最終更新:2024.06.14

腰痛、伸ばすと痛い!原因と対処法は?

腰痛にもいろいろなタイプがありますが、中でも比較的多いのが伸ばすと痛いタイプです。伸ばすと腰が痛い場合のメカニズムや原因はどのようになっていて、どんな対処法があるのでしょうか。

伸ばすと腰が痛い場合について、原因や予防法などを解説します。

痛みのタイプによる腰痛の分類

腰痛 伸ばすと痛い

腰痛には、どんな体勢や動作をしていても常に痛いタイプ、前に屈むと痛みが出るタイプ、腰を伸ばすと痛みが出るタイプなどがあります。それぞれのタイプにより原因や対処の方法が異なります。

常に痛い

どんな体勢をしていても常に腰が痛い場合には、筋肉や靭帯の疲労・損傷、腰椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、変形性腰椎症、内臓疾患、心理的な要因などの可能性があります。

筋肉や靭帯の疲労・損傷は、長時間の同じ姿勢、重い物の持ち上げ、運動不足などが原因で起こります。椎間板ヘルニアは、椎間板が飛び出し神経を圧迫する疾患、腰部脊柱管狭窄症は、背骨の脊柱管が狭くなり神経を圧迫する疾患、変形性腰椎症は、背骨の骨や軟骨がすり減る疾患です。

腰が痛くなる内臓疾患には腎臓病や膵臓炎などがあり、婦人科疾患などが原因で腰が痛い場合もあります。心理的な要因としては、ストレスや不安があります。

腰の痛みの原因が特定できていないうちは、まずは安静にしているとよいです。痛みが強い場合は無理をしないで横になって体を休め、市販の痛み止めの服用も有効です。

また、患部を温めると血行が促進され痛みを和らげることができます。痛みが落ち着いてきたらストレッチをして筋肉をほぐしたり、マッサージを受けるのも効果的です。

原因が特定できている場合は、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、変形性腰椎症では、整形外科を受診し適切な治療を受ける必要があります。内臓疾患では原因となっている内臓疾患の治療を受ける必要があります。

心理的な要因の場合にはストレスや不安を解消するための対策が必要で、精神科や心療内科の受診も有効です。

筋肉や靱帯、背骨系が痛みの原因となっている場合は、日常生活での姿勢に気をつけることで予防や改善が図られます。猫背や反り腰などの悪い姿勢は腰痛の原因となるので、正しい姿勢を意識しましょう。

また、適度な運動は腰痛の予防や改善に効果的です。一方、喫煙は腰痛を悪化させ、肥満は腰痛の原因となるので、禁煙や体重管理を心がけましょう。

屈むと痛い

前屈すると腰が痛い場合は、主に以下の3つの原因が考えられます。

1 椎間板への負荷

椎間板ヘルニアに罹患していると、前屈をした際に飛び出した椎間板が神経をさらに圧迫し痛みが増します。また、腰椎分離症やすべり症は背骨の骨の一部が分離したり、ずれたりする疾患ですが、これに罹患している場合も、前屈すると骨が神経を圧迫し痛みが増します。

2 筋・筋膜への負荷

長時間の同じ姿勢や重い物の持ち上げなどによって腰の筋肉が疲労したり損傷したりすると、前屈時に痛みが出ることがあります。また、筋肉を包んでいる筋膜が緊張すると筋肉を圧迫し痛みが出ることがあります。

3 仙腸関節への負荷

背骨の下部にある仙骨が骨盤の左右の腸骨と組み合わさってできている関節を仙腸関節といいますが、そこに炎症が起こると前屈時に痛みが出ることがあります。

前屈すると腰に痛みが出る場合は、上記のいずれかである場合が多いですが、原因が特定できていないうちは、まずは安静にしているとよいです。痛みが強い場合は、患部を温めることで血行が促進し痛みを和らげることができますし、市販の痛み止めを服用することも有効です。

