最終更新:2025.06.05

五十肩で首も痛いのはなぜ?4つの原因と効果的な対処法を専門家が解説

この記事は「セルフケア整体 院長・森下 信英(NOBU先生)」の監修のもと作成されています。

五十肩で首が痛むのは、肩関節周辺の炎症により首周りの筋肉が緊張し、痛みを感じることがあるためです。温熱療法により血行を促進することで、症状の改善が期待できます。

五十肩の主な原因である肩関節周辺の炎症が、肩だけでなく首にも影響を与える可能性があります。長時間のデスクワークによる悪い姿勢や猫背も、首や肩の筋肉を緊張させ、痛みを悪化させる要因となります。五十肩 首が痛いという症状でお悩みの方に向けて、その密接な関係性から具体的な対処法まで、専門的な知見を交えて詳しく解説いたします。

肩関節周辺の炎症により、首周りの筋肉が緊張し、痛みを感じることがあります。温熱療法により血行を促進することで、症状の改善が期待できます。

目次

五十肩とは?知っておくべき肩の痛みの基礎知識

五十肩 首が痛い

五十肩は、正式には「肩関節周囲炎」と医学的に定義される疾患です。一般的に40歳から60歳代の方に多く見られる症状で、肩関節を取り囲む筋肉や腱、関節包などの組織に炎症が起こることが原因とされています。

肩の痛みや可動域の制限が生じる病気で、夜間痛、安静時痛、そして腕を上げたり回したりする動作の制限が主な症状です。

五十肩は炎症期、拘縮期、回復期の3段階を経て進行するのが特徴的です。それぞれの時期で症状の現れ方が異なる傾向があり、適切な時期に応じた治療が重要になります。

この五十肩が首の痛みと関係する理由は複数ありますが、最も重要なのは筋肉や神経の解剖学的なつながりです。肩と首は密接な関係にあり、一方に問題が生じると他方にも影響を及ぼしやすい構造になっています。

なぜ?五十肩のときに首まで痛くなる4つの主要原因

五十肩 首が痛い

原因1:肩をかばうことによる首への負担増加

五十肩による痛みがある際は、無意識のうちに肩をかばう姿勢を取りがちになります。この代償動作により、首や肩甲骨周辺の筋肉に過度な負担がかかり、首の痛みが生じる可能性があります。

特に、肩を挙上する際に首を傾けたり、肩甲骨の動きで代償したりすることで、頚椎への負担が増加する傾向があります。このような姿勢の変化は、ストレートネックや猫背を悪化させる要因にもなりやすいとされています。

原因2:関連痛や神経のつながりによる影響

肩関節周辺の炎症による痛みが、神経の走行に沿って首や背中に広がることがあります。これを関連痛と呼び、実際に首に問題がなくても痛みを感じる現象です。

また、肩甲上神経や腋窩神経などの神経が、肩から首にかけて複雑に分布しているため、五十肩の炎症がこれらの神経に影響を与え、首の痛みとして現れる可能性があります。

原因3:五十肩とは別の首の疾患が併発している可能性

五十肩と首の痛みが同時に発症している場合、それぞれが独立した疾患である可能性も考慮する必要があります。頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症、胸郭出口症候群などが、五十肩と併発することがあります。

これらの疾患は、しびれやめまい、腕への放散痛など、五十肩とは異なる特徴的な症状を伴うことが多いため、日本整形外科学会認定の専門医による適切な診断が重要です。

原因4:ストレスと筋肉緊張の悪循環

五十肩による持続的な痛みは、心理的ストレスを引き起こし、それが全身の筋肉緊張を高める傾向があります。特に首や肩周辺の筋肉は、ストレスの影響を受けやすく、五十肩 首が痛いという症状が相互に悪化する循環を作り出すことがあります。

