最終更新:2025.03.03

「足の親指にずっとしびれを感じていて不安…」親指の痺れと外反母趾の関係と改善方法を徹底解説

外反母趾は、足の親指が内側に曲がり、付け根が突出することで、痛みやしびれを引き起こす代表的な足の変形です。多くの患者さんが、日常生活での歩行時の不快感や、長時間の立ち仕事、さらにはハイヒールの着用などが原因で悩んでいます。本記事では、外反母趾の基礎知識から原因、症状、予防法、そして治療方法までを詳しく解説するとともに、親指のしびれとどのように関係しているのか、また実際に印刷してご利用いただけるチェックリストもご紹介します。

外反母趾とは?基本の知識

外反母趾 親指 しびれ

外反母趾は、親指の付け根部分に圧迫がかかり、関節の位置が正常な状態から逸脱することで発症します。足全体のバランスが崩れ、歩行時に無理な体重がかかることが特徴です。特に、以下のような症状が見られます。

  • 痛み:親指や足の付け根に鋭い痛みが生じる。
  • しびれ:親指や足先にしびれを感じる場合があり、神経への圧迫が疑われる。
  • 変形:足の親指が内側に曲がり、足全体のアーチに影響を与える。

これらの症状は、長年の負担や不適切な靴の着用によって悪化することが多く、早期の対処が求められます。


外反母趾の主な原因

外反母趾 親指 しびれ

外反母趾の発症原因は大きく分けて先天的な要因後天的な要因があります。

2-1. 先天的な要因

家族歴や遺伝的要因により、元々足の形状が外反母趾になりやすい体質の方もいます。例えば第一中足骨が内反しやすいものや、骨質が弱いというのも外反母趾になりやすいといえます。骨格の構造上、親指が内側に曲がりやすく、これが進行するとしびれや痛みが発生することが考えられます。

2-2. 後天的な要因

後天的な要因としては、以下のものが挙げられます。

  • アーチの形成不全
  • 外遊びが少ない、裸足になる時間が短い等から、足裏に充分な刺激がいかなかった場合、足のアーチが発達せず、歩行時に足の内側に圧がかかり親指に偏った負担がかかっていきます。
  • 不適切な靴選び
    細身でつま先が狭い靴や、ハイヒールの常用は、足に余分な圧迫をかけます。特に、親指部分への負担が大きく、外反母趾やその結果として親指のしびれを引き起こします。

  • 生活習慣と歩き方
    長時間の立ち仕事や、偏った歩行姿勢も足に大きな負担となります。運動不足や、足の筋肉の衰えが外反母趾の進行に繋がる場合もあります。

  • 体重の増加
    体重が増えると、足にかかる負荷が大きくなり、関節や神経に圧力がかかるため、症状が悪化しやすくなります。要注意なのは、急に体重が増えた場合。体重が軽くて骨格が弱くなっている人が急に体重が増えると、急激な負担増加に足が耐えられなくなり、外反母趾などのトラブルが進行しやすくなります。


親指のしびれと外反母趾の関係

外反母趾 親指 しびれ

外反母趾が進行すると、親指部分に神経の圧迫が生じ、結果としてしびれを引き起こすことが多くなります。具体的には、以下のメカニズムが考えられます。

  • 神経の圧迫
    親指の付け根に異常な角度がつくことで、足の内側を走る神経が圧迫され、しびれや感覚の鈍化が生じます。これは、歩行時のバランス調整にも影響を及ぼし、痛みと併発するケースが多いです。

  • 血流の悪化
    骨格の歪みが血管にも影響を与え、血流が滞ることで神経への酸素供給が不足し、しびれが起こる可能性があります。

  • 筋肉の過剰な緊張
    足の筋肉が不自然な姿勢を補正するために過剰に働くと、神経や関節に過剰な負担がかかり、しびれや痛みが悪化することが考えられます。

これらの現象は、早期に対策を講じることで改善が可能です。特に、正しい歩行姿勢の習得や、足に優しい靴選び、適切なストレッチや運動が効果的です。

外反母趾が原因でないしびれの場合

外反母趾 親指 しびれ

外反母趾以外にも、足の親指のしびれが現れる原因は複数考えられます。以下に主要な原因とそのメカニズムについて詳しく説明します。

1. 神経障害(末梢神経障害)

