最終更新:2025.05.29

ぎっくり腰は冷やす?温める?正しい応急処置と対処法【専門家解説】

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

ぎっくり腰になった直後は、患部が炎症を起こしている状態なので「冷やす」ことが重要とされています。発症から48時間以内は氷や保冷剤で患部を冷やすことで炎症を抑制し、痛みを軽減できる可能性があります。一方、痛みが少し和らいできた2〜3日後からは「温める」ことで血流を促進し、回復を早める効果が期待できます。この記事では、ぎっくり腰の状態に応じた正しい対処法と、やってはいけないNG行動まで詳しく解説します。

ぎっくり腰になったばかりの頃は炎症期なので、氷や保冷剤で冷やすのが一番良いとされています。1週間以上経っても腰が痛い場合、慢性化しているので温めるのがベストです。

理学療法士 笹川先生(動画 00:00:05)

目次

ぎっくり腰とは?主な原因とメカニズム

ぎっくり腰 冷やす

ぎっくり腰は、正式には「急性腰痛症」と呼ばれる状態で、突然激しい腰の痛みに襲われる症状です。筋肉や靭帯、関節に急激な負荷がかかることで炎症が生じ、強い痛みが発生する傾向があります。

主な原因として、重いものを持ち上げる時の不適切な姿勢、急な体の捻り、長時間の同じ姿勢による筋肉の緊張などが挙げられます。また、運動不足による筋力低下や、ストレスによる筋肉の緊張も要因となることが多いです。

腰痛コルセットの正しい位置とは?付ける方法や選び方・注意点を解説

【最重要】ぎっくり腰で冷やすべき?温めるべき?判断のポイント

ぎっくり腰 冷やす

ぎっくり腰の対処法で最も重要とされるのは、時期に応じて「冷やす」か「温める」かを正しく判断することです。間違った対処をすると、痛みが悪化したり回復が遅れる可能性があります。

時期状態対処法理由
発症直後〜48時間急性期・炎症期冷やす炎症を抑制し、痛みを軽減する効果が期待される
3日目以降亜急性期温める血流促進により回復を早める可能性がある
1週間以上慢性期温める+運動筋力回復とストレッチで改善が期待される

ぎっくり腰を冷やす正しいタイミングと方法

ぎっくり腰 冷やす

いつ冷やすべき?(発症直後・炎症期)

ぎっくり腰を発症した直後から48時間以内は、患部に熱を持ち炎症が起きている状態とされています。この時期は冷やすことが効果的とされます。特に、動くだけで激しい痛みがある、患部が熱っぽく感じる、腫れている感覚があるといった症状がある場合は、炎症期と判断される可能性が高いです。

正しい冷やし方と注意点(時間、道具、避けるべきこと)

正しい冷やし方は、氷嚢や保冷剤をタオルで包み、患部に15〜20分間当てることが推奨されています。長時間の冷却は凍傷の危険があるため、20分冷やしたら1時間程度間隔を空けてから再度冷やすという方法を繰り返すのが一般的です。

冷湿布も効果的とされますが、炎症を抑える効果は氷による直接冷却の方が高いと考えられています。冷却中は無理に動かず、安静にすることが重要です。また、氷を直接肌に当てるのは避け、必ずタオルなどで包んで使用してください。

ぎっくり腰を温める適切なタイミングと対処法

ぎっくり腰 冷やす

いつ温めるべき?(炎症が治まった後・慢性期)

発症から3日程度経過し、激しい痛みが少し和らいできた段階からは温める対処法に切り替えることが推奨されています。この時期の目安として、動作時の痛みは残るものの、じっとしていれば痛みが軽減される状態になったら温熱療法の開始時期とされます。

正しい温め方と注意点(方法、避けるべきこと)

温める方法として、温湿布、カイロ、温めたタオル、入浴などが効果的とされています。温度は40〜42度程度の心地よい温かさが理想的で、15〜20分程度継続することが推奨されます。血流が改善されることで筋肉の緊張が和らぎ、回復が促進される可能性があります。

ただし、まだ炎症が残っている可能性がある時期に温めすぎると、かえって炎症が悪化する場合があります。温めても痛みが増強する場合は、すぐに中止して冷やす対処に戻すことが推奨されています。

