最終更新:2025.06.04

五十肩に湿布は効く?専門家解説|効果的な種類・貼り方

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

五十肩の痛みに悩んでいる方なら、湿布で症状が改善される可能性があるかどうかは最も気になる点でしょう。結論から申し上げると、五十肩に湿布は効果が期待できるとされています。

しかし、症状の時期や炎症の状態に応じて温湿布と冷湿布を正しく選び分けることが重要です。急性期には冷湿布で炎症を抑制し、慢性期には温湿布で血行を促進することで、痛みの緩和が期待できます。本記事では、専門家の専門知識に基づいて、五十肩に効果的な湿布の種類、正しい貼り方、使用上の注意点について詳しく解説します。

肩の痛み、五十肩や石灰沈着性の関節炎など、そういった症状の方が肩を安定させる筋肉を鍛えていくと、痛みが取れていきます。

理学療法士 笹川先生(動画 00:00:01)

目次

五十肩とは?湿布が効く理由を理解しよう

五十肩 湿布

五十肩(肩関節周囲炎)は、肩の関節や周囲の筋肉、靭帯に炎症が起こることで激しい痛みや可動域制限が生じる症状です。正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、50歳前後に多く発症することから五十肩という名称で親しまれています。

五十肩は冷やす?温める?症状別の正しい対処法と専門家が教える注意点

五十肩の主な症状には以下があります:

  • 肩や腕の激しい痛み(特に夜間痛)
  • 肩関節の可動域制限
  • 日常動作の困難(着替え、髪を洗うなど)
  • 炎症による熱感や腫れ

湿布が五十肩に効果を発揮する理由は、配合されている鎮痛消炎成分が患部の炎症を抑制し、痛みを和らげる可能性があるためです。また、湿布の冷感効果や温感効果により、血行改善や筋肉の緊張緩和も期待できるとされています。

湿布の種類と選び方:症状の時期に応じた適切な使い分け

五十肩 湿布

五十肩の治療において、湿布選びは非常に重要です。主に冷湿布と温湿布の2種類があり、症状の時期と状態に応じて使い分ける必要があります。

冷湿布(急性期におすすめ)

冷湿布は、患部を冷やすことで以下の効果をもたらす可能性があります:

  • 初期の炎症が強い段階で、患部を冷やすことで痛みを和らげます
  • ハッカ油やメントールなどの成分が含まれており、冷感があります
  • 血管を収縮させることで炎症を抑制し、痛みを軽減する傾向があります

冷湿布は急性期の五十肩に特に有効とされ、炎症が強く熱感がある場合に適していると考えられています。

温湿布(慢性期におすすめ)

温湿布は、患部を温めることで次のような効果が期待できます:

  • 慢性期に入り、痛みが軽くなった際に血行を促進し、筋肉の柔軟性を高める可能性があります
  • 温感成分(トウガラシエキスなど)が含まれており、温感があります
  • 筋肉の緊張を和らげ、関節の動きをスムーズにする効果が期待できます

鎮痛消炎成分配合の湿布

市販薬の湿布には、以下のような鎮痛消炎成分が配合されています:

成分名主な効果代表的な商品
ロキソプロフェン強力な鎮痛・抗炎症作用ロキソニンテープ
ジクロフェナク優れた浸透性と持続性ボルタレンテープ
インドメタシン炎症抑制と鎮痛効果バンテリンコーワ

専門家が解説!五十肩に効く湿布の正しい貼り方

五十肩 湿布

湿布の効果を最大限に引き出すためには、正しい貼り方と適切な場所への貼付が重要です。しかし、多くの方が間違った使用方法をしているのが現状です。

効果的な貼る場所

五十肩の湿布は、以下の部位に貼ることが推奨されています:

  1. 肩関節周囲:痛みの中心となる肩関節の前面、後面、側面
  2. 上腕部:肩から上腕にかけての筋肉部分
  3. 肩甲骨周辺:肩甲骨の内側や外側の筋肉部分

正しい貼り方の5つのポイント

湿布を効果的に使用するための貼り方は以下の通りです:

