最終更新:2025.05.29

ぎっくり腰の激痛に効く鎮痛剤は?薬剤師が教える選び方と正しい使い方

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

突然襲ってくるぎっくり腰の激痛に、「どの鎮痛剤を選べばいいの?」「市販薬で対処できる?」と悩んでいませんか。ぎっくり腰の鎮痛剤には内服薬と外用薬があり、症状や体質に応じた適切な選択が重要です。この記事では、薬剤師監修のもと、ぎっくり腰に効果的な鎮痛剤の種類と使い方、病院受診が必要なケース、応急処置の方法まで詳しく解説します。正しい知識を身につけて、つらい痛みから早期回復を目指しましょう。

目次

ぎっくり腰の激痛!まず何をすべき?応急処置と対処法

ぎっくり腰 鎮痛剤

ぎっくり腰になった直後は、まず安静にして無理な動きは避けることが最重要です。痛みが強い場合は横になり、楽な姿勢を取りましょう。

急性期(発症から48~72時間)の対処法は以下の通りです。適切な初期対応により、回復期間を短縮できる可能性があります。

対処法詳細内容注意事項
安静無理な動きを避け、楽な姿勢で休む完全に動かないのではなく、できる範囲で日常生活を維持
冷却氷嚢や冷湿布で患部を15-20分冷やす直接肌に氷を当てない、長時間の冷却は避ける
鎮痛剤服用市販の消炎鎮痛剤を用法用量を守って服用アレルギーや既往歴を確認してから使用

ぎっくり腰は人によってかなり症状が強く、もう歩けないとか足を引きずって歩くという方もいれば、すごく痛みが出たけれどもなんとか歩ける人もいて、症状は様々です。

理学療法士 笹川先生(動画 00:01:06)

その痛み、本当にぎっくり腰?見分けるポイントと危険なサイン

ぎっくり腰 鎮痛剤

ぎっくり腰(急性腰痛症)の典型的な症状は、突然の激しい腰痛で動作が困難になることです。しかし、以下のような症状がある場合は、他の疾患の可能性があるため、早急に医療機関を受診する必要があります

緊急受診が必要な危険なサイン

  • 足のしびれや麻痺が伴う場合
  • 排尿・排便の障害が生じた場合
  • 発熱(38度以上)を伴う場合
  • 安静にしていても痛みが治まらない場合
  • 歩行が全くできない状態が3日以上続く場合

これらの症状は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、感染症などの重篤な疾患の可能性を示唆するものです。

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ぎっくり腰に市販の鎮痛剤は効く?薬剤師が解説する効果と選び方

ぎっくり腰 鎮痛剤

ぎっくり腰の痛みには、市販の鎮痛剤が効果的とされています。主に使用される鎮痛剤の種類と特徴を詳しく解説します。炎症を抑制し、痛みを和らげる作用により、日常生活への早期復帰が期待できます。

NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の特徴

NSAIDsは炎症を抑制し痛みを和らげる効果が期待できるため、ぎっくり腰の第一選択薬として推奨されています。

成分名代表的な商品名特徴注意点
ロキソプロフェンロキソニンS即効性が期待でき、強力な鎮痛効果胃腸への負担の可能性、長期使用注意
イブプロフェンイブ、リングルアイビーバランスの良い効果、手に入りやすいアスピリン喘息の方は使用禁止
ジクロフェナクボルタレン強力な抗炎症作用が期待できる副作用のリスクが比較的高い
アセトアミノフェンタイレノール安全性が高い、胃に優しい抗炎症作用は比較的弱い

飲み薬と貼り薬(湿布)の使い分け

内服薬と外用薬は併用することで相乗効果が期待できるとされています。内服薬は全身への効果があり、外用薬は患部に直接作用します。症状の程度や生活スタイルに応じて適切に選択することが重要です。

副作用と使用上の注意点

NSAIDsの主な副作用として、胃腸障害、腎機能への影響、心血管系への影響の可能性があります。以下の方は使用前に医師や薬剤師に相談してください:

  • 胃潰瘍の既往がある方
  • 腎機能が低下している方
  • 心疾患がある方
  • 妊娠中・授乳中の方
  • アスピリン喘息の方
  • 高齢者(65歳以上)

【症状・目的別】ぎっくり腰におすすめの鎮痛剤6選

ぎっくり腰 鎮痛剤

症状や体質、ライフスタイルに合わせた鎮痛剤の選び方をご紹介します。

厚生労働省腰痛対策でも推奨されている適切な薬剤選択の参考にしてください。

即効性を重視したい方におすすめの鎮痛剤

ロキソニンS:15-30分で効果が現れることが期待でき、強力な鎮痛効果があります。急性期の激痛に適しているとされています。仕事や外出予定がある方に選ばれることが多い薬剤です。

胃に優しい薬を選びたい方におすすめの鎮痛剤

タイレノールA:アセトアミノフェン系で胃への負担が少なく、安全性が高い薬です。胃腸の弱い方や高齢者に適している選択肢の一つです。

手軽に購入したい方におすすめの鎮痛剤

イブA錠:イブプロフェン系で、ドラッグストアで手軽に購入でき、効果も期待できます。コストパフォーマンスに優れた選択肢です。

湿布でぎっくり腰を直接ケアしたい方

ロキソニンテープ:貼るだけで患部に直接作用し、内服薬との併用も可能です。副作用が比較的少ないのが特徴です。

総合的な痛み対策をしたい方

バファリンプレミアムDX:解熱鎮痛成分に加え、胃を保護する成分も配合されています。胃への負担を軽減しながら痛みを和らげることが期待できます。

筋肉の緊張もほぐしたい方

コリホグス:鎮痛成分に加え、筋弛緩作用のある成分も含まれています。筋肉のこわばりが強い場合に適した選択肢の一つです。

実際にご来店いただいて施術をさせていただくのですが、大体この1回の施術の時にどこが悪くて今の症状が引き起こされているのかが大体分かるんですよね。この足首、特に足の指がこう握れていなかったのが1番の弱点で悪かったところになります。

セルフケア整体(動画 00:03:19)

鎮痛剤を飲んでも痛みが引かない場合の病院受診タイミング

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以下の場合は、整形外科を受診することが推奨されます

【最新版】腰痛に効く寝ながら3分ストレッチ!プロの現役整体師が丁寧に解説

受診が必要なケース

  • 市販の鎮痛剤を3日間服用しても改善しない場合
  • 痛みが日に日に悪化している場合
  • 足のしびれや筋力低下がある場合
  • 歩行が困難な状態が1週間以上続く場合
  • 発熱や全身倦怠感を伴う場合
  • 過去に腰部の手術歴がある場合

適切な診療科の選び方

基本的には整形外科が第一選択です。神経症状が強い場合は神経内科、心因性が疑われる場合は心療内科への相談も検討されます。かかりつけ医がいる場合は、まず相談してから専門医への紹介を受けることも可能です。

整形外科でのぎっくり腰治療:検査・処方薬・ブロック注射の詳細

ぎっくり腰 鎮痛剤

診察と検査の流れ

医師は問診、視診、触診により症状を評価し、必要に応じてX線検査やMRI検査を行います。神経症状がある場合は、神経学的検査も実施される可能性があります。

処方される薬物治療の選択肢

薬の種類期待される効果代表例使用期間の目安
強力なNSAIDs市販薬より強力な抗炎症・鎮痛効果が期待できる処方用ロキソニン、ボルタレン1-2週間程度
筋弛緩薬筋肉の緊張を和らげる効果が期待できるミオナール、テルネリン2-4週間程度
神経障害性疼痛治療薬神経性の痛みを和らげる効果が期待できるリリカ、タリージェ4-8週間程度

神経ブロック注射について

強い痛みが持続する場合、神経ブロック注射が検討される場合があります。これは痛みを伝える神経に直接麻酔薬を注射し、痛みの伝達を遮断する治療選択肢の一つです。効果は個人差がありますが、多くの場合で症状の改善が期待できます。

