最終更新:2025.06.03

五十肩は冷やす?温める?症状別の正しい対処法と専門家が教える注意点

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

五十肩の痛みで「冷やすべきか、温めるべきか」迷っていませんか? 実は、症状の段階によって対処法が全く異なります。急性期(痛みや炎症が強い初期)は患部を冷やし、慢性期(痛みが軽減した時期)は温めることが効果的です。この記事では、五十肩の症状別の正しい対処法、具体的な冷やし方・温め方、やってはいけないNG行動まで、専門家の知見をもとに詳しく解説します。正しい知識で五十肩の痛みと上手に付き合い、早期改善を目指しましょう。

目次

五十肩(肩関節周囲炎)とは?基本的な知識と原因

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五十肩は正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、50歳前後に多く発症することからこの名前がついています。肩関節の周囲にある組織に炎症が起こり、痛みや可動域の制限が生じる疾患です。

明確な原因が特定できないことも五十肩の特徴の一つですが、加齢による関節や筋肉の変化、血行不良、ホルモンバランスの変化などが関与していると考えられています。

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また、厚生労働省の肩関節周囲炎診療ガイドラインも参考になります。

五十肩の3つの進行段階

段階期間主な症状対処法
急性期発症〜約2週間強い痛み、炎症、夜間痛冷やす
慢性期約2週間〜半年可動域制限、鈍い痛み温める
回復期半年〜1年徐々に可動域改善温める+運動

五十肩と肩こりの違いは、五十肩が関節周囲の炎症によるものであり、腕を上げられない、夜間に痛みで目が覚めるなどの特徴的な症状があることです。一方、肩こりは主に筋肉の緊張による症状で、マッサージなどで改善が期待できます。

五十肩を冷やす・温める判断基準と症状の時期で決まる対処法

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五十肩の対処法は症状の段階によって正反対になる可能性があります。

  • 急性期(発症初期):炎症が強いため「冷やす」
  • 慢性期・回復期:血行促進のため「温める」

間違った対処法を行うと症状が悪化する可能性があるため、現在の症状の段階を正しく把握することが重要です。痛みの程度、可動域の制限、発症からの期間を総合的に判断して適切な方法を選択しましょう。

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【急性期】炎症が強い時期は「冷やす」のが鉄則

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五十肩の急性期は発症から約2週間の期間で、強い痛みと炎症が特徴です。この時期は患部を冷やすことで炎症を抑制し、痛みを緩和することが可能とされています。

急性期の痛みや炎症が強い初期には、患部を冷やすことが推奨されます。炎症を抑えるために、患部を冷やす(アイシング、冷湿布など)と良いでしょう。

急性期の症状の特徴

  • 激しい痛みが続く
  • 夜間痛で睡眠が妨げられる
  • 腕を少し動かしただけでも痛む
  • 患部に熱感がある
  • 安静時でも痛みがある

正しい冷やし方と施術方法

適切な冷やし方を実践することで、炎症を効果的に抑えることが期待できます。

方法具体的なやり方時間・頻度
アイシング氷と水をビニール袋に入れ、タオルで包んで患部に当てる10-15分×1日3-4回
冷湿布市販の冷感湿布を患部に貼付1日1-2回、4-6時間
冷却パック冷凍庫で冷やした専用パックを使用10-15分×1日3-4回

急性期でやってはいけないNG行動

  • 温める行為:入浴、温湿布、マッサージは炎症を悪化させる可能性があります
  • 無理な運動:痛みを我慢してストレッチや体操を行うことは避けましょう
  • 長時間の冷やしすぎ:30分以上の連続冷却は組織を損傷する危険性があります
  • アルコール摂取:血管拡張により炎症が増強される可能性があります

【慢性期・回復期】痛みが和らいだら「温める」で血行促進

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急性期を過ぎると慢性期に移行します。この時期は炎症が落ち着き、主に可動域の制限が問題となります。血行を促進し、筋肉の柔軟性を高めるために温めることが効果的とされています。

慢性期(痛みや炎症が軽減し、関節の可動域が狭まっている)では、血行を良くし、筋肉の柔軟性を高めるために温める(入浴、ホットパック、カイロなど)と良いでしょう。

慢性期・回復期の症状の特徴

  • 激しい痛みは軽減している
  • 肩の可動域が狭くなっている
  • 動かすときに違和感や軽い痛みがある
  • 筋肉のこわばりを感じる
  • 夜間痛は改善傾向

効果的な温め方と接骨院での施術

適度な温熱刺激により血行の改善が期待され、筋肉の緊張がほぐれる可能性があります。

方法具体的なやり方注意点
入浴38-40℃のお湯に10-15分間浸かるのぼせに注意、水分補給を忘れずに
ホットパック温めたタオルや市販のホットパックを使用低温やけどを防ぐため、タオルで包む
温湿布温感タイプの湿布を患部に貼付皮膚の状態を定期的にチェック
カイロ使い捨てカイロを衣服の上から当てる直接肌に触れないよう注意

