最終更新:2025.02.21

「親も外反母趾だからしょうがない」外反母趾は遺伝する?遺伝が起こる原因・発症リスクの高い人の特徴を解説

「親も外反母趾だからしかたない」

「小さいころから外反母趾だったから治らない」

外反母趾が原因で起こる足の変形や、症状を遺伝だからと言って諦めていませんか?気が付いたときには外反母趾になっていたという状態で、どう対処したらよいのか悩まれている方も多いと思います。

外反母趾は、足の親指が小指側に変形する症状で、痛みや歩行の困難を引き起こすことがあります。この症状の原因は靴の選び方や歩き方だけでなく、遺伝的要因も大きく関係しているとされています。では、外反母趾は本当に遺伝するのでしょうか?本記事では、外反母趾の遺伝的要因、発症リスクの高い人の特徴、そして予防方法について詳しく解説します。

外反母趾は遺伝する?

外反母趾 遺伝

外反母趾の発症には遺伝的な要因が関与していると多くの研究で報告されています。特に家族に外反母趾の人がいる場合、そのリスクが高まることが知られています。

遺伝の影響を受ける要素

遺伝によって受け継がれるのは、外反母趾そのものではなく、以下のような足の構造的な特徴です。

  • 扁平足(アーチが低い):足のアーチが低いと、親指の付け根に負担がかかりやすくなります。
  • 柔らかい関節(関節の弛緩性):関節が柔らかすぎると、足の骨が本来の位置を保ちにくくなります。
  • 足の幅や形:足幅が広い人は、特定の靴を履いたときに圧迫されやすく、外反母趾になりやすい傾向があります。
  • 指の形 :親指が一番長いエジプト型であれば外反母趾になりやすいです。

外反母趾の発症に関わる遺伝的な足の特徴(詳細解説)

外反母趾 遺伝

外反母趾は遺伝そのものではなく、「足の構造的な特徴」が遺伝することで発症リスクが高まります。以下の4つの特徴について詳しく解説します。


① 扁平足(アーチが低い)

◆ 特徴
扁平足とは、足裏のアーチ(特に内側の土踏まず)が低く、地面に接する面積が大きい状態のことを指します。

◆ 影響と外反母趾との関係

  • 足のアーチが正常に機能している場合、体重がバランスよく分散されるため、親指の付け根への負担が軽減されます。足裏が地面から衝撃を受けるとき土踏まずやアーチが下からの衝撃を和らげる役割を果たすことができます。
  • しかし、扁平足だと足のアーチが崩れ、親指の付け根に体重が集中しやすくなります。
  • その結果、親指が外側へ押し出されやすくなり、外反母趾のリスクが高まります。

◆ 予防・対策

  • アーチをサポートするインソールを使用する(土踏まずを補助する中敷き)
  • 足の筋肉を鍛える運動を行う(タオルギャザーやつま先立ち運動・足のインナーマッスルのトレーニング)
  • 扁平足用の靴を選ぶ(アーチサポート機能付きの靴)

② 柔らかい関節(関節の弛緩性)

◆ 特徴
関節の弛緩性とは、関節が通常よりも柔らかく、可動域が広い性質のことを指します。これは遺伝的に決まることが多く、特に女性はお産に適した身体である必要があるため、多い傾向があります。

◆ 影響と外反母趾との関係

  • 足の骨を支える靭帯や関節が柔らかすぎると、土踏まず(内側縦アーチ)や横アーチが崩れやすく、正しい位置を維持するための安定性が低下する。
  • 横アーチが低下すると、足の幅が広がり、親指の付け根の骨(中足骨)が開くため、親指が外側に傾きやすくなります。
  • 靭帯や関節が緩いと、関節を安定させるための筋肉(足底筋群や母趾外転筋など)に頼ることになりますが、これらの筋肉が弱いと親指の位置を維持できません。その結果、親指が外側(小指側)に向きやすくなり、外反母趾が進行しやすくなります。
  • 歩行時に親指がうまく地面を蹴れず、負担が親指の付け根に集中することで、外反母趾の進行が加速します。
  • もともと関節が柔らかい人は、遺伝的に**靭帯の緩さ(関節弛緩性)**を持っていることが多く、外反母趾の発症リスクが高まります。
  • 関節が柔らかいと、ヒールや幅の狭い靴を履いたときに足が変形しやすくなります。
  • 靴の中で指が広がりすぎたり、締めつけによる影響を受けやすいため変形しやすい。

