最終更新:2025.02.21

「親も外反母趾だからしょうがない」外反母趾は遺伝する?遺伝が起こる原因・発症リスクの高い人の特徴を解説

「親も外反母趾だからしかたない」

「小さいころから外反母趾だったから治らない」

外反母趾が原因で起こる足の変形や、症状を遺伝だからと言って諦めていませんか?気が付いたときには外反母趾になっていたという状態で、どう対処したらよいのか悩まれている方も多いと思います。

外反母趾は、足の親指が小指側に変形する症状で、痛みや歩行の困難を引き起こすことがあります。この症状の原因は靴の選び方や歩き方だけでなく、遺伝的要因も大きく関係しているとされています。では、外反母趾は本当に遺伝するのでしょうか?本記事では、外反母趾の遺伝的要因、発症リスクの高い人の特徴、そして予防方法について詳しく解説します。

外反母趾は遺伝する?

外反母趾 遺伝

外反母趾の発症には遺伝的な要因が関与していると多くの研究で報告されています。特に家族に外反母趾の人がいる場合、そのリスクが高まることが知られています。

遺伝の影響を受ける要素

遺伝によって受け継がれるのは、外反母趾そのものではなく、以下のような足の構造的な特徴です。

  • 扁平足(アーチが低い):足のアーチが低いと、親指の付け根に負担がかかりやすくなります。
  • 柔らかい関節(関節の弛緩性):関節が柔らかすぎると、足の骨が本来の位置を保ちにくくなります。
  • 足の幅や形:足幅が広い人は、特定の靴を履いたときに圧迫されやすく、外反母趾になりやすい傾向があります。
  • 指の形 :親指が一番長いエジプト型であれば外反母趾になりやすいです。

外反母趾の発症に関わる遺伝的な足の特徴(詳細解説)

外反母趾 遺伝

外反母趾は遺伝そのものではなく、「足の構造的な特徴」が遺伝することで発症リスクが高まります。以下の4つの特徴について詳しく解説します。


① 扁平足(アーチが低い)

◆ 特徴
扁平足とは、足裏のアーチ(特に内側の土踏まず)が低く、地面に接する面積が大きい状態のことを指します。

◆ 影響と外反母趾との関係

  • 足のアーチが正常に機能している場合、体重がバランスよく分散されるため、親指の付け根への負担が軽減されます。足裏が地面から衝撃を受けるとき土踏まずやアーチが下からの衝撃を和らげる役割を果たすことができます。
  • しかし、扁平足だと足のアーチが崩れ、親指の付け根に体重が集中しやすくなります。
  • その結果、親指が外側へ押し出されやすくなり、外反母趾のリスクが高まります。

◆ 予防・対策

  • アーチをサポートするインソールを使用する(土踏まずを補助する中敷き)
  • 足の筋肉を鍛える運動を行う(タオルギャザーやつま先立ち運動・足のインナーマッスルのトレーニング)
  • 扁平足用の靴を選ぶ(アーチサポート機能付きの靴)

② 柔らかい関節(関節の弛緩性)

◆ 特徴
関節の弛緩性とは、関節が通常よりも柔らかく、可動域が広い性質のことを指します。これは遺伝的に決まることが多く、特に女性はお産に適した身体である必要があるため、多い傾向があります。

◆ 影響と外反母趾との関係

  • 足の骨を支える靭帯や関節が柔らかすぎると、土踏まず(内側縦アーチ)や横アーチが崩れやすく、正しい位置を維持するための安定性が低下する。
  • 横アーチが低下すると、足の幅が広がり、親指の付け根の骨(中足骨)が開くため、親指が外側に傾きやすくなります。
  • 靭帯や関節が緩いと、関節を安定させるための筋肉(足底筋群や母趾外転筋など)に頼ることになりますが、これらの筋肉が弱いと親指の位置を維持できません。その結果、親指が外側(小指側)に向きやすくなり、外反母趾が進行しやすくなります。
  • 歩行時に親指がうまく地面を蹴れず、負担が親指の付け根に集中することで、外反母趾の進行が加速します。
  • もともと関節が柔らかい人は、遺伝的に**靭帯の緩さ(関節弛緩性)**を持っていることが多く、外反母趾の発症リスクが高まります。
  • 関節が柔らかいと、ヒールや幅の狭い靴を履いたときに足が変形しやすくなります。
  • 靴の中で指が広がりすぎたり、締めつけによる影響を受けやすいため変形しやすい。

