最終更新:2025.07.01

五十肩は温める?冷やす?時期別の正しい対処法と注意点を専門家が解説

この記事は「日本身体運動科学研究所 代表理事・笹川 大瑛」の監修のもと作成されています。

五十肩の痛みで「温める?冷やす?」と迷っている方へ。急性期は炎症を抑えるため冷やし、慢性期は血行促進のため温めることが基本です。適切な時期に正しい方法を選択することで、五十肩の症状改善が期待できます。本記事では医学的根拠に基づき、五十肩を温める・冷やすタイミング、具体的な方法、注意点まで専門家が詳しく解説します。

五十肩の治療は、温める、冷やす、運動するなど、様々な方法があります。自分の状態や症状に合わせて、適切な対処法を検討することが大切です。

目次

五十肩の痛み、温める?冷やす?まずは3つの時期を見極めよう

五十肩 温める

五十肩(肩関節周囲炎)の治療において最も重要なのは、現在の症状がどの時期にあるかを正確に把握することです。五十肩は初期の激しい痛みと炎症を伴う急性期、痛みが落ち着いてくる慢性期、そして回復期の3つのステージに分けられます。

それぞれの時期で肩関節の状態が異なるため、温める・冷やすの判断基準も変わります。誤った対処法を選択すると症状の悪化や治療期間の延長につながる可能性があるため、注意が必要です。

時期期間主な症状推奨対処法炎症の状態
急性期2-9ヶ月激痛、夜間痛、腕が動かせない冷やす強い炎症
慢性期4-12ヶ月動かすと痛む、可動域制限温める炎症軽減
回復期6-24ヶ月痛みの軽減、徐々に改善温める + 運動炎症ほぼなし

【急性期】ズキズキ痛む五十肩は「冷やす」が基本原則

五十肩 温める

急性期は五十肩の最も辛い時期で、激しい痛みが続き、夜間痛で睡眠が妨げられることが多いのが特徴です。この時期は肩関節周囲の組織に強い炎症が起こっているため、炎症を抑制する「冷やす」対処法が効果的とされています。

急性期の症状として、突然の激痛、腕を動かすことができない状態、夜間の痛みによる睡眠障害、日常生活への大きな影響などが挙げられます。この時期に無理に動かすことは症状の悪化につながる可能性があるため、安静にすることが重要です。

急性期に冷やすことで期待できる効果

  • 炎症の抑制により痛みが軽減される可能性があります
  • 血管が収縮することで腫れや熱感が和らぐ傾向があります
  • 神経の興奮が鎮まり、痛みの感覚が和らぐことが期待できます
  • 筋肉の緊張が緩和される場合があります
  • 組織の代謝が低下し、炎症反応が抑制されます

急性期の具体的な冷やし方と注意点

アイシング(氷嚢使用):氷嚢や冷却パックを薄いタオルで包み、患部に15-20分間当てます。直接肌に当てると凍傷の危険があるため、必ずタオルを挟んでください。

冷湿布の使用:市販の冷感湿布を貼ることで、持続的な冷却効果が得られます。皮膚の弱い方はかぶれに注意が必要です。長時間の使用は避け、6-8時間程度で交換しましょう。

冷却スプレー:一時的な痛みの緩和に効果的ですが、持続時間が短いため、他の方法と併用することをお勧めします。

【慢性期】五十肩の痛みが和らいだら「温める」で血行促進

五十肩 温める

慢性期に入ると激しい痛みは落ち着きますが、肩の可動域が制限され、動かすと痛みを感じるようになります。この時期は炎症が軽減しているため、五十肩を温めることで血行を促進し、筋肉や関節の柔軟性を改善することが重要です。

慢性期の特徴として、激痛から鈍痛への変化、肩の可動域制限、筋肉の硬さや癒着、日常生活での動作制限などが挙げられます。この時期から適切な温熱療法とストレッチを開始することで、回復を促進することが期待できます。

慢性期に温めることで期待できる効果

  • 血行が促進され、酸素や栄養の供給が改善される可能性があります
  • 筋肉の緊張が緩和され、柔軟性が向上することが期待できます
  • 関節の動きがスムーズになり、可動域が改善する傾向があります
  • 痛みを感じる閾値が上がり、痛みが軽減される場合があります
  • 組織の修復が促進され、回復が早まる可能性があります