  • 糖尿病性神経障害
    長期にわたる高血糖状態により、末梢神経が損傷し、足先からしびれや痛みが現れることがあります。通常は両足に対称的に現れますが、初期段階では一部の指だけに症状が出ることもあります。

  • ビタミン不足やその他の代謝異常
    特にビタミンB群(B12やB6)の不足は、神経の維持に必要な栄養素が不足し、末梢神経障害を引き起こす可能性があります。また、アルコールの過剰摂取や甲状腺機能低下症も神経障害の要因となり得ます。

2. 脊髄神経根の圧迫(神経根症)

  • 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症
    特に腰部(L4~L5)の神経根が圧迫されると、L5神経に由来する領域、すなわち足の親指や外側足部にしびれや痛みが放散することがあります。これらは、背中やお尻、太ももに痛みを伴うこともあり、神経根の障害として総合的な評価が必要です。

3.中殿筋が硬いことで神経圧迫

  • お尻の筋肉の過緊張からくるしびれ
  • 中殿筋が硬くなることによって神経が圧迫され、お尻から足指までしびれが生じる症状は、「梨状筋症候群」や「坐骨神経痛」とよばれるものと症状が似ています。中殿筋はお尻の外側、深部に位置し、骨盤と大腿部を安定させることが重要な筋肉です。坐骨神経は、お尻を通り、尻、膝、ふくらはぎ、足にかけて分布する人体で最も大きな神経です。 中殿筋が酷使され硬くなると、その筋肉が坐骨神経や神経根を圧迫することになります。

    このような症状が現れる原因には、長時間座っているや姿勢の不良、飽きな運動、筋肉の使い過ぎなどがあります。 特にデスクワークや車の運転など、座っている時間が長い人に多く見られる症状です。

4. 局所的な神経圧迫

  • 足部での神経の圧迫や炎症
    足指周辺の細いデジタル神経が、例えば靴の圧迫や外傷、あるいは足の使いすぎによって炎症を起こすことで、局所的なしびれが生じる場合があります。深腓骨神経やその枝が関与することもあり、特に足の甲や第一間隙(親指と第二趾の間)に症状が現れる場合は、これらの神経の圧迫が疑われます。

5. 血行障害

  • 末梢動脈疾患
    動脈硬化や血流不足が原因で、十分な酸素や栄養が末梢まで届かなくなると、神経機能が低下し、しびれや冷感を感じることがあります。こうした場合は、痛みや皮膚の色の変化(蒼白や青紫)が伴うことも多いです。

6. 外的要因(靴や外傷)

  • 不適切な靴の着用
    タイトな靴や、足に合わない靴は、局所的に神経を圧迫する原因となります。特に長時間の歩行や立位が続く場合、足の神経に過剰な負担がかかり、しびれが発生することがあります。

  • 外傷や慢性的な負荷
    転倒や打撲、スポーツなどによる外傷、あるいは長期にわたる過度な負荷が、局所の神経に損傷を与えることも考えられます。


足の親指のしびれは、外反母趾以外にも、全身性の神経障害、脊髄神経根の圧迫、局所的な神経圧迫、血行障害、さらには靴や外傷といった外的要因など、多岐にわたる原因が考えられます。症状が続く場合や悪化する場合は、専門医による診察や必要な検査(神経伝導速度検査、画像診断など)を受け、正確な原因を特定することが重要です。

外反母趾は親指の変形だけではない

外反母趾 親指 しびれ

お店にある外反母趾用のグッズを見ると、親指と人差し指の間にものを挟んで親指を強制的に真っすぐにしようとするものが多いことが分かります。しかし、そのどれもが足の構造からいうと症状の改善に向かわせるものとは言い難いところです。なぜなら、外反母趾には親指よりもむしろ第一中足骨(親指のさらに根本側に位置する骨)のケアの方が重要だからです。

外反母趾は、その第一中足骨が内反する(内側に曲がる)ことによって起こるものなので、いくら親指を真っすぐにしようと試みても根本的なアプローチにならず改善に至らない可能性が高いです。

手術でもテーピングでも同じで、再発してしまう場合は、第一中足骨の内反に対する対策を行わなかったからです。足の歪みは平面的な変化ではなく立体的です。親指を単に引っ張るだけでなくひねりを加えることで正しい対策となります。ストレッチも親指だけでなく様々な要素を組み合わせることが大切です。

