最終更新:2024.05.02

腰の痛みを和らげる!病院での腰痛治療で処方される薬の情報や予防方法まで解説

病院で処方される薬と市販薬の違いって、実際どうなの?」と疑問に感じたことはありませんか?
腰痛にはさまざまな種類があります。

軽度のものから慢性的な痛みや神経に関連するものまで、個々の状況に応じた治療が必要です。

だからこそ、腰痛の原因や症状を正確に把握し、医師の指示に従って適切な薬を選ぶことが大切です。

この記事では、病院で処方される薬と市販薬の種類や特徴、腰痛を予防する方法について解説します。

腰痛治療に欠かせない!病院で処方される薬

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治療薬の処方は、医師が症状を詳しく診断し、適切な治療薬を処方することが重要です。

これにより、効果を最大化し副作用を最小限に抑えます。

今回は、病院で処方されることが多い一般的な腰痛治療薬について解説していきます。

非ステロイド系抗炎症薬:痛み・炎症・発熱を抑える

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、痛みや炎症を和らげ、発熱を下げる薬です。

これらはプロスタグランジンという体内物質の生成を抑制することで効果を発揮します。

ステロイド薬に比べ副作用が少ないとされていますが、胃腸のトラブルや出血のリスクもあるため、慎重な使用が求められます。

以下は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の種類や効果、副作用についてです。

 

ロキソプロフェンの効能

  • ・鎮痛作用
  • ・抗炎症作用
  • ・解熱作用

ロキソプロフェンの副作用

  • ・発熱
  • ・発疹
  • ・かゆみ
  • ・蕁麻疹
  • ・腹痛
  • ・胃部不快感
  • ・食欲不振
  • ・吐き気、嘔吐
  • ・下痢

 

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は痛みや炎症を和らげますが、長期間や高用量で使うと、胃や腸に重大な副作用を引き起こす可能性が高まります。

NSAIDsは胃の保護機能を低下させるため、特に消化器系の問題がある人や高齢者は注意が必要です。

医師は副作用を避けるために通常、最も少ない効果的な量と短い期間の使用を推奨します。

NSAIDsを使用する際は、医師の指示に従い、何か異常を感じたらすぐに医療機関を受診することが大切です。

麻薬性鎮痛薬:手術中・手術後の痛みを抑える

麻薬性鎮痛薬(オピオイド)は、手術やがんの痛みを和らげる際に用いられる非常に強く有効な鎮痛剤です。

これらは麻酔処置にも欠かせない重要な薬物とされています。

オピオイドは鎮痛効果が強い一方で、便秘や吐き気など以下の副作用が現れやすくなります。

オピオイドの種類は主に以下の3種類あり、それぞれの副作用に違いがあります。

 

モルヒネの副作用

  • ・眠気
  • ・便秘
  • ・強い吐き気

 

フェンタニルの副作用

  • ・無呼吸
  • ・呼吸困難
  • ・呼吸異常
  • ・意識レベルの低下
  • ・ショック
  • ・アナフィラキシー
  • ・嘔気
  • ・嘔吐
  • ・便秘
  • ・傾眠
  • ・めまい

 

オキシコドンの副作用

  • ・嘔吐
  • ・眠気
  • ・傾眠
  • ・眩暈
  • ・便秘
  • ・嘔気
  • ・低血圧
  • ・頭重感
  • ・食欲不振
  • ・胃不快感
  • ・口渇

 

オピオイドを使うと、呼吸が弱まったり、眠くなったりすることがあります。

長く使うと、身体が薬に慣れてしまうことや、薬に依存してしまうリスクもあることも踏まえておきましょう。

だからこそ、医師の指示に従って、必要な分量を使ったり、短い期間で使ったりするのが大切です。

アセトアミノフェン:痛み・発熱を軽減する

アセトアミノフェンやカロナールは、熱や痛みを和らげる薬です。

アセトアミノフェンは、頭痛や生理痛を緩和し、熱を下げる効果があります。

炎症にはあまり効果がありませんが、痛みを軽減することが可能です。

以下は、アセトアミノフェンの効果と副作用です。

 

アセトアミノフェンの効能

体温を下げて痛みを軽減し、体の熱を逃がす方法

 

アセトアミノフェンの副作用

  • ・発疹
  • ・嘔吐・食欲不振
  • ・出血時間の延長

 