◆ 予防・対策

  • 関節を安定させる筋力トレーニング(足裏や足指を鍛える運動)
  • サポート力のある靴を履く(大きすぎず、柔らかすぎず、適度に足を固定するもの)
  • テーピングやサポーターを活用する(関節の動きを制限し、正しい位置を維持する)

③ 足の幅や形

◆ 特徴
足の幅(ワイズ)や形状は遺伝的に決まる要素の一つです。特に、足幅が広い人(特に甲高・幅広の人)は、靴による圧迫を受けやすい傾向があります。

◆ 影響と外反母趾との関係

  • 市販の靴は一般的な足型(標準的なワイズや甲の高さ)を基準に作られていることが多い。
  • 日本では**「D〜Eワイズ」が標準とされているが、甲高・幅広の人は「3E〜4E」**などのワイズが必要なことが多い。
  • 足は立ったり歩いたりすると横に広がる性質があるが、幅広の足の人はその広がりが大きくなる。
  • 靴の設計がそれを考慮していないと、履いたときに足の横幅が収まらず圧迫され親指が外側に押し出されやすくなる。窮屈な靴を履くことで、親指が曲がった状態が続き、次第に変形していく。
  • 甲高の人は、靴の甲部分(アッパー)に圧迫されやすいため、血流が悪くなったり痛みを感じたりすることがある。
  • 幅広の人は、横幅に合わせてサイズを選ぶため、長さが大きめの靴を買うことがある。その結果、かかとが浮いたり、歩行時のバランスが悪くなったりする。
  • 靴紐やベルトの締め付けが強くなるため、足の動きを制限されやすい。

◆ 予防・対策

  • 自分の足のサイズとワイズを正しく測定する(専門店で測るとより正確)
  • 幅広・甲高に対応した靴を選ぶ(「3E」「4E」などの表記をチェック)
  • 足に合った形状のインソールを使用する(靴のフィット感を高め、足を適切にサポート)

おすすめ甲高シューズ

 


④ 指の形(エジプト型)

◆ 特徴
足の指の形は3つのタイプに分類されることが多く、その中で「エジプト型」は親指が最も長く、他の指が徐々に短くなる形を指します。

◆ 影響と外反母趾との関係

  • エジプト型の足は親指が突出しているため、歩くときに靴の先端に当たりやすく、親指の付け根に負担がかかります。これが長期間続くと、親指が外側(小指側)に押しやられ、外反母趾の原因になります。
  • エジプト型の人は足の先端が細くなるためつま先の細い靴を選びがちですが、親指が内側に押し込まれやすく、これが変形を促進します。
  • 土踏まずのアーチ(特に横アーチ)が低下すると、足全体のバランスが崩れ、親指の付け根に負担が集中しやすくなります。
  • エジプト型の人は、つま先が狭いパンプスやハイヒールなど履物の影響を受けやすい。

◆ 予防・対策

  • つま先に余裕のある靴を選ぶ(先細りしていない、ラウンドトゥ・スクエアトゥの靴)
  • 親指を動かすエクササイズを行う(足指のストレッチやグーパー運動)
  • 靴のサイズを見直す(親指が当たらず、適度なゆとりがある靴を選ぶ)

外反母趾は遺伝的な足の特徴だけでなく、日常の靴選びや歩き方、姿勢などによっても影響を受けます。リスクが高い人は、早めに適切な対策を取ることで、症状の進行を防ぐことができます。

