最終更新:2025.07.01

五十肩は冷やす?温める?症状別の正しい対処法と専門家が教える注意点

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

五十肩の痛みで「冷やすべきか、温めるべきか」迷っていませんか? 実は、症状の段階によって対処法が全く異なります。急性期(痛みや炎症が強い初期)は患部を冷やし、慢性期(痛みが軽減した時期)は温めることが効果的です。この記事では、五十肩の症状別の正しい対処法、具体的な冷やし方・温め方、やってはいけないNG行動まで、専門家の知見をもとに詳しく解説します。正しい知識で五十肩の痛みと上手に付き合い、早期改善を目指しましょう。

目次

五十肩(肩関節周囲炎)とは?基本的な知識と原因

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五十肩は正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、50歳前後に多く発症することからこの名前がついています。肩関節の周囲にある組織に炎症が起こり、痛みや可動域の制限が生じる疾患です。

明確な原因が特定できないことも五十肩の特徴の一つですが、加齢による関節や筋肉の変化、血行不良、ホルモンバランスの変化などが関与していると考えられています。

五十肩のしびれが心配?手のしびれの原因と対処法を専門家が解説

また、厚生労働省の肩関節周囲炎診療ガイドラインも参考になります。

五十肩の3つの進行段階

段階期間主な症状対処法
急性期発症〜約2週間強い痛み、炎症、夜間痛冷やす
慢性期約2週間〜半年可動域制限、鈍い痛み温める
回復期半年〜1年徐々に可動域改善温める+運動

五十肩と肩こりの違いは、五十肩が関節周囲の炎症によるものであり、腕を上げられない、夜間に痛みで目が覚めるなどの特徴的な症状があることです。一方、肩こりは主に筋肉の緊張による症状で、マッサージなどで改善が期待できます。

五十肩を冷やす・温める判断基準と症状の時期で決まる対処法

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五十肩の対処法は症状の段階によって正反対になる可能性があります。

  • 急性期(発症初期):炎症が強いため「冷やす」
  • 慢性期・回復期:血行促進のため「温める」

間違った対処法を行うと症状が悪化する可能性があるため、現在の症状の段階を正しく把握することが重要です。痛みの程度、可動域の制限、発症からの期間を総合的に判断して適切な方法を選択しましょう。

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【急性期】炎症が強い時期は「冷やす」のが鉄則

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五十肩の急性期は発症から約2週間の期間で、強い痛みと炎症が特徴です。この時期は患部を冷やすことで炎症を抑制し、痛みを緩和することが可能とされています。

急性期の痛みや炎症が強い初期には、患部を冷やすことが推奨されます。炎症を抑えるために、患部を冷やす(アイシング、冷湿布など)と良いでしょう。

急性期の症状の特徴

  • 激しい痛みが続く
  • 夜間痛で睡眠が妨げられる
  • 腕を少し動かしただけでも痛む
  • 患部に熱感がある
  • 安静時でも痛みがある

正しい冷やし方と施術方法

適切な冷やし方を実践することで、炎症を効果的に抑えることが期待できます。

方法具体的なやり方時間・頻度
アイシング氷と水をビニール袋に入れ、タオルで包んで患部に当てる10-15分×1日3-4回
冷湿布市販の冷感湿布を患部に貼付1日1-2回、4-6時間
冷却パック冷凍庫で冷やした専用パックを使用10-15分×1日3-4回

急性期でやってはいけないNG行動

  • 温める行為:入浴、温湿布、マッサージは炎症を悪化させる可能性があります
  • 無理な運動:痛みを我慢してストレッチや体操を行うことは避けましょう
  • 長時間の冷やしすぎ:30分以上の連続冷却は組織を損傷する危険性があります
  • アルコール摂取:血管拡張により炎症が増強される可能性があります

【慢性期・回復期】痛みが和らいだら「温める」で血行促進

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急性期を過ぎると慢性期に移行します。この時期は炎症が落ち着き、主に可動域の制限が問題となります。血行を促進し、筋肉の柔軟性を高めるために温めることが効果的とされています。

慢性期(痛みや炎症が軽減し、関節の可動域が狭まっている)では、血行を良くし、筋肉の柔軟性を高めるために温める(入浴、ホットパック、カイロなど)と良いでしょう。

慢性期・回復期の症状の特徴

  • 激しい痛みは軽減している
  • 肩の可動域が狭くなっている
  • 動かすときに違和感や軽い痛みがある
  • 筋肉のこわばりを感じる
  • 夜間痛は改善傾向

効果的な温め方と接骨院での施術

適度な温熱刺激により血行の改善が期待され、筋肉の緊張がほぐれる可能性があります。

方法具体的なやり方注意点
入浴38-40℃のお湯に10-15分間浸かるのぼせに注意、水分補給を忘れずに
ホットパック温めたタオルや市販のホットパックを使用低温やけどを防ぐため、タオルで包む
温湿布温感タイプの湿布を患部に貼付皮膚の状態を定期的にチェック
カイロ使い捨てカイロを衣服の上から当てる直接肌に触れないよう注意