要注意!五十肩と混同しやすい首の痛みを伴う他の疾患

五十肩 首が痛い

五十肩による首の痛みと似た症状を示す疾患がいくつか存在します。正確な診断のために、以下の疾患との違いを理解しておくことが大切です。

疾患名主な症状五十肩との違い診断方法
頚椎椎間板ヘルニア首の痛み、腕のしびれ、握力低下神経症状が強く、放散痛が特徴的MRIで椎間板の突出確認
頚椎症首のこり、頭痛、肩甲骨周辺の痛み加齢による変化が主因レントゲンで骨棘確認
胸郭出口症候群腕のしびれ、冷感、血管症状特定の肢位で症状誘発誘発テストで診断
慢性肩こり首から肩にかけてのこり感、重だるさ関節可動域制限は軽度臨床症状で診断

これらの疾患は、五十肩と症状が重複することがありますが、それぞれ治療法が異なるため、専門医による正確な診断が不可欠です。

【7つのポイント】あなたの首の痛みは五十肩と関係ある?セルフチェック

五十肩 首が痛い

以下のチェックリストで、あなたの首の痛みが五十肩と関連しているかを確認してみましょう。

五十肩関連の首の痛みチェックポイント:

  • 肩の痛みが先に現れ、その後首の痛みが発症した
  • 肩を動かすときに首にも痛みが走る
  • 夜間に肩と首の両方が痛んで眠れない
  • 肩をかばうような姿勢を取ることが多い
  • 腕を上げる動作で首にも違和感がある
  • デスクワーク後に肩と首の痛みが悪化する
  • ストレスを感じると肩と首の両方が緊張する

別の疾患の可能性を示すサイン:

  • 腕や手指にしびれがある
  • 握力が明らかに低下している
  • めまいや頭痛を伴う
  • 特定の首の位置で症状が強くなる
  • 首の痛みが肩の症状とは無関係に現れた

このチェックはあくまで目安であり、症状が続く場合は専門医への相談が重要です。

五十肩と首の痛みを同時に和らげる!5つの効果的なセルフケア方法

五十肩 首が痛い

1. 段階的温熱療法による血行促進

炎症期を過ぎた五十肩の場合、温めることで筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することができます。入浴時にゆっくり湯船に浸かる、温湿布を使用する、ホットパックを当てるなどの方法が効果的とされています。

ただし、急性期で強い炎症がある場合は、逆効果になることがあるため注意が必要です。痛みが強い時期は、まず安静にすることが大切です。温める時間は15-20分程度を目安にしましょう。

2. 首と肩の連動ストレッチ

首の側屈ストレッチ:

  1. 椅子に座り、背筋を伸ばす
  2. 右手で頭の左側を軽く押さえる
  3. 首を右側にゆっくり傾ける(15秒キープ)
  4. 左の首筋が伸びるのを感じながら維持
  5. 反対側も同様に行う

肩甲骨周辺のストレッチ:

  1. 両手を前で組み、背中を丸める
  2. 肩甲骨の間が伸びるのを感じながら15秒キープ
  3. 両肩を後ろに引いて、肩甲骨を寄せる動作も組み合わせる
  4. 肩甲骨の上下運動も加えて筋肉をほぐす

3. 正しい姿勢の維持と作業環境改善

デスクワーク時の姿勢改善は、五十肩と首の痛みの両方に効果的です。モニターの高さを目線の高さに合わせ、肘は90度に保ち、足裏全体を床につけるよう心がけましょう。

1時間に1回は立ち上がり、軽くストレッチを行うことで、筋肉の緊張を防ぐことができます。椅子の高さや机の位置も定期的に見直しましょう。

4. 適度な運動と体操の継続

ラジオ体操や軽いウォーキングなど、全身を使った運動により筋肉の柔軟性を保つことができます。五十肩 首が痛い症状がある場合は、無理をせず医師の指導に従って運動を行うことが重要です。

