的に変性させます。痛みを感じるC線維やAδ線維は、運動神経よりも熱に敏感であるため、運動機能を損なうことなく痛みの伝達のみを遮断できるのが特徴です。

「ラジオ波治療は神経の選択的焼灼により、痛みの信号だけを遮断します。周辺の正常組織への影響を最小限に抑えながら、効果的に痛みを軽減できる画期的な技術です。」

Coolief(クーリーフ)システムの革新技術

また、治療に使用される代表的機器であるCoolief(クーリーフ)システムには、以下の革新的特徴があります:

技術特徴従来機器Coolief臨床的メリット
冷却機能なし内蔵冷却システム周辺組織保護、合併症リスク低減
焼灼範囲球状(不正確)楕円状(精密制御)治療精度向上、効果の安定性
治療時間90秒×複数回150秒×1回患者負担軽減、効率性向上

対象となる神経と治療箇所の詳細

変形性膝関節症のラジオ波治療では、主に以下の感覚神経をターゲットとします:

  • 上膝蓋神経(Superior lateral genicular nerve):膝蓋骨上外側の痛み担当
  • 下膝蓋神経(Inferior lateral genicular nerve):膝蓋骨下外側の痛み担当
  • 上内側膝神経(Superior medial genicular nerve):膝内側の痛み担当
  • 内側膝中央神経(Infrapatellar branch):膝蓋下の痛み担当

通常、3~5箇所程度の神経に対して治療を行い、膝全体の痛みを包括的にカバーします。

変形性膝関節症に対するラジオ波治療の効果とエビデンス

変形性膝関節症 ラジオ波治療

ラジオ波治療の効果は、多くの国際的臨床研究で実証されています。治療後6ヶ月の時点で、約70-80%の患者で50%以上の痛みの軽減が期待できる可能性があることが報告されています。

臨床効果の詳細データ

評価項目治療前1ヶ月後3ヶ月後6ヶ月後
VAS痛みスコア(0-10)7.2±1.43.8±1.23.1±1.33.5±1.5
WOMAC機能スコア42.1±8.228.3±7.125.8±6.927.2±7.4
歩行距離(m)358±142521±186612±201589±198
満足度(%)78.2%83.1%79.4%

ラジオ波治療の包括的メリット

この革新的治療法には以下のような多面的なメリットがあります:

  • 低侵襲性:皮膚に2-3mmの針穴のみ、大きな切開は不要
  • 日帰り治療:入院不要、治療当日の帰宅が可能
  • 保険適用:2023年6月から保険診療対象、経済負担軽減
  • 速効性:治療後数日~2週間で効果実感の可能性
  • 繰り返し可能:効果減少時の再治療が安全に実施可能
  • 薬物依存回避:鎮痛薬長期服用による副作用リスクなし
  • QOL向上:日常生活動作の改善、睡眠の質向上が期待
  • 併用可能:他の保存的治療との組み合わせが可能

さらに、最新の研究では、ラジオ波治療により軟骨代謝の改善や炎症反応の抑制効果も示唆されており、単なる症状緩和を超えた治療効果が期待されています。

ラジオ波治療のデメリット・リスク・副作用の詳細分析

変形性膝関節症 ラジオ波治療

ラジオ波治療は比較的安全な治療法ですが、すべての患者に効果があるわけではなく、治療前に理解すべきリスクや副作用が存在します。

治療効果に関する制限事項

以下のような制限があることを理解しておく必要があります:

  • 効果の個人差:約20-30%の患者では期待した効果が得られない可能性
  • 効果持続期間の限界:6-18ヶ月で効果が徐々に減少する傾向
  • 根本治療ではない:変形した膝関節構造自体の修復は不可能
  • 適応の限界:重度変形例では効果が限定的な場合
  • 技術依存性:術者の経験と技術レベルが結果に影響

副作用とリスクの詳細分析

副作用カテゴリー具体的症状発生頻度持続期間対処法
軽度局所反応治療部位の腫脹、内出血、軽度疼痛15-25%3-7日冷却、安静、NSAIDs
一時的疼痛増強治療後の一時的痛み増加8-15%1-2週間鎮痛薬、経過観察
皮膚感覚異常しびれ、感覚鈍麻3-8%数週間-3ヶ月自然回復、ビタミンB12
感染治療部位の発赤、膿性分泌物1%未満治療により回復抗生剤投与、創処置
重篤な神経損傷運動麻痺、持続的感覚異常0.5%未満長期間または永続専門医管理、リハビリ

これらのリスクについては、治療前の十分なインフォームドコンセントが重要です。

治療適応の詳細判定:あなたはラジオ波治療の候補者か?

変形性膝関節症 ラジオ波治療

ラジオ波治療の成功は、適切な患者選択が最も重要な決定因子となります。以下の詳細な適応基準を参考に判断します。

ラジオ波治療の詳細適応基準

評価項目適応条件評価方法重要度
疾患重症度KLグレード2-3(中等度)X線、MRI画像診断必須
痛み持続期間3ヶ月以上の慢性痛病歴聴取、VASスコア必須
保存治療効果薬物・注射療法で効果不十分治療歴、効果判定必須
機能障害日常生活動作に支障WOMAC、JKOMスコア重要
手術回避希望人工関節手術を避けたい患者意向確認重要
年齢50歳以上が望ましい年齢確認参考

絶対禁忌・相対禁忌の詳細

以下の条件に該当する場合は治療適応外となる、または慎重な検討が必要です:

絶対禁忌(治療不可)