 遺伝だけではなく環境要因も重要

外反母趾 遺伝

遺伝的な要因があるからといって、必ず外反母趾になるわけではありません。生活習慣や靴の選び方、歩き方などの環境要因も大きく影響します。

ハイヒールや先の細い靴を履く

もし幅が狭い靴や先が細い靴を履いていると、母趾が圧迫されて変形が進みます。

仕事でスリッパやサンダルを履く

足がフィットしないスリッパなどの長時間の使用は、脱げないように無意識に足指が力んでしまい、歩行時の足の機能性は低下する。そうしてアーチが緩んだり伸びたりして親指の変形が起きやすい。

長時間立ち仕事をしている

立ち仕事では、体重が足に均等にかかるのではなく、特に前足部(つま先部分)に負担が集中しやすくなります。特に女性のパンプスやヒールのある靴を履くと、さらに前足部に圧力がかかり、母趾(親指)が圧迫されやすくなります。

立ち仕事による疲労で足の筋肉が疲れやすくなり、足裏の筋肉や足指を支える筋肉が弱まります。足指の筋肉が衰えると、母趾を正しい位置に保つ力が弱まり、外反母趾が進行しやすくなります。

足に合わない靴を履き続けている

クッション性の低い靴は衝撃が直接足に伝わり、足のアーチを崩す原因になります。サイズが大きすぎても小さすぎても足に過剰な負担がかかってしまう。

足裏への刺激が少ない

現代人は昔に比べて小さいころから裸足で過ごしたり、外で遊ぶということが少なくなっています。そうすると、足からの刺激が減るためアーチや筋力の機能が低下します。

これらの要因を避けることで、遺伝的なリスクを持っていても外反母趾の発症を防ぐことができます。

 

遺伝?姿勢の悪さが原因?なぜ外反母趾になるのか。その原因と、症状の異なる外反母趾の種類について詳しく解説。

 

外反母趾を予防する方法

外反母趾 遺伝

外反母趾のリスクを減らすために、日常生活でできる予防策を紹介します。

テーピングやサポーターの活用

  • 外反母趾用サポーターを装着する
  • テーピングで親指の位置を補正する
  • テーピングや専用靴下でアーチを補助する
  • 夜用の矯正器具を使って変形を防ぐ

足に合った靴を選ぶ

  • つま先が広く、足にフィットする靴を選ぶ
  • かかとの高さは3cm以下が理想的
  • インソールを使って足のアーチをサポートする
  • 歩きたくなるような履き心地の良いスニーカーを選ぶ

足の筋肉を鍛える

  • タオルギャザー運動:足指でタオルをたぐり寄せることで、足の筋力を強化。
  • つま先立ち運動:かかとを上げ下げすることで、足の筋肉を鍛える。
  • 足指のグーパー運動:足の指を開いたり閉じたりすることで、筋力と柔軟性を向上。
  • 専門的な筋肉トレーニング:足を安定させる筋肉を鍛え、歩行時に足指が自然と使えるようにする。

歩き方を意識する

  • 足裏全体を使って歩く
  • 指・指の付け根・かかとが地面につくように着地
  • 正しい姿勢を保ち、歩幅は無理に広く取らない

整形外科や整体での相談

  • 専門医による診断を受ける
  • 早期の治療で進行を防ぐ
  • インソール処方や理学療法を受ける

まとめ

外反母趾 遺伝

外反母趾は、遺伝的な要因が関係することが多いですが、適切な予防策を取ることで発症や進行を防ぐことができます。

ポイントまとめ

外反母趾は足の形状や関節の柔らかさなど、遺伝的な要因が関与する

靴の選び方や歩き方などの環境要因も大きく影響する

予防には、専用のサポーターで保護・適切な靴の選択・足の筋力トレーニング・歩き方の改善が重要

すでに症状がある場合は、早めに整形外科や整体で相談することが大切

家族に外反母趾の人がいる方は、早めの対策を行い、健康な足を維持しましょう。

 

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よくある質問

  • Q

    1回で状態を把握して、全部教えてもらえませんか?