水中ウォーキングは浮力により関節への負担が少なく、五十肩の方にも適した運動とされています。

5. ストレス管理とリラクゼーション技法

深呼吸や瞑想、十分な睡眠により、筋肉の緊張を和らげることができます。ストレスは症状を悪化させる要因となるため、リラックスできる時間を意識的に作ることが大切です。

アロマテラピーや軽いマッサージも、リラクゼーション効果が期待できる方法です。

専門家によるアプローチ:医療機関での3段階診療と治療法

五十肩 首が痛い

第1段階:包括的診断プロセス

整形外科では、まず詳細な問診と理学検査を行い、五十肩と首の痛みの関連性を評価します。必要に応じて、レントゲン検査、MRI検査、CT検査などの画像診断を実施し、正確な診断を行います。

血液検査により炎症反応(CRP、ESR)を確認したり、神経伝導検査で神経の機能を評価したりすることもあります。これらの検査結果を総合的に判断して、最適な治療方針を決定します。

第2段階:段階的専門治療

薬物療法の段階的アプローチ:
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)により炎症と痛みを抑制します。筋弛緩剤は筋肉の緊張を和らげ、神経障害性疼痛治療薬は神経由来の痛みに効果が期待できます。症状に応じて適切な薬剤を選択し、副作用を最小限に抑えながら治療を進めます。

理学療法・リハビリテーション:
理学療法士による専門的な評価と治療により、関節可動域の改善と筋力強化を図ります。個別の症状に応じたストレッチ指導や運動療法を実施し、機能回復を促進します。超音波治療や電気治療なども併用されることがあります。

注射療法:
関節内注射(ヒアルロン酸注射、ステロイド注射)や神経ブロック注射により、局所的な炎症を抑制し、痛みの軽減を図ります。効果の持続期間や副作用について、医師と十分に相談することが大切です。

第3段階:継続的フォローアップと予後管理

治療効果の確認と症状の変化を定期的にモニタリングし、必要に応じて治療方針を調整します。

五十肩が治る期間はどれくらい?症状の段階別対処法と早期回復のコツ

回復期には、再発防止のための生活指導や運動指導も重要な要素となります。患者さんの職業や生活スタイルに合わせた個別指導を行います。

日常生活で気をつけるべき6つのポイントと再発予防策

五十肩 首が痛い

日常生活での重要な注意点

肩や首への負担を避ける動作の工夫:
無理な動作や過度な肩の使用は控え、重いものを持つ際は両手で持つか、体全体を使って持ち上げるようにしましょう。バッグは片側だけでなく、リュックサックなどで重量を分散させることが推奨されます。

睡眠環境の最適化:
適切な枕の高さを選び、横向きで寝る場合は肩が圧迫されないよう注意しましょう。痛みがある側を下にして寝ることは避け、抱き枕などを使用して楽な姿勢を保つことも効果的です。マットレスの硬さも体型に合わせて選択することが重要です。

長期的な予防のための生活習慣

計画的な運動習慣:
ウォーキングやラジオ体操など、全身を使った軽い運動を継続することで、筋肉の柔軟性を保ち、血行を促進します。週に3-4回、30分程度の運動を目標にしましょう。ただし、痛みがある時期は無理をせず、医師の指導に従って運動を行いましょう。

総合的なストレス管理:
ストレスは筋肉の緊張を高め、痛みを悪化させる要因となります。リラックスできる時間を作り、十分な睡眠を取ることが回復には重要です。趣味の時間や友人との交流なども、ストレス軽減に有効です。

専門家の見解:五十肩と首の痛みの統合的アプローチ

五十肩 首が痛い

五十肩による首の痛みは、肩関節周辺の炎症や筋肉の過緊張が原因となることが多く、適切な治療と生活習慣の改善により改善が期待できます。重要なのは、症状を我慢せずに早期に専門医に相談することです。

五十肩は自然に治る病気と考えられがちですが、適切な治療を受けることで回復期間を短縮し、機能障害を最小限に抑えることができる可能性があります。特に首の痛みを伴う場合は、他の疾患との鑑別が重要であり、専門医による正確な診断が不可欠です。