◆ 予防・対策

  • 関節を安定させる筋力トレーニング(足裏や足指を鍛える運動)
  • サポート力のある靴を履く(大きすぎず、柔らかすぎず、適度に足を固定するもの)
  • テーピングやサポーターを活用する(関節の動きを制限し、正しい位置を維持する)

③ 足の幅や形

◆ 特徴
足の幅(ワイズ)や形状は遺伝的に決まる要素の一つです。特に、足幅が広い人(特に甲高・幅広の人)は、靴による圧迫を受けやすい傾向があります。

◆ 影響と外反母趾との関係

  • 市販の靴は一般的な足型(標準的なワイズや甲の高さ)を基準に作られていることが多い。
  • 日本では**「D〜Eワイズ」が標準とされているが、甲高・幅広の人は「3E〜4E」**などのワイズが必要なことが多い。
  • 足は立ったり歩いたりすると横に広がる性質があるが、幅広の足の人はその広がりが大きくなる。
  • 靴の設計がそれを考慮していないと、履いたときに足の横幅が収まらず圧迫され親指が外側に押し出されやすくなる。窮屈な靴を履くことで、親指が曲がった状態が続き、次第に変形していく。
  • 甲高の人は、靴の甲部分(アッパー)に圧迫されやすいため、血流が悪くなったり痛みを感じたりすることがある。
  • 幅広の人は、横幅に合わせてサイズを選ぶため、長さが大きめの靴を買うことがある。その結果、かかとが浮いたり、歩行時のバランスが悪くなったりする。
  • 靴紐やベルトの締め付けが強くなるため、足の動きを制限されやすい。

◆ 予防・対策

  • 自分の足のサイズとワイズを正しく測定する(専門店で測るとより正確)
  • 幅広・甲高に対応した靴を選ぶ(「3E」「4E」などの表記をチェック)
  • 足に合った形状のインソールを使用する(靴のフィット感を高め、足を適切にサポート)

おすすめ甲高シューズ

 


④ 指の形(エジプト型)

◆ 特徴
足の指の形は3つのタイプに分類されることが多く、その中で「エジプト型」は親指が最も長く、他の指が徐々に短くなる形を指します。

◆ 影響と外反母趾との関係

  • エジプト型の足は親指が突出しているため、歩くときに靴の先端に当たりやすく、親指の付け根に負担がかかります。これが長期間続くと、親指が外側(小指側)に押しやられ、外反母趾の原因になります。
  • エジプト型の人は足の先端が細くなるためつま先の細い靴を選びがちですが、親指が内側に押し込まれやすく、これが変形を促進します。
  • 土踏まずのアーチ(特に横アーチ)が低下すると、足全体のバランスが崩れ、親指の付け根に負担が集中しやすくなります。
  • エジプト型の人は、つま先が狭いパンプスやハイヒールなど履物の影響を受けやすい。

◆ 予防・対策

  • つま先に余裕のある靴を選ぶ(先細りしていない、ラウンドトゥ・スクエアトゥの靴)
  • 親指を動かすエクササイズを行う(足指のストレッチやグーパー運動)
  • 靴のサイズを見直す(親指が当たらず、適度なゆとりがある靴を選ぶ)

外反母趾は遺伝的な足の特徴だけでなく、日常の靴選びや歩き方、姿勢などによっても影響を受けます。リスクが高い人は、早めに適切な対策を取ることで、症状の進行を防ぐことができます。