外反母趾の予防法と改善方法

外反母趾 親指 しびれ

4-1. 適切な靴選びの重要性

外反母趾を予防する最も基本的な方法は、足に合った靴を選ぶことです。以下のポイントを意識してください。

  • 足に合った靴の選び方
    靴を履いて、そのまま10分程足になじませる(難しい場合は省略)→少し歩いてみる。→靴を脱いで、足の一部が赤くなったり痛くなったりしていないかを確認する。
  • こんな靴は合っていない
    歩いていると足が痛む。足が疲れやすい。靴を脱ぐと足の一部が赤らんでいる。足がむくみやすい。
  • 幅広でゆとりのあるつま先
    親指部分に十分なスペースがあり、指が自由に動く靴を選びましょう。特に、長時間歩行する方や立ち仕事の方は注意が必要です。

  • 柔らかい素材とクッション性
    足への衝撃を和らげるため、クッション性に優れた靴を選ぶことが大切です。これにより、足裏全体への負担が軽減され、親指のしびれも緩和されます。

  • 足の指を広げるセパレーターについて
    市販されている外反母趾用装具で多いのが、セパレーターと呼ばれる、足の指の間に挟んで使用する装具。数百円から数千円まで価格はいろいろありますが、あまりお勧めできません。なぜなら外反母趾の方は高い確率で開張足となっており、セパレーターはこの開張足を進行させる可能性があるからです。セパレーターは足の指の間に挿入して使いますが、指の間を広げようとしたときに、中足靭帯(足のアーチ)を緩めてしまい開張足を促してしまいます。この場合、異常な捻じれをさらに強めてしまう可能性が高いです。
  • ソックス・インソールの活用
    市販されている矯正インソールを使用することで、足のアーチをサポートし、外反母趾の進行を抑制できます。自分の足形に合ったものを選ぶことが重要です。

アーチサポートソックス

外反母趾専用ソックス

アーチサポートインソール

4-2. 運動とストレッチ

ストレッチやマッサージでは神経の圧迫を緩和することが目的となります。 足の筋力を強化し、柔軟性を高める運動は、外反母趾の予防や改善に非常に効果的です。おすすめのエクササイズは以下の通りです。

  • 足指のストレッチ
    床に座り、足指を一本ずつゆっくりと伸ばす運動を行います。特に親指に重点を置き、無理のない範囲で行うことがポイントです。

  • タオルギャザー
    タオルを足の指だけで掴み、手前に引き寄せる運動です。足の筋肉を鍛える効果が期待でき、歩行時の安定感が向上します。

  • テニスボールマッサージ
    足裏にテニスボールを転がすことで、血行を促進し、筋肉の緊張をほぐす方法です。これにより、神経への圧迫が軽減され、しびれの改善にもつながります。

4-3. 専門家による治療とケア

症状が進行している場合や、痛み・しびれが強い場合は、専門の治療機関での診察が必要です。整形外科や柔道整復師、接骨院などで、具体的な治療法を提案してもらいましょう。

  • 物理療法
    温熱療法や低周波治療、テーピングなどを活用して、痛みやしびれの緩和を図ります。

  • 矯正治療
    専門の医療機関では、矯正装具や専用のインソールを使った治療法が提案されることが多いです。これにより、足のアライメントを整え、症状の進行を防ぎます。

  • 手術療法
    重度の外反母趾の場合、手術が必要になることもあります。手術療法は、変形した骨格を根本的に修正するため、症状改善の効果が期待できますが、リスクや回復期間については医師と十分に相談することが大切です。


日常生活で気を付けたいポイント

外反母趾 親指 しびれ

外反母趾の進行を防ぐためには、日常生活でのケアが欠かせません。以下のポイントを意識することで、親指のしびれや足全体の痛みを軽減できます。

  • 正しい歩行姿勢の維持
    歩行時は、足全体に均等に体重をかけ、無理な体勢にならないよう注意しましょう。正しい姿勢は、足の各関節にかかる負担を分散させ、外反母趾の進行防止に寄与します。

  • 定期的な足のチェック
    足の状態を定期的に確認し、痛みやしびれ、変形の兆候があれば早めに対処することが大切です。特に、親指の付け根に異常を感じた場合は、専門医の診察を受けるよう心掛けましょう。

