右の腰だけ痛みの症状が出る原因は?自分でできる対処法を解説!
「なぜ右の腰だけ痛みがあって辛い」
「普通に生活しているだけでも痛くなってきた」
「自分で解消する方法はないかな?」
年齢を重ねるごとに「腰が痛い」と訴える方は増えてきます。 人の一生のうちで腰痛の経験がある人は9割以上と言われており、ほとんどの方が抱える悩みと言っていいでしょう。また、症状をそのままにしておくと現在よりも重い症状になる可能性もあります。
株式会社セルフケア整体では、利用された腰痛に悩む女性の方からたくさんの感謝をいただいております。
今回この記事では、株式会社セルフケア整体監修のもと腰痛を訴える女性に対して多くのアプローチしてきた経験から、右の腰だけ痛みの症状が出る女性のために以下の解決案を提案します。
・右腰が痛む原因
・他人の力を借りるべきサイン
・腰痛への対処法
を解説いたします。
この記事を読めば、腰痛を抱えている女性の悩みが解消でき、日々の生活が楽になるきっかけを与えることができるでしょう。また、腰痛の原因を知ることで再発予防にもなるでしょう。
目次
右腰の後ろが痛む原因を解説
普段からささいな動作で突然訪れる右腰の痛み、その背後には想像以上の多様な原因が隠されています。内臓の異常から筋肉の問題、さらには神経の問題に至るまで、痛みの根源は一つではありません。痛みの真因を知ることで、適切な対処法を見つけ、より生活の質が向上します。
内臓の要因
腰の痛みには様々な原因があり、内臓の異常から痛みが出現する可能性もあります。右腰の痛みが現れる場合、特に「腎臓」「肝臓」「膵臓」などの病気が原因であることがあります。
内臓の痛みは「叩打痛」と言って、病気になっている臓器がある位置を背中側から叩くことで疼痛が誘発されることがあります。叩打痛が生じる場合、臓器の異常が原因で痛みが生じている可能性があります。
特に腎盂腎炎や結石性腎疾患は叩打痛が出現する代表的な病気です。ただし、背中の筋肉に発生した筋緊張や筋肉痛も、叩打痛の原因になることがあります。わかりづらい場合は他の症状が大切です。
臓器の異変が腰痛を引き起こす場合、単に痛みがあるだけでなく、他にもさまざまな症状が伴うことがあります。
内臓が原因の場合の具体例一覧
- 子宮内膜症:生理痛の増加、性交痛、不正出血やスポッティング、慢性的な骨盤痛、不妊、排便時や排尿時の痛み、疲労感など。
- 子宮筋腫:月経異常、腹部の膨満感や圧迫感、頻尿、排便時の不快感、性交痛不妊など。
- 腎臓からの痛み:血尿、頻尿、排尿時の痛み、尿の変化、浮腫(特に足、足首、手、顔周辺)、高血圧、倦怠感と疲労、食欲不振、悪寒や発熱、貧血など。
右腰の痛みが内臓からくる痛みの場合は痛み以外にも具体的な症状が現れやすいため、これらの症状に当てはまる場合は注意してください。特に女性特有の症状として、子宮内膜症、子宮筋腫があります。子宮に異常が生じることで右腰に痛みが生じる場合があります。腰痛だけでなく月経痛の増加、性交痛など他の症状が出る場合には注意が必要です。
右腰の痛み以外にも上記のような症状が出ている場合は、医療機関に受診すべきサインかもしれません。自己診断や放置せず、専門医の診断を受け、個々の状態に合わせた治療を受けることをおすすめします。
ストレス
ストレスが右腰の後ろの痛みを引き起こす重要な原因である可能性があります。ストレスによる自律神経の乱れが腰部の筋肉の血流を悪くするため、腰部に痛みを生じさせます。
乱れた自律神経は、交感神経を刺激して筋肉の過度な緊張を引き起こします。特に、女性は家事・育児に日々奮闘しています。男性の育児参加も少しずつ増えてきてはいますが、まだまだ理想とする形になっていない家庭も多いはずです。
また、自律神経の乱れは血流にも悪影響を及ぼし、腰部の筋肉への酸素と栄養素の供給が不十分になりがちです。