ぎっくり腰を繰り返さないための予防法と鎮痛剤の適切な活用

ぎっくり腰 鎮痛剤

ぎっくり腰の再発予防には、日常生活での姿勢改善と筋力強化が重要とされています。

ぎっくり腰とは?原因・症状から7つの効果的な対処法まで専門家が徹底解説

日常生活で注意すべきポイント

  • 重いものを持つ時は膝を曲げて腰を落とし、背筋を伸ばす
  • 長時間同じ姿勢を避け、定期的に体勢を変える
  • 適度な運動習慣を身につける(週2-3回、30分程度)
  • ストレス管理を心がける(十分な睡眠、リラクゼーション)
  • 体重管理に注意する(腰への負担軽減)
  • 寒い季節は筋肉を温めてから動作を開始する

効果的なストレッチと筋力トレーニング

腰部の筋肉だけでなく、股関節周囲の筋肉や体幹筋を鍛えることで、腰部への負担を軽減できる可能性があります。理学療法士の指導を受けながら、無理のない範囲で継続することが大切です。

日本整形外科学会でも推奨される運動療法の情報が提供されています。

鎮痛剤との上手な付き合い方

痛みがある時は無理をせず適切に鎮痛剤を使用し、症状が改善したら段階的に減量していくことが推奨されます。長期連用は避け、定期的に医師や薬剤師に相談することが重要です。

ぎっくり腰の鎮痛剤に関するよくある質問

ぎっくり腰 鎮痛剤

Q. ぎっくり腰になったらすぐに鎮痛剤を飲んでも良いですか?

A. はい、ぎっくり腰の急性期には市販の鎮痛剤を適切に使用することで痛みを和らげることが期待できます。ただし、用法用量を守り、アレルギーや既往歴がないことを確認してから使用してください。不安な場合は薬剤師に相談することをおすすめします。

Q. 湿布と飲み薬はどちらが効果的ですか?

A. 両方にそれぞれ利点があります。飲み薬は全身に作用し即効性が期待でき、湿布は患部に直接作用し副作用が少ないのが特徴です。併用することで相乗効果が期待できるため、症状に応じて使い分けることが重要です。

Q. ロキソニンとボルタレンはどちらが強いですか?

A. 一般的にボルタレン(ジクロフェナク)の方が強力な抗炎症作用を持つとされていますが、その分副作用のリスクも高くなる可能性があります。症状や体質に応じて適切に選択することが重要で、医師や薬剤師に相談して決めることをおすすめします。

Q. 鎮痛剤はいつまで飲み続けても良いですか?

A. 市販の鎮痛剤は3-5日程度の短期使用に留めることが推奨されています。それ以上痛みが続く場合は、医療機関を受診して適切な診断と治療を受けることをおすすめします。長期使用による副作用のリスクを避けるためにも専門医の判断が必要です。

Q. 妊娠中でも使える鎮痛剤はありますか?

A. 妊娠中の鎮痛剤使用については、必ず医師に相談してください。一般的にアセトアミノフェンは比較的安全とされていますが、自己判断での使用は避け、産婦人科医や薬剤師の指導を受けることが重要です。妊娠期間や症状に応じて適切な選択が必要です。

Q. 胃薬と一緒に飲んだ方が良いですか?

A. NSAIDs系の鎮痛剤は胃に負担をかける可能性があるため、胃の保護薬と併用することが推奨される場合があります。胃腸の不調がある方や長期使用する場合は、薬剤師に相談してください。食後に服用することでも胃への負担を軽減できます。

Q. 鎮痛剤を飲んでも痛みが取れない場合はどうすれば良いですか?

A. 市販薬で改善しない場合は、重篤な疾患が隠れている可能性があります。3日以上痛みが続く場合や、足のしびれなどの神経症状がある場合は、速やかに整形外科を受診してください。早期の適切な治療により、症状の悪化を防ぐことができます。

森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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