  • 適切な休息と足のマッサージ
    長時間の立ち仕事や歩行後は、足を休ませ、温かいお湯に浸かるなどして血行を促進させると良いでしょう。また、軽いマッサージやストレッチを行うことで、足の筋肉の疲労回復を図ります。

  • 体重管理の徹底
    体重が増えると、足への負担が大きくなります。バランスの取れた食事と適度な運動により、体重管理を行うことも外反母趾の予防には非常に重要です。

外反母趾のズキズキする痛みと向き合う〜症状を緩和する簡単ストレッチやケア方法を紹介

足のセルフケア

外反母趾 親指 しびれ

足のインナーマッスルとアウターマッスルを鍛えていきます。インナーマッスルは強い筋肉を補助したり、姿勢の調整に使われたりします。足には体を支えたり衝撃を緩和するといった大切な役割があります。インナーマッスルは元々強い筋肉ではないため、強化していくのにもゆっくりと時間をかけるほうが効果的です。週に2.3回は行うとよいでしょう。

足指パー体操:親指の動きに協調性を持たせる。

  • ・椅子に座り、足を肩幅に開きます。
  • ・右足の親指を軸にして、指でパーを作る。5秒開いたらゆっくり戻す。×5回。反対の足も同様に行う。

足指パーグー体操:親指の動きを滑らかにする。

  • ・指を開いてパーにしたり、グーにしたりを交互に行う。×5回。反対も同様に。グーの時に隣の指が重なるようであれば、手でほどいてすべての指が付け根から深く握れるようにする。

足の骨間筋体操:足の甲の持つ作用(足の安定、姿勢調節、衝撃の分散)を働きやすくする。

  • ・足の親指を床に付けたまま、残り4本の指を床から浮かせる。4本の指をゆっくりと戻したら、今度は親指を浮かせる。×5回。反対も同様に。

つま先立ちストレッチ:足の機能を高める

  • ・厚手の本を床に置き、両足のつま先を本の上に乗せる。体の右側に置いた椅子の背もたれを持ち、状態がぐらつかないようにする。
  • ・ゆっくりつま先立ちになり、10秒間保つ。10秒経ったらゆっくり踵を下す。×5回。両足を揃えて行い、つま先が開かないように注意する。

ふくらはぎストレッチ:膝や足首にかかる負担の軽減

  • ・長座で床に座り、足を前方に伸ばす。右足の土踏まずにタオルを引っかける。
  • ・つま先を伸ばしながら、タオルを手前に引く。10秒間行う。×5回。反対も同様に。

脛のストレッチ:土踏まずをつくる。

  • ・椅子に座り、右脚を軽く持ち上げる。
  • ・つま先をゆっくりと立てて10秒間待つ。
  • ・10秒経過したら、今度はつま先をゆっくりと伸ばしていく。10秒つま先を伸ばしたら再度つま先を立てる。×5回。反対も同様に。

太腿裏のストレッチ:膝の使い方改善。歩行の癖を解消しやすくする。

  • ・足を揃えて立ち、肛門を軽く締める。
  • ・右足が前に来るように脚を交差させる。
  • ・息を吐きながら、ゆっくり上半身を前に倒す。呼吸を整え10秒間待つ。ゆっくり上半身を起こし、今度は左足が前に来るように脚を交差して立ち、同様に行う。×5回。

 


外反母趾対策チェックリスト

外反母趾 親指 しびれ

ここでは、外反母趾の予防・改善のために、日常的にチェックできるリストとしてご紹介します。ご自身の足の状態を確認しながら、生活習慣やケア方法を見直してみてください。

【外反母趾対策チェックリスト】

  • 靴について
      ・自然と歩きたくなるような自分に合ったサイズを選んでいるか?
      ・定期的に靴のサイズやフィット感を確認しているか?

  • 土踏まず
      ・椅子に座り、両膝の間に握りこぶしが2個入るように足を開く。つま先は正面。膝下は平行になるようにする。
      ・手のひらを上に向けて、土踏まずに人差し指と中指を軽く差し込む。指がどの程度入るかをみる。第1~2関節の間なら正常。第1関節未満は偏平足気味。第2関節以上入るとハイアーチ気味。

  • 足のねじれ
      ・小指が浮いていないか?
      ・小指の爪は横に向いていないか?