痛みが落ち着いてきたら、ストレッチをして筋肉をほぐし、マッサージを受けるのも効果的です。

原因が特定できている場合には、椎間板ヘルニアや腰椎分離症・すべり症では整形外科の病院を受診し、適切な治療を受ける必要があります。筋・筋膜への負荷が原因の場合では患部を冷やし安静にしていれば自然に治癒するケースが多いですが、痛みが強い場合は整形外科を受診しましょう。

また、ストレッチやマッサージで筋膜をほぐすことも有効です。

仙腸関節炎では、整形外科を受診し適切な治療を受ける必要があります。

伸ばすと痛い

伸ばすと腰が痛い場合には、筋肉や靭帯の緊張、椎間関節の機能障害、腰椎分離症・すべり症などが考えられます。この伸ばすと痛い場合は比較的多い症状なので、次項で詳細に解説します。

伸ばすと痛い腰痛について

腰痛 伸ばすと痛い

腰痛の症状として多いのが、腰を伸ばす際の痛みが挙げられます。例えば、椅子から立ち上がる、洗濯物を干す、背伸びをするといった動きの際に腰に痛みが生じ悩まされることがあります。

伸ばすと痛い腰痛のメカニズム

伸ばすと痛い腰痛は、主に以下の2つのメカニズムが考えられます。

1 筋肉・靭帯の緊張

腰を伸ばすと、腰の筋肉や靭帯が引っ張られます。この際に、筋肉や靱帯が以下のような状態にあると痛みが起こります。

【筋肉や靭帯が緊張している場合】

仕事での長時間にわたる同じ姿勢や運動不足、加齢などが原因で身体の筋肉や靭帯が緊張すると、筋肉や靭帯は本来の柔軟性を失い伸ばしにくくなります。その状態で無理に伸ばそうとすると、痛みを感じてしまいます。

【筋肉や靭帯に炎症がある場合】

筋肉や靭帯に炎症があると、刺激に敏感になり軽く伸ばしただけでも痛みを感じやすくなります。

2 椎間関節の機能障害

椎間関節は背骨を繋ぐ関節です。椎間関節に問題があると、腰を伸ばした際に以下の2つの原因で痛みが起こります。

【椎間関節の動きが制限されている】

骨盤の歪みや椎間関節炎などによって椎間関節の動きが制限されると、本来の可動域を超えて伸ばそうとした際に、痛みを感じてしまいます。

【椎間関節に炎症がある場合】

椎間関節に炎症があると、刺激に敏感になり軽い動きでも痛みを感じやすくなります。

伸ばすと痛い腰痛は、以上の2つのメカニズムが原因であることが多いですが、稀に、腰椎分離症・すべり症や腎臓結石が原因となっていることもあります。

伸ばすと痛い腰痛の原因

伸ばすと痛い腰痛のメカニズムは、筋肉・靭帯の緊張と椎間関節の機能障害が多いことをのべました。これらの原因について解説します。

1 筋肉・靭帯の緊張

筋肉・靭帯の緊張は、デスクワークなど同じ姿勢を長時間続けることによって起こります。また、運動不足や加齢により筋肉や靭帯が柔軟性を失い伸ばしにくくなることもあります。

2 椎間関節の機能障害

悪い姿勢などにより骨盤が歪むと、椎間関節に負担がかかり痛みが出ることがあります。また、椎間関節に炎症が起こると、腰を伸ばすことで痛みが出ることがあります。

伸ばすと痛い腰痛の対処法

伸ばすと痛い腰痛は、筋肉・靭帯の緊張や椎間関節の機能障害が原因であることが多いですが、その他様々な原因によっても起こります。原因によって適切な対処法が異なりますが、一般的な対処法についてご紹介します。

1 原因を特定する

まずは、なぜ伸ばすと痛いのか原因を特定することが重要です。考えられる原因としては、筋肉・靭帯の緊張、椎間関節の機能障害、骨盤の歪み、腰椎分離症・すべり症、腎臓結石などが挙げられます。

痛みの場所や種類、発生時期、日常生活での習慣などを参考に、思い当たる原因を推測してみましょう。とはいっても、原因を推測することは難しいので、痛みが大きくて長く続くようであれば、まずは、整形外科の受診をおすすめします。