慢性期におすすめのストレッチとリハビリ

温めた後にゆっくりとしたストレッチを行うことで、可動域の改善が期待できます。

  • 振り子体操(Codman体操):腕を前後左右に振る
  • 壁押し体操:壁に手をついて肩甲骨を動かす
  • タオル体操:タオルを使って腕を上げる練習

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湿布はどっちを選ぶ?冷湿布と温湿布の使い分け

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市販されている湿布には冷湿布と温湿布がありますが、実際の温度を変える効果はそれほど高くありません。主な効果は含まれている消炎鎮痛薬によるものです。

冷湿布と温湿布の特徴

種類成分適用時期効果
冷湿布メントール、消炎鎮痛薬急性期冷感、炎症抑制
温湿布カプサイシン、消炎鎮痛薬慢性期温感、血行促進感

湿布選びよりも、症状の段階に応じた適切な温冷処置の方が重要とされています。

五十肩の悪化を防ぐために日常生活で気をつけること

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五十肩の回復を促進し、症状の悪化を防ぐための日常生活での注意点をご紹介します。

生活習慣の改善ポイント

  • 適度な運動:痛みの範囲内で肩を動かし続ける
  • 良い姿勢の維持:デスクワーク時の姿勢に注意
  • 十分な睡眠:患側を下にして寝ることを避ける
  • ストレス管理:筋肉の緊張を和らげる
  • 栄養バランス:炎症を抑える食品を摂取

やってはいけない行動

  • 痛みを我慢した激しい運動
  • 長期間の安静(完全に動かさない)
  • 不適切なマッサージ
  • 無理な姿勢での作業

専門家の見解:受診の目安と整形外科での治療法

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五十肩の治療は段階的なアプローチが重要です。急性期は安静と冷却、慢性期は温熱療法と可動域訓練を組み合わせることで、多くの患者さんで症状の改善が期待できます。

医療機関を受診すべき目安

  • 強い痛みが2週間以上続く
  • 日常生活に大きな支障がある
  • 夜間痛で睡眠が取れない
  • セルフケアで改善が見られない
  • 腕の感覚に異常がある

日本整形外科学会の五十肩診療指針で最新情報を確認できます。

医療機関での治療選択肢

治療法内容適用時期
薬物療法消炎鎮痛薬、筋弛緩薬全期間
理学療法温熱療法、運動療法慢性期以降
注射療法ステロイド注射、ヒアルロン酸注射症状に応じて

まとめ:五十肩の「冷やす・温める」を正しく理解して早期改善へ

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五十肩の対処法は症状の段階によって決まります。

急性期(発症初期)は炎症を抑えるために「冷やす」、慢性期・回復期は血行を促進するために「温める」ことが基本です。間違った対処法は症状を悪化させる可能性があるため、現在の症状を正しく把握することが重要です。

セルフケアで改善が見られない場合や、日常生活に大きな支障がある場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。適切な治療と正しいセルフケアを組み合わせることで、五十肩の症状改善と早期回復が期待できます。

五十肩は適切な対処により改善が見込める疾患です。正しい知識を持って、焦らずに治療に取り組みましょう。

五十肩に関するよくある質問

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Q. 五十肩は冷やすべき?温めるべき?

A. 症状の段階によって異なります。急性期(痛みや炎症が強い初期)は冷やし、慢性期(痛みが軽減した時期)は温めることが効果的です。発症からの期間と症状の強さを目安に判断してください。

Q. 五十肩の急性期はどのように冷やせばよいですか?

A. アイシングや冷湿布を使用して炎症を抑えます。氷と水をビニール袋に入れ、タオルで包んで10-15分間患部に当てます。ただし、長時間の冷やしすぎは筋肉の硬直を招くため注意が必要です。

Q. 五十肩の慢性期の温め方を教えてください

A. 入浴、ホットパック、カイロなどで血行を良くし、筋肉の柔軟性を高めます。38-40℃のお湯に10-15分間浸かったり、温めたタオルを患部に当てたりします。温めすぎによる低温やけどに注意してください。

Q. 五十肩で医療機関を受診する目安はありますか?

A. 強い痛みが2週間以上続く、日常生活に大きな支障がある、夜間痛で睡眠が取れない、セルフケアで改善が見られない場合は医療機関を受診しましょう。個人差もあるため、専門家に相談することをおすすめします。

Q. 五十肩と肩こりの違いは何ですか?

A. 五十肩は関節周囲の炎症による疾患で、腕を上げられない、夜間痛があるなどの特徴があります。一方、肩こりは主に筋肉の緊張による症状で、マッサージなどで改善が期待できます。五十肩は放置すると症状が長期化する可能性があります。

Q. 五十肩の症状はどのくらいで改善しますか?

A. 一般的に急性期は2週間程度、慢性期は半年程度、回復期を含めて1年程度で改善することが多いです。ただし、個人差があり、適切な治療を受けることで回復期間を短縮できる可能性があります。症状が長期化する場合は専門医に相談してください。

Q. 五十肩の予防法はありますか?

A. 日頃から肩関節の可動域を保つストレッチ、良い姿勢の維持、適度な運動、十分な睡眠、ストレス管理などが予防に効果的です。デスクワークが多い方は、定期的に肩甲骨を動かすエクササイズを取り入れることをおすすめします。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

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    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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