    A

    A:お気持ちはよく分かります。動画を見て「今すぐ全部知りたい」と思われるのは当然です。 しかし、申し訳ございません。それは危険であり、効果的ではありません。

    【なぜ1回では無理なのか】

    セルフケアは単なるストレッチではなく、ズボラ筋の筋力トレーニングです。 例えるなら、運動不足の人がいきなりフルマラソンを走るようなもの。

    実際、優しくやっても翌日筋肉痛になる方がほとんどです。 いきなり全身14箇所やると、翌日動けなくなることも。

    【段階的に進める5つの理由】

    1:安全性の確保

    特に高齢の方や筋力が弱い方は、順番を間違えると怪我のリスク

    2:痛い箇所は最初触れない

    筋肉に裂傷がある場合、直接触ると悪化

    関連する別のズボラ筋から段階的にアプローチ

    3:原因は複数箇所の連動

    腰痛の原因が実は足首だったり、肩こりの原因が手首だったり

    全身14箇所のズボラ筋を連動させて初めて根本改善

    4:フォームの調整が必要

    筋肉が働き始めると、負荷量やフォームを変える必要があります

    間違ったフォームは逆効果に

    5:指導責任

    私たちには責任があります

    適当な形で伝えて効果が出なくなることは絶対に避けたい

    【改善までの現実的な流れ】

    初回〜1ヶ月目

    • 週1回または2週に1回ペース
    • 痛みの原因を特定、安全な箇所から開始
    • 姿勢や歩き方に変化を実感

    2〜3ヶ月目

    • 2週間に1回ペース
    • ズボラ筋が働き始め、日常が楽に
    • 痛みを忘れる時間が増える

    3〜6ヶ月目

    • あなたのペースで継続
    • 全身のバランスが整い始める
    • 痛みレベル10が2〜3まで改善

    6ヶ月以降

    • 月1回のメンテナンス
    • セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)で良い状態をキープ

    【さらに上を目指すなら】

    関節トレーニングで痛みが改善したら、マンツーマンピラティスを追加することも可能です。

    ズボラ筋が働いた状態でのピラティスは、通常の3倍以上の効果が期待できます。

    • 痛みを取る(マイナス→ゼロ)から
    • 理想の健康体へ(ゼロ→プラス100)

    初回では、あなたの体の状態を詳しく検査し:

    • どこから始めるべきか
    • どのペースが最適か
    • どのくらいの期間で変化が期待できるか

    これらを明確にお伝えします。

    焦る必要はありません。 段階的に、確実に、あなたの体は変わります。

    1回で全部は無理ですが、6ヶ月後には「自分で健康を管理できる力」が身につきます。 それは一生の財産になります。

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    A: セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることに特化してわざと身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を狙って、活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより手術が必要と言われた人でも改善されていき、一時的ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    【他の整体とセルフケア整体の決定的な違い】

    一般的な整体
    痛い場所を揉む・緩める → 一時的に楽になる → また痛くなる(エンドレス)

    セルフケア整体の流れ
    1. ズボラ筋を段階的に活性化(関節トレーニング)
    2. ガンバリ筋の負担が減り、痛みが根本改善
    3. セルフケアを習得し、自分でも管理できるように
    4. さらにピラティスで理想の健康体へ(オプション)

    この「痛みを取る→健康を維持→さらに向上」という段階的なアプローチが、他では絶対に真似できない当院独自の強みです。

    【お客様の変化の道のり】

    初回〜1ヶ月目:原因の特定と安全なスタート
    動画だけでは分からない、あなたの筋肉量に合った適切な負荷量、安全なセルフケアの順番を個別に設定。痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始。

    2〜3ヶ月目:痛みが波打つように改善
    ズボラ筋が少しずつ働き始め、ガンバリ筋の負担が減少。日常生活が楽になり、痛みを忘れる時間が増えていきます。

    3〜6ヶ月目:セルフケアマスターへ
    全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う。オーダーメイドの動画教材で、自宅でもセルフケアを実践。

    この過程で多くの方が予想外の変化を実感:
    – ぽっこりお腹がへこんだ
    – 夜間頻尿が改善
    – 睡眠の質が向上
    – むくみが取れて引き締まった
    – 姿勢が美しくなった

    6ヶ月以降:健康維持から理想の体へ
    月1回のメンテナンスで良い状態をキープ。
    ここで多くの方が気づきます。「痛みがないだけじゃ物足りない」と。

    【ピラティスという選択肢】

    痛みが改善し、ズボラ筋が働くようになった体は、実は「最高のスタートライン」に立っています。

    なぜ当院のピラティスは効果が違うのか?