  • 足首の安定度
      ・椅子に座り、両膝の間に握りこぶしが2個入るように足を開く。つま先は正面。膝下は平行になるようにする。
      ・軽く片脚を浮かせたときに、つま先が内側に向いている場合は足首のインナーマッスルの強化が必要。

  • ストレッチやマッサージ
      ・毎日の足の疲れをマッサージやストレッチでリセットできているか?

定期的に裸足になり足をチェックして足の小さな変化に気づくことで、日々の生活習慣を見直す際の目安にしましょう。


おわりに~正しいケアで未来の足元を守ろう~

外反母趾 親指 しびれ

外反母趾は、初期の段階で正しい知識と適切なケアを取り入れることで、十分に予防・改善できる足のトラブルです。親指のしびれや痛みを感じたときは、早めに生活習慣を見直し、必要に応じて専門家の診察を受けることが重要です。今回ご紹介した予防法や治療法、そしてチェックリストを参考に、ぜひ日々のケアを実践していただきたいと思います。

また、外反母趾の治療には個人差があり、原因や症状も人それぞれです。自分の足の状態を正確に把握し、無理のない範囲で対策を講じることが、長期的な改善への第一歩となります。正しい靴選びや定期的な運動、そして生活習慣の見直しが、足元の健康を守る鍵です。

最後に、この記事が皆様の日常生活における外反母趾対策や、親指のしびれ改善の一助となれば幸いです。今後も最新の情報や、具体的な改善事例、アドバイスなどをお届けしていく予定ですので、ぜひ定期的にチェックしてください。

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よくある質問

  • Q

    セルフケア整体と他の整体の違いについて教えてください

    A

    セルフケア整体は、YouTubeをはじめTVや海外のTED講演等でも高く評価されている科学的な手法に基づく整体です。

    他の整体との大きな違いは、痛みを取ることだけに終わらず、身体を動かすために本当に必要な筋肉(ズボラ筋)を適切に活性化させる関節トレーニングを施術に取り入れる点です。これにより一時的な改善ではなく、痛みが再発しにくい身体、健康で美しい身体を維持できることが最大の特徴です。

    すでに院長のnobu先生の動画を通じて、沢山の人からご好評頂けておりますが、動画だけでは伝えられない、その人の身体の筋肉量にあった適切な負荷量、セルフケアの順番などをお一人、お一人に合わせてお伝えするために当院を開院いたしました。

    当院では、施術のみを受ける「施術プラン」と、ご自身でもセルフケアを学び、長期的に身体を維持できる「オーダーメイドセルフケアマスタープラン」をはじめ、お客様のニーズやライフスタイルに合わせて多様なプランをご用意しています。

    セルフケア整体の施術を通じて、痛みの原因を明確に特定し、比較的短期間で身体の変化を実感いただけます。他の整体では改善しなかった重度の症状をお持ちの方ほど、改善した際の喜びと生活の質の向上を実感いただいております。痛みの改善と同時に、ズボラ筋を鍛える関節トレーニングを取り入れることで、美容効果や痩身効果、運動効率の改善などの相乗効果も期待できます。

    施術を重ねるごとに痛みが徐々に波打つように軽減していき、無理なく身体を整えていくことができます。運動療法と聞くと、痛みが強い方は不安を感じるかもしれませんが、当院ではお一人お一人の身体の状態に合わせた優しい施術と適切な負荷量で無理なく進めていきます。その結果、「ぽっこりお腹がへこんだ」「夜間頻尿が改善した」「睡眠の質が向上した」「むくみが取れて身体が引き締まった」といった全身の改善も実感いただけます。痛みの原因となる筋肉に適切な刺激を与え、筋肉バランスが整っていく過程で、身体全体が健康的な状態へと導かれます。

    当院の目的は単に短期間で痛みを取ることだけではなく、痛みが改善した後も定期的な通院を通じて身体の良い状態を維持し、再発を防ぐ健康的な身体づくりをサポートすることです。「一生を通じて健康で快適な身体を維持する」ことこそ、セルフケア整体の真のゴールです。

    セルフケア整体が一般的な整体と異なる最大の特徴は、「痛みの原因を緩和する」だけではなく、身体の根本的な使い方や筋肉のバランスを見直し、再発しにくい身体に改善していく点です。当院では、特に「ズボラ筋」を活性化させる関節トレーニングという独自の運動療法を取り入れ、日常生活で生じる身体の歪みや負担を継続的にケアしていきます。