  1. 皮膚の清潔:貼付前に患部を清潔にし、汗や汚れを拭き取る
  2. 適切なサイズ:痛みのある部位を十分にカバーできるサイズを選択
  3. 密着性の確保:シワや気泡ができないよう、しっかりと密着させる
  4. 貼付時間:1回の貼付時間は8-12時間程度を目安とする
  5. 交換タイミング:皮膚の状態を確認しながら、適宜交換する

理学療法士による専門的な見解

理学療法士の観点から、五十肩の症状改善には湿布による痛みの軽減と併せて、適切な関節トレーニングが重要とされています。また、炎症が起きている時期でも、痛みが出ない範囲での軽い運動は回復を促進する可能性があります。

時期別湿布活用法:急性期と慢性期の適切な使い分け

五十肩 湿布

五十肩は病期によって症状が変化するため、それぞれの時期に適した湿布の使い分けが重要です。そのため、症状の経過を正しく理解することが効果的な治療につながります。

急性期(発症から2-9カ月)の湿布使用法

急性期は炎症が強く、激しい痛みが特徴的な時期です:

  • 推奨湿布:冷湿布
  • 使用目的:炎症抑制、鎮痛効果
  • 注意点温湿布の使用は炎症を悪化させる可能性があるため避ける
  • 貼付頻度:1日2-3回程度の交換

慢性期(9カ月以降)の湿布使用法

慢性期は痛みが軽減し、可動域制限が主な症状となる時期です:

  • 推奨湿布:温湿布
  • 使用目的:血行促進、筋肉の柔軟性向上
  • 併用療法:ストレッチやリハビリテーションとの組み合わせ
  • 貼付頻度:1日1-2回程度

肩こりと頭が痛い|緊張型頭痛の原因と効果的な対処法

湿布の副作用と安全な使用方法

五十肩 湿布

湿布を安全に使用するために、以下の注意点を必ず守りましょう。しかし、適切な知識なしに使用すると、思わぬ副作用が起こる可能性があります。

主な副作用とその対策

  1. 皮膚のかぶれ(接触性皮膚炎)
    • 症状:赤み、かゆみ、水疱の形成
    • 対策:使用を中止し、必要に応じて医療機関を受診
  2. 光線過敏症
    • 症状:日光に当たった部位の炎症
    • 対策:貼付部位を日光から保護する
  3. アレルギー反応
    • 症状:全身の発疹、呼吸困難
    • 対策:直ちに使用を中止し、医療機関を受診

使用上の重要な注意点

厚生労働省の医薬品安全性情報によると、以下の点に注意が必要です:

  • 連続使用期間:同一部位への連続使用は2週間以内
  • 重複使用の禁止:複数の鎮痛消炎外用薬の同時使用は避ける
  • 妊娠・授乳期:使用前に医師・薬剤師に相談
  • 既往歴の確認:喘息やアレルギー体質の方は特に注意

肩こりに手軽に取り入れられる湿布は本当に効果があるの?様々な湿布を種類別に効果や正しい使い方と選び方をご紹介

専門家おすすめ!五十肩に効く市販湿布5選

五十肩 湿布

症状や好みに応じて選べる、効果的な市販湿布をご紹介します。しかし、どの湿布を選ぶかは個人の症状によって異なるため、薬剤師への相談が重要です。

商品名タイプ主成分特徴
ロキソニンSテープ鎮痛消炎ロキソプロフェン強力な鎮痛効果
ボルタレンEXテープ鎮痛消炎ジクロフェナク優れた浸透性
バンテリンコーワパップS鎮痛消炎インドメタシン冷感タイプ
サロンパスEX温感サリチル酸メチル温感で血行促進
フェイタス5.0鎮痛消炎フェルビナクマイルドな効き目

専門家が教える選び方の4つのポイント

  1. 症状の強さ:激しい痛みにはロキソプロフェン系が推奨されています
  2. 皮膚の敏感さ:敏感肌の方はフェルビナク系がおすすめされています
  3. 使用感の好み:冷感・温感・無感の選択
  4. ライフスタイル:テープタイプかパップタイプかの選択