    一般的なピラティス:
    – ズボラ筋が働いていない状態で行う
    – ガンバリ筋だけを酷使
    – 効果が限定的

    当院のピラティス:
    – ズボラ筋が働いている状態で行う
    – 全身の筋肉が正しく連動
    – 通常の3倍以上の効果

    関節トレーニングで土台を作った後のピラティスだから:
    – 体幹がさらに強化
    – 代謝が劇的にアップ
    – 美しいボディラインへ
    – 運動パフォーマンスが別次元に
    – 自律神経が整い、心身ともに健康

    つまり、痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、理想の健康体(ゼロ→プラス100)まで導けるのが、セルフケア整体の本当の価値です。

    【なぜ継続的なアプローチが必要なのか】

    運動療法と聞くと不安を感じるかもしれませんが、お一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めます。

    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月、その後ガンバリ筋の負担が減ることで徐々に痛みが改善。この流れに時間が必要ですが、確実に変化していきます。

    セルフケアを習得した後も、月1回のメンテナンスで:
    – フォームの修正
    – 新たな不調の早期発見
    – モチベーションの維持

    さらにピラティスを追加することで、「健康を維持」から「健康を向上」へシフトできます。

    【私たちのビジョン】

    この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へ広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。

    「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」だけでなく、「年齢を重ねるごとに、より健康になる」ことも可能です。

    セルフケア整体は、あなたの痛みを取るだけでなく、理想の健康体へと導くパートナーです。

    ぜひ私たちとともに、本当の健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    A: はい、10年、20年以上悩んでいる方でも根本改善が可能です。
    実際に多くの方が、今まで誰も気づかなかった「真の原因」への対処で改善されています。

    【当院の実績】

    20年以上の慢性痛から解放(山田様・40代)
    20代から腰痛と肩こりに悩み、電車で1時間立つと歩けないほどの痛み。
    →1ヶ月過ぎから電車で立っていられるように
    →3ヶ月で肩こりがほぼゼロに。頭痛も完全消失

    手術宣告から階段昇降可能に(片桐様・61歳)
    変形性膝関節症で「即手術レベル」と診断。週3〜4回整体通い。
    →3ヶ月で駅の階段も普通に昇降
    →「手術しない」と決断できるまでに改善

    50歳過ぎから悪化した全身の痛み(土屋様・57歳)
    毎日薬とシップ、映画も座って見られない状態。
    →1ヶ月半で肩甲骨の変化を実感
    →朝の痛みなく起床、首が上を向けるように

    これらの方々に共通するのは、「ズボラ筋」へのアプローチで初めて改善したことです。

    【なぜ今まで治らなかったのか】

    どこに行っても再発する理由は明確です。
    従来の治療は「痛い場所」ばかりケアして、「サボっている筋肉(ズボラ筋)」を完全に見落としていたからです。

    当院の関節トレーニングは、痛みを取ることに特化し、「ズボラ筋のみ」を狙って働かせます。
    こういう整体は他に一切ありません。

    【2人の専門家が辿り着いた同じ答え】

    院長NOBU先生(YouTube登録者148万人)
    高校相撲での怪我以来、10年以上腰と膝の痛みに苦しむ。
    柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得しても、自分の体だけは治せなかった。
    関節トレーニングとの出会いで、ようやく改善。

    理事 笹川先生(特許発明者・TEDx登壇)
    理学療法士として12年間、3,000名以上の治療に携わる。
    従来のリハビリの限界を感じ、「ズボラ筋理論」を確立。
    特許取得(第7534009号)の科学的メソッドを開発。

    異なる道を歩んだ2人が、同じ「ズボラ筋」という答えに辿り着きました。
    SNS総フォロワー240万人という実績が、この方法の確かさを証明しています。

    【重要:改善過程で知っておいてほしいこと】

    特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなることがあります。

    これは悪化ではありません。
    弱った筋肉(ズボラ筋)が目覚め始め、今まで酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)の負担が変化している証拠です。