慢性期におすすめのストレッチとリハビリ

温めた後にゆっくりとしたストレッチを行うことで、可動域の改善が期待できます。

  • 振り子体操(Codman体操):腕を前後左右に振る
  • 壁押し体操:壁に手をついて肩甲骨を動かす
  • タオル体操:タオルを使って腕を上げる練習

肩こりからくる頭痛を解消!肩甲骨ストレッチで血流改善する方法

湿布はどっちを選ぶ?冷湿布と温湿布の使い分け

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市販されている湿布には冷湿布と温湿布がありますが、実際の温度を変える効果はそれほど高くありません。主な効果は含まれている消炎鎮痛薬によるものです。

冷湿布と温湿布の特徴

種類成分適用時期効果
冷湿布メントール、消炎鎮痛薬急性期冷感、炎症抑制
温湿布カプサイシン、消炎鎮痛薬慢性期温感、血行促進感

湿布選びよりも、症状の段階に応じた適切な温冷処置の方が重要とされています。

五十肩の悪化を防ぐために日常生活で気をつけること

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五十肩の回復を促進し、症状の悪化を防ぐための日常生活での注意点をご紹介します。

生活習慣の改善ポイント

  • 適度な運動:痛みの範囲内で肩を動かし続ける
  • 良い姿勢の維持:デスクワーク時の姿勢に注意
  • 十分な睡眠:患側を下にして寝ることを避ける
  • ストレス管理:筋肉の緊張を和らげる
  • 栄養バランス:炎症を抑える食品を摂取

やってはいけない行動

  • 痛みを我慢した激しい運動
  • 長期間の安静(完全に動かさない)
  • 不適切なマッサージ
  • 無理な姿勢での作業

専門家の見解:受診の目安と整形外科での治療法

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五十肩の治療は段階的なアプローチが重要です。急性期は安静と冷却、慢性期は温熱療法と可動域訓練を組み合わせることで、多くの患者さんで症状の改善が期待できます。

医療機関を受診すべき目安

  • 強い痛みが2週間以上続く
  • 日常生活に大きな支障がある
  • 夜間痛で睡眠が取れない
  • セルフケアで改善が見られない
  • 腕の感覚に異常がある

日本整形外科学会の五十肩診療指針で最新情報を確認できます。

医療機関での治療選択肢

治療法内容適用時期
薬物療法消炎鎮痛薬、筋弛緩薬全期間
理学療法温熱療法、運動療法慢性期以降
注射療法ステロイド注射、ヒアルロン酸注射症状に応じて

まとめ:五十肩の「冷やす・温める」を正しく理解して早期改善へ

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五十肩の対処法は症状の段階によって決まります。

急性期(発症初期)は炎症を抑えるために「冷やす」、慢性期・回復期は血行を促進するために「温める」ことが基本です。間違った対処法は症状を悪化させる可能性があるため、現在の症状を正しく把握することが重要です。

セルフケアで改善が見られない場合や、日常生活に大きな支障がある場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。適切な治療と正しいセルフケアを組み合わせることで、五十肩の症状改善と早期回復が期待できます。

五十肩は適切な対処により改善が見込める疾患です。正しい知識を持って、焦らずに治療に取り組みましょう。

五十肩に関するよくある質問

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Q. 五十肩は冷やすべき?温めるべき?

A. 症状の段階によって異なります。急性期(痛みや炎症が強い初期)は冷やし、慢性期(痛みが軽減した時期)は温めることが効果的です。発症からの期間と症状の強さを目安に判断してください。

Q. 五十肩の急性期はどのように冷やせばよいですか?

A. アイシングや冷湿布を使用して炎症を抑えます。氷と水をビニール袋に入れ、タオルで包んで10-15分間患部に当てます。ただし、長時間の冷やしすぎは筋肉の硬直を招くため注意が必要です。

Q. 五十肩の慢性期の温め方を教えてください

A. 入浴、ホットパック、カイロなどで血行を良くし、筋肉の柔軟性を高めます。38-40℃のお湯に10-15分間浸かったり、温めたタオルを患部に当てたりします。温めすぎによる低温やけどに注意してください。

Q. 五十肩で医療機関を受診する目安はありますか?

A. 強い痛みが2週間以上続く、日常生活に大きな支障がある、夜間痛で睡眠が取れない、セルフケアで改善が見られない場合は医療機関を受診しましょう。個人差もあるため、専門家に相談することをおすすめします。

Q. 五十肩と肩こりの違いは何ですか?

A. 五十肩は関節周囲の炎症による疾患で、腕を上げられない、夜間痛があるなどの特徴があります。一方、肩こりは主に筋肉の緊張による症状で、マッサージなどで改善が期待できます。五十肩は放置すると症状が長期化する可能性があります。

Q. 五十肩の症状はどのくらいで改善しますか?

A. 一般的に急性期は2週間程度、慢性期は半年程度、回復期を含めて1年程度で改善することが多いです。ただし、個人差があり、適切な治療を受けることで回復期間を短縮できる可能性があります。症状が長期化する場合は専門医に相談してください。

Q. 五十肩の予防法はありますか?

A. 日頃から肩関節の可動域を保つストレッチ、良い姿勢の維持、適度な運動、十分な睡眠、ストレス管理などが予防に効果的です。デスクワークが多い方は、定期的に肩甲骨を動かすエクササイズを取り入れることをおすすめします。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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