また、予防の観点からは、日常的な姿勢の改善と適度な運動の継続が最も効果的とされています。デスクワークが多い現代社会では、定期的な休憩とストレッチの習慣化が、五十肩 首が痛いという症状の予防に大きく貢献する傾向があります。

近年の研究では、心理的要因も症状に大きく影響することが明らかになっており、身体的治療と併せて心理的サポートも重要な治療要素として注目されています。

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五十肩と首の痛みに関するよくある質問

五十肩 首が痛い

Q. 五十肩で首が痛くなるのはなぜですか?

A. 肩をかばうことによる姿勢の変化、筋肉の緊張、関連痛などが原因です。肩関節周辺の炎症や筋肉の過緊張により、首の周りの筋肉が固くなり、首を回したときに痛みを感じやすくなる可能性があります。

Q. 五十肩による首の痛みはどのくらい続きますか?

A. 個人差がありますが、適切な治療を行えば数週間から数ヶ月で改善することが多いとされています。ただし、放置すると慢性化する可能性があるため、早期の専門医への相談が重要です。

Q. 五十肩の首の痛みに温湿布と冷湿布、どちらが良いですか?

A. 急性期(炎症が強い時期)は冷湿布、慢性期は温湿布が一般的に推奨されます。ただし、症状や時期により異なるため、医師の指導に従うことが最も安全です。

Q. 首の痛みを伴う場合、どのような病院を受診すべきですか?

A. まずは整形外科を受診することをお勧めします。五十肩と首の痛みの両方を診断でき、必要に応じて他の専門科への紹介も行ってくれます。

Q. 五十肩による首の痛みは予防できますか?

A. 完全な予防は困難ですが、正しい姿勢の維持、適度な運動、ストレス管理により、発症リスクを下げることができる可能性があります。特にデスクワークの方は、定期的なストレッチと姿勢改善が効果的です。

Q. 五十肩と頚椎症の違いは何ですか?

A. 五十肩は肩関節周辺の炎症が主因ですが、頚椎症は首の骨や椎間板の変化により起こります。症状が類似することがありますが、画像検査により鑑別が可能です。

Q. 自宅でできる効果的なストレッチはありますか?

A. 首の側屈ストレッチや肩甲骨周辺のストレッチが効果的です。ただし、痛みが強い時期は無理をせず、まず安静にすることが大切です。ストレッチは痛みの軽減期に行うようにしましょう。

まとめ:五十肩と首の痛みの関連性を理解し、適切なケアで改善を目指そう

五十肩 首が痛い

五十肩 首が痛いという症状は、適切な治療と生活習慣の改善で改善が期待できる可能性があります。重要なのは早期発見・早期治療です。気になる症状がある場合は、我慢せずに医療機関を受診しましょう。

今回解説した重要なポイント:

  • 五十肩と首の痛みには4つの主要な関連性がある
  • 原因は筋肉の緊張、関連痛、代償動作、ストレスなど複数存在する
  • 他の疾患との鑑別診断が重要であり、専門医による診断が必要
  • 5つのセルフケア方法で症状軽減が期待できる
  • 専門的治療と生活改善の組み合わせが最も効果的
  • 予防には正しい姿勢維持と適度な運動継続が重要

五十肩と首の痛みでお悩みの方は、この記事で紹介した知識を活用し、専門医と相談しながら適切な治療を受けることで、より快適な日常生活を取り戻すことができるでしょう。症状の改善には時間がかかることもありますが、継続的なケアと前向きな取り組みが回復への近道となります。

森下 信英(NOBU先生)

この記事の監修者

森下 信英(NOBU先生)

セルフケア整体 院長

柔道整復師・鍼灸師。「ズボラ筋®」セルフケア考案者。YouTubeチャンネル登録者148万人超。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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