    実際、多くの方が「1ヶ月〜1ヶ月半で変化を実感」と言われます。
    痛みは波打つように、確実に治まっていきます。

    【当院独自のアプローチ】

    痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく:
    1. 痛みの少ない部位から開始
    2. 適切な負荷量と順序で段階的に
    3. 全身14箇所のズボラ筋を連動させる

    施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めるので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    【なぜ関節トレーニングは痛み改善に特化できるのか】

    一般的な運動療法:全身をバランスよく鍛える
    → 痛みがある状態では逆効果になることも

    当院の関節トレーニング:ズボラ筋「だけ」を狙う
    → 無駄なことをしないから、最短で効果が出る
    → 手術宣告を受けた方も普通に歩けるように

    この「あえてズボラ筋のみ」という選択が、当院独自の特徴であり、他では得られない結果を生み出します。

    【改善の目安】

    軽度〜中程度の痛み
    2〜3ヶ月で日常生活が楽に

    重度・慢性痛(10年以上)
    3〜6ヶ月で大幅改善
    ※山田様のように20年以上の慢性痛でも、3ヶ月で劇的改善

    通うペース
    最初の2ヶ月:週1回または2週に1回
    3ヶ月目以降:2〜3週に1回
    ※筋肉の状態により個人差があります

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出します。

    無理をせず一歩ずつ、確実に。
    長年の苦しみから解放される日は、必ず来ます。

    多くの方が「もっと早く来ればよかった」と言われます。
    一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    A:何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実は、これまでの整体で改善しなかったのには明確な理由があります。

    【なぜ今までの整体では戻ってしまったのか】

    一般的な整体は「痛い場所を揉む・緩める」アプローチです。これでは一時的に楽になっても、根本原因が解決されていないため、必ず痛みが戻ってきます。

    真の原因は「サボっている筋肉(ズボラ筋)」にあります。ズボラ筋が働かないことで、他の筋肉(ガンバリ筋)が過剰に働き、限界まで酷使されて痛みを生み出しているのです。

    【セルフケア整体の根本的アプローチ】

    当院では、初回90分かけて身体全体の筋肉バランスを徹底的に分析し、14箇所あるズボラ筋のどこが働いていないかを特定します。そして、以下の段階的アプローチで根本改善を実現します:

    初回〜1ヶ月目:安全なスタート

    • ✅あなたの筋力に合った適切な負荷量を設定
    • ✅痛すぎる箇所は触らず、関連するズボラ筋から開始
    • ✅施術前後で姿勢や歩き方の変化を写真・動画で確認

    2〜3ヶ月目:波状の改善

    • ✅ズボラ筋が徐々に働き始め、ガンバリ筋の負担が減少
    • ✅痛みレベルが10→5→3と段階的に改善
    • ✅日常生活で「痛みを忘れる時間」が増えていく

    3〜6ヶ月目:根本改善の定着

    • ✅全身14箇所のズボラ筋が連動し、身体全体のバランスが整う
    • ✅セルフケアも習得し、自分で体をメンテナンスできるように
    • ✅多くの方が痛みレベル0〜2まで改善

    【なぜ「健康貯金」が積み上がるのか】

    筋肉が正しく機能するまでには2〜3ヶ月必要です。この期間、適切な施術とセルフケアを継続することで、身体は「痛みが出にくい状態」を記憶していきます。これが「健康貯金」です。

    6ヶ月以降は月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープでき、さらにピラティスを追加することで、痛みのない体から「理想の健康体」へステップアップも可能です。

    【施術への不安を解消する3つの約束】

    1. 科学的根拠に基づく施術
      • ✅特許取得の「ズボラ筋理論」(特許第7534009号)
      • ✅14年間で5,000名以上の改善実績
    2. 段階的で安全なアプローチ
      • ✅筋肉に裂傷がある場合は無理をしない
      • ✅一人ひとりの状態に合わせた負荷量と順番
    3. 透明性のある施術
      • ✅なぜその施術が必要か、すべて説明します
      • ✅改善の過程を数値と映像で可視化