筋肉への血流不足が持続することで、筋肉疲労や痛みの一因となります。さらに痛みに対する感受性を高めることがあり、通常は痛みを感じないような軽い刺激でも強い痛みとして感じさせます。
では、どんな場合にストレスを感じやすいのか具体例を示します。
- 筋肉の緊張例:仕事中のストレスが高まると、無意識のうちに腰部の筋肉が緊張し、作業終了後に右腰の後ろに鋭い痛みが生じるケース。
- 血流悪化による疲労と痛み:長時間のデスクワークによるストレスが、腰部の血流悪化を引き起こし、日常的な動作でさえも腰痛が現れる状況。
- 心理的ストレスによる腰痛:家庭内のストレスが原因で不安や緊張が高まり、それが右腰の痛みとして現れる事例。
ストレスは、筋肉の緊張、血流の悪化、痛みの感受性の変化、および心理的影響を介して、右腰の後ろの痛みを引き起こす重要な原因になり得ます。
椎間板の問題
椎間板に問題が生じているときも右腰の疼痛が生じる場合があります。椎間板は、脊椎(背骨)を構成する椎骨(ついこつ)の間に位置し、水分が多いクッションのような役割を果たすものです。
腰椎への負荷を軽減する役割を持っていますが、この椎間板の中心部分である核髄質が外側の繊維輪を突き破り、脊髄神経やその根に圧力をかける状態になると、腰や臀部、足に痛みやしびれに加え感覚障害を引き起こすことがあります。これを椎間板ヘルニアと言います。また、腰椎に生じることで腰椎椎間板ヘルニアと言われます。
椎間板が飛び出し神経に触れている場合、必ずしも両側に症状が出るわけではありません。椎間板の左右のバランスが不均等になり、片側だけ疼痛が生じる場合があります。これが右腰の後ろの痛みの原因として考えられます。もちろん左側の症状も出現する可能性があります。
筋肉の問題
突然の腰痛が起こった場合、日々の生活が腰部の筋肉に負荷がかかることで発症します。腰部に急激に強い痛みが生じ、動くたびに激痛が走ることが特徴です。いわゆる、ぎっくり腰と言われる状態になると、痛みを避けるために特定の姿勢で固まってしまうことがあります。
ぎっくり腰は、筋肉の冷えや疲労、筋肉の柔軟性不足、筋肉の炎症、不適切な姿勢や動作が原因で、腰部の筋肉や靭帯が急に引き伸ばされたり、過剰な力が加わったりして生じることが多いです。
一般的には適切な処置と安静により数日から数週間で改善することが多いですが、繰り返しの発症や痛みが強い場合や動けないほどの場合は、速やかに整形外科などの医療機関を受診することが重要です。
神経の問題
神経の問題で腰痛が起こる代表例が坐骨神経痛です。坐骨神経痛も右腰の後ろの痛みの原因として考えられます。坐骨神経痛は、座るなどといった坐骨神経に何らかの圧迫や刺激が加わることで、腰から臀部、さらには足にかけて痛みやしびれ、強い不快感を感じる状態を指します。
坐骨神経は体内で最も太く長い神経の一つであり、腰椎から出て下肢に向かって走っています。このため、腰部から下肢にかけての広範囲にわたって症状が現れることが特徴です。
また、脊柱管狭窄症も神経の問題で腰痛が起こる代表例です。脊柱管狭窄症は、脊柱(背骨)の中を通る脊髄や神経根が通るスペース、つまり脊柱管が狭くなってしまう病気です。腰部脊柱管狭窄症も右腰の後ろの痛みの原因として考えられます。
狭窄によって圧迫される神経の影響で、腰から足にかけての痛みやしびれ、力の低下が生じることがあります。症状が進むと、長時間歩くことが困難になり、歩行時に痛みが増すこともあります。
他人の力を借りるべきサイン
女性が右腰の後ろに痛みを感じる場合、様々な原因が考えられます。痛みの性質や伴う他の症状によって、病院などの医療機関へ受診すべきサインや症状が異なります。腰痛のほかに肩こりや頭痛といった症状が見られるのも、受診すべきサインになります。我慢せずしっかりつらい症状を診てもらいましょう。
以下に、受診を考慮すべき主なサインや症状を紹介します。