専門家の見解:YouTube動画から学ぶセルフケアの重要性

ぎっくり腰 冷やす

理学療法士の専門家によると、ぎっくり腰の対処は時期による適切な判断が最も重要とされています。発症直後の炎症期は氷や保冷剤での冷却が推奨され、1週間以上経過した慢性期では温めることが効果的とされています。特に5ヶ月以上続く腰痛には筋力低下が確実に起きているため、リハビリテーションが最も重要な治療法として推奨されています。

腰がずっと痛くて、歩くだけでも痛くて、一番何よりも電車に乗っている時に立ったままもう耐え切れない状態でした。

セルフケア整体(動画 00:00:25)

実際の改善事例では、20年以上腰痛に悩んでいた患者さんが、手の指と足の指の筋力強化を中心としたセルフケアにより劇的な改善を実現しました。3回目の施術後から電車にも問題なく乗れるようになり、4〜5回目には立っていても全く問題ない状態まで回復したとされています。重要なのは継続性で、隙間時間を活用したケアが効果的であることが実証されています。患者さんは「猫の手の動き」などのセルフケアを電車の中や歩行時に実践し、習慣化することで症状の改善を維持できたと報告されています。

ぎっくり腰の痛みを和らげるその他の対処法

ぎっくり腰 冷やす

冷やす・温める以外にも、ぎっくり腰の痛みを軽減する方法があります。まず重要なのは適切な安静です。完全に動かないのではなく、痛みの範囲内で少しずつ動くことが回復を早める可能性があるとされています。

市販の鎮痛剤(NSAIDs)も炎症と痛みの軽減に効果的とされています。また、患部に負担をかけない姿勢を心がけ、横向きで膝を曲げて寝る、椅子に座る時は腰にクッションを当てるなどの工夫も有効です。

慢性期に入ったら、軽いストレッチや筋力トレーニングを段階的に開始することが推奨されます。特に腰周りの筋肉を緩める動きや、体幹を安定させるエクササイズが再発予防にも繋がる可能性があります。

理学療法士 笹川ひろひで流!腰痛に効くトレーニングをご紹介~分かりやすい動画もアリ~

ぎっくり腰の再発を防ぐために日常生活でできること

ぎっくり腰 冷やす

ぎっくり腰の再発予防には、日常的な筋力維持と正しい姿勢が不可欠とされています。特に重要とされるのは体幹筋の強化で、腹筋や背筋をバランスよく鍛えることで腰への負担を軽減できる可能性があります。

デスクワークが多い方は、1時間に1回は立ち上がって軽くストレッチを行い、同じ姿勢を長時間続けないよう注意することが推奨されています。また、重いものを持つ時は膝を曲げて腰ではなく脚の力を使う、荷物を体に近づけて持つなどの基本動作を徹底することが大切です。

睡眠環境の改善も重要とされ、硬すぎず柔らかすぎないマットレスを選び、横向き寝の場合は膝の間にクッションを挟むと腰への負担が軽減される可能性があります。日本整形外科学会の腰痛診療ガイドラインでも推奨されている方法です。

予防方法具体的な行動頻度期待される効果
ストレッチ腰周り・股関節の柔軟性向上毎日10-15分筋肉の緊張緩和
筋力トレーニング体幹・下肢筋力強化週2-3回腰椎の安定性向上
姿勢改善デスクワーク時の定期的な姿勢チェック1時間毎腰部負担軽減

ぎっくり腰で病院へ行くべき目安と受診のポイント

ぎっくり腰 冷やす

多くのぎっくり腰は適切な自宅ケアで改善する傾向がありますが、以下の症状がある場合は速やかに医療機関を受診することが推奨されています:

  • 足のしびれや麻痺がある
  • 排尿・排便に異常がある
  • 発熱を伴う
  • 1週間経っても全く改善しない
  • 痛みが徐々に悪化している

受診時は、発症の経緯、痛みの性質、これまでの対処法などを詳しく伝えることで、より適切な診断と治療を受けることができる可能性があります。整形外科での受診が一般的ですが、症状によっては神経内科での精査が必要な場合もあります。