    セルフケア整体は、あなたに施術を「任せる」のではなく、一緒に「健康を作り上げていく」パートナーです。不安なことは何でもご相談ください。初回カウンセリングで、あなたの身体がなぜ今まで改善しなかったのか、どうすれば改善するのかを明確にお伝えします。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    A:初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約90分のお時間をいただいています。

    2回目以降は、お選びいただくプランによって異なります:

    • 施術中心プラン:30〜40分
    • セルフケア習得プラン:60分程度

    【なぜ初回に90分必要なのか】

    初回では以下の3つのステップで、あなたの痛みの真因を特定します:

    1. カウンセリング(約30分)

    • ✅痛みの履歴と生活習慣の詳細確認
    • ✅過去の治療歴と効果の検証
    • ✅あなたが目指す理想の状態の明確化

    2. 身体検査と施術(約40分)

    • ✅全身14箇所のズボラ筋の働きをチェック
    • ✅姿勢分析と動作確認(写真・動画撮影)
    • ✅あなたに最適な負荷量での初回施術

    3. アフターカウンセリング(約20分)

    • ✅施術前後の変化を映像で確認
    • ✅あなた専用の改善プログラムの説明
    • ✅今後の通院ペースと期待できる変化の説明

    【時間をかける理由】

    多くの整体院では「とりあえず痛い場所を揉む」という対症療法的なアプローチですが、当院では根本原因である「ズボラ筋」を特定し、段階的な改善計画を立てます。

    例えば、膝の痛みでも原因は:

    • ✅股関節のズボラ筋の機能低下
    • ✅足首の可動域制限
    • ✅体幹の筋力バランスの崩れ

    など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

    【期待できる変化のタイムライン】

    初回で多くの方が実感される変化:

    • ✅姿勢の明らかな改善(写真で確認)
    • ✅歩き方が軽くなる(動画で比較)
    • ✅痛みレベルが10段階で平均2〜3ポイント改善

    ただし、筋肉に裂傷がある場合や慢性化が著しい場合は、初回では大きな変化を感じにくいこともあります。そのような方こそ、段階的なアプローチが必要です。

    【2回目以降の施術について】

    2回目以降は、初回の検査結果とあなたの目標に基づいて最適なプランをご提案します:

    施術中心プラン(30〜40分)

    • ✅まずは身体の変化を実感したい方向け
    • ✅症状別(膝・腰・肩など)に特化したアプローチ
    • ✅あなたのペースで通いながら、段階的に改善
    • ✅多くの方が2〜3ヶ月で「日常が楽になった」と実感

    セルフケア習得プラン(60分)

    • ✅根本改善と「自分で治せる力」を身につけたい方向け
    • ✅全身14箇所のズボラ筋を段階的に活性化
    • ✅あなた専用のセルフケア動画で自宅でも実践
    • ✅3〜6ヶ月で痛みレベルが大幅に改善

    その後のメンテナンス

    • ✅月1〜2回の定期ケアで良い状態をキープ
    • ✅ピラティスを追加して更なる健康増進も可能

    初回で「長期間通うのは…」と感じる方も、実際に身体が変化していくのを体感すると、自然と「もっと良くなりたい」という気持ちになります。

    私たちは回数や期間を押し付けるのではなく、あなたの身体の状態と生活スタイルに合わせて、最適なペースをご提案します。大切なのは「健康貯金」を着実に積み重ねていくことです。

    時間をかけてでも「一生モノの健康な身体」を手に入れたい方のために、私たちは妥協のない施術を提供しています。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    A: お客様の目的と状態により異なりますが、多くの方が以下のような変化を実感されています。

    【初回〜1ヶ月目】
    姿勢や動きの変化を実感
    ※筋肉に裂傷がある方や重度の慢性痛の方は、変化がゆっくりなこともあります

    【2〜3ヶ月目】
    ズボラ筋が働き始め、日常生活が楽に
    痛みを忘れる時間が増えてきます
    ※週1回ペースで通われる方が、最も早く効果を実感

    【3〜6ヶ月目】
    ズボラ筋が定着し、ガンバリ筋の負担が減ることで痛みが大幅に改善
    セルフケアも身につき、自分で体をコントロールできるように
    ※2週間に1回ペースで約6ヶ月、全身14箇所のズボラ筋をマスター