    施術を繰り返すことで身体が自然に適切な動きを覚え、姿勢改善や代謝アップによる美容や痩身効果、運動パフォーマンス向上といった多面的なメリットを実感いただけます。

    セルフケアマスタープランでは、施術に加えてご自身で無理なく続けられるオーダーメイドのセルフケアを動画教材として提供します。定期的な専門家の施術とセルフケアを組み合わせることで、健康な状態を長期的に維持しやすくなります。施術を通じて学んだケア方法を習慣化することで、日常生活での身体への負担を減らし、より快適な生活を送れるようになるのがセルフケア整体の大きな魅力です。

     

    私たちは、この科学的で根本的な整体手法を日本から世界へと広め、日本人の健康寿命を5年以上延ばすことを本気で目指しています。ぜひ私たちとともに長期的な健康を実現しましょう。

  • Q

    長い間ずっと体の痛みについて悩んでいます。どこに行っても結果的にまた痛くなってしまうのですが、治せますか?

    A

    セルフケア整体の手法は、10年以上悩んでいる方でもご自身の痛みの原因を明確に理解し、驚くような効果を実感していただけます。ただし、当院が採用している関節トレーニングを用いた運動療法は、特に筋肉が弱くなっている方や筋肉に傷がある方の場合、初めのうちは動かすことで一時的に痛みが強くなる場合があります。通うにつれて痛みは波打つように治まっていきます。

    この一時的な痛みは、弱った筋肉(ズボラ筋)が十分に働かず、代わりに酷使されてきた筋肉(ガンバリ筋)が傷んでいる状態によるものです。当院では、痛みの原因となる筋肉を直接無理に動かすのではなく、痛みの少ない部位から適切な負荷量と順序で徐々にアプローチしていきます。施術者が慎重に負荷量やトレーニングの順序を見極めますので、ご自身で行うよりも痛みを最小限に抑えつつ効果的に改善できます。

    院長のNOBU先生自身が10年以上身体の痛みに苦しみ、試行錯誤の末に完成させた手法であり、多くの方に知っていただきたいと強く願っております。実際に、手術が必要と診断された方でも、当院の施術とセルフケアにより改善し、手術が不要になったという事例も多数ございます。

    丁寧なカウンセリングと身体検査をもとに、あなたに最適なオリジナルのセルフケア方法を導き出し、身体の根本的な改善を目指します。無理をせず一歩ずつ、一緒に元気で快活な身体を取り戻しましょう。

  • Q

    過去、整体に何度も通ってもまた身体の不調箇所が元に戻ってしまいました。整体師さんに身体を任せるのが不安なのですが。

    A

    何度通っても症状が戻ってしまうと、不安に感じるお気持ちはとてもよく分かります。実際、多くの整体では一時的に筋肉をほぐす施術が中心であるため、根本的な原因が改善されず再発を繰り返すことが多くあります。

    セルフケア整体では、「健康貯金」を増やしていくという考えのもと、まずは痛みの根本原因を徹底的に特定します。痛みのある箇所だけでなく、身体全体の筋肉バランスや使い方を分析し、適切な筋肉(ズボラ筋)を活性化する関節トレーニングを取り入れた施術を行います。

    施術の負荷量や順番も、一人ひとりの状態に合わせて細かく調整し、自己回復力を高めることで徐々に身体が正しく機能するようになります。その結果、再発しにくい身体づくりが可能となります。オーダーメイドのセルフケアをお伝えするプランもありますが、施術だけのプランでも身体の根本原因にアプローチし、十分な改善が見込めますのでご安心ください。

    セルフケア整体は単に痛みを取る場所ではなく、一生涯あなたの身体と健康を支えるパートナーです。継続していただくことで身体の状態が段階的に向上し、「健康貯金」が積み重なり、活動的で快適な毎日を実感していただけます。

  • Q

    丁寧な施術とのことですが、時間はどのくらいかかりますか?