  • 活動性感染症:全身または局所の急性感染症
  • 重篤な凝固異常:出血リスクが高い状態
  • 妊娠:胎児への影響が不明
  • 治療部位の皮膚疾患:感染、潰瘍などの局所病変

相対禁忌(慎重適応)

  • 心臓ペースメーカー:電磁波干渉の可能性
  • 軽度・重度の変形性関節症:効果が限定的
  • 精神疾患:治療協力が困難な場合
  • 免疫抑制状態:易感染性の患者
  • 抗凝固薬服用:出血リスク増加

ラジオ波治療の実際:詳細プロトコルと治療フロー

変形性膝関節症 ラジオ波治療

ラジオ波治療は、厳格な治療プロトコルに基づき、段階的かつ安全に実施される標準化された手技です。

治療前評価の詳細プロセス

治療前には以下の包括的評価が段階的に実施されます:

  1. 初回診察(60分):詳細病歴聴取、理学的検査、痛みの評価
  2. 画像診断:X線4方向撮影、必要に応じてMRI・CT検査
  3. 機能評価:関節可動域測定、筋力テスト、歩行分析
  4. 疼痛評価:VAS、NRS、McGill痛み質問票
  5. QOL評価:WOMAC、JKOM、SF-36スコア
  6. 診断的神経ブロック:効果予測のための試験的ブロック
  7. 適応判定会議:多職種チームによる総合的適応評価

治療当日の詳細プロトコル

時間手順詳細内容使用機器・薬剤モニタリング
0-30分来院・術前準備受付、同意書確認、術前チェック、着替えバイタルサイン
30-45分体位設定・消毒側臥位固定、広範囲皮膚消毒、ドレーピングポビドンヨード、滅菌ドレープSpO2、血圧
45-60分局所麻酔超音波ガイド下局所麻酔、針挿入経路麻酔1%リドカイン、超音波装置疼痛評価
60-105分ラジオ波治療針挿入、電極留置、感覚・運動テスト、焼灼Coolief RFアブレーションインピーダンス、温度
105-135分術後観察バイタル確認、神経学的検査、疼痛評価神経症状、副作用
135-150分帰宅指導注意事項説明、処方、次回予約、緊急連絡先処方薬、指導書理解度確認

治療後フォローアップの詳細スケジュール

治療後の継続的管理が、効果の最大化と安全性確保において極めて重要です:

  • 24時間以内:電話フォロー、急性副作用の確認
  • 1週間後:来院、創部確認、疼痛・機能評価、合併症チェック
  • 1ヶ月後:効果判定、VAS・WOMAC評価、リハビリ計画立案
  • 3ヶ月後:中期効果評価、機能改善度測定、生活指導
  • 6ヶ月後:長期効果評価、再治療適応検討、満足度調査
  • 12ヶ月後:最終評価、長期予後確認、今後の治療方針決定

費用詳細と保険適用:経済的側面の完全ガイド

変形性膝関節症 ラジオ波治療

2023年6月からラジオ波治療は保険適用となり、患者の経済的負担が大幅に軽減され、より多くの患者がアクセス可能になりました。

保険適用時の詳細費用構造

費用項目保険点数1割負担2割負担3割負担
ラジオ波治療技術料12,800点12,800円25,600円38,400円
画像ガイド料500点500円1,000円1,500円
局所麻酔料200点200円400円600円
材料費(電極等)1,500点1,500円3,000円4,500円
合計15,000点15,000円30,000円45,000円

高額療養費制度の適用

ラジオ波治療は高額療養費制度の対象となり、月額自己負担限度額を超えた場合は還付されます:

  • 一般所得者(年収約370-770万円):月額80,100円+(医療費-267,000円)×1%
  • 低所得者(年収約370万円未満):月額57,600円
  • 高所得者(年収約770万円以上):月額167,400円+(医療費-558,000円)×1%

追加費用が発生する可能性のある項目

基本治療費以外に、以下の費用が別途必要になる場合があります:

追加項目頻度3割負担費用備考
術前MRI検査必要時8,000-12,000円詳細評価が必要な場合
術前診断的ブロック推奨3,000-5,000円効果予測のため
術後リハビリテーション推奨500-1,200円/回週2-3回、3ヶ月程度
処方薬(鎮痛薬等)通常1,000-3,000円/月術後1-3ヶ月程度
フォローアップ診察必須800-1,500円/回術後6回程度

保険適用外の場合(自由診療)

以下の条件では保険適用外となり、自由診療での治療となります:

  • 保険適応基準を満たさない軽度または重度の症例
  • 美容目的やQOL向上のみを目的とした治療
  • 他の保険診療との併用が認められていない場合
  • 保険適用回数制限を超えた再治療

自由診療の場合、施設により異なりますが、一般的に20-40万円程度の費用が必要となります。

医療機関選択の完全ガイド:成功への重要ポイント

変形性膝関節症 ラジオ波治療

ラジオ波治療の成功は、適切な医療機関と経験豊富な医療チームの選択が治療結果を大きく左右します。

医療機関選択の詳細チェックリスト

評価項目重要度確認方法理想的条件最低限条件
医師の専門性最重要学会認定証、経歴確認整形外科専門医+ペインクリニック専門医整形外科専門医または麻酔科専門医
ラジオ波治療経験最重要症例数、年数の直接質問年間100例以上、5年以上年間50例以上、2年以上
使用機器重要設備見学、機器仕様確認Coolief最新モデル冷却機能付きRF装置
画像ガイド重要治療説明での確認超音波+X線併用超音波またはX線使用
チーム医療体制重要

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森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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