 遺伝だけではなく環境要因も重要

外反母趾 遺伝

遺伝的な要因があるからといって、必ず外反母趾になるわけではありません。生活習慣や靴の選び方、歩き方などの環境要因も大きく影響します。

ハイヒールや先の細い靴を履く

もし幅が狭い靴や先が細い靴を履いていると、母趾が圧迫されて変形が進みます。

仕事でスリッパやサンダルを履く

足がフィットしないスリッパなどの長時間の使用は、脱げないように無意識に足指が力んでしまい、歩行時の足の機能性は低下する。そうしてアーチが緩んだり伸びたりして親指の変形が起きやすい。

長時間立ち仕事をしている

立ち仕事では、体重が足に均等にかかるのではなく、特に前足部(つま先部分)に負担が集中しやすくなります。特に女性のパンプスやヒールのある靴を履くと、さらに前足部に圧力がかかり、母趾(親指)が圧迫されやすくなります。

立ち仕事による疲労で足の筋肉が疲れやすくなり、足裏の筋肉や足指を支える筋肉が弱まります。足指の筋肉が衰えると、母趾を正しい位置に保つ力が弱まり、外反母趾が進行しやすくなります。

足に合わない靴を履き続けている

クッション性の低い靴は衝撃が直接足に伝わり、足のアーチを崩す原因になります。サイズが大きすぎても小さすぎても足に過剰な負担がかかってしまう。

足裏への刺激が少ない

現代人は昔に比べて小さいころから裸足で過ごしたり、外で遊ぶということが少なくなっています。そうすると、足からの刺激が減るためアーチや筋力の機能が低下します。

これらの要因を避けることで、遺伝的なリスクを持っていても外反母趾の発症を防ぐことができます。

 

遺伝?姿勢の悪さが原因?なぜ外反母趾になるのか。その原因と、症状の異なる外反母趾の種類について詳しく解説。

 

外反母趾を予防する方法

外反母趾 遺伝

外反母趾のリスクを減らすために、日常生活でできる予防策を紹介します。

テーピングやサポーターの活用

  • 外反母趾用サポーターを装着する
  • テーピングで親指の位置を補正する
  • テーピングや専用靴下でアーチを補助する
  • 夜用の矯正器具を使って変形を防ぐ

足に合った靴を選ぶ

  • つま先が広く、足にフィットする靴を選ぶ
  • かかとの高さは3cm以下が理想的
  • インソールを使って足のアーチをサポートする
  • 歩きたくなるような履き心地の良いスニーカーを選ぶ

足の筋肉を鍛える

  • タオルギャザー運動:足指でタオルをたぐり寄せることで、足の筋力を強化。
  • つま先立ち運動:かかとを上げ下げすることで、足の筋肉を鍛える。
  • 足指のグーパー運動:足の指を開いたり閉じたりすることで、筋力と柔軟性を向上。
  • 専門的な筋肉トレーニング:足を安定させる筋肉を鍛え、歩行時に足指が自然と使えるようにする。

歩き方を意識する

  • 足裏全体を使って歩く
  • 指・指の付け根・かかとが地面につくように着地
  • 正しい姿勢を保ち、歩幅は無理に広く取らない

整形外科や整体での相談

  • 専門医による診断を受ける
  • 早期の治療で進行を防ぐ
  • インソール処方や理学療法を受ける

まとめ

外反母趾 遺伝

外反母趾は、遺伝的な要因が関係することが多いですが、適切な予防策を取ることで発症や進行を防ぐことができます。

ポイントまとめ

外反母趾は足の形状や関節の柔らかさなど、遺伝的な要因が関与する

靴の選び方や歩き方などの環境要因も大きく影響する

予防には、専用のサポーターで保護・適切な靴の選択・足の筋力トレーニング・歩き方の改善が重要

すでに症状がある場合は、早めに整形外科や整体で相談することが大切

家族に外反母趾の人がいる方は、早めの対策を行い、健康な足を維持しましょう。

 

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

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    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
最寄りの店舗のLINE、お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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