    A

    初回はカウンセリング、身体の検査、施術、アフターカウンセリングを含めて、約1時間半のお時間をいただいています。

    その後は、30分程度が基本となります。

    施術前のヒアリングでは、痛みや違和感の原因を正確に把握するために、お身体の状態を細かく確認します。特に姿勢や筋肉の状態を詳しく検査し、一人ひとりの痛みや不調の根本的な原因を明確に特定していきます。短時間で表面的な改善を目指すのではなく、時間をかけてしっかりと原因を見極めることで、施術後に効果を感じにくい方でも、身体がどうすれば本来の健康な状態に戻るのか、その道筋をはっきりと示すことが可能になります。

    実際、過去の来院者の中には、初回の施術直後は痛みの軽減を実感できなかった方でも、関節の可動域の改善など、明確な身体の変化に気づき、継続的な施術を通じて大幅な改善を実感された方が数多くいらっしゃいます。

    丁寧なカウンセリングと検査に基づく施術計画により、ちょっとした身体の違和感が長く抜けなかった方から、手術を勧められるほどの重い症状を抱える方まで、身体を健康な状態へと導く道筋が明確になりますので、安心してご来院ください。

  • Q

    どのくらいの期間、施術をするとホームページの写真のように快活な身体になりますか?

    A

    身体の状態や症状の程度によりますが、多くの方は初回から身体の動きや可動域が改善されることを実感されています。ただし、痛みが非常に強い方や慢性的な症状を長年抱えている方は、最初の数回では痛みが完全に取れず、緩やかに改善していく感覚になることもあります。これは傷ついた筋肉や酷使され続けてきた筋肉が回復していく過程で一時的に負担を感じるためですが、徐々に根本原因が取り除かれ改善が進んでいきます。

    身体が本来持つ健康で快活な状態を取り戻し、良い状態を維持するためには、症状やお身体の状態に応じて一定の期間が必要です。そのため、まずは上半身または下半身どちらかに集中的なお悩みがある方は3回程度、両方に問題を抱える方は6回程度の施術をまずは推奨しております。

    これらの施術回数はあくまでも初めの段階で効果を実感いただくための目安であり、その後も継続して施術を受けることでさらなる身体の安定性や健康改善を図ることが可能です。

    セルフケア整体では、施術のたびに身体の筋肉や姿勢、動き方の変化を丁寧に確認し、一人ひとりの身体の状況に応じたケアプランを提供しています。施術を通じて、本来働くべき筋肉(ズボラ筋)が徐々に活性化されることで、痛みの再発を防ぎ、身体がより健康的に動けるようになります。

    また、セルフケアプランをご希望の方には、ご自身で簡単に継続できるセルフケア方法もお伝えしています。日常生活の中で少しずつ取り入れていただくことで、痛みの予防や姿勢の改善、美容やダイエット効果、運動パフォーマンスの向上など、多様な効果を実感いただけます。

    施術期間中は常に施術者が身体の状況を把握し、次回以降の施術やセルフケア方法についても適切にアドバイスいたします。セルフケア整体は、単なる一時的な施術ではなく、あなたの健康を一生涯サポートするパートナーとして、健康を積み重ねるお手伝いをしていきます。

  • Q

    初めての予約でもLINEからしていいでしょうか?

    A

    はい、ぜひLINEからご予約くださいませ。マンツーマンで施術をしておりますため、お電話に出られないときもございます。LINEよりご連絡いただけましたら、担当スタッフより速やかにご案内を返信させていただきます。

  • Q

    どんな身体の痛みでもセルフケアで治すことができますか?

    A

    殆どの間接の痛みをとり、運動パフォーマンスを上げることが可能ですが、以下の場合は効果が減少ないし別の治療が必要になります。

    ・リウマチによる痛みがある場合(こちらは専門の治療がいずれにせよ必要になります)

    ・急性時の痛み(足首のねんざ、靱帯損傷など)でひどく腫れている場合は、腫れが治る期間が必要です。)

    ・肩関節の拘縮 (これは筋肉が正常ではなく線維状になっているため、半年など時間や回数を多く施術しなければ改善しません。)

    ・しびれが常時ある (これは神経が傷ついているため、状態によっては病院で検査が必要になります。常時しびれがある場合(寝ているときも)しびれは改善しません。施術により痛みは改善していきますが、筋力がかなり落ちている状態であるため治すには1~2か月必要となります。)

    ・骨の変形が著しく進んでいる場合

他にもわからないことやご不安なことなどありしたら、
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スタッフが丁寧に対応させていただきます。

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