2 原因別の対処法

【筋肉・靭帯の緊張】

ストレッチやマッサージは有効です。痛みのない範囲でゆっくりと行いましょう。

また、患部を温めることで血行を促進し痛みを和らげることができますので、ぬるめのお風呂にゆっくりと浸かると筋肉をリラックスさせることができます。

【椎間関節の機能障害】

椎間関節の機能障害は、骨盤が歪んで椎間関節に負担がかかると起こります。骨盤矯正は、整形外科でリハビリなどを担当する理学療法士によって、また、整骨院などで治療を受けることができます。

自宅での生活のしかたや患者の筋肉量によっても変わってきますが、骨盤の歪みがひどい方が骨盤の位置を最適な状態に戻すには、3か月間で15~20回程度の施術が必要です。専門の理学療法士や整骨院での施術を希望する場合は、予約が必要となることが多く、電話で確認してみてください。

また、痛みが強い場合や日常生活に支障が出ている場合は、整形外科を受診し適切な検査や治療を受ける必要があります。検査では主に、レントゲンやMRIといった画像撮影が行われます。

伸ばすと痛い腰痛の予防法

腰痛 伸ばすと痛い

腰痛の中でも特に伸ばすと痛みを感じる場合は、筋肉の緊張や炎症などが考えられますが、そのような腰痛の予防法についてご紹介します。

姿勢の改善

猫背や反り腰などの悪い姿勢は、腰に負担がかかり筋肉を緊張させてしまいます。日頃から背筋を伸ばし、正しい姿勢を意識することが大切です。

座っているときは、背筋をまっすぐ伸ばし、おへそを凹ませ、太ももと床が90度になるように椅子に座りましょう。立っているときは、あごを引いて首をまっすぐにし、背筋を伸ばし、お腹に軽く力を入れて立ちましょう。

運動や生活習慣の改善

適度な運動やスポーツは、腹筋などの筋肉を鍛え、腰痛予防に効果的です。ウォーキング、ジョギング、水泳などがおすすめですが、痛みがある場合は無理に行わないでください。

睡眠不足やストレス、肥満なども腰痛の原因となります。十分な睡眠、適度なストレス解消、バランスの良い食事を心がけましょう。

ストレッチ

長時間同じ姿勢で過ごしたり運動不足だったりすると、腰周りの筋肉が緊張し血流が悪くなって腰痛を起こしやすくなります。そこで、ストレッチで腰痛を予防する方法を紹介します。

【開脚前屈】

仰向けに寝て、両膝を曲げます。

両膝をできるだけ左右に開き、足裏を床につけます。

両手で膝を軽く押さえながら、ゆっくりと上体を起こします。

息を吐きながら、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。

以上を10回程度繰り返します。

【膝抱え込み】

仰向けに寝て、両膝を曲げます。

両手で膝を抱え込み、胸に引き寄せます。

そのまま、ゆっくりと体を左右に揺らします。

以上を10回程度左右交互に行います。

【猫背反り腰】

四つん這いになります。

息を吸いながら、背中を丸め、頭と尻尾を下に下げます(猫背)。

息を吐きながら、背中を反らせ、頭と尻尾を上に上げます(反り腰)。

以上を10回程度繰り返します。

【上半身ひねり】

仰向けに寝て、両膝を曲げます。

両手を胸の前で組みます。

息を吐きながら、ゆっくりと上半身を左右にひねります。

左右それぞれで10回程度繰り返します。

マッサージ

マッサージは、筋肉の緊張をほぐし血行を促進することで、腰痛の予防や痛みの軽減に効果的な方法の一つです。ここでは、セルフマッサージでできる腰痛予防法をご紹介します。