アセトアミノフェンは副作用が比較的少ないため、他の非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)に敏感な人や、胃腸が弱い人にも適しています。

ただし、過剰摂取は肝臓に重大な損傷を与える可能性があるため、使用する際には用量を守ることが重要です。

筋弛緩薬(きんしかんやく):筋肉の緊張を和らげる

筋弛緩薬は筋肉の緊張を緩和し、血液の流れを促進することで腰痛などにも使われます。

以下は、筋弛緩薬の効能と副作用になります。

 

筋弛緩薬の効能

血管を広げ、筋肉の不要物質を排出させる

 

筋弛緩薬の副作用

  • ・眠気
  • ・ふらつき
  • ・めまい
  • ・倦怠感
  • ・脱力感

 

筋弛緩薬の使用は、特に筋肉のこわばりが原因で起こる痛みや不快感を和らげるのに有効です。

これにより、全身のリラクゼーションを促し、ストレス解消にも寄与することが期待されます。

また、筋弛緩薬は神経系にも作用し、痛みの伝達を抑えることができるため、慢性的な痛みの管理にも役立ちます。

抗うつ薬:神経障害の痛みを抑える

慢性腰痛の場合、うつ病が起こることがあり、そのために抗うつ薬が使われます。

抗うつ薬は、脳内でドーパミンを増やし、痛みを和らげる効果があります。

以下は、抗うつ薬の効能と副作用になります。

 

抗うつ薬の効能

脳内でドーパミンを生成し、痛みを抑制させる

 

抗うつ薬の副作用

  • ・吐き気
  • ・食欲不振
  • ・下痢
  • ・不眠、便秘
  • ・尿が出にくい
  • ・吐き気
  • ・頭痛
  • ・眠気
  • ・体重増加
  • ・食欲増進

 

抗うつ薬は、気分を良くして活動意欲を高めることで、日常生活が活発になるかもしれません。

この薬は、腰痛の痛みだけでなく、それによるストレスや不安にも効果があります。

そのため、腰痛治療において、心と体の両方をケアする重要な方法とされています。

ビタミン剤:筋肉の疲れを和らげる

ビタミン剤は、筋肉の疲れを和らげる働きがあります。

中でも、ビタミンB群は腰痛を和らげ、ビタミンEは血行を改善します。

以下は、ビタミン剤の中でも腰痛に効果的な効能や副作用についてまとめました。

 

ビタミン剤の効能

  • ・ビタミンB:疲労回復や血液生成などにも役立つ
  • ・ビタミンE:血行を良くして、冷えや頭痛などの症状を緩和

 

ビタミン剤の副作用

ビタミンB

  • ・浮腫み
  • ・脈拍増加
  • ・ヘルペス
  • ・神経症
  • ・震え
  • ・吐き気
  • ・悪心
  • ・しびれ
  • ・胃腸障害

 

ビタミンE

  • ・吐き気
  • ・倦怠感
  • ・頭痛
  • ・発疹

 

ビタミンEには強力な抗酸化作用があり、体内の酸化ストレスを減らすことで細胞の健康を維持し、血液循環を促進します。

この効果は血液循環を改善し、特に腰部の血流を促進することで、慢性的な痛みや炎症を和らげるのに役立ちます。

ビタミンEが血液中の血小板の凝集を阻害し、血管を拡張することで、腰部への血流が改善され、慢性的な痛みや炎症が和らぎます。

また、ビタミンEを含む食品やサプリメントの適切な摂取により、痛みの管理に役立つ可能性がありますが、摂取量には注意が必要です。

漢方薬:心身全体のバランスを整える

漢方薬は、体の内側から根本的な改善を促し、腰痛を予防します。

また、腰痛に効く漢方薬は、痛みの原因や状態に合わせて選択する必要があります。

以下は、腰痛に効果のある漢方薬の効能をまとめました。

 

漢方薬の効能

八味地黄丸 (はちみじおうがん)

  • ・湿疹
  • ・腰の痛み
  • ・夜間頻尿
  • ・性機能低下
  • ・腰のしびれ

 

大柴胡湯 (だいさいことう)

  • ・頭痛
  • ・痛風
  • ・めまい
  • ・耳鳴り
  • ・肩こり
  • ・便秘や痔
  • ・のどの痛み
  • ・胃腸の病気
  • ・肝臓や胆のうの病気

 

桂枝茯苓丸 (けいしぶくりょうがん)