- 痛みが激しい、または長引く場合:慢性的な痛みや、日常生活に支障をきたすほどの痛みは、専門家による診断が必要です。
- 痛みに特定のパターンが見られる場合:特定の動作や姿勢で痛みが現れる、または夜間・休息時に特に痛むなど、痛みに明確なパターンがある場合は注意が必要です。
- 痛み以外の症状が伴う場合:発熱、体重の減少、疲労感、吐き気、下腹部の痛み、足への痛みの放散、排尿障害など、痛み以外の症状がある場合は内臓疾患や他の健康問題の可能性があります。
- 事故や怪我が原因で痛みが始まった場合:交通事故や転倒などによる怪我の後に痛みが始まった場合、骨折や内臓損傷などが隠れている可能性があり、迅速な診断が必要です。
- 自宅でのケアや一般的な対処法で改善が見られない場合:通常の休息や市販の痛み止め、ストレッチ等で改善が見られない場合は、専門的な治療が必要な可能性があります。
これらのサインや症状は、受診の目安として参考にしてください。特に痛みが突然に激しくなる、または痛み以外の重篤な症状が伴う場合は、早めに医療機関を受診することが推奨されます。
腰痛への対処法
日々の生活習慣のなかで無意識に取っている姿勢やストレスが、高い確率で腰痛を引き起こす大きな原因になっていることをご存知ですか。痛みが日常生活に支障をきたす前に、適切な対策を見つけましょう。
セルフストレッチ、正しい姿勢の保持、ストレス解消法、そしてプロの手による整体治療を通じて、腰痛の根本的な原因にアプローチし、早く腰痛の対処ができる方法をお伝えします。
ストレッチをする
ストレッチは、右側の腰の痛みを和らげ、関連する痛みを少なくする効果があります。例えば、一つの姿勢での長時間の座位や立位が継続されると、筋肉のこわばりと痛みを引き起こす可能性があります。特に腰周りの筋肉をターゲットとしたストレッチ運動は、柔軟性を向上させ、血流を促進し、筋肉の回復と痛みの緩和を助けることができます。
ストレッチ運動は、定期的に実施することで、痛みを軽減するだけでなく、全体的な姿勢と機動性を改善するのにも役立ちます。
非侵襲的な治療的アプローチとしてストレッチは不快感を軽減し、生活の質を向上させます。活動的な生活を送る女性が日常的にストレッチを取り入れることで、著しい緩和を得て、将来の痛みの発生を防ぐことができます。
ただし、「正しくストレッチできているかわからない」「ストレッチは難しい」という悩みが出てくるでしょう。できれば専門家に評価してもらうのが一番です。株式会社セルフケア整体では、ストレッチ方法の指導も行える整体となっています。ぜひ一度お試しください。
姿勢を正す
腰痛は日常生活における姿勢の改善によって改善される可能性があります。まず、腰痛の一因となる不適切な姿勢が脊椎に過剰な圧力をかけること、そしてこれが痛みの原因になることが挙げられます。
正しい姿勢を保つことで、この圧力を分散させ、背骨への負担を軽減できます。例として、長時間座って仕事をされる方が背もたれを用いて適切に座り、定期的に立ち上がってストレッチをされることで、腰痛を軽減されるケースがあります。
長時間座っていると猫背になってきます。猫背が長時間継続されることで首から肩、背中の筋肉が引き伸ばされ、常に伸ばされた状態です。筋肉が引き伸ばされ続けるとその部位に痛みが生じやすくなることがあります。
立っている姿勢でも同様に姿勢への意識が必要です。立ちながら猫背になると股関節、膝関節も曲がって他の部位まで痛みが出る可能性があります。最近はスタンディングデスクの使用が増えてきていますが、立っていても姿勢を意識するようにしましょう。
結果、正しい姿勢への心がけが大事です。一部分へのストレスをかけることなく生活が送れるようになると腰痛の軽減になる可能性があります。
ストレスを解消する
ストレス解消は腰痛の軽減に大きく寄与する可能性があります。ストレスは身体の筋肉、特に腰周りの筋肉に緊張と不快感をもたらし、腰痛の一因となる可能性があります。そのため、ストレスを軽減することは、腰痛の軽減に直接的に寄与すると考えられます。