    【6ヶ月〜1年】
    快活な身体が定着し、写真のような健康的な状態に
    ※セルフケアを毎日実践+月1回のメンテナンス(8,000円)で良い状態をキープ

    【より早く、より高い目標を達成したい方へ】

    関節トレーニングで痛みが改善してきたら、
    オプションとして「マンツーマンピラティス」を追加することで:

    ・姿勢がさらに美しくなる
    ・代謝が上がりダイエット効果も
    ・体幹が強化され運動パフォーマンスUP
    ・自律神経が整い睡眠の質も向上

    ズボラ筋が働いた状態でピラティスを行うと、
    通常の3倍以上の効果が期待できます。

    痛みを取る(マイナス→ゼロ)だけでなく、
    より健康で美しい体(ゼロ→プラス100)を目指せます。

    【重要】なぜこの期間が必要なのか?

    ズボラ筋は「長年サボっていた筋肉」です。
    筋肉が正しく機能するまで2〜3ヶ月かかり、
    その後、ガンバリ筋の負担が減ることで
    徐々に痛みが改善していきます。

    筋肉が働く → ガンバリ筋の負担減 → 痛み改善
    この流れに時間が必要なのです。

    【セルフケアを覚えた後のメンテナンスについて】

    セルフケアをマスターすれば、
    毎日自分でズボラ筋を働かせることができます。

    ただし、月1回のメンテナンス(8,000円)は重要です:
    ・セルフケアのフォームチェックと修正
    ・新たな不調の早期発見
    ・より効果的な方法へのアップデート
    ・モチベーションの維持

    「セルフケア(毎日)+プロのチェック(月1回)」
    この組み合わせが、良い状態を長期間キープする秘訣です。

    【さらに上を目指すなら】
    マンツーマンピラティスを追加(月1〜2回選択可)
    – 月1回コース:8,000円
    – 月2回コース:16,000円

    メンテナンスと組み合わせることで、
    現状維持だけでなく、より健康的で美しい体へ進化できます。

    多くの方が
    「月1回のメンテナンスで痛みは安心」
    「ピラティスも加えたら若い頃より調子がいい」
    と喜ばれています。

    【あなたに最適なペースをご提案】

    初回で身体の状態を詳しく検査し、
    ・どこのズボラ筋が働いていないか
    ・どの順番でアプローチすべきか
    ・どのくらいの期間が必要か
    ・ピラティスを始める最適なタイミング
    を明確にお伝えします。

    単なる一時的な改善ではなく、
    「痛みのない体」から「理想の体」へ。
    段階的に「健康貯金」を積み重ねることが、
    私たちの目標です。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    A: 多くの関節痛や身体の不調に効果的ですが、正直にお伝えすると、以下の場合は改善が難しい、または通常より長期間必要になります。

    【別の治療が必要なケース】
    – リウマチによる痛み
    →専門医での治療と並行して行う必要があります

    – 急性の外傷(捻挫、靱帯損傷など)で腫れがひどい場合
    →まず腫れが引くのを待つ必要があります(1〜2週間程度)

    【通常より長期間かかるケース】
    – 五十肩などの関節拘縮
    →筋肉が線維化しているため、通常の倍以上の期間(6ヶ月〜)が必要です

    – 常時しびれがある(寝ている時も続く)
    →神経が傷ついている可能性があり、まず病院での検査をお勧めします
    →痛みは改善できますが、しびれ自体の改善は難しい場合があります
    →筋力が著しく低下しているため、改善まで4〜6ヶ月必要です

    – 骨の変形が著しく進行している
    →変形自体は戻せませんが、痛みの軽減は可能です
    →場合によっては手術も選択肢として検討が必要です

    これらに該当する方も、まずは一度ご相談ください。
    現状を正確に把握し、最適な選択肢をご提案いたします。

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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