  • ・頭痛
  • ・肩こり
  • ・のぼせ
  • ・のどの痛み
  • ・足の冷え
  • ・生理不順や生理痛

 

牛車腎気丸 (ごしゃじんきがん)

  • ・足腰の冷えや痛み
  • ・多尿
  • ・尿量減少などの下半身のトラブル

 

桃核承気湯 (とうかくじょうきとう)

  • ・腰痛
  • ・便秘
  • ・めまい
  • ・頭重感や肩こり
  • ・女性の生理にともなう諸症状の他

 

ニ朮湯 (にじゅつとう)

  • ・腕の痛み
  • ・肩の痛み

 

漢方薬は体質や症状に応じて選ばれ、体のバランスを整えます。

例えば、体の冷えによる腰痛には、「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」を用いる漢方薬がおすすめです。

この漢方薬は血行を促進し、体を温める効果があり、冷えによる筋肉の緊張や痛みを和らげます。

一方、ストレスや疲労が原因で発生する腰痛には、「加味逍遥散(かみしょうようさん)」が効果的です。

この漢方はリラックス効果があり、精神的な緊張や不安を解消し、その結果、筋肉の緊張も和らぎます。

さらに、肝機能をサポートして体の総合的なバランスを改善し、疲労回復にも寄与します。

これらの漢方薬は、ただ腰痛を和らげるだけでなく、体全体の調和とバランスを整えることを目的としています。

使用する際は、専門の漢方医や医師の診断を受け、個々の体質や症状に最適な処方を選んでいくことが重要です。

腰痛の痛みにあった治療薬は?腰痛薬の種類を解説

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つらい腰の痛みは、症状によって、使用する腰痛薬が異なります。

ここからは、腰の痛みの強さに合った腰痛薬について、詳しく解説していきます。

急性の腰痛

急性腰痛症、通称「ぎっくり腰」は、日常生活でよく起こる腰痛の一つです。

症状が発現してから4週間未満の状態を指します。

この痛みは突然現れ、物を持ったり体を曲げた瞬間に特によく起こります。

 

急性腰痛症の種類

  • ・ぎっくり腰
  • ・非特異的腰痛
  • ・腰椎椎間板ヘルニア

 

急性の腰痛には、以下の治療薬が推奨されています。

内服薬

  • ・非ステロイド性抗炎症薬・筋弛緩薬
  • ・アセトアミノフェン (解熱・鎮痛剤)
  • ・弱オピオイド (鎮痛剤)

 

外用薬

  • ・冷感タイプの湿布薬
  • ・消炎鎮痛剤

 

慢性の腰痛

慢性腰痛は、3ヶ月以上続く腰の痛みで、筋肉の炎症や神経の痛み(神経障害性疼痛)などが関わり、心理や社会的な要因も影響します。

慢性腰痛の種類

  • ・骨粗しょう症
  • ・椎間関節症
  • ・変形性脊椎症
  • ・腰部脊柱管狭窄症
  • ・腰部椎間板ヘルニア 

 

以下は、慢性腰痛の治療で推奨されるものです。

 

内服薬

  • ・抗うつ薬
  • ・オピオイド
  • ・アセトアミノフェン

 

外用薬

温感タイプの湿布薬

 

坐骨神経痛

坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫されることで脚の痛みやしびれが生じる状態です。

腰椎の骨や椎間板の変形が主な原因です。

治療法は薬物療法、ブロック注射、手術療法、理学療法(ストレッチや体操など)の4つに分かれますが、通常は手術以外の方法で痛みやしびれの暖和を試みます。

坐骨神経痛の原因

【年齢が若い場合】

  • ・腰椎椎間板ヘルニア
  • ・梨状筋症候群

【高齢の場合】

  • ・腰部脊柱管狭窄症
  • ・腰椎椎間板ヘルニア

薬物療法で使われる薬やブロック注射の種類は、以下のとおりです。

 

薬物療法

  • ・漢方薬
  • ・オピオイド
  • ・ビタミンB12製剤
  • ・神経障害性疼痛治療薬
  • ・非ステロイド性消炎鎮痛薬

 

ブロック注射

  • ・硬膜外ブロック
  • ・神経根ブロック

 

神経障害に対する理学療法の効果的な活用法とは?