五十肩を温める5つの効果的な方法とおすすめグッズ

五十肩 温める

慢性期の五十肩を温める方法には様々なアプローチがあります。日常生活に取り入れやすく、効果が期待できる5つの方法を詳しくご紹介します。

温める方法使用時間効果の特徴注意点おすすめ度
ホットパック15-20分持続的な温熱効果低温やけどに注意★★★★★
使い捨てカイロ数時間携帯性が良い直接肌に当てない★★★★☆
温湿布6-8時間長時間効果が持続皮膚のかぶれに注意★★★★☆
入浴・お風呂10-15分全身の血行促進熱すぎる湯は避ける★★★★★
温熱マッサージ器10-15分温熱とマッサージの同時効果強すぎる刺激は避ける★★★☆☆

専門家推奨の温熱グッズ

電子レンジ加熱式ホットパック:繰り返し使用でき経済的です。適度な温度で長時間温熱効果が持続し、理学療法の現場でも使用されています。

遠赤外線サポーター:遠赤外線効果により深部まで温めることができ、日常生活での着用も可能です。

温熱マッサージ器:日本整形外科学会でも推奨される温熱とマッサージを同時に行える機器は、より効果的な血行促進が期待できます。

五十肩を温めるときの重要な注意点とやってはいけないこと

五十肩 温める

温熱療法は効果的な治療法ですが、間違った方法や過度な使用は症状の悪化や怪我につながる可能性があります。五十肩を温める際は以下の点に注意が必要です。

温める際の重要な注意点

  • 低温やけどの予防:直接肌に温熱器具を当てず、必ずタオルなどを挟みましょう。皮膚の弱い人は特に注意が必要です
  • 適切な温度設定:心地よく感じる程度の温度(40-45℃程度)に設定し、熱すぎる温度は避けてください
  • 時間の管理:長時間の連続使用は避け、15-20分程度で休憩を取ることが大切です
  • 皮膚の状態確認:赤みや水ぶくれが生じた場合は直ちに使用を中止し、医療機関への相談をお勧めします
  • 個人の状態に合わせた対応:症状や状態によって、温めるべきか冷やすべきかが異なるため、専門家への相談を推奨します

五十肩でやってはいけないこと

急性期に無理に肩を動かしたり、強いマッサージを受けることは症状の悪化を招く可能性があります。以下の行為は避けましょう:

  • 急性期での強いストレッチや激しい運動
  • 痛みを我慢しての無理な動作や重い物の持ち上げ
  • 素人判断での強いマッサージや整体
  • アルコールを大量摂取した状態での入浴や温熱療法
  • 症状を放置して適切な治療を受けない状況の継続
  • 自己判断による薬の服用や注射

五十肩の温熱療法と合わせて行いたいセルフケア

五十肩 温める

温熱療法の効果をより高めるために、以下のセルフケアを併用することをお勧めします。

五十肩のお灸治療は効果あり?自宅でできる5つのツボと正しいやり方を徹底解説

慢性期におすすめのストレッチと運動

振り子運動(コッドマン体操):テーブルに手をつき、もう一方の腕を重力に任せて前後左右に振る運動です。肩関節の可動域を徐々に改善する効果が期待できます。痛みの範囲内で行うことが重要です。

壁押し体操:壁に手をつき、ゆっくりと体を壁に近づけることで肩の筋肉を伸ばします。肩甲骨周りの筋肉も同時に動かすことで、より効果的なストレッチが可能です。

タオルを使った運動:タオルの両端を持ち、健康な側の腕で患側の腕を引き上げる運動です。無理のない範囲で継続することで、徐々に可動域の改善が期待できます。

日常生活での工夫と習慣

  • 適切な寝姿勢:患側を上にして横向きに寝る、または仰向けで適切な枕を使用し、肩への負担を軽減する
  • 肩を冷やさない服装:肩周りを温かく保つ衣服を選択し、特に冬季は重要です
  • 適度な運動習慣:ウォーキングなど全身の血行を促進する軽い運動を継続的に取り入れる
  • ストレス管理:ストレスは筋肉の緊張を高めるため、リラクゼーションや睡眠の質向上を心がける
  • 正しい姿勢の維持:デスクワークや日常生活での姿勢に注意し、肩甲骨周りの筋肉の緊張を予防する

症状が改善しない場合は医療機関への相談が重要

五十肩 温める

適切なセルフケアを継続しても症状が改善しない場合は、必ず医療機関で専門家の診察を受けることが治療成功の鍵となります。以下のような場合は早めの受診をお勧めします:

  • 3ヶ月以上セルフケアを続けても改善が見られない場合
  • 痛みが徐々に悪化している、または新しい症状が出現した場合
  • 日常生活や仕事に大きな支障が出ており、生活の質が著しく低下している場合
  • 夜間痛が持続し、睡眠に深刻な影響を与えている場合
  • 発熱や強い腫れ、赤みを伴う症状が出現した場合
  • 関節の変形や明らかな機能障害が認められる場合

医療機関での専門的な治療選択肢

薬物療法:消炎鎮痛薬(NSAIDs)や筋弛緩薬による痛みと炎症の管理が行われます。医薬品医療機器総合機構で認可された安全な薬剤が使用されます。

注射療法:ステロイド注射やヒアルロン酸注射による局所的な治療が行われる場合があります。炎症の抑制や関節の潤滑改善が期待できます。

理学療法・リハビリテーション:専門的なリハビリテーションによる可動域改善と筋力強化が実施されます。理学療法士による個別のプログラムが作成されます。

手術療法:保存療法で改善しない場合の関節鏡視下手術という選択肢もあります。癒着の除去や可動域の改善を目的として行われます。

まとめ:五十肩は時期に応じた適切なケアで改善が期待できる

五十肩 温める

五十肩の治療において最も重要なのは、症状の時期を正しく判断し、適切な対処法を選択することです。急性期には炎症を抑えるために「冷やす」、慢性期には血行を促進するために「五十肩 温める」ことが基本原則となります。

セルフケアを行う際は、低温やけどなどの危険を避けるため、正しい方法と適切な時間を守ることが重要です。また、個人の状態や症状に合わせて、温めるべきか冷やすべきかを慎重に判断する必要があります。

症状が改善しない場合や悪化する場合は、自己判断に頼らず、必ず医療機関で専門家の診察を受けることをお勧めします。専門家による適切な診断と治療により、より効果的な改善が期待できます。

五十肩は適切な治療とケアにより改善が期待できる疾患です。この記事で紹介した科学的根拠に基づく方法を参考に、ご自身の症状に合わせた対処法を選択し、早期改善を目指しましょう。

五十肩の温冷療法に関するよくある質問

五十肩 温める

Q. 五十肩は温めるべきですか?冷やすべきですか?

A. 五十肩の症状の時期によって異なります。急性期(激しい痛みがある時期)は炎症を抑えるために冷やし、慢性期(痛みが和らいだ時期)は血行促進のために温めることが効果的です。現在の症状を正しく判断することが重要です。

Q. 五十肩を温める具体的な方法は何ですか?

A. ホットパック、使い捨てカイロ、温湿布、入浴、温熱マッサージ器などが効果的です。ただし、低温やけどを防ぐため、直接肌に当てず、適切な温度と時間(15-20分程度)を守ることが重要です。

Q. 五十肩の急性期はどのくらい続きますか?

A. 個人差はありますが、一般的に急性期は2-9ヶ月続くとされています。激しい痛みが和らいできたら慢性期に移行したサインです。症状の変化を観察しながら、適切な対処法を選択しましょう。

Q. 五十肩で冷やす場合の注意点はありますか?

A. アイシングや冷湿布を使用する際は、直接肌に当てず、タオルなどで包んでから使用しましょう。また、15-20分程度で休憩を入れ、長時間の冷却は避けてください。凍傷や血行悪化の原因となる可能性があります。

Q. 五十肩の自己判断は危険ですか?

A. 症状が改善しない場合や悪化する場合は、必ず医師の診察を受けることをお勧めします。適切な診断と治療方針の確認が重要です。特に3ヶ月以上セルフケアを続けても改善が見られない場合は、専門家に相談しましょう。

Q. 五十肩で温めても痛みが増す場合はどうすべきですか?

A. 温めて痛みが増す場合は、まだ急性期の可能性があります。一旦温熱療法を中止し、冷やす対処法に切り替えてください。症状が続く場合は、医療機関で適切な診断を受けることが重要です。

Q. 五十肩の温熱療法はどのくらいの期間続ければ効果が出ますか?

A. 個人差はありますが、適切な温熱療法を2-4週間継続することで効果を実感される方が多いです。ただし、症状によって効果の現れ方は異なるため、医療機関での定期的な評価をお勧めします。

笹川 大瑛

この記事の監修者

笹川 大瑛

日本身体運動科学研究所 代表理事

理学療法士・機能運動学研究家。「関節トレーニング®」考案者。多くの書籍執筆やメディア掲載実績を持つ。

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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