長年苦しんだ腰痛や坐骨神経痛ともおわかれ!nobu先生の独自のアプローチとは

慢性腰痛との違いと長期的な管理方法

ぎっくり腰 冷やす

ぎっくり腰と慢性腰痛では、対処法が大きく異なることが知られています。急性期のぎっくり腰では炎症を抑制することが優先されますが、慢性腰痛では血流改善と筋力維持が重要とされています。

長期的な管理では、習慣化されたセルフケアが最も効果的とされています。短時間でも継続することで、筋肉の状態を良好に保ち、再発リスクを軽減できる可能性があります。特に、手の指や足の指の柔軟性を保つことが、全身の筋肉バランスに良い影響を与えるとされています。

実際の改善事例では、仕事が忙しい中でも隙間時間を活用し、電車の中や歩行時にセルフケアを実践することで習慣化に成功し、長期的な症状改善を維持できたと報告されています。このように、時間を見つけて継続的にケアを行うことが、慢性腰痛の管理において極めて重要とされています。

まとめ:ぎっくり腰の「冷やす・温める」を正しく理解して早期回復へ

ぎっくり腰 冷やす

ぎっくり腰の対処法は時期によって大きく異なります。発症直後48時間は冷やし、その後は温めることが基本原則とされていますが、この判断を間違えると回復が遅れるだけでなく、症状が悪化する可能性もあります。

また、完全な安静よりも痛みの範囲内での適度な動きが回復を早める可能性があり、日常的なセルフケアが再発予防に極めて重要であることも覚えておいてください。症状が重い場合や改善しない場合は、躊躇せずに専門医の診察を受けることが大切です。腰痛予防に関する詳細は厚生労働省腰痛対策もご参照ください。

専門家の指導による適切なセルフケアの継続により、20年以上の腰痛に悩んでいた方でも劇的な改善が期待できる事例が報告されています。重要なのは正しい知識に基づいた対処法の実践と、長期的な視点での健康管理です。

ぎっくり腰の冷やす・温めるに関するよくある質問

ぎっくり腰 冷やす

Q. ぎっくり腰になったら最初は冷やすべきですか?

A. はい、発症直後は冷やすことが推奨されています。炎症を起こしている状態なので、氷や保冷剤で15〜20分間冷やすことで痛みと炎症を軽減できる可能性があります。

Q. 冷やす時間はどれくらいが適切ですか?

A. 15〜20分間冷やした後、1時間程度休憩してから再び冷やすサイクルを繰り返すことが推奨されています。連続で冷やし続けるのは避けてください。

Q. 冷やしすぎるとどうなりますか?

A. 患部を冷やしすぎると低温やけどを起こす可能性があります。必ずタオルで包んで使用し、時間を守ってください。

Q. いつから温める方法に切り替えれば良いですか?

A. 一般的に発症から48〜72時間後、激しい痛みが少し和らいできた段階で温める方法に切り替えることが推奨されています。判断に迷う場合は専門家に相談してください。

Q. 冷湿布と温湿布はどう使い分けますか?

A. 急性期(発症直後〜48時間)は冷湿布、亜急性期以降(3日目〜)は温湿布を使用することが推奨されています。ただし、氷による直接冷却の方が効果は高いとされています。

Q. ぎっくり腰の時は完全に安静にした方が良いですか?

A. 完全な安静は推奨されていません。痛みの範囲内で少しずつ動くことが回復を早める可能性があるとされています。ただし、無理は禁物です。

Q. お風呂に入っても大丈夫ですか?

A. 炎症期(発症直後48時間)は入浴を避け、シャワー程度にすることが推奨されています。痛みが和らいできた段階からは、ぬるめのお湯での入浴が血流改善に効果的とされています。

Q. 市販の痛み止めは使って良いですか?

A. NSAIDs系の消炎鎮痛剤(イブプロフェン、ロキソニンなど)は炎症と痛みの軽減に効果的とされています。用法用量を守って使用し、胃腸障害などの副作用に注意してください。

Q. 病院に行くべき症状はありますか?

A. 足のしびれ・麻痺、排尿排便障害、発熱、1週間経っても改善しない場合は速やかに整形外科を受診することが推奨されています。重篤な疾患の可能性があります。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

最新の記事はこちら

よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

近くの店舗を探す
24時間スマホで簡単に予約可能 さっそく予約する