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神経障害による腰痛治療の理学療法は、運動機能が低下した人に行われる治療法です。

症状の軽減や運動機能の向上を目指し、ストレッチやエクササイズ、姿勢調整、温熱療法などが行われます。

また、筋肉を強化しバランスを改善するトレーニングも行われます。

理学療法で腰痛を克服する!種類と特徴を解説

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理学療法には、2つの治療方法があり、症状に応じて、適切な方法を選ぶことが重要です。

ここからは、それぞれの特徴について詳しく解説していきます。

運動療法

運動療法は、患者が身体を動かすことで、日常生活で必要な機能を回復したり、機能の低下を防ぐ治療法です。

病院では、専用の部屋でマットや平行棒、階段などを使って行われます。

運動療法の種類に合わせた訓練方法は、以下の通りになります。

  • ①関節可動域訓練:関節の固まりを防ぎつつ、筋肉をほぐす
  • ②筋力増強訓練:ゴムボールやチューブ、ダンベルなどの器具を使って筋肉に負荷をかける
  • ③基本動作訓練:立つ、座る、歩くなどの日常的な動作機能を回復させる
  • ④協調性訓練:身体の筋肉や関節がうまく連携させる

 

物理療法

物理療法は、温熱や電気、超音波、光線、マッサージなどの身体的手段を使って治療する方法です。

目的は痛みの緩和や血液循環の改善、むくみの軽減、リラクゼーションなどで、体の動きを改善させることができます。

物理療法の種類と治療法

寒冷療法

  • ①伝導冷却法:氷や冷水を使って直接冷やす方法
  • ②蒸発伝導法:液体を塗布や噴霧して気化熱で冷やす方法
  • ③対流冷却法:扇風機や団扇などを使って冷やす方法

 

温熱療法

  • ①湿式温熱療法:温かいタオルや湿布を使って皮膚を浸透させ、深部を温める方法
  • ②乾式温熱療法:電気毛布や温熱パッドを使って筋肉の緊張を和らげる方法
  • ③水中温熱療法:温水中でのエクササイズやマッサージと取り入れて、関節や筋肉を負担なくリハビリする方法

 

水治療法

  • ①水中運動・リハビリ:水の浮力を利用した身体トレーニング
  • ②入浴効果:水圧を利用した身体への影響やリラックス効果

 

牽引療法

  • ①頚椎牽引:首の骨を引っ張ることで神経や椎間板の圧力を減らし、痛みを和らげる方法
  • ②腰椎牽引:腰の骨周りの筋肉のこわばりを緩和し、血流を改善する方法

 

マッサージ・ストレッチ

腰痛を緩和したり、痛みを予防したりする効果

 

腰痛がひどい時は病院へ!専門医の診断で安心の治療を

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以下に1つでも当てはまっている場合は、整形外科の受診をおすすめします。

 

  • ・他の部位にも痛みがある
  • ・しびれが感じられる
  • ・排尿に問題がある
  • ・足の指に力が入らない
  • ・足に触れたときに感覚が鈍い
  • ・ぎっくり腰を繰り返している
  • ・慢性的な腰痛
  • ・発熱がある
  • ・一日中痛みが持続している
  • ・腰の痛みや腫れが悪化している

 

骨や関節、神経、内臓が原因の腰痛は、自然に治ることはありません。

筋肉と異なり、すぐに回復しませんので、放置すると悪化する可能性があります。

適切な処置が遅れると、手術が必要になることもありますし、完全な回復が難しくなることもあるでしょう。

そのため、我慢せずに医療機関を受診することが重要です。

また、熱や他の症状がある場合や、整形外科で原因が特定できない場合は、泌尿器科や婦人科に通うことをおすすめします。

 

  • ・泌尿器科:尿路結石、腎盂腎炎
  • ・婦人科:子宮内膜症、子宮腺筋症

 

上記のような腰痛以外の病気も考慮され、医師からの受診が勧められる場合もあります。

市販薬でセルフケアする腰痛の対処法

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腰痛で病院に行かなくても、市販のくすりを薬局やドラッグストアで探し見つけて使って痛みを和らげることができます。