まずは、日々のストレスが何によるものなのか自己分析をしてみましょう。特に女性に多いストレスは以下のようなものがあります。
・キャリアと家庭のバランス: 仕事と家庭生活を両立させようとする中で、大きなストレスを感じることがあります。特にフルタイムで働きながら、子育てや家事にも責任を持つ女性には顕著です。
・子育ての悩み: 産後うつと呼ばれるように、小さい子供を持つ親は育児の大変さや教育の悩みがストレス源となります。また、思春期の子どもを持つ親としては、子どもの心身の変化に対応することもストレスになりえます。
・社会的孤立感: 職場や地域社会、友人関係での孤立感や疎外感を感じることもあります。
人によってストレス原因は様々です。もちろんストレスを解消する方法も様々です。簡単なストレスの解消方法は一般的に以下のようなものがあります。
・瞑想
・散歩
・スポーツ
・入浴
など様々な方法があります。普段あまりストレスに対して考えたことがないという方も多いでしょう。きっとストレスが腰痛の原因になる可能性があると聞いて驚いた方もいらっしゃるでしょう。そのため、少しだけでも意識的にストレスと向き合うことで腰痛改善に寄与するはずです。
ストレス解消方法は人それぞれです。自分に合うものもあれば、紹介されたものの中でも合わないものもあるでしょう。ぜひ一度試してみることをおすすめします。
整体に通う
セルフストレッチやストレス軽減のために行動に移しても、方法が難しく腰痛が良くならないことも多いです。無理に自分で改善を目指そうとするとかえって悪化させる場合もあります。そのため、腰痛緩和のために整体に通うという選択肢を強く推奨します。整体は身体のバランスを整え、筋肉や関節の機能を改善する非侵襲的なアプローチです。腰痛の原因を根本から解決し、痛みを緩和することができます。
例えば、長時間のデスクワークによって生じる不良姿勢は、腰痛の一般的な原因の一つです。整体では、姿勢を正すことによって腰への負担を減らし、痛みの緩和を図ります。さらに、定期的な施術を受けることで、腰痛の再発を防ぐことも期待できます。
当店では「3回の来店」で整体いらずの、快活なカラダにできるメソッドがあります。たった15分一緒にセルフケアをすると明らかな変化を実感してもらえることでしょう。また、腰痛の専門家に相談できるというのも大きなメリットの1つです。
「でも整体って通ったことないから不安」「接骨院とは何が違うの?」という悩みが出てくるでしょう。整体は日本では一般に代替医療の一種として位置づけられています。体のバランスを整えることに焦点を当て、手技によるマッサージや関節の調整などを行います。特定の医学的診断に基づくものではなく、個々の施術者によって方法が大きく異なることがあります。
それに対し、接骨院では柔道整復師によって運営され、打撲、捻挫、骨折、脱臼などの外傷的な疾患の治療を専門とします。日本では、健康保険が適用されることもあります。
当店では整骨院、整形系外科時代には30,000人以上の施術を経験したnobu先生が院長を務める整体です。
腰痛は自分だけでは解決できないことがあります。専門家であれば問題を解決できるかもしれませんし、腰痛に対する正しい情報を得ることが可能です。。ぜひ一度予約してみてください。
まとめ
右腰の痛みは、内臓の問題、ストレス、椎間板や筋肉、神経の問題など、多岐にわたる原因によって引き起こされることがあります。このような症状に直面した場合、医療機関での診断が推奨されます。
痛みの再発を防ぐためには、日常生活での姿勢の改善、定期的なストレッチ、ストレス管理、そして必要に応じて整体への通院が効果的です。これらの自己対処法は、痛みの軽減だけでなく、健康な体を維持するための重要なステップとなります。