湿布だけでは不十分?総合的な五十肩治療法

五十肩 湿布

湿布は五十肩の症状緩和に有効とされています。しかし、湿布単独での完治は困難な場合が多いのが現実です。そのため、総合的な治療アプローチが重要となります。

併用すべき治療法

  1. 内服薬による治療
    • 鎮痛剤(NSAIDs)
    • 筋弛緩剤
    • 漢方薬
  2. 物理療法による改善
    • 温熱療法
    • 電気治療
    • 超音波治療
  3. 運動療法による機能回復
    • ストレッチ
    • 関節可動域訓練
    • 筋力トレーニング

日常生活でのセルフケア

日本整形外科学会の治療ガイドラインでは、以下のセルフケアが推奨されています:

  • 適度な運動と休息のバランス
  • 正しい姿勢の維持
  • ストレス管理
  • 十分な睡眠

医療機関を受診すべきタイミング

以下の場合には早期の医療機関受診が推奨されます:

  • 湿布使用後も痛みが改善しない場合
  • 夜間痛で眠れない状態が続く場合
  • 可動域制限が著しく進行している場合
  • 日常生活に支障をきたしている場合

五十肩の湿布に関するよくある質問

五十肩 湿布

Q. 五十肩に湿布を使用する際、症状に合わせて冷湿布と温湿布の使い分けが重要ですか?

A. はい、非常に重要です。初期の炎症が強い場合は冷湿布で冷やすことで痛みを和らげ、慢性期に入って痛みや可動域の制限が改善してきた場合は温湿布で血行を促進し、筋肉の柔軟性を高めることが効果的とされています。

Q. 五十肩の湿布はどのくらいの期間使用できますか?

A. 一般的には2週間程度の連続使用が目安とされています。それ以上使用する場合は、皮膚の状態を確認し、必要に応じて医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

Q. 湿布でかぶれた場合はどうすればよいですか?

A. 直ちに湿布の使用を中止し、患部を清潔にしてください。かぶれの症状が軽い場合は自然に改善する傾向がありますが、症状が続く場合や悪化する場合は医療機関を受診してください。

Q. 五十肩の湿布と飲み薬を併用しても大丈夫ですか?

A. 基本的には併用可能ですが、同じ成分の重複摂取を避けるため、薬剤師に相談してから使用することをおすすめします。特にロキソプロフェンなどのNSAIDs系の成分は注意が必要です。

Q. 湿布だけで五十肩は治りますか?

A. 湿布は症状を緩和する効果があるとされていますが、根本的な改善にはストレッチやリハビリテーションなどの運動療法が必要です。症状が改善しない場合は医療機関での専門的な治療を受けることをおすすめします。

Q. 妊娠中や授乳中でも五十肩の湿布は使用できますか?

A. 妊娠中や授乳中の湿布使用については、医師や薬剤師に相談してから使用してください。成分によっては使用を避けた方が良い場合があります。

Q. 五十肩の湿布はどこで購入できますか?

A. ドラッグストア、薬局、インターネット通販で購入できます。初回購入時は薬剤師に相談して、症状に適した湿布を選んでもらうことをおすすめします。

まとめ:五十肩の湿布を正しく使って症状を改善しよう

五十肩 湿布

五十肩の痛みに対して湿布は効果的な治療選択肢の一つとされています。重要なポイントをまとめると以下の通りです:

【湿布選びの重要ポイント】

  • 急性期:冷湿布で炎症を抑制することが重要
  • 慢性期:温湿布で血行を促進し回復を促す
  • 鎮痛消炎成分配合の湿布が効果的とされている

【安全な使用方法】

  • 正しい貼り方と貼る場所の確認が必要
  • 皮膚のかぶれや副作用への注意が重要
  • 2週間を超える連続使用は避けるべき

【総合的なアプローチの重要性】

  • 湿布と運動療法の併用が効果的
  • 症状が改善しない場合は医療機関受診が必要
  • 薬剤師への相談で適切な商品選択が可能

五十肩は個人差が大きい疾患です。そのため、症状の程度や時期に応じて、医師や薬剤師に相談しながら適切な治療を選択することが、早期回復への近道となります。また、湿布を正しく活用して、つらい五十肩の症状から解放されることを願っています。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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