最近の市販の薬剤には、処方薬と同じ痛み止め成分が多く含まれているものもあります。

飲み薬や貼り薬(湿布)、塗り薬など、使いやすい形態がありますので、自分に合ったものを選びましょう。

飲み薬

  • ①鎮痛剤:ロキソニンS、バファリンプレミアムDX
  • ②ビタミン剤:ナポリンS
  • ③筋肉のこりを和らげる:ドキシン錠
  • ④漢方薬:ツムラ漢方芍薬甘草湯エキス顆粒 20包【第二類医薬品】
  • ⑤「クラシエ」漢方八味地黄丸料エキス錠 360錠【第二類医薬品】

 

湿布

  • ①フェイタス5.0
  • ②バンテリンコーワパップS

 

塗り薬

  • ①ロキソニンSゲル
  • ②サロンパスローション
  • ③バンテリンコーワ液α

 

腰痛予防のコツ!日常生活でできる予防方法

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腰痛薬を使うことも重要ですが、日常的な腰痛予防も欠かせません。

ここからは、腰痛を治すための対策方法について、詳しく解説していきます。

良い姿勢や動作を心がける

腰痛の主な原因は「姿勢や動作の良くない習慣」です。

日常の動きでも腰に負担がかかり、積み重ねると腰痛を引き起こしやすくなります。

同じ姿勢を長時間続けたり、無理な姿勢を取ったりすると、腰や肩の筋肉に負担がかかり、硬くなる原因につなることも考えられます。

血行が悪くなると、筋肉がさらに硬くなり、末梢神経に圧迫がかかることになるのです。

ただし、以下の姿勢や動作に気を付けることで、腰痛を予防できます。

立ち方

  • ①背筋を延ばして顎を引く
  • ②肩を下げて、お腹を引き締める
  • ③膝を軽く曲げ、力を抜く
  • ④足の親指の付け根で体の重心を支えて立つ

 

座り方

  • ① お尻の下で感じる坐骨に重点を置く
  • ② 足裏は地面にしっかりつける
  • ③ 内股に向けて骨盤を立てる

 

歩き方

  • ①背筋と膝を伸ばし、かかとから地面に着地する
  • ②手は自然に振り、大股で歩く
  • ③体が左右に揺れず、頭も上下に動かず一定の高さを保つ

 

お湯にゆったりと入浴する

ぎっくり腰の場合は入浴を避けるべきですが、慢性腰痛では入浴が効果的です。

入浴はぎっくり腰の炎症を悪化させる恐れがあるため、注意が必要になります。

一方、慢性腰痛では入浴により血行が促進され、筋肉の柔軟性が高まります。

有酸素運動を取り入れる

有酸素運動は、大きな力を必要とせず、ゆっくりとした動作で全身を動かし、リズミカルな呼吸で酸素を取り込む運動です。

有酸素運動は体への負担が少ないため、無酸素運動よりも障害のリスクが低く、比較的安全になります。

毎日が理想ですが、忙しい時でも週に2、3回は有酸素運動をするよう心がけましょう。

寝る前にストレッチを取り入れる

有酸素運動が難しい場合は、寝ながらできるストレッチがおすすめです。

以下のYouTube動画では、当院の院長「nobu先生」が行っているストレッチを見ることができます。

 

寝ながらできる腰痛予防のストレッチは、日常生活に取り入れやすく、特に忙しい人にとって効果的です。
これらのストレッチを行うことで、腰周りの筋肉を柔らかくし、姿勢を改善することができます。
その結果、腰への負担が軽減され、腰痛の予防につながります。
さらに、内臓脂肪や中性脂肪も減らす効果があるため、健康的な体重管理にも役立つこと間違いなしです。
習慣化しやすいこのストレッチは、健康な生活を維持するための一助となるでしょう。

興味のある方は、ぜひ当院の「YouTubeのチャンネル」を登録してみてください。

まとめ:日常生活に支障が出る腰痛は早めの受診が解説のカギ

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今回は、腰痛薬の種類や予防方法について紹介しました。

処方される薬や市販薬を使い分けて、痛みの症状に応じましょう。

激しい痛みや他の症状があれば、すぐに医療機関を受診することが大切です。

そのようなケースでは、適切な処置が遅れると手術が必要になることもあります。

日常生活では、姿勢の改善や適度な運動やストレッチも取り入れることで、腰痛予防にも効果的です。

腰痛には消炎鎮痛剤を使いながら、無理のない範囲で体を動かすことを心がけましょう。

また、花粉症が原因で起こるアレルギー症状が、肩こりや腰痛を引き起こすことも考えられます。

健康のお悩みがあれば、当院でもお気軽にご相談ください。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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