【腰方形筋:背骨の横にあり、腰を左右に曲げたり捻ったりする動きに関わる筋肉】

仰向けに寝て、膝を曲げます。

片手で反対側の腰方形筋を親指で押さえ、ゆっくりとほぐします。

痛みを感じない程度の強さで、上下左右にほぐします。

左右とも1分程度ほぐします。

【大臀筋::骨盤の後ろ側にある大きな筋肉で、体を支えたり、脚を後ろに蹴ったりする動きに関わる筋肉】

仰向けに寝て、テニスボールなどを腰の下に置きます。

ゆっくりと体を上下左右に揺らし、大臀筋をほぐします。

痛みを感じない程度の強さで、1分程度ほぐします。

【ハムストリングス: 太ももの裏側にある筋肉で、膝を曲げたり、体を前に倒したりする動きに関わる筋肉】

座った状態で、片足を前に伸ばします。

体を前かがみにして、太ももの裏側をゆっくりとほぐします。

息を吐きながら、ゆっくりと体を起こします。

左右とも10回程度繰り返します。

腰痛をマッサージで解消できる?自宅でできるセルフマッサージのやり方と効果など詳しく解説

ツボ押し

ツボ押しは、東洋医学に基づいた伝統的な治療法で、体にあるツボと呼ばれる経穴を刺激することで、体の機能を整え症状を改善する効果が期待できます。

腰痛にも効果的なツボがいくつかあります。ここでは、セルフツボ押しでできる腰痛予防法をご紹介します。

【志室(しそう)】

腰骨の左右に2つずつあるツボです。腰痛だけでなく、腹痛や下痢にも効果があります。

場所:腰骨の高さで、背骨から指2本分外側。

押し方:親指でゆっくりと押圧します。

【腎兪(じんゆ)】

腰骨の下にある左右対称のツボです。腰痛だけでなく、膝の痛みや頻尿にも効果があります。

場所:腰骨の下、少し外側にあるくぼみ。

押し方:親指でゆっくりと押圧します。

【膀胱兪(ぼうこうゆ)】

腰骨の下、少し外側にある左右対称のツボです。腰痛だけでなく、排尿障害やむくみにも効果があります。

場所:腰骨の下、少し外側にあるくぼみ。

押し方:親指でゆっくりと押圧します。

【腰腿点(ようたいてん)】

手の甲にある左右対称のツボです。腰痛だけでなく、膝の痛みやむくみにも効果があります。

場所:手の甲、人差し指と中指の骨が交わるくぼみ、および中指と薬指の骨が交わるくぼみ。

押し方:親指でゆっくりと押圧します。

ツボ押しを行う際には、痛みがある場合は無理に行わないでください。また、妊娠中の方や持病のある方は、ツボ押しを行う前に医師に相談してください。

皮膚に炎症がある場合は、ツボ押しを行わないでください。

その他

腰を温めると血流が改善し筋肉の緊張がほぐれます。入浴やカイロ、ホットパックなどを活用しましょう。また、痛みを予防したり改善するのにコルセットも効果的です。

上記は一般的な予防法であり、個人の症状によって効果的な方法は異なります。痛みやしびれがひどい場合や、そうでなくても時間が経過し慢性となっている場合は、医療機関を受診してください。

腰痛に効く手のツボは? セルフケアの方法や押すときの注意点も解説

まとめ

腰痛 伸ばすと痛い

腰痛にもいろいろあり、いつも痛いタイプ、屈むと痛いタイプ、伸ばすと痛いタイプがあります。中でも比較的多いのが伸ばすと痛いタイプです。

伸ばすと痛い腰痛は、筋肉や筋膜の緊張、椎間関節の機能障害が原因のことが多いです。筋肉や筋膜が緊張している場合には、ストレッチやマッサージが有効です。

椎間関節の機能障害は、骨盤が歪んで椎間関節に負担がかかると起こります。骨盤矯正は、整骨院などで治療を受けることができますし、痛みが強い場合や日常生活に支障が出ている場合は、整形外科を受診し適切な治療を受ける必要があります。

伸ばすと痛い腰痛の予防法には、姿勢の改善、運動、生活習慣の改善、ツボ押しなどがあります。

腰痛になりやすければあらかじめ予防をし、痛みを感じれば早めに適切な対処をしましょう。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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